「急な出費に慌てたことがある」という方は多いのではないでしょうか?何らかの理由で、予定外のお金が必要になることがあります。お金がなかったら困る場面はあるので、急な出費に対する備えをしておきましょう。
今回は、急な出費にはどのようなものがあるのかを確認したうえで、対処法を考えてみます。至急で現金を調達する方法も知っておきましょう。
この記事を読んでわかること
- 急な出費には、突発的な支出だけでなく、事前に予測できる支出もある。
- 事前に予測できる支出は計画的に準備し、突発的な支出にも備えられるよう貯蓄をしておくことが大切。
- 急な出費で現金を用意したいなら、キャッシングやカードローンという方法がある。
- 借り入れをする際には、返済のことも考え、事前にシミュレーションしておくことが重要。
よくある急な出費とは?
生活していると、急な出費が発生する場面があります。急な出費が重なると、お金が用意できなくて慌てることもあるでしょう。まずは、急な出費の理由について確認してみます。
突発的な出費
出費は全て予測できるわけではありません。何らかの事情で、予期していなかった突発的な出費が発生することがあります。例えば、急な出費としてランキング上位に挙がってくるものは、以下のようなものです。
出費の原因 | 金額 |
事故や病気で病院にかかった際の治療費 | 数千円~数万円以上 |
葬儀に出席する際の香典 | 5,000円~数万円程度 |
結婚式のご祝儀 | 3万円~10万円程度 |
出産祝い | 5,000円~3万円程度 |
家電の買い替え | 5,000円~10万円程度 |
水回り等住宅の修繕 | 数千円~数万円程度 |
車の修理費用 | 数万円~数十万円程度 |
交通違反の反則金 | 1万円程度 |
見落としがちな出費
予測できる出費であっても、毎月払いでないものは、支払いのタイミングを忘れていることがあります。たとえば、以下のような出費は見落としがちな出費です。
項目 | 金額 | 備考 |
住民税 | 収入により異なる | ・自営業の人は自分で支払いが必要 ・会社員の場合には給与天引きだが、退職したら納付書が届くことも |
自動車税 | 10,800円から11万円(車種等により異なる) | 年1回(5月)納付 |
自動車保険料 | 2万円~5万円程度 | 通常は年1回更新 |
車検費用 | 6万円~20万円程度 | 2年ごとに必要(初回は3年) |
賃貸住宅の更新料 | 数十万円程度 | 家賃保証の更新料が必要な場合も |
火災保険の更新料 | 1万円~5万円程度 | 1~5年で更新 |
子どもの塾費用 | 数万円~数十万円 | 月謝以外に夏期講習・冬期講習などの費用がかかる |
帰省の交通費 | 数万円以上 | お盆、年末年始など |
なぜ急な出費が起きる?
急な出費の中には、予測できるものもあります。例えば、住民税や車検代、自動車税などは定期的に支払いが発生します。しかし、支払いのタイミングを覚えていないことが多いので、納付書等が届くと急な出費と感じてしまうのです。
予測できる出費については、年間の支出計画を立てて準備しておけば、急な出費とはなりません。急な出費が発生するのは、年間の支出計画を立てて資金を準備していないことが原因です。
急な出費があったときどうするかの備えをしていれば、慌てることはありません。普段から支出が多く、貯金もない場合には、急な出費と感じる場面が多くなってしまうのです。
急な出費への対処法
急な出費が発生したのに、手元にお金がない場合があります。必要な金額を用意できない場合の対処法として、考えられる方法を挙げてみましょう。
クレジットカードでキャッシング
クレジットカードを持っている場合には、ショッピング枠だけではなくキャッシング枠も設定されていることがあります。キャッシング枠が設定されていれば、借入限度額の範囲内で何度でもお金を借りることが可能です。急な出費が発生した場合、手持ちのクレジットカードのキャッシング枠を使って借り入れできないか確認してみましょう。
既にキャッシング枠が付いていれば、別途申し込みも不要で、ATMからすぐにお金を借りられます。キャッシング枠が付いていない場合でも、申し込みをすれば審査のうえ付けてもらえる可能性があります。
すぐに借り入れできるクレジットカードのキャッシングは便利ですが、金利が高めになっている点に注意しましょう。
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カードローンを活用する
至急現金を調達したい場合には、カードローンを利用する方法もあります。カードローンとは、借入限度額の範囲内で、カードを使って何度でも借り入れができるタイプのローンです。使途を制限されていないことも多く、事業用資金目的であっても自由に利用できることもあり、主に消費者金融または銀行で取り扱いされています。
カードローンの中には、申し込み後、即日融資に対応しているものもあります。銀行系のカードローンの場合は、クレジットカードのキャッシングよりも金利が低めな点もメリットです。ただし、カードローンは審査に通らなければ借り入れできません。申込内容によっては、審査に時間がかかることもあります。
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クレディセゾンの「MONEY CARD(マネーカード)」は、年会費無料でご利用いただけます。
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所持品を売る
リサイクルショップや貴金属・ブランド物の買取店に所持品を持って行って買い取ってもらう方法もあります。所持品を売る場合、お金を借りるわけではないので、審査もありません。持ち物を査定してもらい、その場で現金を受け取れます。カードローンやキャッシングが不安な方も、安心して利用できるでしょう。
ただし、希望する金額で買い取ってもらえるかどうかはわかりません。買ったときには高額でも、売るときには価値がなくなっていることもあり、必要な金額が用意できるとは限らないので注意しておきましょう。
即日払いの仕事をする
即日払いのアルバイトをすれば、その日のうちに現金を受け取れます。インターネットでも簡単に即日払いの仕事を見つけられるので、探してみるのもおすすめです。忙しくて時間がない方には難しいかもしれませんが、時間的な余裕があれば考えてみましょう。
なお、会社員や公務員は副業が禁止されていることがあります。心配な場合は事前に勤務先で確認しておくと安心です。
急な出費に困らないようにするには?
