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「結婚しない人生」のメリット・デメリットとは?シングルで生きるための備えを解説

「結婚しない人生」のメリット・デメリットとは?シングルで生きるための備えを解説
セゾンのくらし大研究 編集部

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セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

結婚は人生の選択肢の一つですが、必ずしもすべての人にとって最適なものとは限りません。最近では、自由な時間や経済的な余裕を大切にし、結婚しない道を選ぶ人も増えています。一方で、老後の不安や孤独といった課題もあり、どのように備えるかが大切になります。

本記事では、結婚しない人生のメリットとデメリットを整理し、将来を見据えた準備について詳しく解説します。また、生涯未婚率の現状や事実婚を選ぶ人の増加についても触れながら、自分らしい生き方を考えるきっかけを紹介します。結婚にとらわれず、自分に合った人生を歩みたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読んでわかること
  • 結婚しない生活には、家族への責任からの解放や金銭的・時間的自由といったメリットがあるが、一方ですべてを自分でこなす必要性や老後への不安といったデメリットも存在する
  • 日本の生涯未婚率は年々上昇しており、2020年時点で男性は28.25%、女性は17.81%となっている
  • 独身を選択する理由は、「結婚の必要性を感じない」「経済的な不安」「仕事や趣味を優先したい」など多様化している
  • シングルライフを充実させるためには、資産形成、健康管理、趣味の充実、人脈作りなど、計画的な準備が重要である
ひとりのミカタ
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結婚しない人生のメリットとは

結婚しない人生のメリットとは

未婚という生き方には、自分らしさを失わずに人生を過ごせるさまざまなメリットがあります。家族への責任や親族付き合いに縛られることなく、経済面でも時間の使い方でも、自分の意思で選択できる自由があるのです。具体的にどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。

「家族」にまつわる責任がいらない

結婚生活では、配偶者や子どもの生活費、教育費など、自分以外の家族に対する経済的な責任を負う必要があります。しかし未婚の場合、そうした責任から解放されるため、転職や起業、海外赴任といったキャリアの選択も自由に行えます。

また、住まいの引っ越しも、学区や通勤時間といった家族の事情を考慮する必要がないため、自分の希望を最優先に決められます。子育てや介護といった長期的な責任も生じないため、人生の選択肢が広がるのも大きな特徴です。

金銭的余裕がある

未婚生活では、結婚式費用や子育て費用といった大きな支出を心配する必要がありません。稼いだお金を自分の満足のために使え、趣味や自己投資、旅行などにより多くの資金を回すことができます。

また、将来的なリスクに備えた保険や貯蓄も、自分のペースで柔軟に計画が立てられます。資産形成や老後の備えにより多くの資金を投じることも可能で、経済的な自由度が高いのが特徴です。

自由に時間を使える

既婚者は、相手や家族との時間を確保する必要があり、自分の時間が制限されがちです。一方で未婚生活では、休日や平日の夜など、すべての時間を自分の裁量で使うことができます。

趣味や習い事に打ち込んだり、友人との交流を深めたりと、自分の興味や関心に従って時間を使えます。また、仕事でも残業や休日出勤などを気にせず、キャリアに集中できる環境が整っています。

わずらわしい人間関係がない

結婚すると義理の両親や親戚との付き合いが増え、時には心理的な負担を感じることもあります。特に冠婚葬祭の場面では、面倒な人間関係に悩まされがちです。

しかし未婚であれば、そうした義理の付き合いから解放され、自分が心地よいと感じる人間関係だけを選んで付き合うことができます。煩わしい人間関係を整理しながら、自分のペースで過ごしていけるのは、未婚生活ならではのメリットと言えるでしょう。

結婚しない人生のデメリット

結婚しない人生のデメリット

結婚しない人生には自由がある一方で、避けられない課題もあります。

自分で対処しなければならないさまざまな責任や、精神面での不安、そして将来への懸念など、未婚生活特有のデメリットについて理解を深めましょう。

すべて自分でやらなければならない

未婚生活では、健康管理から日常生活の細かな事柄まで、すべてを自分で担う必要があります。急な病気やケガの際も、病院への手配や日常生活のサポートを自力で行わなければなりません。

また、料理や掃除といった家事全般も一人で対応することになります。結婚していれば配偶者と分担できる家事や、互いの体調を気遣い合える関係性がない分、自己管理の重要性が増すことになります。

