更新日
公開日

消費者金融から一度でも借りるとどうなる?よくある疑問や注意点を徹底解説

消費者金融から一度でも借りるとどうなる?よくある疑問や注意点を徹底解説
セゾンのくらし大研究 編集部

執筆者

セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

「消費者金融で一度でも借りるとやばい」といったネガティブなイメージを持つ方もいるでしょう。消費者金融は合法的な金融機関であり、借りたお金をきちんと返済すれば危険なことはありません。

この記事では、消費者金融の誤解されやすい点やメリット・デメリット、安全に利用するコツなどを詳しく解説します。

消費者金融からお金を借りる前に読むと安心して利用できるので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • 消費者金融を利用してもブラックリストに載ったり、強引な取り立てを受けたりすることはない
  • 消費者金融のカードローンは審査にかかる時間が短く、使い道も自由なので急にお金が必要なときに助かる
  • 消費者金融のカードローンは金利が高めなので早めに追加で返済するなどしながら計画的に返済するのがポイント
MONEY CARD
MONEY CARD

消費者金融の利用は銀行やクレジット系のキャッシングと根本的な差はない

消費者金融の利用は銀行やクレジット系のキャッシングと根本的な差はない

消費者金融の利用は、銀行やクレジットカード会社が提供するキャッシングサービスと本質的に変わりません。どちらも個人向けの融資サービスであり、借りる人の返済能力を審査したうえで貸し付けを行います。

消費者金融も銀行も、借りる人の年収や他社借入状況を考慮して融資の可否や金額を決定します。つまり、消費者金融は他の金融機関からの借り入れと同様に、適切に利用すれば問題のないサービスだといえるでしょう。

消費者金融のよくある疑問や不安を解消!

消費者金融のよくある疑問や不安を解消!

消費者金融は「借りたら終わり」で、「やばい」のでしょうか。ここでは、消費者金融で誤解されやすい、よくある疑問や不安について解説します。

一度でも借りるとブラックリストに載る?

消費者金融を利用すること自体で、ブラックリストに載るわけではありません。実際には「ブラックリスト」という具体的なリストは存在せず、信用情報機関に登録される個人の信用情報と呼ばれる金融取引履歴を指します。

日本では以下の3つの信用情報機関があり、金融機関に信用情報を提供しています。

  • 株式会社日本信用情報機構(JICC)
  • 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
  • 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

消費者金融からの借り入れは他の金融取引と同様に信用情報として記録されますが、これは通常の取引履歴にすぎません。問題となるのは、返済の遅延や債務整理といった事故情報が登録された場合です。

延滞などの事故情報が記録されると、住宅ローンのような借り入れやクレジットカードの作成が困難になる可能性があります。これらの情報は、返済完了後から5年間記録が残ります。

ただし、計画的に借り、きちんと返済していれば、むしろ良好な支払い履歴として記録され、将来的な与信判断にプラスに働く可能性もあります。消費者金融を利用する際は無理なく返済できる金額を借り、計画的に利用しましょう。

強引な取り立てはある?

消費者金融からお金を借りても、強引な取り立てを心配する必要はありません。貸金業法により脅迫や暴力はもちろん、深夜や早朝の電話、職場への連絡といった、借りる人を困らせるような取り立て行為は禁止されています。

また、正規の貸金業者は厳しい審査基準をクリアして登録されているため、反社会的勢力との関わりもありません。消費者金融各社は、法令を遵守した適切な融資をしています。

さらに、消費者金融では契約者の返済能力を超えた融資や、無理な借り入れを迫ることはありません。利用限度額は契約時に設定され、その範囲内でのみ融資が行われます。

万が一、法律に違反するような取り立てを受けた場合は、すぐに消費生活センターや弁護士に相談しましょう。

借入額がどんどん膨らむことはない?

消費者金融から借りても、借金が雪だるま式に膨らむことはありません。なぜなら、多重債務を防ぐための厳格な審査と、利息制限法で定められた上限金利があるためです。

まず、消費者金融各社は貸金業法に基づき、借りる人の返済能力を慎重に審査します。総量規制というルールにより、借入総額が年収の3分の1を超える融資はできません。

さらに、金利には利息制限法で上限が設定されており、借入額によって以下のように定められています。

  • 10万円未満:年20.0%
  • 10万円以上100万円未満:年18.0%
  • 100万円以上:年15.0%

これらの規制により、返済能力を超えた過剰な借り入れや、高金利による返済額の急激な増加を防いでいます。

消費者金融で借り入れする3つのメリット

消費者金融で借り入れする3つのメリット

消費者金融のローンは利便性が高く、利用者は貸金業法などの法律で守られています。ここでは、消費者金融で借り入れをする3つのメリットを解説します。

審査にかかる時間が短い

消費者金融の大きな特徴は、審査にかかる時間の短さです。多くの場合、保証人や担保が不要で、オンラインでの申し込みから最短で数十分程度で審査結果が出ます。中には即日融資に対応している会社もあり、急な出費や緊急時の資金需要に素早く対応できます。

