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外食を半額で楽しむ!覆面調査(ミステリーショッパー)の始め方

外食を半額で楽しむ!覆面調査(ミステリーショッパー)の始め方
朝倉 ゆき

執筆者

朝倉 ゆき

15年間の専業主婦を経てWebライターに転身し、これまでに300本以上の記事や動画台本を執筆。
生活者目線を大切に、暮らしやすさにつながる情報を丁寧に届けています。
趣味はハンドメイドで、とくに編み物に夢中。現在は神奈川県で夫と4人の子ども、猫と暮らしています。

外食や日常のサービスの出費を少しでも減らしたい方には、「覆面調査(ミステリーショッパー)」がおすすめです。指定のお店を利用し、その体験をレポートするだけで、謝礼やポイントを受け取れる仕組みです。

本記事では、覆面調査で外食費をどのくらい抑えられるかの目安、初心者でも応募しやすい案件の探し方、承認されやすいレポートのコツを紹介します。毎月の出費を減らしたい方や、お得に外食を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

月2万円の外食代が実質1万円に!覆面調査の仕組み

月2万円の外食代が実質1万円に!覆面調査の仕組み
飲食店から美容院まで、多彩な覆面調査案件がお得に体験できます。

外食費を抑えたい方にぴったりなのが「覆面調査(ミステリーショッパー)」です。覆面調査では、飲食店やカフェ、美容院、家電量販店など幅広い店舗で、実際にサービスを体験し、その内容をレポートにまとめます。

レポートが承認されると、代金の一部がポイントや謝礼として戻るのが一般的で、案件によっては100%相当となる場合もあります。

例えば毎月2万円を外食に使っている場合、50%のキャッシュバックを受けられれば、実質1万円の負担に抑えられる計算です。

実際の報酬例:ファミレスで6,000円の食事が3,000円に

実際の報酬例:ファミレスで6,000円の食事が3,000円に
家族で楽しむ外食も、覆面調査を活用すれば実質半額で楽しめます。

例として、ファミリーレストランの覆面調査案件「飲食代金の50%ポイントバック(上限3,000円)」を受けた場合を紹介します。

この案件では、家族3人で合計6,000円分の食事をした場合、会計時には6,000円を支払いますが、その50%にあたる3,000円分が後日ポイント等で戻ってきます。実質の負担は3,000円。家族での外食を半額感覚で楽しめる計算になります。

初心者でも応募しやすい案件の見つけ方

初心者でも応募しやすい案件の見つけ方
条件付き案件は意外な狙い目。自分の生活リズムに合う案件を選びましょう。

応募に迷う場合は、まず自分の条件に合った案件を選んでみましょう。「平日限定」や「ランチ限定」などの条件付き案件を選ぶと、参加者が絞られ、当選しやすくなります。自分の生活スタイルに合わせて無理なく挑戦しましょう。

初心者でも応募しやすい案件の見つけ方
「11:00~14:00」など、条件付きの案件は狙い目

また、初心者は比較的報酬が低めの案件や、規模の小さい案件から挑戦するのがおすすめです。高額謝礼の人気案件は応募が集中するため、まずは小規模なファミリーレストランの食事モニターや、募集人数が多い案件といった当たりやすい案件で実績を積んでいきましょう。

人気案件に当選するための応募のコツ

人気案件に当選するための応募のコツ
複数サイトに登録し、こまめに応募を重ねることで当選率が上がります。

当選率を上げるには、早めの応募が基本です。人気案件はすぐに定員が埋まるため、条件に合う案件を見つけたら募集開始直後に申し込みましょう。

人気案件を手にするには、実績づくりも有効です。サイトによってはモニターのランク制度があり、期限内に不備なくレポート提出を重ねるとランクが上がります。上位ランクになると人気案件の優先案内などの特典があり、当選しやすくなります。

諦めずに応募を続ける姿勢も欠かせません。抽選に外れても、翌日以降に再応募できる場合があります。複数のサイトやジャンルへの登録も、当選率を高める有効な方法です。

調査レポートの書き方と報酬を確実に受け取る方法

調査レポートの書き方と報酬を確実に受け取る方法
調査当日のうちに書くと記憶が鮮明。承認率を高めるコツです。

覆面調査に当選し店舗でのミッションを終えたら、調査レポートを作成・提出します。ここでは、承認されやすいレポートの書き方と、確実に謝礼を受け取るためのコツを紹介します。

承認されやすいレポートの具体例とポイント

調査レポートは、具体的かつ丁寧に書くことがポイントです。例えば接客の設問なら、次のような回答が効果的です。

悪い例:「店員の態度が良かったです。」

良い例:「18時頃に来店した際、入口近くの店員さんがすぐに気付き、笑顔で『いらっしゃいませ』と挨拶してくれました。その後の注文もスムーズで、料理は約5分で提供されました。」

良い例のように、来店時間や店員の行動、提供までの時間といった事実を具体的に書くと、依頼主が現場をイメージしやすくなります。「挨拶があった」「提供が早かった」と書くより、「何秒以内に挨拶があった」「○分で料理が届いた」など、数字を入れて具体的に書くと説得力が増します。

不承認を避けるための注意事項チェックリスト

不承認を避けるための注意事項チェックリスト
レシート添付・条件確認・締切厳守。小さな確認が大きな安心につながる。

レポートを確実に受け取ってもらうため、提出前に次の点を確認しましょう。

1.レシートは提出したか?
来店証明となるレシート画像の添付は必須です。忘れずにアップロードしましょう。

2.指定条件を守ったか?
注文内容や利用人数など、案件ごとの条件を満たしているか確認してください。

3.設問をすべて埋めたか?
未回答や短すぎる記述は不承認の原因になります。指定の文字数を満たしましょう。

4.回答に矛盾はないか?
選択式と記述式の内容が食い違わないよう最終チェックを。

5.提出期限を守ったか?
締切を過ぎると謝礼が無効になる場合があります。余裕を持って提出しましょう。

これらを確認すれば、不承認を避けて謝礼を確実に受け取ることにつながります。

おわりに

覆面調査は日常生活に取り入れやすく、節約につながる実用的な方法です。ファミリーレストランやカフェなど身近なお店が対象になることも多く、条件に合った案件を選べば無理なく参加できます。

外食を楽しみながら家計の助けにもなる──。覆面調査は、無理なく続けられる節約習慣としておすすめです。ただし、一時的には飲食代を全額負担する必要があることや、調査後にはレポート提出が必須であり、提出期限の遅れなどにより不承認となった場合には謝礼が受け取れないケースがあることも理解したうえで始めましょう。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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