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猫にシャンプーは必要? シャンプー必要な場合や手順とコツをご紹介

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提供元:みんなのブリーダー/みんなの子猫ブリーダー

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みんなのブリーダー/みんなの子猫ブリーダー

日本では一般的なペットショップでの生体販売が、欧米では当たり前ではなかっ たことに深い衝撃を受けた創業スタッフ。子犬・子猫に負担のかかる販売・流通 方法を改め、欧米同様にお客様がブリーダーを直接訪問して子犬を迎える方法 を、日本でも浸透させたいと考えました。 2010年にペットと飼い主のマッチングサイトである『みんなのブリーダー』をオープ ン、翌年2011年には『みんなの子猫ブリーダー』を立ち上げました。子犬・子猫に 優しい販売・流通の改革を目指す当サイトは、多くのお客様の支持を受けて、 2022年7月時点で、犬猫合計で22万件の縁結びを実現しています。

動物と一緒に暮らすとき、どうしても気になるのが汚れや臭いの問題。猫は自分で毛づくろいをすることから「きれい好き」なイメージがあるかもしれません。とくに室内飼いの場合は外出することもないため、シャンプーの必要があるのかどうか気になりますよね。 そこでこの記事では、猫にとってのシャンプーの必要性や、手順とコツを解説します。

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猫にシャンプーは必要? 不要?

毛づくろい

ブラッシングとは違い、猫のシャンプーは必ずしなくてはならないものではありません。猫は「グルーミング」といって、自分で毛づくろいをして被毛をきれいにする習性があります。完全室内飼いの猫は汚れることも少ないため、基本的に日常的なシャンプーはしなくてもいいものといえるでしょう。

ただし、皮膚病などの病気にかかったときや、排泄物で汚れてしまったときなど、猫にもシャンプーが必要になるケースがあります。もともと泳いだり水浴びしたりする習性がない猫は水嫌いとしても知られており、「シャンプーをしようとしたら大暴れされた」、「怖がって逃げてしまう」というのはよく聞く話です。

いざというときスムーズに洗ってあげられるよう、普段からシャンプーに慣れさせておくのも大切といえるでしょう。

猫のシャンプー、こんなときはしたほうがいい

換毛期

基本的に、猫はシャンプーをしなくても良い動物と説明しましたが、そんな猫でも洗ったほうがいいのはどんなときでしょうか。3つのケースについて説明します。

抜け毛がたくさんある(換毛期)

猫には、被毛が生え変わる換毛期があります。この時期は、驚くほど大量の毛が抜け落ち、猫が歩いた場所が毛だらけになってしまう、なんてことも。

猫の細い毛は床や家具の隙間に入り込みやすく、掃除するのも一苦労です。猫の抜け毛が飛散したままの状態は、見た目的にも衛生的にもよくありません。

ブラッシングでもある程度抜け毛を落とすことができますが、シャンプーすれば一度に全身の抜け毛を洗い流すことが可能になります。

汚れが目立つとき

毛づくろいで自らをきれいにできるとはいえども、汚れがゼロというわけではありません。特に白などの明るい毛色の猫は汚れが目立ちやすく、気になるところですよね。ブラッシングや濡れタオルで拭いても落としきれない汚れは、シャンプーですっきり洗ってあげるときれいになります。

長毛種

長い毛を持つもふもふな猫たちは、毛がもつれやすく、絡まりやすいという特徴があり、短毛の猫よりも念入りなお手入れが必要です。

毎日のブラッシングでは落としきれない汚れやニオイが付くこともあるため、定期的にシャンプーをしてあげるといいでしょう。また、シャンプーと併せてリンスをすることで、被毛の乾燥による静電気を防止できます。

猫のシャンプーの手順

猫のシャワー中

続いて、実際に猫のシャンプーの手順を見ていきましょう。「事前の準備」「ぬるま湯でしっかりと全身を濡らす」「すすぎ残しがないようにする」といったポイントを押さえるのがコツです。

