みなさんは自分の可能性を考えたことはありますか?私のお客様の中には「自分」の可能性を知らずに、過小評価している方がたくさんいます。
今日は「自分発信」をすることで、あなた自身が「新しい自分」の魅力に気が付く事ができる方法をお伝えしたいと思います。
「もう歳だし…。」「今更いいよ…。」そんな声も聞こえてきそうですが、私は40代~50代の方こそ、若い世代以上の魅力がたくさんあることを知ってほしいと思っています。人生100年時代の折り返し地点!可能性はまだまだあるのです!
1.動画配信の種類と実例
1-1「動画は見るものだ」と思っていませんか?
動画は見るもの。自分の空いた時間。暇つぶし。なんとなく。通勤時や寝る前になんとなくスマホを開いてリラックスタイム♫なんて方も多いのではないでしょうか?
しかし最近の傾向としては、若い世代だけではなく幅広い世代に「自ら発信する」という方が増えてきました。とはいえ、どのSNSも発信する側が圧倒的に少ないといわれます。
ではなぜ、人は「発信する側(自分発信)」に憧れをいだくのでしょうか?実は動画配信には大きく分けて2種類の発信があります。
- ビジネスの発信(集客や売上につなげたい)
- 趣味や得意の発信(自分のできることを披露する)
ビジネスで収益を目標とする動画以外にも、趣味や得意なことを発信するだけでも需要があるということです。それぞれの発信の内容の違いの一例を挙げてみましょう。
1.ビジネス発信の例
- 心理学の知識を伝えるだけでなく、恋愛の場面などでどのように活用するかの具体例をまとめた動画。
- 専門医が知識を活かし、患者ではない人を対象に日常生活で気を付けられる事を教えてくれる動画。
- Instagramでの集客の仕方や、上手な写真の掲載の仕方などを教えてくれる動画。
2.趣味や得意なことの発信の例
- 得意なダンススキルを活かし、音楽に合わせて元気に踊る姿を発信する動画。
- 歌が上手な方がアーティストのカバー曲を歌って披露する動画。
- モデル並みの容姿やスタイルを生かして、おしゃれや普段のメイクの段取りを教えてくれる動画。
- 整形手術経験がある方が手術前から手術後の経過を発信し、手術のメリット・デメリットやおすすめの病院などの情報を教えてくれる動画。
- 子どもとのたわいない会話で面白かったエピソードであたたかな家庭の一幕を見せ、癒やしの時間を与えてくれる動画。
- 友人や知人にしたいたずらを動画撮影し、その友人の反応を視聴者と一緒に楽しむ動画。
など、さまざまなジャンルで「自分」というものを表現しています。
こうして見てみると収益目標に限らず、自分を楽しむことや身近な日常の中で好きな物や好きなことを動画にすることでも充分視聴者は満足しますし、むしろその方が需要があることが多いのです。
1-2.実は発信側の方がメリットがたくさん!
視聴者としてLIVE配信を見ていると「配信している人はすごいな」と感じている方が多いかもしれませんが、実は発信する側には多くのメリットが隠されています。
LIVE配信は無料です。視聴者さんと同じ時間を共有すると思えば費用・時間は大差はありません。
そんな中、発信側に回るだけでいろいろなメリットを得られるのはご存知でしょうか?
