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家庭菜園で元が取れる野菜!長く楽しむポイント

家庭菜園で元が取れる野菜!初期投資回収までの期間
ゆーたか (CROCO_コラム企画ライター)

執筆者

ゆーたか

理学療法士、パーソナルトレーナー、2級FP技能士。ライターとしても活動している5人家族30代パパ。医療・金融系メディアで累計200本以上執筆。趣味は家電をフル活用して家事を効率化することと読書。家族と家計の健康を守るために日々奮闘中。

毎日の食卓に欠かせない野菜、スーパーで買うたびに「また値上がりしてる…」と感じたことはありませんか?ベランダや小さな庭があれば、家庭菜園で野菜代の節約にチャレンジしてみてください。

初心者でも、育てやすい野菜を選んで正しく栽培すれば、初期投資1万円程度でそれ以上の節約効果を得られる可能性があります。しかも、新鮮で美味しい野菜を食べることができるので、一石二鳥です。

この記事では、元が取れる野菜の選び方から具体的な節約シミュレーション、コストを抑えた栽培のコツまで、実践的なテクニックをわかりやすくご紹介します。野菜の値上がりに負けない、ゆとりある食生活を今日から始めてみましょう!

初心者でも育てやすく元が取れる野菜の実例

初心者でも育てやすく元が取れる野菜の実例
家庭菜園の定番・ミニトマトは、初心者でも失敗しにくく手軽に収穫できる人気の野菜です。

「家庭菜園って難しそう」「本当に節約になるの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。実際は、栽培する野菜選びさえ間違えなければ、初心者でも節約効果を実感できます。

ここでは、失敗しにくくて節約効果の高い野菜を、実際の収穫量や金額とともにご紹介します。「これなら私にもできそう」と思える野菜が、きっと見つかるはずです。

ミニトマトが育て方次第で初期費用を回収できる理由

家庭菜園の代表格といえば、ミニトマトです。なぜこんなに人気なのか、実際の数字で見てみましょう。

ミニトマトを2株を育てる場合の初期費用を、苗2株600円、プランター2個3,000円、培養土2,000円、支柱や肥料などの資材1,500円とすると、合計約7,100円です。

6月に苗を植えて9月頃までの約3~4か月育てると、ミニトマト1株から収穫できる実の数は、適切に管理すれば150個ほど、2株では合計300個ほど収穫することも夢ではありません。

スーパーでミニトマト1パック(15個入り)が300円程度とすると、300個は20パック分で約6,000円相当、さらに、収穫が順調であればより多く収穫できることもあり、24パック分なら約7,200円相当になります。

条件がそろえば、初期費用を回収できる可能もあり、お店で買うよりお得になる場合もあります。

家庭で育てたミニトマトは採れたて新鮮、みずみずしさもあり、スーパーで買うものとはまた違った風味を味わえ、自分で育てた満足感があるのも、家庭菜園の大きな魅力です。

茄子・オクラ・葉物野菜の収穫量と節約額

ミニトマト以外にも、コストパフォーマンスの高い野菜はたくさんあります。

茄子は長期間収穫できる野菜で、1株から20~30本以上採れることも。苗代250円に対し、お店で1本100円程度とすれば20本で約2,000円、30本なら約3,000円分の価値に相当します。

オクラも優秀で、上手に育てれば1株から約50本もの収穫が可能です。市販のオクラが1袋(8本入り)200円程度なので、1株で約1,250円分に相当します。

葉物野菜なら、小松菜やほうれん草がおすすめです。種から育てることで、さらにコストを抑えられます。種代100円で20~30株分を栽培でき、市販品1袋200円と比べると、収穫量によっては数千円分の価値になることもあります。

いずれも栽培に必要なプランターや培養土、支柱、肥料などの資材等、初期費用は必要ですが、うまく育てれば、家庭菜園ならではの新鮮な野菜を楽しめるうえ、買うよりお得になることもあります。

続けるほど家庭菜園はコストパフォーマンスがよくなる

続けるほど家庭菜園はコストパフォーマンスがよくなる
道具を再利用できるので2年目以降はさらにお得

家庭菜園は、最初にプランターや培養土、支柱、肥料などをそろえる必要があるため、1年目は初期費用がかかります。

ただ、2年目以降はプランターや支柱などの道具をそのまま使い回せることが多いため、出費を少なくできます。

毎年新しく買う必要があるのは苗や種、肥料などの一部だけなので、年を重ねるほど費用を抑えやすくなるため、家庭菜園のコストパフォーマンスはさらによくなるでしょう。

また、家庭菜園を継続することで、水やりのタイミングや肥料の量、病害虫の対処法などの経験値が上がり、枯らしてしまうような失敗も起こりにくくなります。苗を植える時期や収穫の時期もつかみやすくなり、安定した収穫ができるようになります。

さらに日当たりや風通しや自分の家庭に合った野菜の育て方、土づくりのコツなども身について、野菜を育てやすい環境が整えやすくなるでしょう。

「去年よりうまく育てられた!」という達成感があれば、次はもっと上手く育てたいという気持ちにもつながります。家庭菜園は収穫する楽しさだけでなく、育てる過程そのものを長く楽しめるのが魅力です。

コストを抑えて長く収穫を続けるコツ

コストを抑えて長く収穫を続けるコツ
洗濯ネットを活用すれば、100円で防虫ネット代わりに!

