ガソリン代の値上がり、じわじわ家計に響いていませんか?
通勤や買い物、子どもの送り迎えなど、車なしの生活は地域によってはなかなか難しいもの。だからこそ、「少しでもガソリン代を節約したい」と思っている方は多いでしょう。
そこで本記事では、今日から無理なく始められるガソリン代節約のコツを7つ厳選してご紹介します。
毎日のちょっとした工夫や習慣の見直しだけで、月々・年間のガソリン代が大きく変わります。ぜひ参考にしてみてください。
ガソリン代を節約する7つの方法
以下に紹介するガソリン代の節約方法は、どれも手軽に始められるものです。小さな節約でも積み重ねれば、大きな節約になります。できそうなことから始めてみましょう。
お得なガソリンスタンドを選ぶ

セルフ式のガソリンスタンドは、フルサービスの店舗に比べて1Lあたり約2〜5円安い傾向があります。
例えば、1回50L給油を月2回行えば、年間でおよそ3,000円〜6,000円の節約につながります。
まずは自宅や通勤ルート周辺で、価格比較を習慣にしましょう。
給油のタイミングを見極める

多くのガソリンスタンドでは、集客を目的に特定の曜日に割引サービスを行っています。地域や店舗によって差はありますが、一般的には土日に価格が下がりやすく、月曜日はやや高めになる傾向があるようです。
普段よく利用するスタンドの「割引日」や「特売日」を一度チェックしてみると、よりお得なタイミングを見つけることができます。ちょっとした工夫ですが、給油のタイミングを意識するだけで、年間を通して大きな節約につながります。
アプリやポイントカードでお得に給油する
独自のスマホアプリやポイントカードを導入しているガソリンスタンドも増えています。アプリやカードを利用することで、給油のたびにポイントが貯まったり、割引を受けられることもあります。筆者も行きつけのガソリンスタンドでは公式LINEを掲示することで3円引きを受けていました。
多くのアプリでは定期的に割引クーポンや会員限定の特別価格が配信されるので、スマホで簡単に登録しておくと便利です。ぜひお得なサービスを活用して、日々の給油をもっとお得にしましょう。
荷物を減らして燃費を良くする

車の中に荷物が多いと、そのぶん重量が増えて燃費が悪化します。
例えば、100kgほどの荷物を積んだ状態で走行すると、燃費が約3.4%悪化するということがわかっています(出典:ReCoo エコドライブのための燃費計算サイト)。日常的に1日10㎞、月に300㎞ほど走る場合は、年間でおよそ2,000円ものガソリン代が余計にかかる計算です(省エネ運転ガイド)。
あまり使わないアウトドア用品やスキーキャリアの外装品などは、普段から車に積みっぱなしにせず、不要なときはこまめに降ろす習慣をつけて、無駄なく燃費改善につなげましょう。
エコドライブを意識する

ちょっとした運転の工夫でも、燃費は大きく変わってきます。例えば以下のポイントを意識するだけでも、ムダなガソリン消費を防ぐことができます。
- 最初の5秒で時速20km程度になるようにゆっくりと加速する
- 速度を一定に保つ
- 早めにアクセルを離してエンジンブレーキを活用する
普段の発進よりも少し緩やかに加速するようにするだけでも燃費が10%程度改善され、逆にエアコンをONにすると約14%悪化するとも言われています(出典:ReCoo エコドライブのための燃費計算サイト)。
全てを一度に意識するのは難しいかもしれませんが、できることから1つずつ取り入れてみてくださいね。
定期的に車のメンテナンスをする
車の燃費を良好に保つためには、定期的なメンテナンスも欠かせません。特にタイヤの空気圧は燃費に大きく影響し、適正よりも30%下回ると、燃費が約4.6%悪化するというJAFのデータもあります(出典:JAF「タイヤの空気圧不足、燃費への影響は?」)。
また、エンジンオイルの劣化も燃費悪化の原因になります。
良好な燃費を維持するためには、月に1回は空気圧をチェックし、エンジンオイルも半年または5,000kmごとに交換するのが目安です。こまめな点検を習慣にして、節約につなげていきましょう。
なるべく渋滞を避ける
通勤や通学などで渋滞に巻き込まれると、どうしても停止と発進の繰り返しやアイドリングが増え、燃費が悪くなってしまいます。
ガソリン代のムダを減らすには、できるだけスムーズに走行できるルート選びが大切です。裏道やバイパス道路の利用、さらに「Googleマップ」や「Yahoo!カーナビ」などのナビアプリを活用することで、リアルタイムで交通状況を確認するのも効果的。多少遠回りになっても平均速度が保てる道を選ぶことで、結果的に燃費の向上につながります。
おわりに
ガソリン代の節約は、特別なことではなく、日常のちょっとした工夫や見直しから始められます。
今回ご紹介した7つの方法は、どれも今日からすぐに取り組めるものばかりです。ひとつひとつの小さな積み重ねが、月々・年間で大きな節約効果となります。
できそうなことから取り入れて、家計にも地球にもやさしいカーライフを楽しんでくださいね。
※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。