LIVE配信におけるメリットとしては以下の5つがあります。
- 自分の得意なことが役に立つ
- 主張が自由にできる
- 普段の環境以外で仲間ができる
- 世界規模で知り合いができる
- 憧れの人とつながれる
LIVE配信は広告費を削減したい起業家や中小企業にとってはありがたい集客ツールでですが、思いの外やってみると単純に「楽しい」のです。
むしろビジネスとして配信しない方が気が楽だったり、楽しめることが多いのです。私の場合はビジネスの集客ツールの一貫としてLIVE配信を活用しています。店舗ビジネスをしていた頃は神奈川県周辺のビジネス友達に留まっていましたが、LIVE配信を始めたことで都内や地方の多くの経営者とつながり、全国各地に顧客ができました。
さらに一番驚いたことは、日本国内だけでなく海を超え世界中の人とつながれるという事です。今ではフランス・ドイツ・シンガポール・韓国・ニューヨークなどからも私の動画配信を視聴していただき、そこから世界中の最新情報をもらうこともできました。
また、性別や年令を問わず、今までの環境ではありえない程の業種や、年齢、ビジネスレベルの高い人々とのつながりができたことは動画配信ならではの魅力といえるでしょう。
趣味としての動画配信(ビジネス配信でなくても)であってもそれは同様で、同じ趣味を持つ仲間を作った事例もあります。例えば「辛いものが好き」というテーマのコミュニティを広げ、5000人規模になっている方、「お城が好き」というテーマでコミュニティを広げ、9000人規模になっている方もいます。
そうなってくると、発信する側はそのコミュニティの主催者となり、ご自身が作り上げた、大好きなお友達との交友関係が広がります。休日に一緒に遊びに行ったり、定年退職後にも気軽に会える仲間ができるかもしれません。
家族や仕事仲間、近所の人との交流もあると思いますが、そこからまた1枠も2枠も広がった環境で自分の存在価値を見出すことができるのです!
1-3.自分発信なんてすごい人がやるものでしょ!は真っ赤なウソ
上記でお伝えしたとおり、実は発信をする側の人すべての人が「すごい人」というわけではありません。もちろん、著名人や著者さんの作るグループは人気があるかもしれません。しかしながら、現代に求められているのは「気軽さ」だったりします。
大きな成果を求めて、コミュニティに参加したりLIVE配信を見たりする人もいますが、そのきっかけの多くは「なんとなく」「暇だから」なのです。
その「暇つぶし」の中から、自分と趣味が同じ!面白そう!という感覚で発信に人が集まり、やがて皆が集う場になるのです。
そのためどちらかというと、いわゆる「すごい人」だけが発信がうまくいくわけではないのです。実際にLIVEを見に来る方の多くは、一般人・庶民といわれる普通の人(私も含め)です。その人達にとってかけ離れたお話をするよりも、日常のあるある話であったり。ちょっとした小ネタであったりする方が需要があるわけです。会社員の人の心を掴めるのはやっぱり会社員の人ですし、主婦の気持ちが分かるのは主婦なのです。
つまり、みなさんが知っている情報やちょっとした得意技などを発信するだけで充分視聴者は楽しいと感じ、ファンになってくれるというわけなのです。
2.意外とすぐできる自分発信
2-1.自分発信で準備するのはスマホ1台!
「ちょっと動画配信」やってみても良いかも?」と思っても、「どんな機材を準備したら良いの?」などと不安に思われる方が多いかもしれません。
ところが今は、スマートフォン1台あれば自分発信が可能な時代です!超売れっ子のYouTuberなどはカメラやマイク・照明にもこだわりをもちますが、TikTokやFacebook・Instagram・17LIVE(イチナナライブ)などに関していえば、ほとんどの場合がスマホ撮影です。
強いていえば、三脚と少しのライトがあればスタートできます。ありがたいことにスマホのカメラ機能も年々優れてきており、発信の際にお肌をきれいに見せてくれる「加工」「エフェクト」というボタンを押せば、5歳程度若い状態の私に出会えます。
スマートフォンの撮影ボタンを押したら、撮影が開始され、ライブボタンを押せばライブが始まる。至ってシンプルなものになってきています。
また、移動時間やスキマ時間という本当に短い時間であっても視聴が楽しめたりする点も魅力です。ながら見という言葉を使うならば、主婦の方がお料理しながら、会社員の方が帰宅しながらなど、他に何かをしている途中でも情報がキャッチできるという点でも人気な理由かも知れません。短いのであまり頭を使うことなくストレスも最低限で、好きな動画をチョイスもできる時代ですよね。
2-2.自分発信はどんなことをするの?
