【必見】日焼け後の肌をケアする方法7選!やってはいけない対処法を紹介

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【必見】日焼け後の肌をケアする方法7選!やってはいけない対処法を紹介

紫外線が強い夏の時期になると、気になるのが日焼けです。日焼けをしてしまった際には「肌の腫れはどれくらい続くの?」「肌にしみを残さないためにはどうすればいいの?」などの不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。日焼けは、しみやそばかすなどの肌のトラブルの原因になるため、すぐに適切なケアをすることが必要です。 

そこで本コラムでは、以下の4項目について解説します。 

  • 日焼け後に現れる症状 
  • 日焼け後の肌をケアする方法 
  • 日焼け後の髪や頭皮をケアする方法 
  • 日焼け後にやってはいけないこと 

ぜひ参考にしてください。 

1.日焼け後に現れる症状 

日焼け後に現れる症状

肌に影響を与える紫外線には、光の波長の長さが異なる「UV-A」「UV-B」という2つの種類があります。日焼けの症状は「UV-A」「UV-B」どちらの影響を強く受けたかによって異なります。「UV-A」「UV-B」の特徴や身体への影響は、以下の表の通りです。 

  特徴  身体への影響 
UV-A  多くが地表まで届き、雲や窓ガラスを通り抜けやすい。  皮膚の中深く「真皮」まで入り込み、長期的にしわやたるみの原因になる。 
UV-B  多くはオゾン層で遮断されるが、日焼けを起こす力がUV-Aより強い。  皮膚の外側「表皮」の細胞を傷つけ、肌の炎症を起こす。長期的には、しみ、そばかす、皮膚がんの原因になる。 

参照元:環境省 紫外線環境保健マニュアル2020 

1-1.日焼け直後に現れる症状 

日焼け直後に現れる症状は、皮膚に起きる反応から「サンバーン」と「サンタン」に分けられます。サンバーンとは、日焼けの8時間~24時間後に、皮膚の表面が炎症し赤く腫れ上がる症状のことです。サンタンは2日~3日後に、赤い腫れが引いた痕が黒くなる症状をいいます。いずれも、肌がUV-Bを浴びることによって起こる症状です。 

UV-Bは、肌の外側の表皮細胞を破壊する、強いエネルギーをもっています。日焼け後の肌の炎症は、体の免疫細胞が破壊された細胞を排除する際に現れる症状です。また日焼け痕が黒くなる症状は、肌を黒くするメラニン色素が大量に作られた結果です。メラニン色素は紫外線を吸収し皮膚細胞を守る働きがあり、日焼け後に一時的に増加する性質があります。 

日焼け直後に現れる症状
日焼け直後に現れる症状

UV-Bは夏場に最も多く降り注ぎ、薄い雲であっても80~90%透過します。室内にいても窓から差し込む紫外線を浴びるため、充分な日焼け対策が必要です。 

1-2.慢性的な日焼けによる症状 

日焼けの症状は、直後に現れるものだけではありません。長年の日焼けによるダメージは、肌の「しわ」や「たるみ」の原因になります。肌にダメージを蓄積する紫外線は、UV-Aです。UV-Aは、肌の奥にある「真皮」まで届き、コラーゲンやエラスチンなど肌の弾力を支える組織にダメージを与えます。日焼け後すぐに症状は現れませんが、肌の弾力が徐々に衰えていくため、注意が必要です。 

慢性的な日焼けによる症状
慢性的な日焼けによる症

UV-Aは、地表に届く紫外線の90%を占めます。また降り注ぐ量は、冬や朝夕でも大きく変わりません。そのため、強い日差しを感じる夏場や日中以外でも、UV-A対策は大切です。 

2.日焼け後の肌をケアする7つの方法 

日焼け後の肌をケアする7つの方法

日焼け後のケアのポイントは「肌の炎症をおさえること」と「ダメージを受けた肌が修復しやすい環境を整えること」です。肌の炎症をおさえるためには冷やすこと、肌の修復には保湿が効果的です。 

2-1.冷やす 

日焼けをした直後は、流水や濡れタオルで肌を冷やすことを心がけましょう。肌を冷やすことは、ダメージを受けた肌組織内の乳酸やトロンボキサンなどの物質の生成をおさえて、炎症の広がりを抑える効果があります。日焼けした肌は外部の刺激に弱いため、保冷剤や氷で冷やす際には、タオルにくるんで患部に当てましょう。 

