スーパーで人気の「詰め放題」について、「お得そうだけど、本当に元が取れるの？」と気になったことはありませんか？
本記事では、じゃがいもを例にして、実際どれだけお得になるのかを解説します。併せて、効率的な詰め方や開催情報の探し方まで紹介するので、楽しく食費を抑えたい方や節約に関心のある方は、ぜひ参考にしてください。
詰め放題で実際にどれだけお得になるか
詰め放題イベントは、一定の料金で袋いっぱいに食材を詰められる、お得感たっぷりのサービスです。
普段なら食材の価格は「重さ」や「個数」に応じて決まりますが、詰め放題では「ひと袋あたりの定額」で購入できます。つまり、上手にたくさん袋に詰め込むほど割安になり、節約効果が大きくなるのです。では、実際にどのくらいお得になるのか、具体例を見てみましょう。
じゃがいも詰め放題300円で、約900円お得
例えば、過去にスーパー「ロピア」で行われた「野菜詰め放題」イベントでは、1袋300円という価格設定でした。中サイズのじゃがいもを工夫して20個詰め込めた場合、1個約60円とすると合計で約1,200円相当になります。
つまり、300円で1,200円分のじゃがいもを手に入れられたことになり、約900円お得に購入できた計算です。もちろん、実際の個数はじゃがいものサイズや詰め方によって変わりますが、袋いっぱいに詰められれば、よりお得に買えるケースも珍しくありません。
重さより個数で選ぶ：狙い目の食材
詰め放題は、量り売りと違って「袋に入る分だけ」持ち帰れる仕組みです。そのため、お得に利用するには「個数」を意識することがポイントになります。
個数を増やすコツは、袋の中に無駄な空間を作らないこと。例えば、じゃがいもや玉ねぎのような丸い野菜ばかりを選ぶと、すき間が多くなってしまい、結果的に数を稼ぎにくくなります。そこで注目したいのが、ニンジンやきゅうり、ピーマンなどの細長い野菜です。
丸い野菜と細長い野菜を組み合わせると、すき間を無駄なく使いながら袋いっぱいに効率よく詰められます。
効率的な詰め方と開催情報の集め方
ここでは、袋にうまく詰めるための基本手順、詰め放題イベントを見つける方法、そして初心者がやりがちな失敗とその対処法について紹介します。
袋の底を広げて安定させる基本の詰め方手順
詰め放題では、まず袋の口を大きく開いて底を平らに広げ、しっかり安定させることが大切です。
最初に入れるのは、じゃがいもや玉ねぎといった丸くて重い野菜。これを底に敷くことで袋全体の土台が安定し、上に野菜を積みやすくなります。
土台ができたら、縦の空間をうまく活用していきます。ニンジンなどの細長い野菜は袋の隅や丸い野菜のすき間に差し込むように入れると、高さを出しながら無駄なく詰められます。
多くのイベントでは「袋からこぼれなければ口を越えてもOK」というルールのため、口ぎりぎりまで詰めると容量をさらに増やせます。
大きな野菜の間に小さめの野菜を入れ込んで隙間を埋めるのも効果的です。テトリスのように形の異なる野菜を組み合わせるイメージで、少しの隙間も見逃さないのがコツです。
チラシアプリで週末の詰め放題情報をチェックする方法
お得な詰め放題を見逃さないためには、日頃からの情報収集が大切です。店舗からのお知らせや、チラシをこまめにチェックしましょう。
最近では、多くのスーパーがデジタルチラシや公式SNSでイベント情報を発信しています。「トクバイ」や「Shufoo!」といったチラシ閲覧アプリを使えば、自宅周辺のスーパーの週末セール情報を、まとめて手軽にチェックできます。
もし気になる店舗があれば、お気に入り登録しておくのもおすすめです。新しいチラシが公開されたタイミングで通知を受け取れるため、うっかり見逃すのを防げます。
また、最近はInstagramなどのSNSでも情報発信が増えているため、「野菜 詰め放題」などのキーワード検索もおすすめです。
その他、地元スーパーでは店頭で「○月○日 野菜詰め放題開催！」といったポスターを掲示していることもあるので、ぜひ、買い物のついでにチェックしてみてください。
初心者が陥りやすい失敗例と対処法
初めて詰め放題に挑戦すると、つい夢中になって失敗してしまうことも。
まずありがちなのが、袋の破損です。袋を無理に引っ張ったり、角のある野菜を無造作に入れたりすると、途中で破れてしまうことがあります。破れると失格になるルールも少なくないので、袋は無理に伸ばさず、角ばった野菜は他の野菜でくるむように配置すると安心です。
次に多いのが、欲張りすぎて土台が崩れてしまうケースです。
重い野菜は下に、細長い野菜はすき間に縦に差し込むという基本を守り、少しずつ積み重ねていくのが成功の秘訣です。もし二人で参加できるなら、一人が袋を支えて、もう一人が詰めるとスムーズです。
そして意外に見落としがちなのが、持ち帰りの準備不足です。たっぷり詰めた袋はずっしり重く、持ち運びが大変になることがあります。あらかじめ持ち帰り用のエコバッグなどを用意して、詰め終わったあとも安心して持ち帰れるようにしましょう。
おわりに
詰め放題は、ちょっとしたコツを押さえるだけで、野菜をお得に手に入れられる嬉しいイベントです。「どう詰めるか」を考える過程を、まるでゲーム感覚で楽しめるのも魅力のひとつです。ぜひ、週末のチラシアプリをチェックして、詰め放題に挑戦してみてください。
※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。
