更新日

食品の値上げに負けない!「代替食品」でおいしく節約する方法

食品の値上げに負けない!「代替食品」でおいしく節約する方法
北原 円香 (CROCO_コラム企画ライター)

執筆者

北原 円香

主婦・元保育士。現在は育児とライター業、SNSでの発信に奮闘中。暮らしにまつわる情報をInstagramで発信しながら幅広い分野の記事を執筆しています。「シンプルで心地よい暮らしに整える」が日々のモットー。忙しい毎日でもちょっとした工夫や気づきを大切に暮らしています。

毎日のように食品が値上がりして、「今月も食費がオーバーしそう…」と悩んでいませんか?

本記事では、近年食品の値上がりが続く背景や代用できるコスパ食品、失敗しない取り入れ方をご紹介します。

「節約したいけど、家族の満足感や栄養バランスも大切にしたい」という方に役立つアイデアが満載ですので、ぜひチェックしてみてください。

なぜ最近こんなに高い?値上げが続く食品とその理由

なぜ最近こんなに高い?値上げが続く食品とその理由
主食・日常品に上昇集中。家計直撃が顕著に。

ここでは、今なぜ食品の値段が高騰しているのか、その背景を分かりやすく解説します。

まずは、ここ最近、どの食品がどのくらい値上がりしたのかを具体的に見ていきましょう。

値上がりした主要食品一覧と価格推移

2026年3月末時点で特に値上がりが目立ったのは、酒類・飲料、調味料や菓子類など、日常的に口にしている食品です。

帝国データバンクの調査によると、食品大手195社、で2026年4月の飲食料品値上げは、合計2798品目。家計への影響は無視できません。

以下は、特に値上がりが目立った食品一覧です。

食品カテゴリー値上げ率(%)
調味料約16
加工食品約13
菓子約15
乳製品約10
原材料約13
酒類・飲料約19
参照元:帝国データバンク|「食品主要195社」価格改定動向調査-2026年4月

家計に直結する背景を簡単に解説

食品の価格が上がり続けている背景には、さまざまな要因が複雑に絡んでいます。

前述の帝国データバンクの調査によれば、食品値上げの要因として 、「原材料高」の影響を受けた値上げは99.8%、電気・ガスなどの「エネルギー」は60.0%、「物流費」は72.9%、「人件費」は52.7%、「円安(為替の変動)」は11.7%を挙げています。

ひと月ごとの値上げ品目数が2000品目を上回るのは、昨年の10月以来となる半年ぶりのことで、2026年に入ってからは初めての大きな値上げの波となりました。

さらに米国とイスラエルによるイランへの攻撃によって、中東情勢の不安が高まっており、原油の供給が不安定になることで、包装資源やエネルギーの値上がりにも危機感があります。

プラスチックフィルムやPET原料などに使われる石油由来の樹脂素材は、コストが上がりやすい状況になっているのに加えて、今年の夏以降には電力や燃料コストが世界的に需給のバランスが崩れ、価格が上がることが心配されています。

円安や原油高、エネルギーコストなどの上昇が長く重なって続くと、しばらく落ち着いていた値上げの動きが、2026年の後半には再び強まる可能性もあります。

家計を救う!生鮮食品のおすすめ代替アイデア

ここでは、価格が上がった食品を別のもので置き換える、代替アイデアをご紹介。

生鮮食品の代用になる、家庭で使用しやすい食品を紹介しますので、毎日の献立にぜひお役立てください。

卵の代わりに?おから・豆腐・チーズなどの「代用たんぱく質」

卵の価格が高騰するなかで注目されているのが、代用たんぱく質です。

代表的な食品には、おからや豆腐、チーズなどがあり、手頃な価格で手に入れやすいのが魅力です。

なかでも、肉の一部を豆腐に置き換えて作る豆腐ハンバーグは、コストパフォーマンスでも栄養面でも優れており、節約レシピとして人気があります。

ただし、豆腐を多く使いすぎると水っぽくなり、食感や風味が物足りないと感じることも。

以下の3つのポイントを押さえれば、“水っぽさ”を回避できます。

  • 合挽きびき肉と木綿豆腐を3:1の割合にする。
  • 水切りをしっかりしたうえで片栗粉やパン粉で結着させる。
  • だし・味噌・粉チーズなどで旨味を補強する。

コスパ最強!冷凍・缶詰・乾物の活用例

生肉や生魚は価格も上がりましたが、日持ちしないことも悩みの種。代替としてコスパよく使えるのが、冷凍食品や缶詰、乾物です。

コスパ最強!冷凍・缶詰・乾物の活用例
保存性×時短×安定価格。塩分調整も忘れずに。

冷凍のむきエビや肉や魚の加工品などは、冷凍庫で適切に保管することでまとめ買いも可能です。下処理不要で解凍してすぐ調理できるため時短にも便利ですね。

ただし、まとめ買いしたまま冷凍庫で保管して放置すると冷凍焼けの原因になるので、小分けして平らに冷凍保存するのがポイントです。

サバ缶やツナ缶などの缶詰は常温で長期保存でき、すぐに使える手軽さが魅力です。そのまま食べることもでき、炒め物や煮物など幅広く便利に使えます。

塩分が多めなのが気になるところですが、缶詰と野菜を1:1の割合で組み合わせると栄養バランスが整い、塩分も自然に調整できます。

例えば、小松菜とツナ缶を炒めるだけの簡単調理でも、ツナ缶の塩味が効いているので少し味を整える程度で美味しい一品が出来上がります。

乾物の高野豆腐や切り干し大根は、タンパク質や食物繊維の補給に役立つ優秀食品。常備しておけば、節約と健康を両立しやすくなります。

乾物を使った料理はハードルが高そうですが、実は思うほど難しくはありません。ポイントは、しっかり水やぬるま湯で戻すことです。各食品ごとの戻し方や時間を確認しましょう。

また、乾物=煮物のイメージが強いですが、洋風のアレンジもできるので挑戦してみてください。

旬野菜と冷凍野菜を味方に!使い切れる量と保存の工夫

旬の野菜は安くて栄養価も高く、家計の強い味方です。

ただし、大量購入すると使い切れず廃棄につながることもあるため、すぐに使う分と保存用に分けるのがコツ。保存用は下茹でやカット後に冷凍しておくと調理もスムーズです。

一方、市販の冷凍野菜は価格が安定しており、必要な分だけ使えるので食品ロス防止に効果的です。

旬野菜と冷凍野菜を味方に!使い切れる量と保存の工夫
生+冷凍の二刀流で食品ロス削減と栄養確保を両立。

旬野菜と冷凍野菜を組み合わせれば、コストと栄養のバランスを保ちながら、時短調理も叶えられます。

うまく活用すれば、野菜をしっかり摂りながら無駄なく食費を抑えられるでしょう。

おわりに

食品の値上げが続く今こそ、代替食品や冷凍食品・缶詰などをうまく取り入れて無理のない節約を心がけたいもの。

完璧を目指さなくても日々の小さな工夫が積み重なれば、食費の見直しや家計改善につながります。

今回ご紹介したアイデアはすぐに真似できるものばかりですので、家族の好みやライフスタイルに合わせてできるところから取り入れてみてくださいね。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

よく読まれている記事

みんなに記事をシェアする