小型犬の年間飼育費用は?医療費や一生にかかる費用を解説!

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小型犬の年間飼育費用は?医療費や一生にかかる費用を解説!

トイプードルやポメラニアンなどの小型犬を見かけた際に、愛らしいフェイスに魅了されて飼ってみたくなった経験はないでしょうか。「小型犬ならエサ代もあまりかからなさそうだし、飼ってみようかな」と考えているのであれば、一度考え直しましょう。このコラムでは、小型犬を飼う際にかかる費用を1ヵ月、年間、生涯に分けて紹介しています。小型犬を飼うのにどのくらいの費用がかかるのか把握した上で、迎え入れるようにしましょう。

.犬種別!小型犬の平均価格は?

犬種別!小型犬の平均価格は?

まずは、小型犬はどのくらいの金額で迎え入れることができるのか、犬種別の平均価格を見ていきましょう。

1-1.ミニチュアダックスフンド

ミニチュアダックスフンドの平均価格は、ブリーダー直販であれば100,000〜200,000円です。人気カラーであるゴールドや毛並みの美しさ、ルックスによって価格はさらに高くなる場合があります。反対に、ブラックのミニチュアダックスフンドは人気が低いため、比較的安価で購入が可能です。

参照元:pepy

1-2.トイプードル

プードルは一般社団法人ジャパンケネルクラブが発表した「2021年犬種別犬籍登録頭数」で1位になった犬種です。その中でも圧倒的に人気なのがトイプードル。そんなトイプードルの平均価格は

200,000〜300,000円とミニチュアダックスフンドよりも高めになります。プードルは小さいほど価値が高くなるため、トイプードルはスタンダードプードルに比べ高価で、ティーカッププードルよりは安いのが特徴です。価格は見た目や毛量が大きく影響し、レッドやアプリコットなどの人気カラーは高値で取引されています。メスはオスに比べると出生数が少ないことから希少価値が高く、金額も30,000〜50,000円程高めです。

1-3.ポメラニアン

元気で活発な性格を持つポメラニアンは、カット次第でぬいぐるみのようなフワフワとした可愛さがあり、魅了される方も多いでしょう。 ポメラニアンの平均価格は、150,000〜300,000円程度です。人気カラーのオレンジやオレンジセーブルは比較的値段が高く、希少カラーであるホワイトやブラックはさらに高価になります。カラーや血統によっては、500,000円を超える場合もあります。

1-4.チワワ

クリッとしたウルウルな瞳が印象的なチワワ。ペットショップで目が合った途端、連れて帰りたくなった経験もあるでしょう。チワワの平均価格は150,000〜200,000円です。チワワのカラーバリエーションは豊富ですが、その中でも希少カラーのマールやホワイトソリッドなどは高額になります。また、チワワには、「ドワーフ型」「ハイオン型」「スクエア型」の3つの体型があり、胴体と足が短いドワーフ型がとくに人気が高く高価です。一方、チワワ特有の持病がある場合や先天性疾患のリスクが高い場合は、安価になります。

2.小型犬を飼うために準備しておきたいグッズ

小型犬を飼うために準備しておきたいグッズ

ここでは、小型犬を飼う前に準備しておきたいグッズの紹介と、購入金額の目安について紹介していきます。

2-1.ケージ・サークル

まずは、小型犬の誤飲やイタズラを予防するためにもケージやサークルを用意するようにしましょう。好奇心旺盛な子は、目に映るものを口に入れて誤飲をする危険や、家具やクッションをかじって ボロボロにしてしまう場合があります。犬のしつけのため、そして落ち着いて過ごせる環境をつくるためにケージやサークルを用意しましょう。価格はサイズによって異なりますが、小型犬用であればだいたい6,000円で購入が可能です。