消費者金融の審査から融資までのスピードは、銀行のような他の金融機関と比べて大きな利点といえるでしょう。すぐにお金が必要な方にとって、消費者金融は頼りになる選択肢のひとつです。

使い道の自由度が高い

消費者金融のカードローンは、使い道の自由度の高さも魅力です。

住宅ローンや自動車ローンなどは、その名のとおり住宅や自動車の購入といった特定の目的のために利用するものですが、消費者金融のカードローンは基本的に使い道が限定されていません。

急な出費や生活費の補填、旅行や趣味、ショッピングのような、幅広い用途に利用できます。必要なときに必要なだけ利用できるため、生活のさまざまな場面で役立ちます。

一定期間無利息で借り入れできることがある

消費者金融の中には、初回利用時などに一定期間、利息が発生しない「無利息期間」サービスを提供している会社があります。

このサービスを利用すれば無利息期間中に利息を支払う必要がなく、借入額だけを返済すればよいので金利の負担の軽減が可能です。

ただし、無利息期間は各社で条件が異なり、期間や適用される金額に制限がつく場合もあります。利用を検討する際は、事前に各社のサービス内容をよく確認するようにしましょう。

消費者金融で借り入れする3つのデメリット

消費者金融で借り入れする3つのデメリット

急にお金が必要になったときなどに便利な消費者金融のローンですが、デメリットもあります。利用する前に以下のようなデメリットを押さえておきましょう。

他のローン審査に影響が出ることがある

消費者金融からの借り入れは、他のローンの審査に影響を与える可能性があります。消費者金融での借入情報は、信用情報機関に記録されます。もし多重債務の状態であったり、返済の遅延などが記録されていたりすると、住宅ローンや自動車ローンといった他のローンの審査で不利になる可能性があるのです。

特に、住宅ローンは高額な融資となるため、審査基準も厳しくなります。消費者金融からの借り入れがある場合は、返済状況によっては審査に通らない、あるいは希望額を借りられないといったケースも考えられます。

消費者金融を利用するなら、将来的な影響も考えて計画的な利用を心がけましょう。

返済期間が長引くことがある

消費者金融のローンは便利ですが、返済期間が長引く場合がある点に注意が必要です。

消費者金融の金利は、住宅ローンや自動車ローンといった目的別のローンに比べて高めに設定されています。また、返済方式はリボルビング払いが一般的です。リボルビング払いは、毎月一定額の返済であるため返済負担は低めですが、元金がなかなか減らず、結果的に返済期間が長期化してしまう傾向があります。

さらに、消費者金融のカードローンは、利用限度額の範囲内であれば何度でも借り入れが可能です。手軽に追加で借り入れができる一方で、計画性のない利用を続けてしまうと借入残高が増え、返済期間がさらに延びてしまう可能性もあります。

消費者金融のカードローンは、返済期間の長期化のリスクを踏まえて利用しましょう。

借金をしている感覚が薄れやすい

消費者金融のカードローンは手軽に利用できるため、借金をしているという意識が薄れやすい傾向があります。

ATMやコンビニで簡単に現金を引き出して買い物や飲食に利用できるため、まるで自分の預貯金を使っているような感覚に陥ってしまう方もいるでしょう。

しかし、消費者金融からの借り入れは、当然ながら借金です。返済義務があり、利息も発生します。安易な利用を続けると気づかないうちに借金が膨らみ、返済が困難になるおそれもあるのです。

消費者金融のカードローンはあくまで一時的な資金調達手段である点を忘れないようにしましょう。

消費者金融を安全に利用するコツ

消費者金融を安全に利用するコツ

計画的な利用ができるのであれば、消費者金融は特別に危険ではありません。これまでの内容を踏まえ、消費者金融を安全に利用するコツを解説します。

正規の消費者金融機関を利用する

消費者金融を利用する際は、必ず正規の貸金業者であるかを確認しましょう。違法な業者から借り入れをしてしまうと法外な金利を設定されたり、悪質な取り立てを受けたりするおそれがあります。国や都道府県の登録を受けた消費者金融であれば法令に則した運営をしているので、トラブルの心配はほとんどありません。

正規の消費者金融かどうかは、金融庁のウェブサイトにある「登録貸金業者情報検索入力ページ」で確認できます。業者名や電話番号を入力するだけで、簡単に検索できるので、利用前に確認するようにしましょう。

また、少しでも怪しいと感じたら、利用を控えるのが賢明です。「審査なし」「ブラックOK」といった宣伝文句や、個人間での貸付を勧めるような業者は、違法な業者である可能性が高いので注意が必要です。

借入金額や返済について入念に計画する

消費者金融を安全に利用するには、事前に借入金額と返済について入念に計画しましょう。無計画に利用すると、返済が苦しくなるおそれがあります。

まず、本当に必要な金額を見極め、それ以上の借り入れは避けましょう。次に、返済シミュレーションを活用し、利息や返済総額を具体的に把握します。多くの消費者金融では、ウェブサイト上で返済シミュレーションを提供しています。金利や返済期間などを変えて、さまざまなパターンを試算してみるのがおすすめです。

借り入れ後も定期的に返済状況をチェックし、必要に応じて返済計画を見直しましょう。

追加返済で利息を抑える

消費者金融を利用する際、追加返済を活用すると利息を効果的に抑えられます。追加返済とは毎月決められている返済とは別に、任意のタイミングで残債の一部または全額を返済する方法です。追加返済によって返済期間が短縮され、利息負担を軽減できます。

通常、消費者金融の金利は他のローンと比べて高めに設定されているため、追加返済の活用は有効です。無理のない範囲でこまめな追加返済をしていくと、早期に完済でき、支払う利息を減らせます。

それでも不安な方はセゾンのカードローン「MONEY CARD GOLD」がおすすめ!