急な出費が発生し、お金を用意できなかったら困ったことになります。急な出費に困らないための備えをしておきましょう。
急な出費を予測して管理する
急な出費といっても、事前に予測できるものもあります。年間に発生する支出の支払時期を確認し、計画的に準備しておくことが大切です。毎月の収支がギリギリの場合、急な出費があれば当然困ってしまいます。大きな出費がある月に備えて、毎月少しずつ貯蓄しておきましょう。
急な出費用口座を用意する
急な出費のための貯蓄は、専用の口座を作って管理しましょう。毎月余った分を貯蓄しているつもりでも、生活費と一緒の口座に入れたままではいつの間にか貯蓄がなくなってしまいます。
また、他の目的で貯蓄している口座に入金すると、急な出費のためにいくら使えるかわからなくなります。急な出費のためだけに使うお金を分けておくことが必要です。
固定費を見直す
急な出費のために貯蓄しておきたいけれど、毎月赤字で貯蓄もできないということもあるでしょう。その場合には、月々の支出を見直し、削減できる費目がないか確認してみる必要があります。まず取り掛かりたいのが固定費の削減です。
たとえば、携帯料金は格安プランや格安SIMに換えることで毎月の料金を減らせます。生命保険や自動車保険を見直して、無駄な保障を省くことで保険料を抑えることも可能です。車をそれほど使わないのであれば、手放してレンタカーやカーシェアリングを活用すれば、維持費を節約できます。削減できた固定費の分を貯蓄に回せば、急な出費に備えられるでしょう。
保険の見直しなら、セゾンのマネナビで相談
もしもの備えとして加入している保険ではありますが、保障内容を厚くし過ぎて保険料の支払いが高くなっては意味がありません。月々の固定費となる保険料は、重く積み重なり家計の大きな負担となるものです。また複数の保険に加入している家庭は、保障内容や特約が重複している可能性があります。ライフステージの変化とともにご自身にとって必要な保障内容は変わってくるので、定期的に適切な内容かどうかを見直してみましょう。
新商品や保険の仕組みを詳しく知りたい方には、ファイナンシャルプランナーへ相談するのもおすすめです。オンラインFPショップ「セゾンのマネナビ」は、ファイナンシャルプランナーに何回相談しても無料で対応してくれるサービスです。「加入している保険が適しているか」「自身に合った保障内容はないのか」など、早めに相談し見直してみましょう。
クレジットカードのキャッシング枠を設定する
また、クレジットカードのキャッシング枠を設定しておくことも考えましょう。クレジットカードでキャッシングができれば、お金が必要になったときすぐに借りられます。無駄遣いのためにキャッシングするのは良くありませんが、急な出費への備えとして活用できます。
キャッシング枠を設定したからといって、必ずお金を借りなければならないわけではありません。キャッシング枠設定の際には審査がありますが、審査に通ればいつでもお金を借りられる状態になります。キャッシング枠を付けても入会金や年会費が余分にかかることもありません。いざというときのために、キャッシング枠の申し込みもしておくと安心です。
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クレジットカードをお持ちでない方でまずはクレジットカードを作ってみようと思われた方には「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital」をおすすめします。初年度年会費無料で、年間1円以上の利用で翌年度の年会費も発生しないので、実質的に無料で持つことができます。
最短5分でカード発行が可能で、キャッシングの審査が通りキャッシング枠が付けば振込キャッシングもご利用いただけます。振込キャッシングは、インターネットか電話での申し込み後、最短数十秒で指定の口座に振り込まれます。
スマホですぐにオンラインショッピングに使えるようデジタルカードも発行され、プラスチックカードも郵送で届きます。
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カードローンを契約する
急な出費への備えとして、カードローンを契約しておく方法もあります。カードローンとは、借入限度額の範囲内で繰り返し借り入れができるタイプのローンです。目的を問わず利用できるので、日常生活における急な出費にも対応できます。