もし肌を冷やしても腫れや痛みなどの症状が改善されない場合は、皮膚科を受診し、薬を処方してもらうことをおすすめします。ストレイド外用薬や消炎鎮痛剤などは、炎症や痛みを抑える効果があるといわれています。 

参照元:日焼けについて | うえの皮フ科 – 神戸市灘区の皮膚科・アレルギー科・美容皮膚科  

2-2.保湿する 

日焼けした肌の腫れがおさまったら、肌を保湿しましょう。日焼け後の肌は、皮膚の一番外側にある角質層の機能が弱まり、乾燥しやすい状態になります。乾燥した肌は、紫外線など外部からの刺激に弱く、新しい皮膚組織の生成の遅れにつながります。 

肌の保湿には、無添加の化粧水を使用することがおすすめです。アルコールや防腐剤等が配合された化粧水の使用は、角質層の機能が弱まった肌には刺激が強いため、避けたほうが良いでしょう。 

2-3.油分を与える 

肌の保湿を持続させるためには、肌に油分を与えることが必要です。油分は、肌の水分の蒸発を防ぐ効果があります。水分の蒸発を防ぐためには、化粧水を塗った上から、乳液や保湿クリームを使用すると良いでしょう。 

乳液と保湿クリームは、油溶性のうるおい成分で肌を守り、水分の蒸発を防ぐ機能があります。保湿クリームは、乳液よりも油分量が多く配合されています。乳液は水分と油分がバランス良く配合されていることが特徴です。必要な油分の量は、人や肌の状態によって違います。使い比べて、自身の肌に合ったほうを選ぶと良いでしょう。 

2-4.水分を補給する 

日焼け後は、体全体の水分が失われているため、こまめに水分補給をしましょう。体の内部から水分を補給することは、肌の保湿にとっても効果的です。水分補給には、水またはスポーツドリンクが適しています。カフェインが多く含まれたコーヒーやお茶は、水分が体に吸収されずに排出されてしまうため、おすすめできません。またアルコール飲料は、血管を拡張し、炎症を促進してしまうため避けた方が良いでしょう。 

2-5.ビタミンを摂る 

日焼けによる肌のケアには、食事の栄養バランスが大切です。紫外線を浴びたあとには、「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」をとることがおすすめです。ビタミンA・C・Eには、抗酸化作用があり、しみやそばかすの原因になるメラニン色素の生成をおさえる効果があります。 

またビタミンAは皮膚の新陳代謝に効果があり、ビタミンCは肌のコラーゲンの生成に必要な栄養素です。ビタミンEは、特に肌の新陳代謝を高める効果があり「若返りのビタミン」といわれています。ビタミンA・C・Eの入った食品は、以下の表を確認してください。 

ビタミンA  レバー、人参、ほうれん草など 
ビタミンC  フルーツ(レモン、いちご、グレープフルーツなど)、緑黄色野菜(ピーマン、ブロッコリーなど) 
ビタミンE  鮭、植物油、種実類(ごま、アーモンドなど) 
ビタミンA・C・E  かぼちゃ、ブロッコリー、モロヘイヤ、ほうれん草 

参照元:「日焼けしちゃった!」そんな時によい食べ物、知っていますか? – 日本気象協会 

2-6.睡眠を充分に取る 

紫外線による肌のトラブルを防ぐために、睡眠を充分にとるようにしましょう。肌の代謝は、睡眠中に最も活発に起こります。睡眠が不足すると、肌の代謝のサイクルが遅くなり、肌荒れを引き起こしやすくなります。紫外線を大量に浴びると、体の疲れを感じやすくなるため、日焼け後は睡眠を充分にとることが大切です。 

2-7.紫外線対策をする 

紫外線によってダメージを受けた皮膚組織は、外部からの刺激に弱い状態にあります。ダメージを受けた肌が、再び紫外線にさらされないよう注意しましょう。日焼け後の紫外線対策には、紫外線吸収剤不使用の敏感肌用の日焼け止めがおすすめです。紫外線吸収剤は、アレルギー反応や炎症を起こすおそれがあるので避けた方が良いでしょう。 

また日焼け止めだけでなく、UVカットの長袖シャツや帽子を使用することも有効です。日焼け後の肌を守るため、紫外線対策は普段以上に意識しておくことをおすすめします。 

3.日焼け後の髪・頭皮ケアが重要 

日焼け後の髪・頭皮ケアが重要

日焼け後は、髪や頭皮のケアを忘れてはいけません。紫外線を浴びた髪は、強度の低下や表面がパサつくなどの症状が現れます。髪の80%~90%を構成しているケラチンタンパクが、紫外線によってダメージを受けることが原因と考えられています。 