それでも不安な方はセゾンのカードローン「MONEY CARD GOLD」がおすすめ!

消費者金融の利用に不安を感じる方には、セゾンのカードローン「MONEY CARD GOLD」がおすすめです。

MONEY CARD GOLD」は最短即日審査が可能なので、急な出費でお困りの際にもスピーディーに対応できます。実質年率6.47%~8.47%の金利も魅力です。ATM入出金手数料も何度利用しても無料なので、利息以外の余計なコストもかかりません。

返済はゆとりのある月々の定額返済なので、無理なく計画的に進められます。ご希望に応じて一括返済や増額返済も可能です。

初めての借り入れで不安な方も、セゾンのカードローン「MONEY CARD GOLD」なら安心してご利用いただけます。急な出費や計画的な資金調達に、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

MONEY CARD GOLDの詳細はこちら

MONEY CARD
MONEY CARD

おわりに

消費者金融を利用したからといって不利なことはなく、適切に利用すれば便利な資金調達手段となります。ブラックリストや強引な取り立てといった不安は、法律によって禁止されています。

一方で、金利が高く、返済期間が長期化しがちな点に注意が必要です。必要以上の借り入れを避け、追加返済などで早期の完済を目指すといった計画的な利用が大切です。消費者金融の特徴を理解し、ご自身の状況に合わせて賢く活用しましょう。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

【貸付条件一覧】クレディセゾン

ーーーーーーーーー
セゾンカードローン/MONEY CARD(クレディセゾン)
セゾンカードローン ゴールド/MONEY CARD GOLD(クレディセゾン)
ご融資額:1~300万円
ご融資利率:実質年率 8.0%~17.7%
ご返済回数・期間:1~140回/1~140ヵ月
ご返済方式:定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 7.3%~20.00%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
メンバーズローン(クレディセゾン)
ご融資額:10~300万円
ご融資利率:実質年率8.0%~15.0%
ご返済回数・期間:6回~96回・6ヵ月~96ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式
遅延損害金:年率11.68%~20.00%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
セゾンカード/ゴールドカードセゾン(クレディセゾン)
ご融資額:1~950万円
ご融資利率:実質年率 2.8%~18.0%
ご返済回数・期間:1~110回/1~110ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 4.08%~20.00%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
UCカード/UCゴールドカード(クレディセゾン)
ご融資額:1~300万円
ご融資利率:実質年率 15.0%~18.0%
ご返済回数・期間:1回~160回/1ヵ月~160ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、元金定額返済方式・ボーナス月元金増額返済方式・ボーナス月のみ元金定額返済方式
遅延損害金:年率 20.0%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
ローソンPontaカード・キャッシング(クレディセゾン)
ご融資額:1~100万円
ご融資利率:実質年率 15.0%~18.0%
ご返済回数・期間:1回~45回/1ヵ月~45ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 20.0%
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
リフォームローン
ご融資額:30~500万円(1万円単位)
ご融資利率:長期プライムレート(みずほ銀行)+2.50%(実質年率 15.0%以内)
ご返済回数・期間:12回~420回/12ヵ月~420ヵ月
ご返済方式:元利均等返済
遅延損害金:年率 14.5%(365日の日割り計算)
融資事務手数料:33,000円(税込) ※消費税は融資日の税率を適用
担保・保証人:不要
ーーーーーーーーー
長期固定金利住宅ローン「フラット35」 住宅金融支援機構買取型
ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.911%~2.109% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:180回~420回、180ヵ月~420ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率 14.5%(365日の日割り計算)
融資事務手数料:
<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
<定額タイプ>55,000円以内
担保:融資対象となる土地・建物に、住宅金融支援機構を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要
ーーーーーーーーー
長期固定金利住宅ローン「フラット35」 住宅金融支援機構保証型
ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.850%~15.000% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:119回~419回、119ヵ月~419ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率14.5%
融資事務手数料:<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
担保:融資対象となる土地・建物に、当社を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要

ーーーーーーーーー
株式会社クレディセゾン
貸金業者登録番号
関東財務局長(14)第00085号
日本貸金業協会会員 第002346号

当社が契約する貸金業務にかかる指定紛争解決機関の名称
日本貸金業協会 貸金業務相談・紛争解決センター

TEL:0570-051-051
(受付時間9:00〜17:00 休:土、日、祝日、年末年始)

※貸付条件をよくご確認のうえ、計画的にご利用ください。
※当社所定の審査がございます。審査によりご希望の意に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。

よく読まれている記事

みんなに記事をシェアする