せっかく初期投資を回収しても、その後の維持費がかさむと効果が半減してしまいます。市販の園芸用品は意外と割高ですが、工夫次第で大幅に節約できます。ここでは、お金をかけずに害虫対策をしたり、一年中収穫を続けるための、実践的なテクニックをご紹介します。

100円ショップの資材で作る虫・病気対策

100円ショップの資材で作る虫・病気対策
「園芸用品は高い」というイメージがありますが、実は100円ショップの商品で十分代用できるものがたくさんあります。

防虫対策には、100円ショップの洗濯ネットがおすすめです。園芸店の防虫ネットは1枚500円程度しますが、洗濯ネット1枚100円で同等の効果が得られます。特に葉物野菜の害虫対策には抜群の効果を発揮します。

アブラムシ対策には、霧吹きボトル(100円)に中性洗剤を数滴加えた石鹸水を作るのがおすすめです。市販の殺虫剤が800円程度するのに対し、材料費はわずか100円で1シーズン分の対策ができます。

中性洗剤はアブラムシを全滅させるほどの効果はありませんので、アブラムシを見つけたらこまめに対策することが必要です。また、収穫後は、必ず水で良く洗ってから食べるようにしましょう。

病気予防には重曹が効果的です。100円の重曹1箱で約20回分の散布液を作ることができ、市販の殺菌剤1本600円と比べると圧倒的にお得です。

支柱についても、100円ショップなら園芸店の半額以下で購入できます。園芸店では1本200円程度する支柱が、100円ショップなら2本セットで100円で手に入ります。

時期をずらした栽培で年中野菜代を節約する方法

時期をずらした栽培で年中野菜代を節約する方法
「夏は野菜がたくさん採れるけど、冬は何もない」家庭菜園を一年中楽しむには、栽培時期をずらしてみましょう。

葉物野菜は特に時期をずらした栽培に適しています。小松菜なら3月、5月、7月、9月、11月と2か月おきに種まきすることで、ほぼ年中新鮮な野菜を収穫できます。1回の種代は100円程度で約20~30株分を栽培でき、年間約数千円分の節約効果があります。

ミニトマトも工夫次第で長く収穫できます。5月植えに加え、8月に秋トマトを植えると11月頃まで収穫が可能です。

大根や人参などの根菜類は春まきと秋まきの2回栽培すれば、年間消費量をほぼカバーできます。春秋合わせた種代200円程度で、数千円分を節約できる計算です。

栽培難易度別おすすめ野菜の選び方

「失敗したくない」という方のために、栽培難易度別におすすめ野菜をご紹介します。

初心者向け(失敗リスク低)

  • 葉物野菜(小松菜、ほうれん草、レタス)
  • ラディッシュ(二十日大根)
  • ミニトマト

これらは病気にかかりにくく、特別な技術も不要。初年度から節約効果を期待できます。

中級者向け(少し手間がかかるが高収穫)

  • なす
  • オクラ
  • きゅうり
  • ピーマン

やや手間がかかりますが、収穫量が多く節約効果も大きいのが特徴です。1年程度の経験を積んでから挑戦すると良いでしょう。

上級者向け(手間はかかるが大きな節約効果)

  • トマト(大玉)
  • かぼちゃ
  • とうもろこし

栽培期間が長く、病害虫対策や追肥などの管理が重要ですが、成功すれば大きな節約効果を得られます。

段階的に難易度を上げていくことで、家庭菜園による節約効果を最大化できるでしょう。まずは失敗の少ない野菜から始めて、経験を積みながらレパートリーを増やしていくのが成功のコツです。

おわりに

毎日食べる野菜だからこそ、自給自足することで家計に大きな差がつきます。初心者向けの育てやすい野菜から始めて、段階的にチャレンジしていけば、年間1万円以上の節約も夢ではありません。

また、100円ショップの資材を活用したり、時期をずらした栽培をしたりすることで、維持費を抑えながら一年中新鮮な野菜を楽しむことができます。

自分で育てた野菜の味は格別です。家庭菜園を始めれば、節約効果・健康面・育てる楽しさを同時に実感できます。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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