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古民家のDIYはできる?費用は?メリットや注意点についても解説

古民家のDIYはできる?費用は?メリットや注意点についても解説
セゾンのくらし大研究 編集部

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豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

最近は「古民家を買って、好みのリフォーム・リノベーションしたい」という方も増えています。プロに任せるとコストがかかるため、部分的にDIYする方も少なくありません。

そこで今回は、古民家のDIYについて知りたい方に向けて、メリット・デメリット、作業内容などをご紹介します。DIYできない作業や注意点もまとめました。「古民家に住みたい」「DIYが好き」という方は、ぜひチェックしてください

この記事を読んでわかること

  • 基本的に古民家DIYは可能で、住居全体で約700万円かかる。
  • 古民家DIYのメリットは、費用を抑えながらも楽しんで作業ができたりすること。
  • デメリットは、工事期間が長くなったり、プロと比べて仕上がりが劣ったりすること。
  • 内装仕上げや解体工事はDIYに向いているが、電気・水回り・外装工事はDIYできないもしくは向いていない。
  • 古民家DIYは安全面を考慮し、予算・スケジュールを計画してからスタートすると良い。
セゾンのリフォームローン
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そもそも古民家はDIYできる?

そもそも古民家はDIYできる?

どんなに築年数が経過した古民家であっても、DIYによるリフォーム・リノベーションは可能です。しかし、賃貸の場合は退去時に原状回復するよう依頼されるケースがあるため、DIYする前に大家さんや契約会社へ確認しておきましょう。

近年、古い一軒家を買いDIYなどリノベーションして住む方が増えている背景には、古民家ならではのさまざまな魅力があるからといえます。例えば、築年数の経過した日本家屋の持つ、見た目や雰囲気は魅力的です。

古民家の持ち味は流行り廃りのない普遍的なデザインや、レトロな点です。また、たとえ古い設備であっても、リノベーションやDIYをすれば快適な住居に変更可能です。その他にも、固定資産税が抑えられるなど税金面でもお得で、さまざまなメリットがあります。

古民家のDIYにかかる費用目安は?

古民家DIY・リノベーションの費用は、どのくらいかかるのでしょうか。住居全体、天井や壁、床について、それぞれのDIYにかかる費用目安を解説していきます。

  • 住居全体

住居全体でかかる費用は、約700万円といわれています。材料費や工具費がメインとなりますが、別途、プロに依頼する電気・ガス・水道などの工事費用もかかるでしょう。工期は約1年半~2年で、時間に余裕を持って取り組むと良いでしょう。

  • 天井や壁

天井や壁にかかる費用は、6畳の部屋で約10,000~20,000円といわれており、どんな壁紙や塗料を使うかによって金額は変動します。工期は、1~2日くらいで行えるでしょう。

既存の床の上にフロアクッションを張る費用は、約10,000円といわれていますが、床の仕上げ方によって費用は変動します。作業は半日~1日くらいで済みますが、フローリングにオイルを塗った場合は乾く時間が必要なので、2日はかかるでしょう。

参照元:FLIE magazine|自宅をDIYでリノベーションするには?費用や注意点を解説!

古民家をDIYするメリット

古民家をDIYするメリット

まずは、ご自身で古民家をDIYするメリットを見ていきましょう。

費用を抑えられる

DIYをする1つ目のメリットは、費用が抑えられる点。リフォームする時、最も費用がかかるのは人件費といわれています。ご自身で材料を用意して作業することで、費用を大幅に削減できるでしょう。

楽しみながら作業できる

DIYは、作業を楽しみながらできるのも良い点です。日曜大工や工作が好きな方なら、住宅をリノベーションしていく作業はきっと楽しいはず。ご自身のイメージしている部屋ができあがっていくと、毎日ワクワクするでしょう。

家に愛着を持てる

ご自身で手掛けた家は、プロに依頼するよりも愛着が持てます。パートナーや家族と一緒にDIYをすれば、より良い思い出になるでしょう。愛着を持った家に対しては、自然にメンテナンスの目を配れるようになります。

自分好みに仕上げられる

使用する材料を自由に選択でき、自分好みの家にできるのも、DIYの良い点です。アイディア次第で、さまざまなデザインや空間を作り出せて、唯一無二の家に仕上がるでしょう。

セゾンのリフォームローン
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古民家をDIYするデメリット

古民家をDIYするデメリット

続いて、古民家をDIYするデメリットについて説明します。

作業によっては危険を伴う

DIYは、工事内容によっては危険が伴うケースもあります。例えば、木材を切断するために使う電動工具「電動丸ノコ」は、取り扱いを間違えると大ケガする恐れもあるでしょう。また、屋根などDIYは高所作業となるため、素人が行うのは大変危険です。道具の取り扱いは充分に注意し、高所作業はプロに任せるようにしましょう。

工事期間が長くなる

初心者によるDIYは、やはり時間がかかります。リフォーム会社に依頼するよりも、作業スピードが遅いので、工事期間が長くなることを覚悟しておきましょう。住みながらDIYをできる家であればゆっくりと作業が進められますが、完成してからでないと住めない状態の家もあります。DIYにあまり時間をかけられない場合は、リフォーム会社へ依頼した方が良いでしょう。

道具を一から揃えると費用がかかる

DIYに関する道具の購入には、ある程度の費用がかかってしまいます。もともと大工作業が趣味であれば自宅に道具が揃っていますが、初心者の方は一から全て購入しなくてはなりません。材料費もかかるうえに、道具代がかかるのでコストは高くなるでしょう。