孤独を感じる

日々のちょっとした出来事や人間関係での悩み事があっても、家族という形で支えてくれる存在がいないため、精神的な孤独を感じやすい環境にあります。友人関係についても、結婚や育児などライフステージの変化により、自然と疎遠になりがちです。

さらに、親戚の集まりや同窓会などの場面では、未婚であることを意識させられる機会も増え、社会的な期待との葛藤から心理的な負担を感じることもあります。

老後に不安を感じる

高齢期を迎えた際の生活面での不安は、未婚者特有の課題となっています。年金受給額は個人分のみとなり、体調を崩して働けなくなった場合の経済的なリスクも高まります。

また、介護が必要になった際の手続きや、施設入所の判断なども自分で行う必要があります。身近に支援してくれる家族がいないことで、将来の健康面や生活面での不安を抱えやすく、早い段階からの老後への備えが重要となってきます。

生涯未婚率と事実婚カップルの増加

生涯未婚率と事実婚カップルの増加

結婚に対する価値観は時代とともに大きく変化し、未婚を選択する人々が増加しています。また、法的な婚姻に縛られない事実婚という形態も注目されています。

ここでは、未婚・事実婚の現状について、統計データをもとに解説します。

日本人の生涯未婚率は?

国立社会保障・人口問題研究所の統計によれば、50歳時点での生涯未婚率は着実に上昇を続けています。2020年時点で、男性は28.25%、女性は17.81%となっており、1970年と比較すると、男性は約17倍(1.70%から28.25%)、女性は約5倍(3.33%から17.81%)に増加しています。

特に2000年以降、その変化は顕著になっており、「結婚が当たり前」という社会通念が大きく変化してきていることを示しています。

結婚したいと思わない理由

内閣府男女共同参画局の調査によると、結婚に消極的な理由には男女で特徴的な違いが見られます。女性は「仕事・家事・育児・介護を背負うことになる」「名字・姓が変わるのが嫌・面倒」といった理由が男性より高い割合を示しています。

一方、男性は「結婚生活を送る経済力がない・仕事が不安定」という理由が女性より多くなっています。共通点としては「結婚という形式にこだわる必要性を感じない」という意識が男女ともに見られます。

世界も生涯未婚率が多い?

フランス、イギリス、スウェーデンなど、ヨーロッパ諸国でも未婚率は日本と同程度か、むしろ高い水準にあります。しかし、これらの国々では合計特殊出生率が日本より高く、フランスでは2.0、スウェーデンでは1.98となっており、日本の1.4を大きく上回っています。

これは、法的な婚姻関係にない事実婚カップルが一般的に受け入れられ、子育ても積極的に行われているためです。

事実婚を選択するカップルの割合

事実婚とは、法律上の婚姻届は提出せずに、事実上の夫婦として生活を共にする関係を指します。内閣府の調査によると、日本での事実婚カップルは成人人口の2~3%程度とされています。

一方、ヨーロッパでは事実婚が一般的で、例えばスウェーデンでは婚外子率が54.7%、フランスでも52.6%と、半数以上が事実婚カップルの子どもとなっています。これらの国々では、事実婚カップルの権利を法的に保護する制度が整備されており、多様な家族の形が認められています。

結婚しない人生を生きるための備えとは

結婚しない人生を生きるための備えとは

シングルライフを充実させるためには、将来を見据えた計画的な準備が欠かせません。経済面での備えはもちろん、健康管理や人間関係の構築など、さまざまな観点からの対策が重要です。

ここでは、充実した独身生活を送るために必要な具体的な備えについて解説します。

定年後を見据えて生活水準を落としておく

会社員の場合、55歳頃から役職がなくなり、給与は徐々に減少していく傾向にあります。定年時には最高時の半分程度まで下がることも珍しくありません。定年後も働く場合でも、多くはアルバイトやパートなどの非正規雇用となり、収入は定年時よりもさらに低下します。

厚生労働省の統計によると、年金の平均受給額は国民年金が約5万6,000円、厚生年金が約14万6,000円程度で、年金だけでの生活は厳しい状況です。このため、老後の生活費は現役時代の5~7割程度を想定し、体力の衰えや食事量の減少なども考慮した生活設計が求められます。

資産形成をしておく

将来の経済的な不安を軽減するには、計画的な資産形成が不可欠です。分散投資による運用や積立投資、終身保険への加入など、自分に合った方法を選択しましょう。30代後半から40代になり、生涯独身の可能性が高まった時期には、介護や認知症の保険も検討が必要です。

