アメックスでお得にふるさと納税をしよう！利用方法や注意点を解説

アメリカン・エキスプレス＝アメックスはアメリカ発祥のクレジットカードブランドで、日本でも広く普及しています。そして、大半のふるさと納税ポータルサイトでは、アメックスブランドが付帯したクレジットカードで寄附をすることが可能です。

そこで今回の記事では、アメックスでお得にふるさと納税をするための利用方法や注意点について解説します。

アメックスでふるさと納税をするメリット

アメックスブランドでふるさと納税するメリットとして、以下の3点について解説します。

• 好きな時間にふるさと納税ができる
• 手元に現金がなくても寄附できる
• 寄附金の振込手数料がかからない

好きな時間にふるさと納税ができる

好きな時間にふるさと納税ができるのも、アメックスを含めたクレジットカード払いならではの強みです。ふるさと納税ポータルサイトによっては、郵便振替、銀行振込、コンビニ支払いなどクレジットカード以外での支払い方法が利用できることがあります。しかし、これらの方法は自ら郵便局や銀行、コンビニに出向かないといけないため、好きな時間にできるとは限りません。

一方、自宅からインターネット経由で申し込みをし、クレジットカードで支払う方法であれば、好きな時間に出かけることなくふるさと納税ができます。

手元に現金がなくても寄附できる

手元に現金がなくても寄附ができるのも、アメックスを含めたクレジットカードでふるさと納税をする強みです。10万円などまとまった金額を納税したい場合、一度に現金で支払ってしまうと、手元の現金が足りなくなる恐れがあります。

しかし、クレジットカードでのふるさと納税であれば、支払期日までに用意できる見込みがあるなら、手元に現金がなくてもふるさと納税をすることが可能です。

寄附金の振込手数料がかからない

アメックスを含めたクレジットカードでのふるさと納税であれば、寄附金の振込手数料もかかりません。郵便局や金融機関から振り込んだ場合、金額など条件次第の部分もありますが、数百円の手数料がかかります。しかし、クレジットカードでの納付の場合、手数料はかからない分お得です。

ふるさと納税の方法をおさらい

ここで、ふるさと納税の概要や方法について、今一度おさらいしておきましょう。

そもそもふるさと納税とは？

ふるさと納税とは、自分で選んだ任意の自治体に寄附をすると、寄附額のうち2,000円を超える部分について、所得税・住民税の控除が受けられる制度です。ただし、年収・家族構成により控除上限額が決まっていることに注意しなくてはいけません。

寄附金控除の一種ではあるものの、返礼品が受け取れるという独特な特徴も有しています。肉・魚・米などの生鮮食品やスイーツ・酒などの嗜好品、イベントへの参加権やホテルの宿泊クーポンなど、各自治体が特色を凝らした返礼品を用意しているので、好みに合わせて選びましょう。

ふるさと納税の方法

ふるさと納税の方法は以下のとおりです。

1. ふるさと納税ポータルサイトで、寄附したい地域を選ぶ
2. 画面の指示に従い操作し、支払いまで済ませる
3. 寄附金の着金が確認できたら、自治体から返礼品と寄附金受領証明書が送られてくる
4. 確定申告もしくはワンストップ特例制度の手続きを済ませる

基本的に、インターネット通販と同じように、商品を選んで支払いまで済ませれば、希望する自治体にふるさと納税ができます。ただし、ふるさと納税ポータルサイトによっても、対応している自治体は異なるため、寄附したい自治体があるなら対応状況を確認しておきましょう。

また、食品など賞味・消費期限がある返礼品を希望する場合、届く時期を指定できたり、数回に分けて届けてもらえたりなどのオプションが指定できると便利です。

注意したいのは、ふるさと納税をするだけでは所得税・住民税の還付・控除は受けられません。確定申告もしくはワンストップ特例制度の手続きを済ませる必要があるため、忘れないように注意しましょう。

