家計の中でも、意外と出費がかさむ「おやつ代」。そんな悩みを解決してくれるのが、「パンの耳」です。少しの工夫でおいしいおやつに変身し、毎日のおやつ代をやさしく抑えてくれる優秀な食材です。
この記事では、パンの耳を使ったおやつと市販品のコスト比較、子どもと一緒に楽しめる簡単レシピ、そして長持ちさせる保存のコツまで、幅広く紹介します。
おやつ代を節約!パンの耳活用で得する理由
毎日のおやつ代は意外と侮れません。子どもから「今日のおやつは?」と期待される一方で、家計を預かる身としてはどう節約するかも悩みどころです。
そんなとき活用したいのが、サンドイッチ作りで切り落とした食パンの耳です。

パンの耳はパン屋さんで比較的安く購入できたり、場合によっては無料でもらえることもあります。材料費がほとんどかからないのも嬉しいポイントです。かさみがちなおやつ代をグッと抑えられ、フードロスも防げる一石二鳥の節約術です。
市販のおやつ代と手作りおやつ(パンの耳)のコスト比較
市販のお菓子とパンの耳を使った手作りおやつでは、具体的にどのくらいコストに差が出るのか考えてみましょう。
例えば、市販のおやつを毎日用意すると仮定します。スーパーで買えるお菓子(約100円)を用意する場合、1日100円、30日では約3,000円です。
一方、サンドイッチ作りで余ったパンの耳を使ったおやつなら、材料費がほとんどかからず、砂糖やきな粉など調味料代を入れても1日20~30円ほどで済みます。
月に換算すると、手作りなら約600円程度で、市販品との差額は月2,400円ほどになります。年間に換算すると、おやつ代を3万円前後抑えられる計算になります(2,400円~2,600円×12ヵ月相当)。
きな粉・チョコで簡単!子どもが喜ぶ人気レシピ
パンの耳おやつは調理が簡単で、アレンジも豊富です。ここでは子どもに人気の2つのレシピを紹介します。
・パン耳のきな粉シュガーラスク

<材料>
- パンの耳・・・2枚分
- バター・・・10g
- きな粉・・・大さじ2
- 砂糖・・・大さじ1〜2(お好みで)

<作り方>
- 食パンの耳を適当な長さに切り、オーブントースターでカリッとするまで焼く
- 熱々のうちにボウルに入れ、小さく切ったバターを加えて全体に絡める
- バターが溶けて全体に行き渡ったら、砂糖ときな粉を混ぜたものを振りかけて全体にまぶす
- 香ばしいきな粉風味のラスクが完成します
・パン耳チョコスティック

<材料>
- パンの耳・・・2枚分
- 板チョコ・・・1枚
<作り方>
- パン耳を細長く切ってオーブントースターで10分ほど焼き、カリカリにする
- お好みの板チョコを電子レンジまたは湯煎で溶かし、焼いたパン耳の片側にたっぷりと絡める
- クッキングシートの上で乾かし、チョコが固まったら出来上がり

チョコが乾く前にカラースプレーでデコレーションすると、より華やかに仕上がります。子どもと一緒にデコレーションするのも楽しいですよ。
ロスを出さない!パンの耳の「美味しさ」を保つ保存術
せっかく節約に役立つパンの耳も、保存方法を間違えるとカビさせて無駄にしてしまう可能性があります。ここからはパンの耳を無駄にしないための保存術を紹介します。
パンの耳を冷凍保存する正しい下準備と手順
パンの耳を長期間おいしく保存するには、冷凍保存がおすすめです。常温や冷蔵では、保存環境によっては2〜3日でカビが生えてしまうこともありますが、冷凍なら風味を損なわず、長持ちさせられます。

保存の手順は以下のとおりです。
- 下準備
パンの耳が大量にある場合は、一度に使いやすい分量ごとに小分けしましょう。1回分ずつに分けておくと、あとで解凍しやすくなります。 - 個別に包む
小分けにしたパン耳はラップでぴっちり包みます。 - 密封して冷凍
包んだパン耳をフリーザーバッグ(冷凍用保存袋)に入れ、しっかり空気を抜いて密封します。空気に触れさせないことで冷凍焼けを防ぎ、味の劣化を抑えられます。 - 冷凍庫で保存
冷凍庫に入れて保存します。平らにならすと、早く凍りやすく風味の劣化を抑えられます。
失敗談から学ぶ!湿気やカビを防ぐ保管場所と使い切り期限
最後に、パンの耳を保存する際の注意点を紹介します。
まず避けたいのが常温や冷蔵での放置です。湿度の高い季節などは、特にパンにカビが生えやすく、常温・冷蔵保存では2~3日が限度とされています。耳の部分も例外ではなく、使い切れない分は早めに冷凍するのが鉄則です。
冷凍保存した場合でも油断は禁物です。保存期間の目安は約1カ月ですが、品質を考えると、できるだけ早めに、冷凍後2週間以内を目安に使い切ると安心です。
また、冷凍庫内は霜や乾燥による匂い移りが起こりがちです。袋の口がしっかり閉まっていないと、パンの耳が他の食品の匂いを吸ったり、冷凍焼けで乾燥してしまうことがあります。1回分ずつラップで包んだうえで保存袋に入れ、密封を徹底しましょう。
おわりに
パンの耳は、工夫次第で「節約食材」に早変わりします。調理が簡単で、子どもと一緒に作れるのも魅力です。買うおやつを少し減らすだけでも、家計にも環境にもやさしい暮らしにつながります。ぜひ、パンの耳をおいしく使い切る工夫を楽しんでみてください。
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