「手が滑ってスマートフォンをうっかり地面に落としてしまったら故障してしまうのではないか」「スマートフォンをお店などに置き忘れて、個人情報が悪用されてしまうのではないか」
皆さんは、このような理由からスマートフォンを外出先で使うことを躊躇されることはありますか?スマートフォンを安全・安心に使いたい、という考えは非常に大切なことです。しかし、スマートフォンは素敵な景色を見たときに写真を撮ったり、街中で新しいお店を見つけたときに検索をしてみたりと、外出時に使ってこそ輝く機能がたくさんあります。
そこで、今回はスマートフォンを持ち歩くことに不安や心配を感じる方に向けて、スマートフォンのおすすめ保護グッズを紹介します!
1.スマートフォンのおすすめ保護グッズ
今回は、スマートフォンを持ち歩いたり外で使用したりする際に、破損や個人情報漏れの不安・心配を感じる方に向けて、スマートフォンのおすすめ保護グッズを4つ紹介します。
しかし、その4つの保護グッズをご覧いただく前に、1つ、必ずやってほしいことがあります。それは、スマートフォンのロック機能の設定です。
スマートフォンには、メールアドレス・電話番号をはじめとしたたくさんの重要な情報が詰まっています。誤って落としてしまった時に悪用されてしまわないように、必ず数字でのパスワードまたは顔認証・指紋認証などのロックをかけるようにしてください。
お使いのスマートフォンの「設定」画面から、「セキュリティ」という項目を選択することで設定ができるはずです。
特に、クレジットカード情報など、決済に関する情報をスマートフォンやアプリに登録されている方には、パスワードの設定を強くおすすめします。
このパスワードを設定することで、個人情報漏洩の大部分を防ぐことができます。スマートフォンを他の人が見られない状態になったところで、おすすめの保護グッズを紹介していきます。
1-1.画面保護フィルム
画面保護フィルムとは、スマートフォンのオモテ面である液晶画面を傷や割れから守るために貼る、薄い透明のシートのことです。
これを貼ると、スマートフォンが落ちてしまったときの衝撃を和らげ、液晶画面が割れてしまうことを防ぐことができます。
ただし、みなさんが手間に感じてしまうかもしれないのが、スマートフォンに保護フィルムを貼り付ける作業です。慣れていないと、結構手間がかかりうまく貼れないこともあるでしょう。
実際に、シートを貼る作業は気泡が入らないように注意したり、ズレていないか確認したりしながら行うので、結構大変です。
そこでおすすめは、家電量販店での「保護フィルム貼り付けサービス」を利用することです。有料ではありますが、手慣れたスタッフの方がフィルムを綺麗に張り付けてくれます。ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機どこでも行っているサービスですので、もしご自身で貼るのはちょっと手間だな、難しそうだなと思われる方は、家電量販店でお願いすることをおすすめします。
特にビックカメラは他の家電量販店の半額以下の550円で貼ってくれますので、お近くにビッグカメラがある方は利用してみてはいかがでしょうか。
1-2.スマートフォンケース
スマートフォンのケースは、本体を保護するためにスマートフォンに装着するケースの事です。これを装着すれば、大きなキズや故障を未然に防いでくれます。
スマホケースは「持っているよ」「付けているよ」という方が多いと思いますが、今回は改めてその機能と選び方をお伝えしたいと思います。
手が滑ってスマートフォンを落としてしまわないか不安という方、結構いらっしゃいます。1つお伝えしたいのは、「スマートフォンは落とすもの」だということです。やはり手で持ったり触れたりするものなので、人間、うっかり落としてしまうことはよくあります。
そのため、大事なのは「落ちた衝撃で壊れないようにスマートフォンを保護しておくこと」です。
最近のスマートフォンケースは、最新の衝撃分散テクノロジーを結集した高品質のものが多く、iPhoneなどの人気機種の場合は何種類も販売されています。そのため、家電量販店や携帯ショップで比較しながら気に入ったものを選ぶのが良いと思います。
スマートフォンケースを付けていれば、落下の衝撃や水濡れなど万が一の時にも、強力にスマートフォンを守ってくれますので、故障が不安という方で、まだスマートフォンケースをお持ちでない方は、まずはこれを装着することをおすすめします。
また、スマートフォンケースを選ぶ際に、いろんな種類がありすぎてどれを選べば良いか分からないというご相談をよく受けます。
主に種類は3つあります。
①ソフトケース:シリコンなどでできており、柔軟性が高いものです。
②ハードケース:プラスチックや木などでできており、耐久性が高いものです。