アメックスでふるさと納税をする時の注意点

アメックスブランドを含めたクレジットカードでふるさと納税をするのは便利ですが、次のような注意点もあります。

• 自治体によって利用できない場合がある
• 必ず本人名義のカードを使う
• 原則1回払いのみ
• 支払いも年内に済ませる

以下では、それぞれついて解説します。

自治体によって利用できない場合がある

自治体によっても、どのクレジットカードブランドに対応しているかは異なります。アメックスブランドに対応していない自治体もあるため、事前に確認しましょう。

ふるさと納税ポータルサイトによって細かい部分は異なりますが、返礼品詳細ページに対応しているブランドや決済手段が記載されていることがあります。また、複数自治体に一度に寄附する場合、すべての自治体で自分が使うクレジットカードブランドや決済手段が利用できるか確認するのも必要です。

必ず本人名義のカードを使う

ふるさと納税ポータルサイトでの支払いは、寄附する本人名義のクレジットカードで払いましょう。前述したように、ふるさと納税をした場合は、確定申告もしくはワンストップ特例制度による手続きを済ませないと、所得税・住民税の控除・還付が受けられません。

そして、これらの手続きを行う際は、寄附金控除の申請に必要な受領証明書とカードの名義が異なると、控除の対象にならない可能性があるので注意が必要です。

原則1回払いのみ

ふるさと納税の支払いをクレジットカードで済ます場合、原則として1回払いのみになる点に注意が必要です。特に高額の納税をする場合は、支払日までに問題なくその分の現金を用意できるかを確認しましょう。

なお、クレジットカード会社によっては後からリボ払い、分割払いを選択できることもあります。

支払いも年内に済ませる

ふるさと納税は1年中いつでも行うことが可能です。ただし、毎年1月1日から12月31日までのふるさと納税の寄附額に基づき、翌年度の所得税・住民税から還付・控除が受けられる額が決まります。つまり、年内に決済まで済まさないと還付・控除は受けられない点に注意が必要です。

アメックスを使うなら「セゾンのふるさと納税」がおすすめ！

アメックスが付帯したクレジットカードを使ってふるさと納税をするなら「セゾンのふるさと納税」がおすすめです。これは、セゾンカード会員向けのふるさと納税ポータルサイトですが、おすすめの理由として、以下の3点を紹介します。

永久不滅ポイントが使える

アメックスブランドが付帯したものも含め、セゾンカードを使っているなら、同社のポイント「永久不滅ポイント」を支払いに使うことができます。全額ポイントでの支払いはもちろん、一部をポイントで払い、残りはカード払いにすることも可能です。

会員登録や決済が簡単

セゾンのふるさと納税では、「Netアンサー」や「アットユーネット」に登録されている情報を利用するため、新規の会員登録やカード番号の入力が不要となっています。セゾンカードを使っているならそのままふるさと納税もできるので、ぜひ活用しましょう。

なお、セゾンカードを使っていない場合でもセゾンのふるさと納税をお使いいただくことはできますが、「Netアンサー」への新規会員登録をまずはお済ませください。

これまでふるさと納税をしたことがある方はもちろん、経験がない方もぜひ今年はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

セゾンのふるさと納税の詳細はこちら

セゾンのアメックスカードの特徴

アメックスは、日本法人であるアメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッドが独自に発行するクレジットカード以外にも、クレディセゾンを含めた日本国内のカード会社と提携し、さまざまなクレジットカードを発行しています。

ここでは、セゾンのアメックスカード4種類を特徴とともに紹介します。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス ®・カード

セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードは、18歳以上で初めてクレジットカードを作る方にもおすすめのカードです。年会費は初年度無料で、次年度以降も年1回でも利用があれば無料になります。また、対応電子マネー「QUICPay」を通じてのご利用の場合、利用額1,000円（税込）に対し4ポイントの永久不滅ポイントが獲得可能です。

