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キッチン掃除の仕方とは?毎日のお手入れの具体例とポイントも解説

キッチン掃除の仕方とは?毎日のお手入れの具体例とポイントも解説
セゾンのくらし大研究 編集部

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キッチンの水回りの清潔さを保つためには、定期的な掃除が必要不可欠です。しかし、毎日忙しい日々を送る方にとっては、料理をして、皿洗いから片付けまでの行程だけでもひと手間に感じてしまうでしょう。

そこでこのコラムでは、キッチンの水回りを掃除する方法や、プロのハウスクリーニング業者に依頼するメリットなどを解説させていただきます。

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キッチンの水回りを定期的に掃除する必要がある理由

キッチンの水回りを定期的に掃除しなければならない理由はたくさんあります。

細菌の増殖を防ぐ

細菌は、あらゆる場所で増殖しますが、特に水のある場所の方が増殖しやすいといわれています。キッチンはこれらの細菌が容易に増殖する場所の代表格といえるでしょう。

なかには、キッチンより浴室の方が汚いのではと思われる方も多いかもしれませんが、キッチンのシンクの方は、多くの水が使われるだけでなく、色々な油汚れ、生ごみ、食べ物のかすなども介在するため、細菌にとっては栄養の宝庫になっています。細菌はこのような場所を好み、簡単に増えるといわれています。

細菌は、水、温度、湿度、食べ物のかすなどの4つの条件がそろって増殖します。そして家のなかでその条件を一番満たす場所がキッチンの水回りなのです。

シンクや排水口には黄色ブドウ球菌や大腸菌などの細菌が多く存在し、その細菌は胃腸系の疾病を引き起こす可能性があります。

お皿やコップに、細菌や汚れが表面に蓄積し始めると、洗い流しにくくなり、時間の経過とともに人体に悪影響を及ぼします。細菌を増殖させないためにはこまめな洗い・掃除が重要です。

水垢汚れを残さない

ステンレス製のシンクには白いうろこ状の水垢汚れができやすいですよね。これは、水道水に含まれる炭酸カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が原因によるものです。

水が蒸発してなくなった後で、そのなかに含まれているミネラル成分が蒸発せずに残り、白いウロコのような水垢になるのです。

シンクを使った後、常にスポンジなどでこすれば簡単に落ちるのですが、放置すると層のように積み重なり、こびりついた汚れになってしまいます。

キッチンを使い終わる度に、スポンジに食器用洗剤を少したらして軽くこすれば、後から時間をかけてゴシゴシこする手間がかからなくなります。

カビを防ぐ

キッチンをキレイに使っていたつもりでも、気付くと現れるのがカビです。自分自身ではシンクを使う度にある程度は洗っているつもりでも、知らず知らずのうちにカビが現れてしまいます。

カビは、温かく湿気のある環境を好みます。カビをそのままにしておくと、悪臭が出たり、カビの胞子が空中に広がったりして、衛生的にも良くないでしょう。

カビは、アレルギー性の鼻炎や皮膚炎から、喘息や肺炎まで様々な病気の原因を引き起こす場合もあります。見た目だけでなく、体のためにもカビを増やさないようにしてください。

臭いを防ぐ

排水口のゴミ受け、三角コーナーにゴミが蓄積していたり、汚れていたりすると、腐敗やぬめりが生じて、キッチン周りに嫌な臭いが漂います。ぬめりが悪臭の原因の場合、雑菌も多く繁殖するので不衛生です。

また、排水口には、排水管自体に生ゴミや油が付着します。そこから雑菌が発生したり、汚れが蓄積したりすると、悪臭の原因となる可能性があります。

臭いと感じる物のほとんどは有害物質です。ちょっと掃除をするだけでは臭いが取れない場合は、排水口やパイプを分解して掃除したり、強い薬剤を使わなければならなかったりするため、定期的な掃除で衛生を保ちましょう。

長く使えるようにする

シンクの耐用年数は一般的に10年から20年といわれています。使い方や手入れ方法によっては10年で使えなくなるケースもあります。

気にせず使っている家がほとんどですが、20年以上使用したシンクは見た目が古臭く、サビやニオイにより快適なキッチンとはいえない状態になってしまうものもあるといわれています。