③手帳型など:布などの素材でできており、手帳のように閉じることができるものです。
いろんな種類がありますが中でも、シニアの方におすすめしているのは3番目の手帳型です。
理由としては3つあります。
・操作をする液晶画面側までしっかり保護されているから安心という点
・デザインが豊富でシックなデザインや本革のものなど大人向けのケースが多くある点
・SuicaやPASMO などの交通系ICを入れられるポケットがあるものが多い点
以上3つの理由から手帳型をおすすめしています。この機会にケースを購入しよう!という方や新調しよう!という方はぜひ参考にしてみてください。
1-3.スマートフォンリング
スマートフォンリングとは。スマートフォン本体やケース、カバーなどの背面に貼り付けて使う、リング型のスマートフォンアクセサリーの事です。
指輪のようなリングをスマートフォンに貼り付けます。そのリングに指を通してスマートフォンを持つとふとした瞬間の落下防止になりますし、大きいサイズのスマホでも片手で操作しやすくなるので、外で使っている時に地面や床に落としてしまう不安を解消してくれます。
このリングは大抵360度、自在に回転しますので、普段はスマートフォンの背面にピタッとくっ付けておけば、かさばらずスマートになります。使うときにはリングを起こして使うといった使い方ができます。
さらに、このリングのもう一つの使い方があります。このスマートフォンリング、別名リングスタンドとも呼ばれていて、その名の通り、リングを起こした状態で机の上などに置くと、画面が写真スタンドのように起き上がった状態になります。
そのため、お子さんやお孫さんとテレビ電話などする際、また、Youtubeで動画を見る際に、スマートフォンをずっと手で支えなくても、画面がこちらを向いている状態にしておくことができます。
1-4.紛失防止tile(タイル)
何か物を無くした際、「無くしたものの場所が分かったら…」と思うことはありませんか?この、紛失防止tile(タイル)は貴重品を紛失した際に貴重品の場所を音で知らせてくれる優れものです。4cm四方の正方形のチップで、キーホルダーのように鍵に付けたり財布に付けておくことができます。
具体的には、「あれ、スマートフォンがない!」と思った場合に、このチップを押すと、チップに内臓された電波を使用して紛失したスマートフォンの場所を特定して教えてくれるというものです。近くにあるときは、スマートフォンからかなり大きめの音が鳴り、場所を教えてくれます。
逆にスマートフォンに入れてあるアプリを押すことでチップの場所も示してくれるので、チップを鍵や財布に付けておくと、「スマホはあるけど、鍵がない!」という時にも鳴らすことができます!
この紛失防止tileを使用すると探し物に使う時間や労力を格段に減らすことができ、出掛ける際にあれがないこれがない時間がないイライラ!ということがなくなります。
家の中で探し物をするときも便利ですし、万が一外で財布を落としてしまった、スマートフォンを無くしてしまったというときも、音や位置情報で現在位置を知らせてくれるので、見つかる可能性が高まります。
さらに、この「タイル」は日本交通のタクシーと連携しており、紛失物の近くをタクシーが通った場合、「いまここにあるよ」という現在地の追跡結果を表示してくれます。音だけだと探せない広範囲を探す場合にもとても有効なサービスです。
この「タイル」はAmazonや楽天市場といったインターネットショップで購入することもできますし、実物を見てみたいという方はヤマダ電機やヨドバシカメラなどの家電量販店でも購入することができます。種類にもよりますが2,000円から3,000円程度と手を出しやすい価格帯のため、スマートフォンを紛失するのが不安で外出時にあまり使わないようにしているという方は、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
おわりに
いかがでしたでしょうか?今回は外でスマートフォンを操作するのが怖い!という方のためにおすすめの保護グッズを4つ紹介しました。
1つめは操作画面を汚れや割れから守る「画面保護フィルム」。2つめはスマートフォン本体を落下時の衝撃などから守る「スマートフォンケース」。中でも操作画面も保護できる手帳型がおすすめということもお伝えしました。3つめは見た目はスッキリ機能的な「スマートフォンリング」。最後は「スマホがどこかに行ってしまった!」を解消してくれる紛失防止グッズ「tile(タイル)」の4つです。
これらの保護グッズを付けて街中でも楽しくスマートフォンを使ってみていだたけたら嬉しいです。
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