2024/03/06

2023/01/27

まつ毛が抜ける原因とは？生え替わりのタイミングと適切なケア方法をご紹介

執筆者

セゾンのくらし大研究編集部

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アイメイクのやり方やストレスが原因で、まつ毛が少なくなったり、抜けやすくなったりする方は少なくありません。まつ毛も髪の毛などと同じように、一定のサイクルで生え替わっているため、適切にケアされていれば一度に大量に抜けることはありません。しかし間違ったアイメイクやクレンジングにより細胞が傷付いてしまえば、「まつ毛貧毛症」を引き起こす可能性も出てきます。

今回のコラムでは、まつ毛が普段よりも抜けやすくなっている時の原因と、抜けにくくするためのケア方法、おすすめのまつ毛美容液についてご紹介します。

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まつ毛が抜ける時に考えられる原因

まつ毛が抜けて大幅に減ってしまう時に考えられる原因として、次の5つが挙げられます。

アイメイク
まつ毛パーマ・エクステ
クレンジング
ストレス
「まつ毛貧毛症」

それぞれの原因について詳しくご紹介しましょう。

アイメイク

日々のアイメイクがまつ毛に負担を掛けて、まつ毛が抜けやすくなる原因となっているケースがあります。マスカラやつけまつげのほか、最もまつ毛にとって負担となるのがビューラーの使用です。ビューラーを使う際に力を入れすぎたり、何度も繰り返しかけたりすることにより、まつ毛に大きな負担となります。

まつ毛パーマ・エクステ

サロンでまつ毛パーマ・エクステの施術を受けている方も注意が必要です。パーマやエクステでは、薬剤や接着剤を塗布したり、熱を加えたりすることから、まつ毛に大きな負担が掛かりやすい傾向にあります。また、アイリストの技術や使用する器具などによって、まつ毛へのダメージが増えることも考えられます。これからまつ毛パーマ・エクステの施術を受ける際には、口コミなどを参考にして信頼できるアイラッシュサロンを選びましょう。

クレンジング

間違ったクレンジング方法によって、肌やまぶた、まつ毛にダメージが蓄積していることもあります。特に多いのが、強くこすりながらメイクを落とそうとするパターンです。過剰なクレンジングで目元の必要な油脂まで落としてしまうと、肌や毛根を保護するバリア機能が働かなくなり、まつ毛が抜ける大きな原因となってしまいます。

ストレス

日々の暮らしの中で受ける強いストレスも、まつ毛が抜ける原因のひとつです。過剰なストレスは自律神経のバランスを乱し、血行を悪化させて冷え性などを引き起こします。全身の血行が滞り、目元への栄養が届かなくなれば、綺麗なまつ毛を維持することも難しくなるでしょう。

「まつ毛貧毛症」

アイメイクやクレンジング方法に問題がなく、規則正しい生活を送っているのに大量のまつ毛が抜けてしまう場合、「まつ毛貧毛症」が疑われることもあります。まつ毛貧毛症とは、間違ったケア方法やメイク方法により、まつ毛の本数や長さ・太さが不十分な状態になっていることを言います。まつ毛貧毛症と診断されると、「グラッシュビスタ」と呼ばれる薬によって治療したり、日々の生活習慣の改善が指導されたりします。急に大量のまつ毛が抜けるなどして不安な場合には、最寄りの皮膚科で医師に相談してみることをおすすめします。

まつ毛が抜けたらどのくらいで生える？生え替わりのサイクル

髪の毛と同じように、まつ毛も「毛周期」と呼ばれる一定のサイクルで生え替わりが行われています。毛周期には、毛が生えてくる「成長期」、毛の成長が止まって抜け落ちるまでの「退行期」、毛が抜けて次の毛が生えるまでの「休止期」の3つの段階があります。髪の毛と比較するとまつ毛は毛周期が短く、生え替わりの頻度が早いという特徴があります。

まつ毛の毛周期は約5ヶ月～12ヶ月

一般に髪の毛の毛周期は、女性の場合は4年〜6年程度といわれています。一方でまつ毛の毛周期は、約5ヶ月～12ヶ月と非常に短く、さらに成長が止まる休止期が大半を占めることが分かっています。まだ短いまつ毛が抜けることも多いですが、すぐに新しいまつ毛が作られ始めるため、多少の抜け毛は気にする必要はないでしょう。

また、毛周期が短いことから、まつ毛美容液などのケアの効果が表れやすい傾向にあります。髪の毛の抜け毛のケアと比較すると、まつ毛のケアは数ヶ月継続するだけで「毛の量が増えた」「十分な長さになった」と感じる方も多いようです。詳しくは後述しますが、美しいまつ毛を取り戻したい方は、まつ毛美容液で毎日ケアすることもおすすめです。