また、医療保険も手厚くすることで、不測の事態に備えることができます。将来の見通しに不安を感じる場合は、ファイナンシャルプランナーに相談し、専門家の視点からアドバイスを受けることをおすすめします。

健康管理をする

独身生活では、自分の健康管理が何より重要です。病気やケガで働けなくなると収入が途絶え、経済的な困難に直面する可能性があります。

定期的な健康診断や人間ドックで健康状態をチェックし、日々の栄養バランスの取れた食事と適度な運動を心がけることが大切です。未婚であることで、体調の異変に気づいてくれる同居者がいないため、より一層自己管理を徹底する必要があります。

楽しめる趣味や仕事を見つける

独身生活では、既婚者に比べて時間とお金の使い方が自由です。この特徴を活かし、夢中になれる趣味や、やりがいのある仕事を見つけることで、人生の充実度が大きく変わります。

趣味を通じて新しい交流が生まれたり、仕事での達成感が日々の生きがいになったりと、独身ならではの生活の楽しみ方を見つけることができます。自分の興味や関心に素直に向き合い、積極的にチャレンジする姿勢が大切です。

人脈を広げる

生涯独身で生きていく上で、信頼できる友人の存在は心強い支えとなります。仕事関係だけでなく、趣味のサークルやオンラインコミュニティなど、さまざまな場所で交流の機会を持つことで、多様な人間関係を築くことができます。

年齢や職業にとらわれない幅広い交友関係は、人生の楽しみを広げるだけでなく、困ったときの相談相手としても心強い存在となります。独身だからこそ、積極的に新しい出会いを求め、信頼関係を築いていくことが大切です。

結婚しない人生を安心して生活するために「ひとりのミカタ」で早めに備えましょう

結婚しない人生を安心して生活するために「ひとりのミカタ」で早めに備えましょう

ここまで結婚しない人生を生きるための備えについてお話してきましたが、とはいえ誰にも頼らずに「生涯シングル」を貫くにも限界があるかもしれません。生涯独身を覚悟したなら、あらゆるケースを想定して確実に訪れる未来に向けて、頼れる先をみつけて早めに準備をしておくと安心です。

セゾンカードでおなじみのクレディセゾンのグループ会社「くらしのセゾン」が提供する「ひとりのミカタ」は、独身の方々の「いつも」と「もしも」をトータルでサポートする総合支援サービスです。信頼できる企業グループならではの安心感と、専門家による手厚いサポート体制により、シングルライフを送る方々のさまざまな不安を解消します。

ひとりのミカタ」の特徴は、ライフステージに応じて選べる充実したサービスプランを用意してる点です。65歳未満の方限定の「エントリープラン」では、入会金や年会費が手頃な料金設定ながら、入院時の身元保証サービスを提供しています。また、「エルダープラン」では、入院や高齢者施設への入居時に必要となる身元保証を何度でも利用できるだけでなく、電話健康相談や病院・施設からの緊急連絡先対応などがパッケージされたプランです。

「プラチナプラン」は「エルダープラン」の内容に加えて、自宅で突然の体調変化が生じたときの見守り・駆けつけサービスとエンディングサポート(死後事務手続き代行)が含まれているため、独身者特有の不安に応える充実したサポートメニューがパッケージされています。また、おひとりさまならではの悩みや終活に特化したセミナーも定期的に開催されており、相続や遺言、任意後見制度など、将来に向けたさまざまな知識を専門家から学ぶことができます。

シングルライフを選択した方が安心して暮らしていくためには、早い段階からの備えが重要です。まずは無料の資料請求から、あなたに合ったプラン選びを始めてみてはいかがでしょうか。

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おわりに

結婚しない生き方を選択することは、新たな人生の可能性を広げる選択肢の一つです。独身生活には、自由な時間の使い方や経済面での柔軟性という大きなメリットがある一方で、将来の健康や経済面での不安というデメリットも存在します。

これらの課題に対しては、早い段階からの計画的な資産形成や健康管理、人間関係の構築が重要な解決策となります。社会の変化とともに多様化する生き方の中で、独身という選択を活かし、充実したライフスタイルを実現することができるでしょう。そのためにも、専門家のサポートを受けながら、将来に向けた具体的な準備を始めることをおすすめします。

※本記事は公開時点の情報に基づき作成されています。記事公開後に制度などが変更される場合がありますので、それぞれホームページなどで最新情報をご確認ください。

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