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布おむつ併用で紙おむつ代を月3,700円カット

布おむつ併用で紙おむつ代を月3,700円カット
朝倉 ゆき

執筆者

朝倉 ゆき

15年間の専業主婦を経てWebライターに転身し、これまでに300本以上の記事や動画台本を執筆。
生活者目線を大切に、暮らしやすさにつながる情報を丁寧に届けています。
趣味はハンドメイドで、とくに編み物に夢中。現在は神奈川県で夫と4人の子ども、猫と暮らしています。

毎日使う赤ちゃんのおむつ代は、知らないうちに家計を圧迫しがちです。そこで本記事では、日中は布おむつ・夜は紙おむつという無理のない節約術を紹介します。

布おむつ育児に必要なアイテムや初期費用の回収シミュレーション、洗濯の工夫、保育園での活用法まで詳しく解説するので、ぜひ無理のない範囲から布おむつを取り入れる参考にしてください。

日中は布、夜は紙の使い分けで無理なく節約

日中は布、夜は紙の使い分けで無理なく節約
カラフルでかわいい布おむつ。見た目も楽しく、節約が続けやすくなります。

一方で、夜間は長時間の使用になるため、吸収力の高い紙おむつを使うのがおすすめです。漏れにくく、赤ちゃんも親も安心して眠れますよ。

紙おむつの価格はメーカーやサイズによって異なりますが、テープタイプで1枚あたりおよそ20〜30円が一般的です。

日中は布、夜は紙の使い分けで無理なく節約
サイズが上がるほど単価も上昇。早めの布おむつ併用で出費を抑えましょう。

例えば、紙おむつのみを使う場合、1日に8〜10枚使うことも珍しくありません。1ヵ月で約4パック(約6,000〜7,000円相当)になる計算です。

このうち日中の使用分を布おむつに置き換えれば、紙おむつの消費量を減らせるので、おむつ代を大幅にカットできます。

布おむつの初期投資と回収期間をシミュレーション

布おむつを始める際には、まず初期費用がかかります。必要なアイテムは以下のとおりです。

  • 布おむつ(吸水体)20枚〜
  • 布おむつカバー 5〜6枚
  • つけ置き用バケツ
  • 重曹またはつけ置き洗剤
布おむつの初期投資と回収期間をシミュレーション
西松屋アカチャンホンポで手軽に入手OK。初期費用は約1.5万円程度かかります。

例えば、西松屋でそろえる場合の目安価格は次のとおりです。

  • 布おむつ(10枚):税込2,198円
  • おむつカバー(2枚):税込1,758円
  • フタ付きベビーバケツ(12L):税込438円

なお、重曹は100円ショップでも購入できます。必要最低限のアイテムをそろえると合計でおよそ10,000円強。カバーの柄や素材、形にこだわる場合は15,000〜20,000円程度を見込むと安心です。ここでは、初期費用を約15,000円として、回収期間をシミュレーションしてみましょう。

紙おむつのみを使用する場合、1ヵ月あたり約6,000〜7,000円(年間で約70,000〜80,000円)のコストがかかります。一方、日中を布おむつに切り替え、夜間のみ紙おむつ3枚を使うと仮定すると、1日8枚から3枚に減るため、5枚×25円=1日約125円の節約に。1ヵ月あたりでは約3,750円を節約できる計算です。

つまり、初期費用15,000円は、約4ヵ月で回収可能です。半年後には“完全黒字化”が見込めます。赤ちゃんの成長とともにおむつの使用枚数が減っていくことを踏まえても、5〜6ヵ月ほどで紙おむつ育児より支出を抑えられる見込みです。

洗濯の手間を最小限にする方法

布おむつ育児で多くの人が悩むのが「洗濯の手間」。でも、コツさえつかめば意外とラクに続けられます。ここでは、負担を最小限に抑える工夫をお伝えします。

洗濯の手間を最小限にする方法
「浸け置き」と「下洗い」で時短。重曹を使えば臭いも黄ばみもすっきり解消。
  • 「下洗い」の工夫で時短
    おしっこは軽くすすぐだけでOK。うんちはトイレに流してから軽く洗い流します。使い捨てライナーを敷いておくと、汚れ処理がぐっと楽になります。
  • 基本は「浸け置き洗い」
    下洗いをしたらすぐに、水またはぬるま湯に重曹やセスキ炭酸ソーダを溶かした洗浄液へ浸け置きします。フタ付きバケツを使えば、臭い漏れを防げます。
  • 本洗いは洗濯機におまかせ
    浸け置き後はまとめて洗濯機へ。重曹を使えば臭いや黄ばみも落ちやすく、天日干しで清潔に保てます。難しい場合は乾燥機を活用しましょう。
  • 家族で協力して続けやすく
    布おむつ育児を続けるには、パートナーや家族の協力も欠かせません。一人で抱え込まず、分担しながら無理なく続けましょう。

保育園でも使える布おむつ活用術

「保育園に預けたら布おむつは無理?」──そう感じる保護者も多いでしょう。でも実は、園によっては対応してくれる場合もあります。

結論から言えば、対応は園によってさまざまです。ここからは、保育園で布おむつを上手に活用するためのポイントを紹介します。

園での対応可否の確認方法

まず大切なのは、預け先の保育園が布おむつに対応しているかを確認することです。公立・私立を問わず、園ごとに方針は異なります。

入園前の説明会や申し込み時に配布されるしおりに、おむつの扱いについて記載がある場合も多いので、まずはそこを確認しましょう。

園での対応可否の確認方法
園によって対応はさまざま。事前確認でスムーズに布おむつ育児を続けましょう。

布おむつOKの園でも、対応方法にはいくつかの形があります。たとえば、レンタルサービスを導入し、業者が回収・洗濯まで行う園もあれば、家庭で布おむつを用意・洗濯するスタイルの園もあります。

また、園の方針として布おむつが認められていない場合もあります。その場合には、「園では紙おむつ・自宅では布おむつ」という使い分けも検討してみてください。環境に合わせて柔軟に対応することで、無理なく布おむつ育児を続けられます。

持ち帰り・洗濯のルーティン作り

保育園で布おむつを使用する場合、毎日の持ち帰りと自宅での洗濯が欠かせません。続けやすくするコツは、「ルーティン化」。自分や家族が無理なく動ける流れを決めておくのがポイントです。

例えば「お迎えから帰宅したら、まず使用済みおむつの下洗いをしてバケツに浸け置き。その日のうちに洗濯機を回す」といった流れを作っておきます。

帰宅直後は何かと忙しい時間帯ですから浸け置きするだけでも十分です。他の家事をしている間の数時間浸けておき、落ち着いたタイミングで洗濯機を回せばOK。この流れを習慣化すれば、無理なく続けられるでしょう。

おわりに

布おむつ育児は、最初の一歩さえ踏み出せば、思っていたよりスムーズに続けられます。節約効果に加えて、こまめに替えてあげられる安心感や、やわらかな布の肌ざわりも魅力のひとつ。完璧を目指さず、「できるときにできる範囲で」取り入れてみましょう。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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