毎日のコーヒータイムで出るコーヒーかす、そのまま捨てていませんか?
実はコーヒーかすには優れた脱臭効果と油汚れを落とす力があり、市販の消臭剤や洗剤の代わりとして活用できます。
年間を通じて続けることで日用品費をしっかり抑えられ、さらにゴミの削減にもつながります。
この記事では、コーヒーかすを脱臭剤や掃除に活用する具体的な方法と、失敗しないための乾燥手順について解説します。
コーヒーかすの再利用で日用品の出費をカット

コーヒーかすには、市販の消臭剤に引けを取らない脱臭効果と、油汚れを吸着する性質があります。
家庭ですぐに実践できる具体的な再利用方法をご紹介します。
冷蔵庫・靴箱の「脱臭剤」として使う方法

コーヒーかすに含まれる多孔質な構造は、ニオイ成分を吸着する働きを持っています。
消臭剤として使う際は、使用後のコーヒーかすをしっかりと乾燥させ、小皿や通気性のある布袋などに入れて冷蔵庫や靴箱の隅に置くだけです。
乾燥させたコーヒーかすを不織布の袋や使い古しのストッキングに入れて、靴の中や靴箱の隅に置いておくと、湿気とニオイを同時に取り除けますね。
市販の脱臭剤の代わりにコーヒーかすを活用すれば、日用品の購入頻度を減らせます。
脱臭効果は一般的に約2週間から3週間ほどとされており、毎日コーヒーを淹れる家庭なら冷蔵庫用の脱臭剤を買わずに済むでしょう。
フライパンの油汚れ掃除に活用するテクニック

コーヒーかすには油分を吸着する性質があるため、フライパンの油汚れ掃除にも役立ちます。
調理後のフライパンに残った油をそのまま排水口に流すと詰まりの原因に。コーヒーかすを使えばこの問題も解決できるでしょう。
使い方は簡単、調理後のフライパンに大さじ1杯から2杯分の乾燥したコーヒーかすを入れ、キッチンペーパーで全体をこすり取るだけです。油分がコーヒーかすに吸着されるため、その後の洗浄が格段に楽になります。
油を排水口に流さずに済むため、排水管の詰まりを防ぎ、思わぬ修理費の発生リスクも抑えられます。
ただし、湿ったコーヒーかすを使うとフライパンに張り付いてしまうため、必ず乾燥させたものを使用してください。
再利用で失敗しないための乾燥方法と注意点

コーヒーかすの再利用で重要なのは、しっかりと乾燥させることです。乾燥が不十分だとカビが発生しやすくなり、逆にニオイの原因となってしまいます。
カビの発生を防ぐための正しい乾燥手順

コーヒーかすを完全に乾燥させる手順は以下のとおりです。
乾燥させる手順
・手順2:広げて自然乾燥させる
・手順3:フライパン・電子レンジで水分を飛ばす(時短方法)
手順1:粗熱を取る

コーヒーを淹れた直後のコーヒーかすは高温なので、室温で30分ほど粗熱を取ります。その後、平らな容器に薄く広げます。厚く盛ると内部に熱がこもるため、1センチメートル以下の厚さに広げるのがポイントです。
手順2:自然乾燥する


粗熱が取れたら、自然乾燥させましょう。窓越しの日光でも十分でれす。晴れた日なら半日から1日程度で乾燥できるでしょう。時々かき混ぜて、全体が均一に乾くようにしてください。 触ってみてサラサラした状態になれば、乾燥は十分です。
手順3:フライパン・電子レンジで水分を飛ばす(時短方法)

天日干し乾燥に加え、電子レンジやフライパンで乾燥させる方法もあります。電子レンジの場合は、耐熱皿にコーヒーかすを薄く広げ、600ワットで1分から2分加熱し、一度取り出してかき混ぜてから、さらに1分加熱します。
フライパンの場合は、弱火でコーヒーかすを乾煎りします。フライ返しでかき混ぜながら5分ほど加熱し、湯気が出なくなり、全体がパラッとしたら完了です。
保管方法
完全に乾燥したコーヒーかすは、密閉容器やジッパー付きの保存袋に入れて保管します。湿気を吸いやすいため、保管後はできるだけ早めに使い切りましょう。
【活用失敗談】湿ったまま使ってカビが生えた時の対処法

コーヒーかすの乾燥が不十分のまま冷蔵庫に入れてしまうことで、「数日後にカビが生えてしまった…」という状況になる場合があります。
もしカビが発生してしまった場合は、すぐに処分してください。カビが生えたコーヒーかすを放置すると、冷蔵庫や靴箱全体にカビが広がる恐れがあります。
カビが生えたコーヒーかすは、ビニール袋に入れて密閉し、可燃ゴミとして捨てましょう。
カビが付着していた容器や場所は、アルコールで消毒して、しっかりと乾燥させてから再度使用してください。
おわりに
この記事では、コーヒーかすを冷蔵庫・靴箱の「脱臭剤」として再利用する方法を紹介しました。
乾燥の手間はかかりますが、一度習慣にしてしまえば負担なく続けられます。小さな積み重ねが家計の節約や環境に優しい暮らしにもつながるので、ぜひ試してみてください。
※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。