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自宅にサウナが欲しい!かかる費用や種類、選び方を解説

自宅にサウナが欲しい!かかる費用や種類、選び方を解説
セゾンのくらし大研究 編集部

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豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

自宅でサウナを楽しむことで、いつでも好きな時に心身のリラックスや健康増進を図ることができます。本記事では、自宅用サウナの種類や導入費用、維持費、選び方など、自宅用サウナを検討する上で知っておきたい情報を解説します。記事を最後まで読むことで、自宅用サウナの導入に必要な知識が身につき、あなたに合ったサウナを選ぶことができるでしょう。理想の自宅サウナライフを実現するための情報が満載ですので、ぜひ参考にしてみてください。
(本記事は2024年3月26日時点の情報です)

この記事を読んでわかること
  • 自宅用サウナには室内ボックス型、屋外ボックス型、バレルサウナ、リフォームサウナ、テントサウナなどの種類があり、それぞれ導入費用が異なる。
  • 自宅用サウナの維持費には、サウナストーブの光熱費や薪代、バレルサウナや屋外設置型サウナの定期的な塗装やメンテナンス費用がかかる。
  • 自宅用サウナを選ぶ際は、電気式遠赤外線ストーブ、電気式対流ストーブ、薪ストーブなどのサウナストーブの種類や、利用人数、設置場所に合わせて選ぶことが重要。
  • 自宅用サウナを設置する際は、設置スペースや搬入経路の確認、電気式サウナストーブの場合の電気工事の必要性、居室の耐荷重量、サウナ後の水風呂やととのいスペースの確保などに注意が必要。
家庭用サウナ「マイサウナ」

自宅用サウナの種類と導入費用

自宅用サウナの種類と導入費用

自宅にサウナを設置したいと考えている方も多いのではないでしょうか。自宅用サウナにはさまざまな種類があり、それぞれ導入費用も異なります。

ここでは、自宅用サウナの主な種類や費用相場を解説していきます。

室内用ボックス型サウナ

室内用ボックス型サウナは、一戸建てやマンション、賃貸住宅など、幅広い環境で設置可能なサウナです。主な特徴と費用相場は以下の通りです。

  • ドライサウナタイプで100万円前後、通販等で購入できる簡易的な遠赤外線サウナタイプで30万円前後で購入が可能
  • ドライサウナタイプは100℃前後まで温度を上げられる一方、遠赤外線サウナタイプは60℃前後と温度は低め
  • 組み立て式の製品が多く、スペースと電源さえあれば設置可能

屋外用ボックス型サウナ・バレルサウナ

屋外スペースを活用した自宅用サウナとして、ボックス型サウナやバレルサウナがあります。特徴と費用相場は以下の通りです。

  • 品質にはこだわらず、低価格重視であればバレルサウナは100万円前後、ログサウナは150万円前後で購入が可能
  • 雨風を受けるため定期的なメンテナンスが必要
  • 周囲からの目線対策や、屋内の水風呂への動線確保など設置場所の工夫が必要

リフォームサウナ

本格的なサウナ体験を自宅で実現したい場合は、リフォームやリノベーションを通じてサウナを組み込む方法があります。特徴と費用相場は以下の通りです。

  • 費用は200万円以上が目安で、本体価格に加えて工事費用もかかる
  • 間取り変更で設置場所の問題を解消でき、水風呂やととのいスペースも含めた総合的な計画が可能
  • 費用はかかるが、長く使うことを考えるとコストパフォーマンスは高い

テントサウナ

テントサウナは、耐熱テントとサウナストーブを使用するサウナで、庭やベランダへの設置が可能です。簡易的ながらも良質なサウナ体験が楽しめます。リーズナブルな価格で導入でき、設置の手軽さから人気を集めています。特徴と費用相場は以下の通りです。

  • テントとストーブのセットで20万円前後から
  • 設置スペースのハードルが低く、手軽にサウナ環境を実現可能
  • ロウリュにも対応し、施設のドライサウナに近い体験ができる

サウナ気分が楽しめる簡易グッズも

お風呂でサウナ傘を使う方法や、ポータブルスチームサウナ、家庭用サウナボックスなど、手軽にサウナ気分を楽しむための簡易グッズも数多く存在します。

数千円という低価格で購入できるものもあり、賃貸住宅などでの使用に適しています。しかしながら、本格的なサウナとまではいかず、深いととのい体験を求める方には物足りない可能性もあります。

自宅のサウナに必要な維持費

自宅のサウナに必要な維持費

自宅にサウナを設置した後は、サウナを快適に使い続けるための維持費も考慮する必要があります。ここでは、次の2つの観点から自宅用サウナの維持費について解説します。

  • 光熱費
  • メンテナンス費用

光熱費

サウナストーブのタイプによって、光熱費は大きく異なります。電気ストーブは、使用する電力量に応じて費用が発生し、一般的に1時間あたり約100円の電気代がかかります。