参照元:WanQol

2-2.トイレ

小型犬を迎え入れる際に、トイレのフレームとペットシーツを事前に準備しておきましょう。ペットシーツには、サイズの違いのほか、機能面でも消臭機能のあるものや香りのついているものまでさまざまです 。どれを選べば良いか迷う場合には、吸収力の高いタイプを選ぶとトイレが汚れにくく清潔な状態を保てるのでおすすめです。また、小型犬の大きさによってトイレフレームやペットシーツを選ぶのも良いでしょう。価格はフレームとシーツを合わせて2,000円程度です。

2-3.食器

食器は、フードボウルとウォーターボウルの2つを用意しましょう。食器は小型犬の体高と鼻先から口先までの長さを考慮して選ぶと失敗がありません。早食いの癖がある場合は早食い防止の食器、かじり癖がある場合は変形しにくいステンレス製の食器を選びましょう。素材や機能、大きさによって金額は異なりますが、安価なものであれば1,000円から購入が可能です。

2-4.首輪・リード

散歩やしつけのためにも必ず首輪とリードは着けましょう。首輪は散歩中に首から外れてしまわないよう、苦痛なくフィットするサイズを選ぶことが大切です。首輪の種類は多くあり、ベルトタイプやバックルタイプ、チョークチェーンタイプなどさまざま。バックルタイプは小型犬にも向いており、値段も比較的リーズナブルですが、プラスチック素材のため劣化して外れる可能性も考えられます。愛犬の大きさや散歩中の癖などから、適切な首輪を選んであげましょう。リードは、小型犬であれば1cm程度の太さのものを選ぶと、首に負担が掛かり過ぎないのでおすすめです。長さは120〜180cm、ひっぱり癖のある子は100cm程度の短いリードを使うとコントロールがしやすくなります。首輪とリード合わせて、1,500円程度で購入可能です。

2-5.おもちゃ

運動不足やストレス発散のために、おもちゃを用意してあげましょう。噛むタイプのおもちゃは、犬のストレス発散や顎の力を鍛えることができるほか、口の中をケアしてくれる便利なものまであります。おもちゃの中におやつを入れるタイプは知育玩具とも呼ばれ、頭を使うので退屈な留守番の時間を有効に活用できておすすめです。おもちゃによって金額は異なりますが、1,000~4,000円程します。

3.小型犬を飼う際に必要となる費用

小型犬を飼う際に必要となる費用

ここからは、小型犬を飼う際に必要な費用を紹介していきます。

3-1.畜犬登録

小型犬を迎え入れたら、まずはお住まいの市区町村に畜犬登録をする必要があります。住んでいる地域によって料金は異なりますが、だいたい3,000円前後です。畜犬登録をすることで、犬の所有者や飼育されている場所を把握でき、万が一狂犬病が発生した場合にも迅速かつ的確に対応できるようになります。登録すると登録番号が記載された「鑑札」が交付されるので、愛犬に付けておきましょう。もし迷子になった場合でも、鑑札を頼りに飼い主の元に戻すことができます。

3-2.狂犬病の予防接種費

狂犬病の予防接種を飼い犬に受けさせることは、法律で義務付けられています。狂犬病とは人間と動物共通の感染症であり、治療法が確立されておらず、感染すると確実に死亡する恐ろしい病気です。現在日本での発生はありませんが、世界中で年間数万人もの方が亡くなっています。愛犬やご自身を守るため、そして国内で流行らせないためにも、毎年1回予防接種を受けるようにしましょう。費用は動物病院によって多少の差はありますが 、注射済票の交付料と合わせると3,500円程度かかります。

3-3.混合ワクチンの接種費

混合ワクチンには3種から11種類まであり、犬がかかりやすい数多くの伝染病を予防できます 。一般的な8種混合のワクチン費用は8,000円程度です。接種頻度は、一般的に初年度は2〜4回、翌年から1年に1回とされています。混合ワクチンは狂犬病ワクチンのように必ず接種しないといけないわけではありません。しかしペットホテルやドッグラン、トリミングサロンなどでは伝染病予防や衛生管理の観点から混合ワクチンの接種証明を求められることがあります。伝染病から愛犬を守るためにも、混合ワクチンを接種した方が良いでしょう。

