1.「泣き寝入り」のないフェアな社会を作るために
「アテラ」は泣き寝入りのないフェアな社会を作るために生まれた画期的なサービスです。アテラについてより深く知っていただくために、まずはアテラが生まれた背景とアテラが目指す社会について解説します。
1-1.「アテラ」が生まれた背景
日本では困ったことが起きたり、トラブルに巻き込まれてもどうすることもできず、泣き寝入りとなる方が少なくない現実があります。「残業代が支払われない」「お金を返してもらえない」「取引先に契約違反をされて困っている」こういった悩みを解決したいと思っても、法的手続きの難解さや高額な弁護士費用などがネックとなり、どうすることもできない方が多いのです。これは個人だけではなく企業においても起こっています。こういった日本の現状を打破するためにアテラは生まれました。
1-2. 「アテラ」が目指す社会
アテラが目指すのは、誰もが費用を気にせず容易にトラブルの解決を弁護士に相談ができる、そんな社会です。泣き寝入りの防止は海外では非常に重視されています。実際、SDGs目標においても「全ての人々に司法への平等なアクセスを提供すること」が掲げられています。アテラはより多くの方々に、司法へのアクセスを提供できるよう門戸を開き、泣き寝入りのない公正で誰もが幸せに生きることのできる社会の実現を目指しています。
2.弁護士費用提供サービス「アテラ」とは
アテラは弁護士費用の提供を行うことにより、多くの方に司法へのアクセスを提供します。アテラの提供する2つの機能と、アテラの利用によって得られる2つのメリットについて解説します。
2-1.「アテラ」が提供する2つの機能
アテラが提供している機能は主に「初期費用の立替え」と、敗訴したり、現金の回収に失敗したりした場合の、弁護士の初期費用分の「赤字の補填」、この2つになります。
この2つについて、それぞれ内容を解説していきます。
2-1-1.初期費用の立替え
アテラでは弁護士の初期費用の立替えを行っています。通常、弁護士に依頼をする際は着手金をはじめとする数十万円から数百万円の初期費用が発生します。この初期費用がネックとなり断念する事例は少なくありません。
今現在お金に困っているという方にとって、数十万円の初期費用は非常に大きな金額です。そこで、まずは問題解決に着手して前へ進むことができるよう初期費用の立替えをしています。なお、立替えられた費用は後日、相手から金銭を受け取ったときに支払うことになります。
2-1-2.敗訴等で発生する赤字の補填
アテラでは弁護士を利用したことによって発生した赤字分を補填する機能も提供しています。現実問題、弁護士に依頼すれば必ずしも争いを解決でき、支払いを受けられるというわけではありません。場合によっては敗訴したり、勝訴して和解に至ったとしても、相手から支払いが得られず弁護士費用で赤字となってしまうことがあります。
そういった場合、先に立替えた初期費用は原則アテラが負担します。
2-2. 「アテラ」の2大メリット
法的トラブルの解決にアテラのファイナンスサービスを利用することで、初期費用不要で弁護士に依頼することができるメリット、トラブル解決に当たり弁護士費用で赤字になるリスクを回避できるメリットの、2つのメリットを得ることができます。
2-2-1.初期費用に悩むことがなくなる
アテラを利用することで、初期費用はアテラが立替えます。それにより、初期費用の支払いに悩むことなく弁護士に相談と依頼をすることができ、早期に問題を解決することができます。これがアテラを利用する際の大きなメリットの一つです。
また、「クイックマネーサポート」というオプションを利用することで、弁護士費用とは別に自由に使える資金の提供も受けることができます。
2-2-2. 赤字リスクを回避することができる
弁護士に依頼すれば必ず勝訴できるわけではなく、実際には裁判所で判決が出た事案のうち5人に1人が敗訴しています。また、勝訴しても相手に一切財産が存在しない、あるいは相手が財産をうまく隠したなどから支払いを受けることができないことがあります。そのような場合には、弁護士の初期費用で赤字となってしまうこともあります。
アテラでは費用が回収不能な状態となったとき、立替えた初期費用について返済が不要となるため、最終的に赤字となってしまうリスクを回避することができます。このように、アテラの利用によって最終的な赤字リスクを気にすることなく弁護士に依頼することができるというメリットも得られます。