一方、薪ストーブの場合は、燃料となる薪の購入費用が必要で、1回あたり1,000円~1,500円程度のコストがかかります。

遠赤外線ヒーターやスチーム・ミスト発生器も電気を使用するため、電気ストーブと同様に電気代が発生しますが、具体的な使用量に基づく費用は製品の仕様に依存します。

メンテナンス費用

屋外設置型のサウナは定期的なメンテナンスが必要不可欠です。例えば、2~3年に一度は屋根や壁の塗装をする必要があり、塗料や刷毛などで数千円の出費を見込んでおくと良いでしょう。

なお、低価格帯のサウナは木材の耐久性に問題があり、反りや割れが発生することがあります。修理費用はメーカーによって異なるため、購入前によく確認しておくことをおすすめします。

これらの維持費用は、サウナを自宅に導入しようと考える際に重要な要素となります。光熱費だけでなく、定期的なメンテナンス費用も考慮に入れることで、予期せぬ出費を避け、長期的にサウナを楽しむことが可能になります。

自宅用サウナは、適切な計画と維持管理により、日々の生活に豊かなリラクゼーションと健康をもたらしてくれるでしょう。

自宅用サウナの選び方

自宅用サウナの選び方

自宅用サウナを選ぶ際、ご自身の理想とするサウナ環境と、予算のバランスを考えることが大切です。例えば、本格的な高温サウナを望む方にとって、遠赤外線式のサウナは温度不足に感じ、物足りなく感じるかもしれません。一方で、じっくりゆっくり温まりたい方には最適でしょう。

また価格の面でも、数万円の簡易的なサウナから、100万円を超える高級サウナまで選択肢は幅広くあります。安さだけを重視して選ぶと、結局満足できず、使わなくなってしまう可能性もあります。

自分のライフスタイルにフィットする、長く愛用できるサウナを選びましょう。

サウナストーブの種類で選ぶ

それぞれのサウナストーブの温度やロウリュ(熱したサウナストーンに水をかけることで蒸気を発生させる行為)の可否について解説します。

電気式遠赤外線ストーブ

電気式遠赤外線ストーブは、比較的リーズナブルな価格帯の自宅用サウナに多く採用されています。遠赤外線の放射熱で身体を温めるため、発汗効果は期待できますが、室温は60℃前後と一般的な高温サウナよりは低めです。

遠赤外線ストーブを使ったサウナは、高温が苦手な方や長時間ゆったりと温まりたい方におすすめです。ただし、ロウリュはできないタイプがほとんどなので、高湿度の蒸し風呂感は味わえません。

電気式対流ストーブ

電気式対流ストーブは、サウナストーンを温めることで高温の空気を循環させ、室温を80~100℃前後まで上昇させることができます。高温多湿の本格的なサウナを楽しみたい方に適しています。

対流式ストーブの中には、ロウリュ機能を備えた製品もあります。レバーやボタン操作で、高温のサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させられるため、温度と湿度の両方を調整しながら、お好みのサウナ環境を実現できます。

薪ストーブ

薪ストーブは、薪を燃料とする昔ながらの本格派のサウナストーブです。電気を使わず薪の燃焼熱でサウナを温めるため、アウトドアでの使用にも適しています。

薪ストーブは、ロウリュにも対応しているものが多く、薪のパチパチいう音と独特の香りが相まって、本場フィンランドのサウナ体験を味わえます。

ただし、薪の調達や管理、燃焼時の温度調整など、扱いに少し手間がかかるのがデメリット。また、煙が発生するため、自宅の屋内での使用は現実的ではありません。

利用人数や設置場所に合わせて選ぶ

自宅用サウナを選ぶ際は、利用人数と設置可能なスペースを考慮することが重要です。

利用人数については、一人で使うのか、家族や友人と一緒に使うのかによって、必要なサイズが変わってきます。一人用ならコンパクトなドームサウナやテントサウナ、複数人で利用するならバレルサウナや屋内サウナなど、利用シーンに合わせて選びましょう。

また、自宅のどこにサウナを設置するかも大切なポイントです。屋外のスペースが十分にあるなら、本格的なバレルサウナや小屋型のサウナも選択肢に入ります。一方、マンションなどスペースが限られている場合は、工事不要で導入できるボックス型のサウナがおすすめです。

ただし、屋内のコンパクトなサウナは、圧迫感から使わなくなってしまうケースもあるので注意が必要です。事前に実物を見て、広さや使い勝手を確かめておくと良いでしょう。

自宅用サウナを設置する際に確認したい注意点

自宅用サウナを設置する際に確認したい注意点

自宅用サウナを設置する前に、いくつかの注意点を確認しておくことが大切です。設置スペースや搬入経路、電気工事の必要性、床の耐荷重量、サウナ後の水風呂やととのいスペースなど、事前にチェックしておくべきポイントがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