シャンプー前にチェック

いきなり水で濡らすのではなく、まずはブラッシングのお手入れからスタートしましょう。毛のもつれを解き、毛玉がある場合はできる限り取り除いておきます。

また、猫を洗うのに適した温度は35~38度程度のぬるま湯です。熱すぎるお湯は皮膚を傷めてしまいますので、必ず「少しぬるいかな?」と感じるぐらいの温度で洗うようにしてください。

シャンプーは猫の体に原液をかけるのではなく、あらかじめお湯で2倍程度に希釈したものを使います。ふんわりと泡立てたシャンプーで優しく包み込むように洗うのが正解です。

皮膚までしっかり濡らす

事前の準備ができたら、早速シャンプースタートです。まずは猫用に温度を調節したお湯で、全身すみずみまで濡らしましょう。

水を怖がる猫の場合、シャワーヘッドを猫の体に沿わせるように濡らすと負担が軽減できます。水圧は弱めで、優しくシャワーをあててください。

泡を乗せて優しく洗う

お湯で希釈したシャンプーをふんわりと泡立て、少しずつ猫の体に乗せるようにして洗いましょう。怖がらせないよう、お尻や後ろ足のほうから徐々に前に向かって洗うのがコツです。

爪を立ててゴシゴシするのは絶対にNG。デリケートな猫の被毛や皮膚を傷めないよう、指の腹を使って優しく洗いましょう。手足やしっぽ、顔周りなどを洗われるのを嫌がる猫も少なくありません。徐々に慣らしていければいいですが、どうしても洗うのが難しい場合は無理にシャンプーせず、濡れタオルで拭きとる程度にとどめておきましょう。

猫のシャンプー中

しっかりすすぐ

シャンプーで大切なのは、仕上げのすすぎです。
薬剤のすすぎ残しは、かえって皮膚に負担をかける原因になってしまいます。
水圧と温度を低めにしたシャワーで、まんべんなくシャンプーを洗い落としましょう。

汚れがひどい場合は2度洗い

猫の汚れやニオイが取れないときは、2度洗いする方法もあります。1回目のすすぎのあと、再び気になる部分に泡を乗せて洗います。また、リンスを使うと洗いあがりも良く、静電気の防止にもつながります。長時間のシャンプーは猫の負担になってしまいますので、2度洗いの場合でも、できるだけ手早く済ませるようにしましょう。

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猫のドライヤーのコツ

猫のタオルドライ

シャンプーのあと、忘れてはいけないのがドライヤーです。大きな音や強風による衝撃を嫌がる猫もいますが、濡れたままでいるとかえってニオイが付いたり、皮膚病の原因になったりもします。コツを押さえて、手早く乾かしてあげましょう。

しっかりタオルドライ

全身びしょ濡れ状態のままドライヤーを当てても、なかなか乾かすことはできません。まずは優しくタオルドライし、余計な水気を取ってしまいましょう。吸水性の高いタオルがあると便利です。

ドライヤーは弱風で

早く乾かしたいがために「強風設定」でドライヤーを当てたくなるところですが、それはNG。ドライヤーによる轟音は猫を怖がらせてしまいます。シャワーと同様、ドライヤーの風量も「弱風」設定で。猫に恐怖感を与えないよう、優しく乾かすことを心がけてください。

ブラシを使って根元から乾かす

表面は乾いたように見えても、根元に水分が残ってしまっているケースは少なくありません。全身をしっかりとドライヤーするためには、ブラシを使いながら乾かすのがコツです。

濡れているときの毛は通常時よりも痛みやすいので、ブラシで強く引っ張らないよう注意を。全身の毛が根元からしっかり乾いたら、完成です。最後にブラッシングで毛の流れを整えると、ふわふわに仕上がります。

まとめ

水嫌いな猫

猫飼い初心者の方に向けて、シャンプーの手順やコツについて解説しました。水嫌いの猫を洗うのは難しく思えるかもしれませんが、子猫のころから徐々に慣れさせておくのが大切です。

また、汚れやニオイが気になるからとは言え、洗いすぎるのは猫の皮膚を傷めてしまいます。猫のシャンプーは、多くても月に1回程度が適切です。シャンプータオルや水のいらないシャンプーも併用しながら、きれいな状態を保ってあげてくださいね。

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