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ユーザー車検で節約できる?費用比較と安全に受ける方法

ユーザー車検で節約できる?費用比較と安全に受ける方法
ゆーたか (CROCO_コラム企画ライター)

執筆者

ゆーたか

理学療法士、パーソナルトレーナー、2級FP技能士。ライターとしても活動している5人家族30代パパ。医療・金融系メディアで累計200本以上執筆。趣味は家電をフル活用して家事を効率化することと読書。家族と家計の健康を守るために日々奮闘中。

車検は、車を持つ人なら避けて通れない出費のひとつです。「毎回10万円以上かかって痛い…」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。そんなときに検討したいのが、自分で受けるユーザー車検。正しい手順を理解すれば、5万円以上の節約も狙えます。

ただし、整備や検査をすべて自分で行うため、注意すべき点もあります。ここでは、費用の内訳やリスク、安全に行うためのコツを詳しくご紹介します。

ユーザー車検とディーラー車検の費用差と注意すべきポイント

ユーザー車検とディーラー車検の費用差と注意すべきポイント
ユーザー車検なら最大5万円以上の節約も可能。手続きの流れを理解しよう。

同じ車検でも、どこで受けるかによって金額は大きく変わります。ディーラー車検は「安心・丁寧」が魅力ですが、代行料や整備費が高め。

ユーザー車検は自分で検査予約や持ち込みを行う分、人件費・代行料を大幅に削減できます。ただし、手間と知識が必要なため、「節約できる範囲」を理解しておくことが大切です。

法定費用以外で節約できる金額と内訳

車検費用は、大きく「①法定費用(自賠責保険料・重量税・印紙代)」と「②整備整備費用・代行費用」の2つに分かれます。

法定費用はどこで受けても同額ですが、②の整備・代行費用は依頼先によって大きく差が出ます。普通車(排気量1.5Lクラス)の場合、総額と内訳の目安は次のとおりです。

車検方法概算費用主な内訳
ディーラー車検10〜12万円点検整備・代行手数料など
民間工場6〜8万円部分整備・簡易点検中心
ユーザー車検3〜4万円法定費用+検査手数料のみ
※金額は普通車・一般的な事例の目安。車種・年式・整備状況により変動します。

ユーザー車検では、、5〜8万円前後の節約が期待できるケースが一般的です。特に、日常的にオイル交換やタイヤ点検をしている人であれば、費用を抑えやすくなるでしょう。

自分でできることと業者に頼むべき整備の見極め方

「全部自分でやれば安くなる」と思いがちですが、整備には危険が伴うものもあります。安全のため、自分でできること・業者に任せることの線引きをしましょう。

【自分でできること】

  •  ワイパーゴム、ライト球の交換
  •  ウォッシャー液補充
  •  タイヤの空気圧確認

【業者に任せたほうがいいこと】

  •  ブレーキや足回りの点検
  •  排ガス検査の調整
  •  下回りやサスペンションのサビ対策

ブレーキパッド交換はディーラーだと約2万円、整備工場なら1万円前後で済むケースも。
節約だけに偏らず、「安全第一」で整備先を選ぶことが、車を長持ちさせる最大のコツです。

車検に通らない場合の追加費用とリスク

ユーザー車検の検査手数料は普通自動車で2,300円ほど。1回目で不合格になっても、当日中なら2回まで再検査が無料で受けられます。

ただし、ライトの光軸ズレや排ガス基準オーバーなどで不合格になれば、整備費が追加で発生します。再検査が続けば、節約どころか出費が増えることも。検査前に「事前チェック」(5,000〜8,000円)を受けておくと安心です。

安全にユーザー車検を受けるための準備と判断基準

安全にユーザー車検を受けるための準備と判断基準
運輸支局での流れは意外とシンプル。事前準備で当日もスムーズに。

ユーザー車検を成功させるカギは「事前準備」。検査当日に焦らず済ませるためにも、必要な書類や点検項目をしっかり確認しておきましょう。ここでは、ユーザー車検に必要な準備と注意点をご紹介します。

事前点検で確認すべき項目と業者依頼の目安

検査前に確認しておきたい基本項目です。自分で点検できる部分は多いですが、整備に不安がある場合は業者へ依頼しましょう。

  • ライト・ウィンカー・ブレーキランプの点灯
  • タイヤの溝(1.6mm以上)と空気圧
  • エンジンオイルと冷却水の量
  • ワイパーやウォッシャー液の動作
  • ブレーキの効き具合

自分で確認できない部分は、業者の「点検サービス」(無料〜5,000円)を利用するのもおすすめです。ユーザー車検で5万円前後の節約が見込めることを考えれば、事前点検への投資は十分に価値があります。

車検場での検査内容と不合格になりやすいポイント

車検場では、以下の点検項目があります。

  • 外観検査(灯火器類の点灯、タイヤの摩耗、ナットの緩みなど)
  • ヘッドライト検査(明るさや向き)
  • サイドスリップ検査(車の直進性)
  • ブレーキ性能
  • スピードメーターの誤差
  • 排ガス量の測定
  • 下回り検査(足回りの緩み、排気管に穴がないかなど)

特にヘッドライトは、2024年8月から導入された新基準で不合格になるケースが急増。光軸調整は事前確認が必須です。また、タイヤの摩耗やブレーキの効きにも注意が必要です。

整備経験がない人が選ぶべき現実的な選択肢

整備に不慣れな人は、無理にすべてを自分で行うより、整備工場と併用するのが安心です。事前に工場で点検(5,000〜8,000円)を受け、必要な整備を済ませてから検査を自分で行えば、再検査のリスクを抑えながら費用も節約できます。

初めての方は、予備検査場や代行サービスを上手に組み合わせるのもおすすめ。安心感と節約を両立できます。

おわりに

ユーザー車検は、整備や手続きに自信がある人なら5〜8万円の節約が期待できる方法です。ただし、整備不足のまま臨むと不合格や再検査になり、かえって費用や時間がかかる場合も。検査前に整備工場で点検を受けたり、予備検査場でチェックしておけば、安心して当日を迎えられます。

「整備はプロに任せ、検査は自分で」という使いわけをすることで、コストを抑えながら安全に車検ができるでしょう。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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