サウナの設置スペースや搬入経路が充分にあるか

自宅の室内に据え置き型のサウナを設置する場合、設置スペースの確保が必要です。さらに、サウナを搬入する際に困らないよう、ドアや廊下、窓などのサイズも事前に確認し、問題なく搬入できるかチェックしておきましょう。

一般的にサウナメーカーでは、壁から3~10cm程度は離して設置することを推奨しています。日本の狭い住宅事情では、スペースの確保が難しいケースもあるため、よく検討することが大切です。

電気式サウナストーブの場合、電気工事が必要か

電気式のサウナストーブを選ぶ場合、200V電源への対応が必要になることが多くあります。一般的な日本の家庭用コンセントの電圧は100Vのため、別途200Vの電源工事が必要となります。

その費用は状況によって30,000円~150,000円程度と幅があり、お住まいの配線方式が単相2線式の場合は、単相3線式に変更する工事が必要で、さらに追加費用がかかる場合もあるため、注意が必要です。

居室の耐荷重量に合っているか

建築基準法により、住宅の居室は1平方メートルあたり1,800ニュートン(約180kg)までの積載荷重に耐えられるようにしなければなりません。

参考:建築基準法施行令 第八十五条

多くの据え置き型サウナであれば、この基準内に収まりますが、大型のサウナや付属品などによっては180kgを超える場合もあるため、事前の確認が必要です。特に賃貸物件で設置する際は、重量によって床材などに損傷が出た場合、原状回復として修繕費を請求されるケースもあるため、慎重に検討しましょう。

サウナ後の水風呂やととのいスペースも確保できるか

自宅用サウナを設置する際は、サウナ後の水風呂やととのいスペースの確保も忘れずに。浴室を使う、ポータブル浴槽を置くなど、冷水に浸かれる環境を整えておきたいところです。

さらに、サウナと水風呂を楽しんだ後にリラックスできる休憩スペースがあると快適です。また、夏場など水温が上がりやすい時期は、チラーという冷却装置を導入し、最適な水温に保つ工夫も必要になります。これらを含めたスペースの確保と動線を、しっかりと考えておくことが肝心です。

自宅用サウナにちょうどいい「My Sauna」とは?

自宅用サウナにちょうどいい「My Sauna」とは?

自宅でサウナを楽しみたいと考えている方におすすめなのが、「My Sauna」です。

My Saunaは、自宅に家具のように設置できる後付けタイプの家庭用サウナで、賃貸マンションや戸建てはもちろん、旅館やホテルなどにも人気の製品です。

ここではMy Saunaの特長を詳しく見ていきましょう。

「My Sauna」の詳細はこちら

家庭用サウナ「マイサウナ」

好きなタイプを選べる

My Sauna」には、屋内ボックス型、屋外ボックス型、バレルタイプの3つのタイプがあります。屋内ボックス型は1平方メートルから展開されているスタンダードなモデルで、価格もリーズナブルです。

屋外ボックス型は防腐コーティングと屋根付きで、屋外での使用に対応しています。バレルタイプは樽型のスタイリッシュなデザインで、最近は民泊やキャンプ場などにも設置されています。どのタイプも最高温度110℃でロウリュが可能です。

家具のように置ける後付けタイプ

My Sauna」は組み立て式のサウナなので、リフォームのように大がかりな工事は必要ありません。現地で部材を組み立てるだけなので、最短60分から設置可能です。

ただし、200Vの電気式のサウナヒーターを使用するため、設置場所によっては電源工事が必要になることもあるので注意が必要です。

「くらしのセゾン」なら1日あたり約700円で購入可能

My Sauna」は、クレディセゾンのグループ会社である「くらしのセゾン」からの購入であれば、分割払いにも対応しています。

最大84回まで分割できるため、例えば東京で1人用のボックス型を設置した場合、月々21,400円から、つまり1日あたり約700円で購入が可能です。初期費用の負担を軽減しながら、自宅サウナを始められます。(※「個人向け分割契約」の場合)

「My Sauna」の詳細はこちら

家庭用サウナ「マイサウナ」

おわりに 

自宅にサウナを設置することは、健康的で快適なライフスタイルを実現するための魅力的な選択肢です。設置タイプや利用人数に合わせて最適なサウナを選び、必要な費用や注意点を確認することで、安心して自宅用サウナを導入できます。
特に、「My Sauna」のように手軽に設置でき、分割払いにも対応した製品は、自宅用サウナをより身近なものにしてくれます。自宅でサウナを楽しむことで、心身のリラックスや健康増進を図り、充実した生活を送ることができるでしょう。

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