なお、敗訴したり費用が回収できなかった場合、「クイックマネーサポート」によって提供を受けた資金についても実質返還不要となります。ただし、勝訴して相手から現金を回収できた場合には、立て替えてもらった費用・クイックマネーサポートの返済に加えて、相手が支払った費用の一部をリスク補償料として「アテラ」に支払う必要があります。
3.「アテラ」はこんな方におすすめします
アテラの利用がおすすめなのは、初期費用が負担となり弁護士への依頼を躊躇っている方や、弁護士費用で赤字となるのが気になってしまう方です。
例えば相続問題のように、各人の感情や利害関係が絡み合い複雑化し、弁護士費用も高額になりやすいが確実に金銭的な利益を得られるとは限らない、といった問題について悩んでいる方におすすめできます。
具体的な事例として、亡くなったご両親の相続財産に関する請求でアテラを利用された方の話を紹介させていただきます。
この方は下記のような請求を行いました。
・遺言の無効を主張しての遺産分割請求
・遺留分侵害額請求
・相手方がご両親の資産を使い込んだことに関する不当利得返還請求
上記の請求についてアテラを利用したことで、弁護士費用247万円に加えて遺言能力の鑑定費用の47万円、合計で291万円の費用の立替え・補償を受けて弁護士へ依頼をすることができました。
成功が約束されていない請求のために300万円近い費用を支払うことに抵抗を感じる方も少なくないでしょう。しかし、アテラを利用することで費用を気にすることなく弁護士に依頼をすることができたという分かりやすい事例になります。
また、争いが長期化しやすい労災の問題を抱えた方の事例もあります。運送業に従事しており労災の被害に遭われた方は、労災事故の損害賠償請求においてアテラを利用し、168万円の立替え・補償を受けて弁護士へ依頼をしました。
他にも、弁護士費用が100万円を超えるような高額とはならないが、数十万円の弁護士費用がネックに感じるという方にもアテラの利用がおすすめです。例えば、離婚時の慰謝料請求や残業代請求などです。
アテラを利用された実例でいえば、離婚と慰謝料請求の弁護士費用50万円の立替え・補償を受けた方や、借用証書を作らずに知人にお金を貸していた方や、未払い残業代請求のための弁護士費用として39万円立替え・補償を受けられた方もいらっしゃいます。
4.「アテラ」ご利用の流れ
アテラは次の8つのフローを経て利用します。
4-1.お問い合わせ
まずはお問い合わせをいただくことからスタートします。お問い合わせの方法はお電話のほか、LINEやWEBサイト上のお問い合わせフォームから可能です。
4-2. 審査のお申し込み
アテラの利用については審査が必要になります。審査のお申し込みはお電話にて30分から1時間程度で完了します。
審査のお申し込み時には弁護士へ相談するトラブルがどのようなものかまとめた資料などを手元に用意しておくとスムーズに話が進みます。
4-3.資料の提出
インターネット経由や郵送などの方法で、審査に必要な資料を提出します。審査に必要な資料や提出方法など詳細については別途行われる案内に沿って行うようにしてください。
4-4.審査の開始
お申し込み時の内容や提出書類を基に審査がなされます。審査期間は通常2週間程度です。複雑な事案などは最大4週間程度かかることもあります。
4-5.審査結果の回答とご契約
審査の結果、アテラを利用できる場合、ご利用可能額やリスク補償料などが通知されます。そして、契約条件など詳細について納得ができれば、ご契約となります。
4-6.弁護士への依頼など
ご契約の後、ご自身で弁護士へ依頼します。その後、アテラより弁護士へ立替え払いがなされます。クイックマネーサポートを利用する場合はこのタイミングでサポートを受けられます。
4-7.弁護士を通じた相手への請求
依頼した弁護士と協力して相手方へ請求を行います。基本的に弁護士へお任せしておけばスムーズに事が進んでいきます。
4-8.お支払いの実施
相手への請求が認められ、実際に金銭などを獲得できた場合は、その一部をアテラへのサービス利用料(リスク補償料)としてお支払いいただきます。
なお、請求がうまく行かず金銭などが得られなかった場合、お支払いは一切不要となります。
おわりに
アテラは弁護士費用を提供する日本初のサービスです。アテラを利用することで、すでに発生しているトラブルや困りごとを、弁護士の力を借りて解決に導くことができます。
弁護士費用は一般的に高額となるため、泣き寝入り状態にある方も多くいらっしゃいます。アテラは今後もそういった方をサポートして多くの人を救っていきます。現在弁護士費用がネックとなっている方や、少しでも弁護士費用を抑えたいと考えている方にはアテラの利用をおすすめいたします。