靴はすぐに買い替えるより、修理して長く使うほうが結果的に節約になることも。状態を見極めて賢く修理することで出費を減らせるでしょう。
この記事では、靴の修理と購入費用の比較や判断のポイント、修理店の選び方を紹介します。靴を長く大切に使いたい方や買い替えと修理のどちらが得か迷っている方に役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
靴修理と新品購入の費用比較でわかる節約効果
ここでは、一般的な靴の修理費用と新品の価格を比較し、どのような場合に修理が得で、買い替えが適しているのかを紹介します。
靴を修理するか買い替えるかは費用だけでなく修理できる範囲や靴の状態によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
スニーカー・パンプスの修理費vs新品価格シミュレーション
スニーカーやパンプスは、修理をうまく使えば費用を抑えられる場合があります。以下は、スニーカーとパンプスの修理にかかる費用の相場価格です。
【スニーカーの修理費用】
| 修理内容 | 費用目安 |
|---|---|
| かかと・つま先の補修 | 2,000〜3,000円 |
| 履き口の破れ補修 | 約3,000円 |
| 靴底全体の張り替え(両足) | 6,000〜7,000円 |
【パンプスの修理費用】
| 修理内容 | 費用目安 |
|---|---|
| かかとのゴム交換 | 1,600〜3,000円 |
| ハーフソール | 3,000〜5,000円 |
| 中敷き交換 | 約2,200円 |
| ソール全体の貼り替え | 13,000〜15,000円 |
スニーカーやパンプスは、低価格帯の新品は2,000〜4,000円で手に入るためケースによっては買い替えがお得です。中価格帯や人気ブランド商品では1万円超も珍しくないため、状態が良ければ修理の方が経済的といえます。一方で、パンプスのソール全体の貼り替えなどは13,000〜15,000円と修理する方が高くつくことも。修理前に必ず見積もりを取り、買い替えとのバランスを比較しましょう。
また、基本的に靴を修理できるのは分解できる部分に限られており、以下のような軽度なダメージが対象です。
- ヒールゴムの交換
- 部分的なソールの剥がれ
- かかとやつま先の補修
分解が難しい部分や損傷が大きい場合は修理が難しかったり、新品を購入したほうが結果的に安く済むことも少なくないため、靴の状態や修理範囲を正しく見極めることが節約のポイントになります。

修理と買い替えどちらがお得か見極めるポイント
修理か買い替えかを迷ったら、「費用」と「履ける期間の長さ」で判断するのが基本です。
目安として、修理費が新品価格の半額以下で、修理後も2シーズン以上履ける見込みがある場合は、修理の方が経済的。反対に、修理費が新品価格の7割以上なる場合などは買い替えを検討した方が現実的です。
一方、ヒールゴムの交換や部分的なソールの剥がれ、中敷き交換といった軽微な修理はコスト効率が高く、耐久性を保つうえでも有効です。また、修理前提で作られた高級靴は複数回の修理でも機能が回復しやすく、長期的に見ると割安になります。
そのため、まずは修理店で見積もりを取り、新品価格と比較したうえで履き心地やデザインへの愛着も含めて総合的に判断することが重要です。

修理店の選び方と賢い活用法
同じ修理でも、店によって料金も仕上がりも変わります。靴の種類や状態に合わせて使い分けるのが節約のコツです。
ここでは、全国展開している「ミスターミニット」と地元の修理店を比較しながら、それぞれの特徴と選び方を紹介します。余分なコストをかけずに靴を長く愛用できるよう、事前にチェックしておきましょう。
ミスターミニットと地元修理店の料金比較
スニーカー修理で全国展開している「ミスターミニット」は、料金が明朗でスピード仕上げが特徴です。以下は、ミスターミニットの主な修理メニューと料金の目安です。
| 修理内容 | 料金目安(税込) |
|---|---|
| かかと修理(両足) | 婦人:1,980円 / 紳士:3,190円 |
| つま先修理(両足) | 婦人:1,980円 / 紳士:2,200円 |
| 履き口破れ補修(片足) | 約3,300円~ |
| 靴底の貼り替え(両足) | 婦人:6,600円~ / 紳士:7,700円~ |
一方、地元の修理店では、かかと修理が1,650〜3,000円前後、靴底の修理は片足1,980円程度、オールソール張替えでは9,350〜11,000円ほどです。店舗や地域によって価格差はありますが、修理店の方が比較的安価で素材に応じた柔軟な修理が可能かもしれません。
靴の種類と状態に合わせた修理店選び
靴を修理に出す際は、靴の種類や状態に合わせて店舗を選ぶことが大切です。
スニーカーや普段履きの靴の修理、パンプスのかかとのゴム交換などは、チェーン店で十分。短時間&明朗会計でコスパも◎。一方、高級な革の紳士靴靴や有名ブランドのパンプスなどは、素材や構造を理解した職人が在籍する地元の修理店や専門店に依頼するのがおすすめです。これらの店舗では、長く履くことを前提とした丁寧な仕上がりが期待できます。

ただし、修理できる範囲を超えている場合や複数箇所に深刻なダメージがある靴を無理に直すと結果的に高額になることもあるため、まずは見積もりを取り、新品購入との費用や耐久性を比較して判断するのが賢明です。
おわりに
靴の修理は、費用と“修理した後どれくらい履けるか”を基準に判断しましょう。軽微な補修であれば新品を購入するよりも大幅に節約できますが、劣化が進んでいる場合や修理費が高額になる場合は買い替えの方が結果的に節約につながるでしょう。
また、修理店を上手に使い分けることで、コストと仕上がりのバランスをとりやすくなります。靴の状態を見極めながら必要な修理を賢く取り入れることで、無理なく節約しつつ、お気に入りの靴を長く大切に使い続けられます。
※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。