3-4.避妊手術・去勢手術費 

発情期のストレス軽減や病気の誘発を防ぐためにも、避妊手術や去勢手術をする場合があります。手術にはメリットもありますが、子孫を残せないというデメリットもあるため、受ける・受けないは飼い主の判断に委ねられているのです。ただし、不妊治療をしていない場合、ドッグランやドッグカフェで発情して他犬に迷惑のかかる可能性があることは念頭に置いておきましょう。手術の費用は、避妊手術の場合25,000〜50,000円、去勢手術の場合は15,000〜30,000円が相場です。

4.小型犬にかかる1ヵ月当たりの飼育費用

4.小型犬にかかる1ヵ月当たりの飼育費用

ここでは、小型犬にかかる1ヵ月当たりの飼育費用を紹介していきます。

4-1.エサ代

犬のエサは、ドライフードやウェットフードなどの水分含有量の異なるものや、カロリーや食物アレルギーに配慮したフードまでさまざまです。そのため、選ぶフードによっても1ヵ月の食費は大きく異なりますが、一般的に小型犬の場合は3,000円前後が目安となっています。

4-2.トリミング代

トリミングは美容やおしゃれの目的だけではなく、毛を衛生的に保ったり、ノミやダニを防いだりする効果があります。 トリミングの頻度は、健康的な犬であれば2ヵ月に1回が推奨されていますが、犬種や毛の長さによっては頻度が異なるのです。ポメラニアンやトイプードル、マルチーズなど長毛の犬は汚れが付着しやすいので1ヵ月に1回トリミングするようにしましょう。費用は小型犬の場合4,000円前後ですが、犬種や毛の長さ、カットスタイルによっても価格は変動します。毛玉や被毛の絡みがひどい場合や、皮膚疾患用の薬浴をするときは追加料金が必要になるので、想像以上に費用が高くならないためにも、近くのトリミングサロンの相場を確認しておきましょう。

4-3.日用品代

犬を飼う際に、ブラッシング用のスプレーや口腔ケアのための歯ブラシや歯磨きシート、犬用シャンプーなど細々とした日用品が必要になります。小型犬の場合、月々平均すると1,800円程度かかってくるでしょう。もちろん一つひとつの商品にこだわりがある場合や、消耗が早い場合はもう少し費用が高くなります。

 

小型犬を飼うのにかかる年間費用はどれくらい?

.小型犬を飼うのにかかる年間費用はどれくらい?

小型犬を飼うのに年間で費用は約230,000円かかります。内訳は、エサ代やトリミング代、消耗品代などの飼育費が約180,000円、診療費が約50,000円です。犬がかかりやすい病気の中に、フィラリア症とノミ・マダニの寄生があります。フィラリア症は蚊が媒介して、犬の肺動脈や心臓に寄生することにより血液の流れや内臓に深刻な障害をもたらし、最悪の場合命に関わることもあるのです。蚊に血を吸われると感染するため、室内飼いの犬でも安心はできません。フィラリア症は予防しないと、ほとんどの犬が感染するとされており、1ヵ月に1回投薬をして予防することが大切です。フィラリア症の予防薬は、体内に潜むフィラリアの幼虫を成虫になる前に駆除する役割があります。フィラリアの予防期間は蚊が発生し始めた1ヵ月後から見かけなくなった1ヵ月後までが投薬期間の目安です。また、ノミが寄生すると瓜実条虫症やアレルギー皮膚炎を引き起こすほか、室内で繁殖すると1日で30個もの卵を産むので根絶が難しくなります。マダニは、人に重篤な症状を引き起こすウイルスや、バベシア症、日本紅斑熱などの疾患を媒介するため危険です。刺すと強力に皮膚にくっつき除去が困難です。ノミやマダニが寄生しないよう、月に1回、1年を通して予防薬を投与しましょう。

参照元:MUFG

6.小型犬の医療費はいくらかかる? 