カードローンを契約する際には、審査がありますので、急な出費が発生してからカードローンを申し込んでいては、間に合わないことも考えられます。カードローンを契約しても、実際にお金を借りるまでは、手数料などは発生しません。いざというときに慌てないように、カードローンを事前に用意しておくのもひとつの方法です。
カードローンはMONEY CARDがおすすめ
カードローンを申し込むなら、使いやすさが魅力のクレディセゾンの「MONEY CARD」がおすすめします。年会費無料でご利用いただけ、事業資金も含め目的・使途が限定されないため、いざというときの備えに大活躍します。
月々の返済額が4,000円から用意されています。利用残高に応じて月々の返済額を少額から選択することも可能です。全国のコンビニ・ATMで利用できる他、カードが手元にあれば指定の口座に最短数十秒で振り込まれるのが特徴です。また、ATMは手数料無料で利用でき、振込手数料も不要でご利用いただけます。
カードローンをお考えの方は、この機会に申し込みを検討してみてください。
借り入れする際に注意したいこと
キャッシングやカードローンを利用する場合、ご自身の口座からお金を引き出すのと同様に、ATMから簡単にお金を引き出せます。しかし、あくまで借り入れですので、返済しなければならないことをしっかり認識しておきましょう。ここからは、借り入れの際の注意点について説明します。
事前に返済計画を立てる
キャッシングやカードローンを利用すれば、手軽に借り入れができます。便利なのは嬉しいことですが、つい借り過ぎてしまうこともあるでしょう。お金を借りるのであれば、事前に返済計画を立てておくことが大切です。
カードローン会社のサイトでは、返済シミュレーションできる場合が多くなっています。毎月の返済額と返済期間をシミュレーションしてみて、無理のない返済ができるかどうかを確認しておきましょう。
ヤミ金や個人間融資は利用しない
カードローンは、銀行や消費者金融、クレジット会社、信販会社などで申し込みができます。銀行以外で貸金業を営んでいる金融機関は、必ず貸金業の登録を受けています。登録を受けずに営業を行っている業者は「ヤミ金」と呼ばれる違法業者ですので注意しましょう。法外な利息を要求されるなど、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
SNSやインターネット上の掲示板などを通じて、見知らぬ個人同士でお金の貸し借りを行うのも避けましょう。こうした個人間融資も、トラブルに発展する恐れがあります。個人間融資は貸金業法違反です。書き込みを行っているのもヤミ金であることが多くなっています。
クレジットカードの現金化はしない
クレジットカードの現金化により資金を融通してくれる業者があります。クレジットカードの現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を利用して現金を調達する方法です。よく行われている方法として、次の2つがあります。
●買取式
クレジットカードを利用してブランド品や金券などを購入し、それを買取業者に売って現金に換える方法です。
●キャッシュバック式
現金化業者からクレジットカードで商品を購入し、購入特典として現金キャッシュバックを受ける方法です。
クレジットカードのショッピング枠現金化は、明確に法律違反というわけではありません。しかし、カード会社の会員規約で禁止されており、トラブルになりやすいので避けるのが無難です。
給与ファクタリングは利用しない
給与ファクタリングは、給料日前に給与債権をファクタリング業者に買い取ってもらうことで、現金を調達する方法です。現金を受け取る際に、ファクタリング業者の手数料分を差し引かれる仕組みになっています。
給与ファクタリングは貸付と同様の機能を持つため、ファクタリング業者は貸金業の登録が必要です。しかし、実際には無登録で事業を行っている業者もあります。この場合、ヤミ金ということになりますので注意しましょう。
おわりに
生活していると、急な出費はどこかで必ず発生するものです。毎月払いでなくても、定期的に発生する出費もあります。予測できる出費だけでなく、突発的な出費にも備えられるよう、普段から貯蓄をしておきましょう。
急にお金が必要になったときに困らないように、クレジットカードのキャッシングやカードローンも契約しておくと安心感が大きくなります。急な出費のために借り入れをするときには、無理なく返済できるよう、計画的な利用を心がけましょう。