「霊園落語」と最新のお墓事情＜後編＞～川崎清風霊園の真ん中で永代供養墓を考える～

2021年12月13日、川崎市麻生区の川崎清風霊園管理事務所で開催された「霊園落語」。「お墓の選択肢が増えた昨今、後悔しないお墓選びをするためには、さまざまな種類のお墓の比較検討が何よりも大切です。近隣住民の皆さんに、楽しく情報提供できる機会を設けられたら・・・」という霊園の思いに基づき、実現したものです。

少子化・核家族化に伴うライフスタイルの変化の中で、お墓選びにあたっては、「永代供養墓」というキーワードを耳にすることも多くなってきていますが、一言で「永代供養墓」といっても、タイプはさまざまです。川崎清風霊園内だけでも、3つのタイプの「永代供養墓（永代供養付きプランを含む）」があり、想定される購入者像や費用は、それぞれ異なります。

以下、川崎清風霊園内の永代供養墓「永代供養墓（永代供養付きプランを含む）」をタイプ別にご案内して参りますので、豊富な写真とともに「疑似霊園ツアー」をお楽しみください。

永代供養付き墓所　（一般墓＋永代供養墓）

バラ咲く庭園をイメージした四季折々の花に囲まれた「ガーデン墓所」の区画にあるデザイン性の高い２種類の洋風のお墓「ヴェント（風）」と「チェーロ（空）」に永代供養墓がセットされているプランです。

「当面、4～5名の家族が入るお墓を探しているが、先々のお墓の承継者については不透明」というようなケースに適しているといえます。なお、このようなガーデニング設計のお墓を「樹木葬（ガーデニング型）」と称している霊園もあります。

「ヴェント（風）」は0.60㎡。2種類の石材を組み合わせた華やかなデザイン（石材の組み合わせは、好みに応じて選択可能）で、骨壺で4名まで納骨可能です。お墓を守る家族がいる間は、年間管理料（税込11,220円）を支払いながら、お参りをします。お墓の承継者がいなくなってから13年間、霊園がお墓を維持管理します。この13年間の管理料・維持費は、購入価格に含まれています。13年経過すると遺骨を取り出し、墓石撤去工事（工事費用は、購入価格に含まれています）を行った上で、ガーデン専用合同永代供養墓「星の記」に合祀されます。

お値段（永代使用料、工事代、墓石代、基本彫刻料込み）は、税込164万3,200円～。

「チェーロ（空）」は0.80㎡。1種類の石材で統一したシンプルかつ存在感のあるデザイン（使用する石材は、好みに応じて選択可能）で、骨壺で5名まで納骨可能。年間管理料は、税込13,200円です。お墓を守る家族がいる間、お墓の承継者がいなくなった後の対応は、「ヴェント（風）」と同様です。お値段（永代使用料、工事代、墓石代、基本彫刻料込み）は、税込189万3,200円～。

個別安置付き永代供養墓　（納骨壇＋永代供養墓）

遺骨をロッカー型の納骨壇に個別安置した上で、一定期間経過後、合同永代供養墓「想の記」に合祀するプランです。

「お墓の承継者はいないけれど、すぐに合葬されることには抵抗がある」というようなケースに適しているといえます。納骨壇には、「清風の碑 輝」と「清風の碑 絆」の2種類があります。

ちなみに、ロッカー型の納骨壇は、寺院の敷地内の永代供養墓（納骨壇にて一定期間安置後、合祀）などでもよく用いられています。納骨壇の前にシンボルツリーを植樹して、「樹木葬（シンボルツリー型）」と称しているケースもあります。

「清風の碑 輝」は、1名専用。遺骨の個別安置期間は、3年、7年、13年の3パターンから選ぶことができます。お値段（永代使用料、銘板代、彫刻料込み）は、税込255,000円～。年間管理料・維持費はかかりません。

「清風の碑 絆」は、2名まで納骨可能。夫婦や親子で入ることができます。遺骨の個別安置期間は、33年。お値段（永代使用料、銘板代、彫刻料込み）は、税込800,000円（2名分総額）～。年間管理料・維持費はかかりません。

永代供養墓

一旦個別安置することなく、合同永代供養墓「想の記」に合祀することも可能です。「お墓の承継者がおらず、極力費用を抑えたい」というようなケースに適しているといえます。お値段（永代使用料、埋葬料、彫刻料、ネームプレート代込み）は、税込180,000円（1名当たり）。年間管理料・維持費はかかりません。

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ライフスタイルの多様化に伴い、多様化する供養の在り方。「セゾンの相続 お墓探しサポート」では、永代供養墓、樹木葬、海洋散骨、納骨堂など、新しいタイプの供養について、ご相談を受け付けています。この機会にお気軽にお問い合わせください。

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