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電気代はクレジットカード払いと口座振替のどっちがお得?

電気代はクレジットカード払いと口座振替のどっちがお得?
セゾンのくらし大研究 編集部

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セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

毎月じわじわ上がる電気代、少しでも安くしたいと思っていませんか?

実は、「支払方法」を見直すだけで、年間で数百〜数千円もお得になることがあるんです(※契約会社や利用カードによって異なります)。

「クレジットカード払いと口座振替、どっちがお得なの?」と気になる方も多いはず。

そこで今回は、それぞれの支払い方法のメリット・デメリットを徹底比較し、あなたのライフスタイルに合った“賢い選び方”を解説します。

毎月の電気代、少しでもムダなく支払っていきましょう。

電気代はクレジットカード払いと口座振替のどっちがお得?

結論から言うと、「どちらが絶対にお得」とは一概にいえません。なぜなら、契約している電力会社の割引制度の有無や、あなたのクレジットカードのポイント還元率によって、お得度が変わるからです。

それぞれの特徴を理解し、あなたにとってお得な支払い方法を選びましょう。

クレジットカード払いがお得になる人

クレジットカード払いがお得になる人

まず、クレジットカード払いのメリットとデメリットを紹介するので、参考にしてくださいね。

クレジットカード払いのメリット・デメリット

クレジットカード払いの最大の魅力は、なんといっても利用額に応じたポイントが自動的に貯まること。還元率の高いカードを使えば、毎月の電気代で効率よくポイントを貯められますよ。たとえば、「気づいたら数千円分のポイントが溜まっていた!」なんてことも。

さらに、利用明細で他の支払いと同時に金額を確認できるため、家計管理が楽になるのも嬉しいですね。

どのくらい差が出るの?年間差額の一例
クレジットカード:月8,000円の電気代 × 1%(ポイント還元)= 年間960円
口座振替:月55円の口座振替割引 × 12か月 = 年間660円
※実際の金額は契約中の電力会社やカードの還元率により異なります。

ただし、クレジットカード払いには注意点もあります。他の買い物で使い過ぎてしまい、引き落としができないリスクがあるほか、カードの更新や変更時に電力会社の登録情報を変更する手間もあります。

また、口座振替割引はクレジットカード払いでは適用対象外になるため、ポイントの還元率と口座振替割引のどちらがお得か計算してみると良いでしょう。

クレジットカード払いがおすすめな人

クレジットカード払いは以下のような方におすすめです。

  • ポイントを効率よく貯めたい
  • 支出をまとめて管理したい
  • 支払いの手間を省きたい

口座振替割引がない電力会社の場合には、基本的にクレジットカード払いを選ぶのが良いでしょう。

口座振替がお得になる人

口座振替がお得になる人

次は、口座振替のメリットとデメリットを紹介するので、クレジットカード払いと比較してみてください。

口座振替のメリット・デメリット

電力会社によっては、口座振替を選ぶことで、毎月の電気代が割引されることがあります。割引額は55円程度が一般的ですが、電力会社によって異なるため確認しておきましょう。クレジットカードを持っていない方や、クレジットカードを使いたくない方には大きなメリットです。

一方で、口座振替では、基本的に支払いによるポイント還元がありません。また、引き落とし日に残高が不足していると、引き落としができず、延滞につながることに注意しましょう。

近年では、口座振替割引制度がない、または廃止している電力会社も増えています。電気代の負担を少しでも減らしたい方はクレジットカード払いがおすすめです。

口座振替がおすすめな人

口座振替は、以下のような方がおすすめです。

  • 利用中の電力会社に口座振替割引がある
  • クレジットカードを使わずに支払いしたい

口座振替割引がある電力会社を利用している場合には、クレジットカードの還元率とどちらがお得か計算する必要があります。年間の割引金額と、1年間の電気代から貯まるポイントを実際に計算してみてください。

振込用紙でも支払いできる

振込用紙でも支払いできる

電力会社から送られてくる振込用紙を使って、コンビニエンスストアや金融機関の窓口で支払う方法もあります。コンビニや銀行の窓口で支払えるため、現金派の方や、高齢の方にも根強い人気があります。

土日や祝日、深夜など、自分のタイミングで支払いできる反面、毎月支払いに行く手間がかかるのがデメリットです。加えて、万が一用紙をなくした場合には、再発行手数料がかかるケースもあります。

また、振込用紙での支払いはポイントが付かず、口座振替割引も適用されません。ただし、電子決済であれば、ポイント還元されるケースがあります。電子決済を扱っている電力会社は限られているものの、利用できる場合には振込用紙での支払いを検討するのもおすすめです。

おわりに

電気代の支払方法は、クレジットカード払いと口座振替それぞれにメリットとデメリットがあり、見直すだけで、年間で数百円〜数千円の節約につながる可能性があります。

「たかが数十円、されど数千円」。毎月の支払い方法を工夫するだけで、1年後には大きな差になることも。まずは契約している電力会社のWebサイトや請求書をチェックし、「口座振替割引」や「電子決済対応」があるか確認してみてください。

その上で、あなたのライフスタイルやお金の管理方法に合った支払い手段を選ぶことが大切です。無理なく続けられる“節約習慣”として、この機会に電気代の支払方法を見直してみてはいかがでしょうか。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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