小型犬の医療費はいくらかかる?

犬の治療費は、人間のように公的な医療保険がないため全額飼い主の負担となり高額になりがちです。動物病院によっても治療費が異なり、想像していた治療費より高くなることも考えられます。動物病院でかかる費用の目安は、初診料約1,300円、再診療約700円、入院料約2,800円。椎間板ヘルニアの手術に至っては76,000円程度かかります。医療費が高額で、愛犬が動物病院にかかれない、ということがないようペット保険に加入するのもおすすめです。クレディセゾンでもいくつかのペット保険を取り扱っています。何歳からでもお申し込み可能な商品や通院から入院、手術まで幅広くカバーする商品など特徴はさまざま。WEBサイトより見積もりもできるので、詳細は以下リンクからお問い合わせください。

保険@SAISON CARD「ペット保険」

6-1.ケガ・病気

犬の通院理由で多いものが、皮膚炎、外耳炎、胃腸炎です。診療費は皮膚炎が約7,000円、外耳炎は約3,000円、胃腸炎は約15,000円かかります。

参照元:ipet

6-2.入院・手術 

犬の手術理由で多いものには、腫瘍、歯周病、骨折、異物誤飲、膝蓋骨脱臼などがあります。費用は腫瘍や歯周病手術は90,000円前後、骨折の場合は約300,000円、異物誤飲は約80,000円、膝蓋骨脱臼は約250,000円と手術が伴うと高額な費用がかかってくるのです。手術自体にもお金はかかりますが、全身麻酔をしたりMRIを撮ったりするとさらに費用が高額になります。

7.小型犬の寿命と一生にかかる飼育費用

小型犬の寿命と一生にかかる飼育費用

ここでは小型犬の寿命と生涯にかかる費用はどれくらいなのか紹介していきます。

7-1.小型犬の平均寿命

一口に小型犬といっても犬種が異なるため寿命はさまざまですが、だいたい12〜15歳で寿命を迎えます。小型犬で最も長生きするのはトイプードルで15.2歳、ボストンテリアやパグは12歳程度です。

7-2.小型犬の一生にかかる飼育費用

小型犬の生涯にかかる費用は、初期費用や医療費、日用品など最低でも210万円程度かかってくるのです。これに加えてトリミングやドッグラン、ペットホテルなどを頻繁に利用すればさらに高額になることが予測できます。食事を節約するのは難しくても、トリミングに行く頻度を減らして家庭でできるケアをしたり、代用できるグッズを探したりするなど工夫すれば大きく節約できるでしょう。

8.小型犬の火葬・納骨にかかる費用は?

いつかは愛犬とお別れする日がやってきます。昔はペットを土葬で庭に葬っていたご家庭もあるかもしれませんが、現在は火葬が主流です。ペットの火葬には、火葬設備を搭載した車で火葬を行う訪問火葬とペットの霊園施設で行う施設火葬の2種類があります。費用は火葬の種類やペットの体重、個別火葬なのか合同火葬なのかによっても変わってきます。小型犬であれば訪問火葬は4,000〜23,000円程度、施設火葬は7,000〜25,000円程度です 。納骨をする場合は、火葬料金と別に5,000円程度かかります。

おわりに

小型犬の小さい身体と愛らしいフェイスに魅了されて、ペットショップで見るたびに欲しくなってしまうかもしれません。しかし、ペットを育てていくためには当然ながら費用がかかります。経済的理由で手放すことがないよう、毎月、年間、そして生涯においてどのくらいの金額がかかるのか把握し、金銭面に余裕があるかも確認のうえ、責任を持って迎え入れるようにしましょう

クレディセゾンでもいくつかのペット保険を取り扱っています。何歳からでもお申し込み可能な商品や通院から入院、手術まで幅広くカバーする商品など特徴はさまざま。WEBサイトより見積もりもできるので、詳細は以下リンクからお問い合わせください。

保険@SAISON CARD「ペット保険」

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