髪の毛のケアには、髪にうるおいを与えるトリートメントの使用がおすすめです。トリートメントには、髪の傷みをケアし、質感をコントロールする効果があります。髪のパサつきが特に気になる箇所には、洗い流す必要のない「アウトバストリートメント」で、入浴後に集中的にケアすると良いでしょう。 

頭皮は、肌と同様に冷却や保湿をすることが必要です。日焼け後に髪の毛を洗う際には、乾燥をおさえるため、温めのお湯で流す程度にしておきましょう。シャンプーは、頭皮に刺激を与えてしまうため、極力使用しないことをおすすめします。もし使用する場合は、洗浄力の強いシャンプーは避け、低刺激タイプを使用するようにしましょう。 

4.日焼け後にやってはいけない3つの対処法 

日焼け後にやってはいけない3つの対処法

日焼け後は、ダメージを受けた肌に刺激を与えないことが大切です。誤ったケアで肌に刺激を与えてしまうと、肌の修復の遅れだけでなく、しみなど肌のトラブルを引き起こすことにもつながります。 

4-1.皮をむく 

日焼けによる肌の腫れが引くと、ダメージを受けた肌の組織を取り除くため、皮がめくれてきます。めくれてきた皮は、手で無理にむかないようにしましょう。日焼けによってめくれてきた皮の下にある肌は未熟で、外部の刺激に非常に弱い状態です。皮を無理にむくことで、未熟な肌は紫外線などの影響を強くうけ、シミ等の原因になります。めくれてきた皮は無理にむかずに、肌を保湿し、新しい肌組織を保護するようにしましょう。 

4-2.熱いお風呂に入る 

日焼け後に入浴する際は、熱いお湯に浸かることを避けましょう。熱いお湯に入ると、入浴後に体が熱を発散し、皮膚から水分や脂質が抜け、肌の乾燥を促進してしまいます。また、日焼け直後の赤く腫れた肌を温めることは、炎症や傷みを広げることにつながります。日焼け後は、湯船に入ることは避け、温めのシャワーで短時間に済ませるようにしましょう。 

4-3.刺激の強い化粧品を使う 

日焼け後に化粧をする場合は、ダメージを受けた肌を保護するために、刺激の強い化粧品の使用は避けましょう。アルコールフリーの化粧品や、防腐剤の入っていないパラベンフリーのものを使用することがおすすめです。以下の3つの成分が入った化粧品は、肌の乾燥や炎症の原因になるため注意が必要です。 

  • エタノール 
  • 石油系合成界面活性剤 
  • 合成香料 

エタノールはアルコール成分の一つで、蒸発するときに肌の水分を奪ってしまい、肌の乾燥を促進してしまいます。石油系合成界面活性剤は、界面活性剤の中でも肌への浸透力が高く、肌を外部の刺激から守るバリア機能を低下させると言われています。 

合成香料は、成分に含まれる化学物質が、皮膚炎などの炎症を引き起こす恐れがあるため、避けたほうが無難です。化粧をする際は敏感肌用の低刺激の化粧品を使用しましょう。 

5.重度の日焼けや熱中症の疑いがある場合は医療機関皮膚科を受診しましょう 

重度の日焼けや熱中症の疑いがある場合は医療機関皮膚科を受診しましょう

日焼け後の水ぶくれができるなど肌の症状が重篤な場合や、発熱や強い倦怠感を感じる時は、医療機関への受診をおすすめします。水ぶくれとは、肌の組織が壊れ、体液が染み出している状態です。水ぶくれができると肌の再生に1ヶ月程度の時間を要し、皮がやぶれてしまうと、傷跡が残る場合があります。水ぶくれができてしまった場合は、つぶさずに皮膚科を受診しましょう。 

発熱や強い倦怠感を感じる場合は、熱中症の恐れがあります。熱中症とは、高温多湿な環境下に長時間いることで起こる発熱障害です。熱中症の疑いがある場合は、体を冷やし、水分補給をすることが大切です。しかし、熱中症は急激に症状が悪化することが多いため、早めに医療機関へ受診しましょう。 

おわりに 

紫外線を大量に浴びてしまった場合は「冷やす」「保湿する」という基本的な対応を行い、なるべく肌に刺激を与えないようにすることが大切です。適切なケアをすることで、肌への影響は最小限におさえられます。