想像どおりに仕上がらない場合がある

DIYでリノベーションした場合、ご自身がイメージしていた仕上がりにならない場合もあります。作業の技術面は、プロと大きな差がつくポイントでしょう。仕上げの粗さが目立たないようなデザインを取り入れるのも、ひとつの手です。

耐久性に不安がある

プロが使用する材料とご自身で購入する材料とでは、品質が違います。ホームセンターなどで購入する市販の材料は質が劣るため、仕上がりだけでなく耐久性が低くなる可能性もあるでしょう。プロの使う業務用の材料と比較すると、違いが出てくる可能性があることを心得ておいてください。

DIYでできる作業

DIYでできる作業

プロに依頼しなくてもDIYできる作業についてご紹介します。ここではDIYしやすい人気の作業について3つご紹介しましょう。

内装仕あげ

ペンキ塗りや壁紙張り、畳からフローリングへの変更などの内装仕上げは、DIYに向いている作業です。内装は、失敗しても何度でもやり直しできたり、作業中にケガの心配がなかったりするので、DIYしやすいです。また、ホームセンターなどにも、DIYするためのペンキや壁紙は種類豊富に揃っています。

解体作業

床板や畳をはがす解体作業は、DIYすることが可能です。ただ、解体作業では大きな建材を運搬するなど、体力が必要になりケガの危険性も伴います。作業する際には、グローブやヘルメットの装着、安全靴を履くなど事故を防ぐよう心がけましょう。

漆喰や珪藻土塗り

DIYのなかでも、漆喰や珪藻土塗りは人気の作業です。きれいな仕上がりを目指すのは難しいですが、あえて不格好なデザインを活かして味を出せるのもDIYの良さでしょう。初心者でも比較的簡単にできる作業で和室との相性も良いので、古民家DIYではよく採用されています。

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DIYでできない作業

DIYでできない作業

一方、ご自身でのDIYは避けて、リフォーム会社などに頼むべき作業もあります。ここでは、DIYでは難しい工事内容について4つご紹介しましょう。

電気工事

まず、電気関係の工事です。電気のスイッチやコンセントなどの工事は、電気工事士の資格がないと施工できません。無資格で工事をした場合、罰金などのペナルティの対象になるだけでなく、火災や事故につながる恐れもあります。電気関係のDIYは、絶対に避けてください。

水回りの工事

水道管や排水管などの水回りの工事も、DIYはやめておきましょう。水回り関係の工事にも資格が必要となる作業があるため、基本的には工事を避けるべきです。また、給水関係の工事は施工ミスも発生しやすいといわれています。古民家DIYでよく発生する、古くなった管と新しい管をつなげる工事などはプロに依頼するのが無難でしょう。

外装に関する作業

屋根や外壁などの工事は、家の機能性に関わる作業です。外装に関する作業は、専門の工事会社・リフォーム会社に依頼した方が良いでしょう。外装工事は高所での作業も多いため、落下事故などケガをするリスクもあります。屋根の工事、外壁の塗装はプロに任せるのがおすすめです。

防犯対策

ドアや窓部分の工事も、専門の施工会社に依頼する方が良いでしょう。なぜなら、ドアや窓は建物の防犯性能に関わる重要な所だからです。また、窓のガラスやサッシは破損しやすい建材が多いうえに、高い作業スキルが必要となります。安全面を第一に考えて、各専門会社にお任せしましょう。

古民家をDIYする際の注意点

古民家をDIYする際の注意点

最後に、古民家をDIYする際の注意点について解説します。これからチャレンジしようと思っている方は、要チェックです。

事前にしっかりと計画を立てておく

DIYに取りかかる際には、事前にしっかりと計画を立てておきましょう。作業内容や手順を確認すれば、失敗する心配も少なくなります。無計画に進めてしまうと、不要な材料費や道具代がかかってしまう原因になるでしょう。作業場所や建材の保管場所などの準備も、あらかじめ考えておいてください。

間取りはなるべく変更しない

家の間取りを素人判断で変更するのは、避けるべきでしょう。住宅を支える柱や壁など構造の部分をDIYするのは、大変危険です。もし、勝手に柱や壁を取り除いてしまうと、建物の耐震性が低くなったり、倒壊したりする可能性もあります。部屋が狭いと感じた時には、ドアや襖を外して部屋を広くする程度に留めておきましょう。

廃材の処分方法を確認しておく

古民家をDIYすると、釘や木材などの廃材が大量に出てきます。DIYに取りかかる前には、廃材の処分方法や処分にかかる費用を確認しておきましょう。廃材の種類によっては、月に数回の特定の日にしかゴミ出しができなかったり、処分に高額の費用がかかったりするケースもあります。事前にチェックしておくと、予算も立てやすく安心です。

古民家DIYは無理のない範囲で楽しもう!リフォームローンなら費用面も安心

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古民家DIYは、自分好みに家をリフォーム・リノベーションできるのが何よりの魅力です。しかし、作業内容によっては素人ではできない作業や危険な作業も多く、設備や工事に予想外の費用がかかってしまう場合があります。

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おわりに

古民家のDIYについてご紹介しました。古民家でのDIYを考える時には、メリットやデメリットを正しく理解して、安全に作業を進めることが大切です。費用が抑えられるうえ自分好みに仕上げられる、DIYの家。あなたの手で古民家を生まれ変わらせ、老後の快適な生活を手に入れましょう。古民家DIYにチャレンジしたい方は、さっそくスケジュールや予算など計画を立ててみてください。

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