また、お申し込みいただくと、最短5分でセゾンパール・アメリカン・エキスプレス ®・カードdigitalを発行いたします。公式アプリ「セゾンPortal」上にデジタルカードが発行され、すぐにクレジットカード決済にお使いいただけるので、ふるさと納税の際にもぜひご活用ください。

主な特徴	・申し込みから最短5分でオンライン決済が可能 ・QUICPayを使うとポイント3％還元
年会費	1,100円（税込） ※初年度無料、前年に1円以上のカードご用で翌年度も無料
入会資格	18歳以上で連絡可能であること
主な優遇サービス・特典	・オンライン・プロテクション ・レンタカー各社ご優待 ・コンサート、イベント等の優待割引 等
申し込みURL	https://www.saisoncard.co.jp/amextop/pearl-pro-14v3-branch/?sd=459&mi=1000134

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス ®・カード

家族で旅行など外出する機会が多い場合におすすめなのが、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードです。「SAISON MILE CLUB」といって、ショッピング利用額1,000円（税込）につき、JAL（日本航空）のマイルが10マイル貯まるプログラムに年会費9,900円（税込）で参加できます。他にも、利用額2,000円につき永久不滅ポイントが1ポイント貯まるうえに、そのポイントは200ポイント＝500マイルで交換可能です。

そのため、仮に年間で100万円利用した場合、以下のようにマイルとポイントが貯まります。

JALマイル	10,000マイル
永久不滅ポイント	500ポイント（JALマイルに換算すると1,250マイル）

最大5,000万円補償の海外旅行傷害保険および優待価格でのプライオリティ・パスの利用も可能です。

主な特徴	・「SAISON MILE CLUB」を使ってJALマイルを効率的に貯められる ・海外旅行傷害保険、プライオリティ・パスの利用も可能
年会費	初年度年会費無料（2年目以降11,000円／税込)
入会資格	安定した収入があり、社会的信用を有し、連絡可能であること（学生・未成年不可）
主な優遇サービス・特典	・国内ショッピング利用でポイント1.5倍 ・海外ショッピング利用でポイント2倍 ・海外・国内旅行傷害保険は最大5,000万円補償
申し込みURL	https://www.saisoncard.co.jp/amextop/gold-pro/?P5=49W

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス ®・カード

出張・旅行などで国内外の移動が多い場合に特におすすめしたいのが、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス ®・カードです。以下のさまざまな特典が受けられます。

• 空港までのハイヤー送迎
• 空港ラウンジの利用
• 海外・国内の最高級ホテルでの特典（優待価格での利用や部屋のアップグレード、朝食無料・スパ割引などの特典）

また、分からないことがあれば、会員専用のコンシェルジュサービスに相談可能です。なお、前述したセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス ®・カードと同様、「SAISON MILE CLUB」に年会費5,500円（税込）で登録可能です。

ちなみに、海外旅行傷害保険の最高補償額は1億円にアップします。

主な特徴	・海外旅行に便利な特典が充実 ・「SAISON MILE CLUB」に年会費5,500円（税込）で登録可能
年会費	33,000円（税込）
入会資格	安定した収入があり、社会的信用を有し、連絡可能であること（学生・未成年不可）
主な優遇サービス・特典	・プライオリティ・パスの無料利用など海外旅行時の各種特典 ・コンシェルジュサービスの利用
商品URL	https://www.saisoncard.co.jp/amextop/platinum-pro/?P5=49W

おわりに

アメックスブランドを含めたクレジットカードでのふるさと納税は非常に便利です。しかし、手元に現金がなくても寄附できてしまうため、支払期日までに相応の現金を用意できるか確認するなど、注意すべき点はあります。

また、クレジットカードでのふるさと納税の場合、自治体によって対応しているブランドが異なる点にも注意しましょう。加えて、決済のタイミング次第では、希望する時期に所得税・住民税の還付・控除が受けられない可能性もある点に気を付けてください。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。