適切な掃除やお手入れを定期的に続けることは、シンクを清潔な状態で長く使い続けるために必要なことといえるのではないでしょうか。

キッチンのシンクや排水口をきれいにする方法

キッチンのシンクや排水口の掃除は楽しい仕事ではありませんが、水回りをきれいにすることは常に不可欠です。キッチンのシンクや排水口をきれいにする方法を解説しますので、参考にしてください。

慌ただしい平日を過ごし、週末はじっくり掃除しようと計画していたのに、撮り溜めたドラマを一気見して、洗い物が積み重なり、生ごみはゴミ受けにたまっているなどの経験は、一度はあるのではないでしょうか。

汚れた鍋やフライパンから、水をやりたての観葉植物の土まで、キッチンの水回りは1週間でとても汚れます。そして、汚れたキッチンからバラのような香りがすることは決してありません。

古い食べ物や汚れの自然な蓄積は、頻繁かつ適切に掃除しないと、キッチンの排水管に残る可能性があります。雑念を捨てて、キッチンの水回りを、以下の手順で定期的に掃除しましょう。キッチンのシンクと排水口の掃除をルーチンにして、習慣化してしまいましょう。

【用意するもの】

  1. ゴム手袋
  2. 非研磨スポンジ
  3. 食器洗い洗剤
  4. 重曹
  5. オキシドール
  6. レモン

ステップ1|キッチンのシンクをきれいにする

まず、食品、マグカップ、水切りかごなどをシンクから除きましょう。次に、目に見えるくずなどを簡単に洗い流します。

それが終わったら、ゴム手袋をはめて磨く準備をしましょう! キッチンのシンクの掃除は材質によって異なることに注意しましょう。材質に最適な掃除方法に従うようにしましょう。

ステンレスのシンクをきれいにする方法

一般的な材質であるステンレスは、他の材質よりも丈夫です。滑らかな材質で、汚れに強く、錆びにくいです。しかし、酸性食品、漂白剤、および研磨性のスポンジなどは、ステンレスシンクの敵です。

酸性食品を長時間シンクに置いたままにしないでください。また、漂白剤ベースのスプレーの代わりに重曹を使用して洗浄しましょう。

濡れたシンクを重曹でコーティングし、スポンジに少量の食器用洗剤とお湯を加えることから始めます。シンクをこすり洗いするときは、常に側面から始めて下に向かって進み、汚れを直接排水口に押し込みます。

表面の垢がなくなるまで、洗剤と水を追加しながら続けます。次に、きれいな水ですすぎましょう。ステンレスは水滴の跡を残しやすいので、柔らかいマイクロファイバークロスでこすり拭きして乾かしましょう。

白いシンクをきれいにする方法

白いキッチンのシンクは、コーヒーやワインの染みはいうまでもなく、サビや飛び散った食べ物のかすも目立ちます。オキシドールと重曹を使って、汚れを取り除き、元の状態に戻していきましょう。

まず、シンクを湿った布で軽くたたいて少し湿らせてから、完全に覆われるまで重曹を振りかけます。次に、重曹にオキシドールを数滴垂らし、スポンジまたはブラシを使用してこすり洗いを開始します。完全にこすり洗いしたら、排水口に流し入れます。

磁器のシンクをきれいにする方法

光沢のある磁器のシンクは、サビや汚れに強くありません。白いシンクと同じ方法でも磁器のシンクを掃除できますが、錆を取り除き真珠のような仕上がりになる別の方法をお勧めします。