スマホでできるなら挑戦できるかも?そんなふうにおもった方も多いと思いますが、次のステップとしては「実際に何を話すの?」という問題にぶつかります。
基本的にはそのアプリによって規制されている「タブー(禁句)」みたいなものは存在しますが、通常の発信で使うことはほとんど無いと思います。気になる方は調べてから始めると良いかもしれません。
ビジネス系でお話をしたい場合は売りたい商品に紐付けた小ネタがおすすめです。ビジネスで使う予定がない場合は日常の出来事であったり、自分の得意なことや好きなことの発信はおすすめです。
大きく分けると、次の3種類です。
- カメラに向かって1人で演説するパターン(お役立ち動画)
- 二人以上で対談形式で進行するパターン(対談動画)
- 得意技を動画にする(魅せる動画)
1.のお役立ち動画であれば知識が豊富で1人喋りができる方向けです。またこの方法のメリットとしては、思い立ったときにすぐに撮影ができるという点です。
2.対談動画は1人で話すのが苦手、誰かとの話を動画で流すニュアンスです。会話が途切れないのと盛り上がりやすいというのが良い点です。
3.魅せる動画は、私はけん玉が得意!という方であればけん玉をひたすらやっている動画でもOKです!「小さな子どもがいてとにかくかわいい!」という方であればお子さんとの会話を動画にする方もいます。またギターが得意な方であれば弾き語りとか、本当に自由なんです。
「自分発信」に関しては〇〇をしてはいけない!みたいな制御はないので、皆さんの思い思いの個性が光る場所になるんですよね。
ビジネス活用でその状態ですから、趣味とか遊んでみたいという方であれば、気の向いた時に遊び感覚で投稿するなら30秒とか10秒の動画でも充分意味があります。
そう考えると敷居が高いと思われていた動画が、もっと身近になってきたといえるのではないでしょうか?
2-3.顔出ししたくない私にもできる?
ただ、お仕事の関係や周りの人に自分発信をしているのがバレたくない場合や、恥ずかしいという方もいると思います。そんな場合は「顔出しなし」という動画もできます!実際に仮面を被って発信をする方もいれば、文字を書いたスライドを順に流していくものもあります。
文章量としてもスライド4枚程度なので、文字数100文字と思えばTwitterのつぶやき程度の文字数となり、それを動く物に変え音楽をつけたらそれだけでも需要があります。また文字だけよりも音楽をつけることで共感がしやすい傾向にあります。
2-4.実は副業にもなるって知ってた?
自分が話すも良し、誰かと話すも良し、得意技を発信するも良し、顔出しなしでも良し!いろいろな自分発信をご紹介してきましたが、実はこれらが全部「副業」の可能性があるということをご存知でしょうか?
あなたにとっては「普通」「たいしたことが無い」「当たり前」が売れるのが今の時代!世の中は今物に溢れかえっていて、0から1を生み出すビジネスの方が珍しいのです。そうなってくると、「何を買うか?」よりも「誰から買うか?」という所に焦点が集まるのです。
売り物を作ればそれが売れます。売り物が作れなければ良かったものを紹介するというインフルエンサー・アフィリエイトと呼ばれる職業もあります。また、ファンが付けば投げ銭といわれるものもあり、いろんな収益化の間口が広がっているのが今の時代です。
自身で商品を作る場合、描いたイラストが1万円で売れることもありますし、商品化を図れば定期購入にすすみ毎月の安定収入を作ることも可能です。
商品紹介であればフォロワー数が多かったり、ファンがついてくれば企業からのオファーを獲得し販売数に応じて収益を得られます。
投げ銭というものに関しては、全く商品がなくても「可愛い」「応援したい」「面白い」という人気表で成り立つものなので、継続していけば月に数万円や多い方では数百万円を手にしている方もいます。
副業の形もさまざまですが、もっとも投資リスクが少ないのは事実だと思います。スマホ1台で起業も、副業も可能ということです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?今までは見る側と捉えていた動画というものが、実は身近でみなさんにも簡単に始められる点に気付いてもらえたらと思います。私の運営するコミュニティでは平均45歳〜55歳までの方々が動画に興味を持ち取り組んでいます。もちろんはじめは動画なんてやるつもりはなかった方も多いですが、今ではスマホで発信をして収益化していたりする方もたくさんいます。自分発信をするのも普段の生活に彩りになるのではないでしょうか?もちろん見る側であっても、今までとは違う視点で動画を見てみると、また新鮮になれるかもしれませんね。