細胞が傷付くと生えてこないことも

毛周期にしたがって自然に抜け落ちると、毛根がすぐに新しいまつ毛を作る準備に入ります。しかし、強い力で引っ張ったり毛根へのダメージが蓄積したりしてしまうと、まつ毛を作る細胞が傷付いてしまうことがあります。細胞が傷付けば新しいまつ毛を作ることができなくなり、まつ毛が生えてこなくなる原因になります。そのためアイメイクやクレンジング、アイラッシュサロンを利用する際などは、丁寧にまつ毛を扱うことが大切です。

まつ毛の生え替わりを促して抜けにくくするケア方法

生え替わりのサイクルが短いまつ毛は、ケア方法を見直してまつ毛が生えやすい環境を整えることで、短時間で美しいまつ毛を取り戻すことができます。しっかりと栄養が行き渡るようにまつ毛をケアすることで、健康的で太く・長いまつ毛を手に入れることも可能なため、ここからは適切なまつ毛のケア方法について紹介していきます。

必要な栄養素を摂る

まつ毛をはじめとする毛髪を作る原料となるのは、肉や魚などに豊富に含まれるたんぱく質です。日本人女性はたんぱく質が不足しがちな傾向があり、たんぱく質を必要以上に控えてしまうと代謝の低下を招き、まつ毛だけではなく全身の血行が悪化する原因になります。そのため無理なダイエットに注意して、充分なたんぱく質を摂取しながらバランスの良い食生活を目指しましょう。

アイメイク方法の見直し

まつ毛への負担を軽減するため、アイメイクの方法を見直すことも有効です。まつ毛への大きな負担となるのはビューラーやつけまつげのため、可能な限りこれらを使わないのが理想です。とはいえ、まったく使わないアイメイクも現実的ではないため、ビューラーはゴム部分を定期的に交換し、つけまつげも使用する頻度を控えめにすることをおすすめします。美しく盛ったアイメイクは、特別なイベントの日に楽しみましょう。

クレンジング方法の見直し

アイメイクを落とす際には、肌のケアと同じように強くこすらないことが原則です。メイクを落とさないまま寝てしまうことも、雑菌が繁殖する原因となるため注意が必要です。拭き取りシートや爪を使ってメイクをオフするのではなく、オイルクレンジングなどで指で優しく落とすようにしましょう。

ストレスを溜めないようにする

過剰なストレスは、まつ毛が抜けやすくなるだけではなく、美容・健康にさまざまな悪影響があります。そのため日頃からストレスを溜めない生活を心掛け、適度にストレスを発散する機会を作りましょう。特に身体を動かす趣味を楽しむことは、運動不足の解消や代謝の向上にもつながり、美容にも嬉しいメリットが得られます。ご自身にとって楽しいと思えることで構わないので、ストレスとうまく付き合う習慣を身に付けましょう。

まつ毛美容液を活用する

まつ毛を丁寧にケアするためには、まつ毛専用の美容液を使うこともおすすめです。まつ毛美容液にはまつ毛を伸ばす効果はありませんが、目元にうるおいを与え、ハリ・コシのあるまつ毛を作りやすくする効果があります。まぶた・眉毛にも使えるタイプが多く販売されているため、気になる商品を試してみると良いでしょう。まつ毛美容液のおすすめアイテムについては、次項でご紹介していきます。

まつ毛のケアにおすすめのまつ毛美容液

まつ毛が抜けてしまうことを防止して、美しいまつ毛を育てるためには、まつ毛美容液をうまく活用することが効果的です。ここではおすすめのまつ毛美容液を2つご紹介しましょう。

セザンヌまつげ美容液EX

セザンヌの「まつげ美容液EX」は、まつ毛・まぶた・眉毛に使える3in1タイプのまつげ美容液です。パフチップタイプなのでまつ毛の根元にも塗りやすく、まつ毛美容液を習慣化しやすいのも魅力です。価格は550円(税込)と値段も手頃なので、初めてのまつげ美容液として試してみるのもおすすめです。

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DHC アイラッシュトニックブラウン

DHCのナチュラルに色づくまつげ美容液「アイラッシュトニックブラウン」は97％がオイルケア成分の日中用カラーまつげ美容液です。6種のトリートメント成分を含むオイルゲルが、優しくまつげを包み込み、つやとうるおいを与えながら、まつげをカールアップ。定価は1,070円(税込)と比較的手頃なので試しやすく、マスカラタイプで使いやすさにも定評があります。

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おわりに

まつ毛が抜ける原因には、間違ったアイメイクやクレンジング、まつ毛パーマ・エクステや日頃のストレスなどが関係しています。まつ毛の生え替わりのサイクルは約5ヶ月～12ヶ月と短いため、生活習慣やケア方法を見直すことにより、まつ毛の長さ・太さを短期間で改善することも可能です。今回ご紹介したまつ毛美容液も活用しながら、適切にケアして美しいまつ毛を取り戻しましょう。