レモンの半分に塩を振りかけ、サビの部分を直接こすります。次に、温かい石鹸水できれいに洗い、マイクロファイバークロスを使って乾かします。

ステップ2|蛇口またはハンドルをきれいにする

材質に関係なく、すべての蛇口またはハンドルは石鹸水を使用して洗浄できます。スポンジやブラシなどでこすります。手の届きにくい場所には歯ブラシを使いましょう。

こすった後もまだ白い斑点がありますか?その斑点は、水道水のミネラルに入った石灰の蓄積です。石鹸水にスプーン一杯の酢を加え、拭き取りましょう。

ステップ3|排水口をきれいにする

キッチンの臭いで不快な思いをしたくないですよね。排水口をばっちり清掃すれば悪臭はせず、気持ち良くキッチンが使えます。また、排水口の部分に生ごみ処理機がついている場合の簡単な掃除方法も紹介します。

重曹と酢で排水口をきれいにする

重曹と酢を使って排水口をきれいにしていきましょう。重曹:酢を1:2の比率で使用していきます。最初に重曹を排水口に入れ、次にホワイトビネガーをゆっくりと注ぎます。

酸性の酢がアルカリ性の重曹に反応して、発砲します。15分待ってから、沸騰したお湯で洗い流して、残っている残留物を排水口から取り除きます。

レモン、塩、氷で生ごみ処理機をきれいにする

生ごみ処理機にレモン一切れ、塩、氷をいくつか入れます。 次に、冷水を流しながら、氷がなくなるまで生ごみ処理機をオンにします。塩は刃をこすり洗いし、氷はべとべとや汚れを取り除くのに役立ちます。

粗塩が最も効果的ですので、手元にある場合は岩塩または海塩を使用するのも良いでしょう。レモン一切れは、もちろん、脱臭して新鮮な香りを作り出すのに活躍します!

プロのハウスクリーニング業者に依頼する

使ったあとに、掃除をしているキッチンでも、いつの間にか、サビやベタベタ汚れが付いていたり、臭いが出てきてしまったり。

シンクや排水口を完璧といえるまできれいにするには、定期的にプロのハウスクリーニング業者に依頼することを検討してみましょう。

専門知識を兼ね備えた経験豊富なスタッフが、キッチンをきれいな状態にしあげてくれるでしょう。

プロにクリーニングを依頼している間は、別のことに時間を使うこともできます。

撮り溜めたテレビ番組を見たり、本を読んだり、家族と一緒に時間を過ごしたり、ただリラックスをしたりと、罪悪感を抱かずに好きなことをする時間ができるのです。もちろん、持ち帰った仕事をすることも可能です。

専門のハウスクリーニングサービスに依頼することは、最初は少し出費がかさむように感じるかもしれませんが、長期的に見ると節約ともいえます。

なぜならシンクや排水口を綺麗に保つことはキッチンの水回りの寿命を延ばすからです。ひいては、家の他の部分も綺麗に保つことにつながるからです。

ハウスクリーニングを依頼する方が増えつつあり、ハウスクリーニングは、プロにお願いするものと定着しつつあります。

キッチンのクリーニングは、「くらしのセゾン」におまかせ!

クレディセゾングループの一員である「くらしのセゾン」は、ハウスクリーニングや建物管理サービスを始めとした、住まいや建物に関する困りごと・悩みごとに答える様々なサービスを提供しています。

「くらしのセゾン」が提供するハウスクリーニングは、熟練した技術と豊富な経験を持つ専門の技術者が、お家を徹底的に綺麗にします。

キッチンクリーニングの特徴は、シンクの水アカをスッキリ落とし、嫌なニオイや排水口のヌルヌルの原因となるカビや細菌も除去。火災の原因となる、キッチンの壁面や戸棚に飛び散ったベタベタした油汚れや、頑固な汚れや焦げ付きもキレイにします。

なかなか手が回らない細かな部分まで、プロの手で抜かりなく仕上げます。もちろんセゾンカードをお持ちであれば優待も実施しています。

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おわりに

キッチンの水回りの定期的な掃除は、清潔で健康的な生活を送るために必要不可欠です。しかし、十分に時間があって毎日掃除できる方は少ないでしょう。

2、3日に1回、1週間に1回の掃除でも十分清潔さは維持できます。しかし、1度汚れすぎてしまうと、ものすごい時間と労力を使って掃除しなければなりません。プロのハウスクリーニングをうまく活用しながらストレスフリーな生活を楽しみましょう。

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