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白湯とはどんな効果があるの飲むタイミングやアレンジレシピまで

白湯とはどんな効果があるの飲むタイミングやアレンジレシピまで
セゾンのくらし大研究 編集部

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 健康や美容に気を使う方が飲んでいるイメージのある白湯。白湯にはどのような効果があるのかご存知でしょうか。今回は、白湯を飲んで得られる効果や飲むタイミング、基本の作り方などをご紹介します。健康のために白湯を飲んでいるけど飲むタイミングがわからない方や、どうして白湯が健康に良いのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

白湯とは一体何?お湯との違いは?     

1.白湯とは一体何?お湯との違いは?   

白湯は、「さゆ」「しらゆ」と読みます。お湯と似ていますが、お湯は水に熱を加えた40度以上のもの、白湯は水を一定時間沸騰させ不純物を除去したもので、沸騰させたか、させていないかが違います。湯冷ましとも似ていますが、湯冷ましは白湯を20~35度ほどの飲みやすい温度に冷ましたものを指しています。

白湯が身体に良いといわれるようになったのは、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダに基づいた考え方が根源といわれています。アーユルヴェーダによると、人体は火・水・風の3つのエネルギーでできているとされています。

この3つのエネルギーのバランスは人によって異なり、水が前面に出ている場合もあれば、火が強く出ている場合もあるのです。このようにバラついたエネルギーのバランスを整えるのが白湯とされています。これは白湯が、「水」を「火」で沸かし、「気泡(風)」を発生させて作るため、3つの要素が含まれており、足りない要素を補えるとされているのです。

白湯を飲むことで得られる効果

では、白湯を飲むとどのような効果を得られるのでしょうか。以下で、白湯の効果についてご紹介していきます。

冷え性の改善

白湯は冷え性の改善に効果的です。まず冷え性の原因として「冷たいものの摂り過ぎ」と「自律神経の乱れ」が挙げられます。冬だけでなく、冷たいものを摂り過ぎてしまい、夏でも身体が冷えることがあるため、注意が必要です。

冷たいものの摂り過ぎで身体が冷えてしまった場合は、白湯を飲み胃腸を温めることで、身体を内側から温めることができるでしょう。自律神経の乱れが原因で冷え性になっている場合も、白湯を飲んで身体を温め血行を良くすることで、副交感神経と交感神経のバランスを整えることができ、結果的に冷え性の改善につながります。

デトックス効果

白湯にはデトックス効果も期待できます。前述したように、白湯は身体を内部から温め、血行を促進するのに効果的です。血行が良くなると、身体に溜まっていた老廃物や毒素が出やすくなります。

さらに白湯には不純物が入っていないので、体内に吸収されやすく利尿効果も得られるのです。身体から老廃物や毒素が排出されることで、肌のターンオーバーが順調になり、美肌効果やむくみの改善などが期待できます。

便秘解消効果

白湯を飲むことは、便秘解消にも効果的です。便秘解消なら、水を飲んでも良いのではと思う方もいるでしょう。しかし、水を飲んで便を柔らかくすることはできても、根本的な便秘解消にはなりません。白湯を飲むと身体の内部が温まり、胃腸が活発に動くようになることで消化力が高まり、便秘解消が期待できます。

腸内環境を整えるように気を遣っているけれど便秘気味だという方は、内臓の温度が下がって機能が低下している可能性があるので、白湯を試してみましょう。

肩こりや腰痛の緩和

白湯を飲むことで、肩こりや腰痛の緩和が期待できます。肩こりや腰痛の原因として多いのが、血行不良です。さらに、リンパの流れが悪くなることでも、筋肉がこわばって酸素や栄養が身体中を巡りにくくなってしまい、腰の違和感につながることもあります。

前述したように、白湯は身体を内側から温めて血流やリンパの流れを促す効果があるとされているため、白湯を飲むことで肩こりや腰痛の改善が期待できるでしょう。

ダイエット効果

白湯にはダイエット効果もあるとされています。白湯には身体を温める効果があり、体温の上昇に伴って基礎代謝を向上させるため、脂肪燃焼が行われやすくなるためです。体温が1℃上がるだけでも、基礎代謝量が13%も増加するとされています。

また、前述したように、白湯には老廃物を出しやすくする効果があるので、むくみの改善にも効果的です。白湯を飲んで体重が減るなどの直接的なダイエット効果ではありませんが、むくみが改善するとボディラインをすっきりとさせることができます。

白湯を飲む際の注意点はある?     

2.白湯を飲む際の注意点はある?

白湯にはさまざまな効果があることが分かりました。しかし、健康や美容に効果があるからといって飲み過ぎてしまうと、身体に必要な栄養素までを流してしまったりむくみの原因になったりなど、逆効果になりかねません。1日の推奨量は700〜800mlとされていますので、それ以上の量を飲み過ぎないようにしましょう。

また、沸かしたての熱々では飲めないため、コップに注ぎ50度前後まで冷ましてから飲みましょう。さらに、白湯を飲む際はゴクゴクと一気飲みするのではなく、時間をかけてゆっくり飲みましょう。目安としては、コップ1杯で10〜20分ほど時間をかけるのが理想的です。忙しくてゆっくり飲めない時は、朝の場合だと、着替えて1口、洗顔をして1口など準備の合間に飲むようにしましょう。

白湯を飲むタイミング

白湯を飲む際の注意点や1日の推奨量がわかりました。では、どのタイミングで白湯を飲んだら良いのでしょうか。以下では、白湯を飲むタイミングを「朝起きた時」「食事中」「夜寝る前」に分けて紹介していきます。

朝起きた時

白湯を飲むタイミングでもっともおすすめなのは、朝起きた時です。寝ている間に冷え切ってしまった胃腸を温めることで消化機能を高め、便通の改善や食事での栄養吸収効果の向上、美肌効果など健康や美容にさまざまなうれしい効果を得られます。

また、起床時は身体の水分が不足している状態です。朝食前の胃が空の状態で白湯を飲むことで、腸内を浄化し綺麗にしてくれます。さらに、白湯によって身体が温まると目覚めやすくなるため、朝が苦手な方は起床時に白湯を飲んでみましょう。

ただし、起床時の口の中には毒素がたくさんあります。起きてすぐに白湯を飲むのをおすすめしましたが、歯磨きなどのデンタルケアを行なってから飲むようにしましょう。せっかく排出した毒素を身体に取り込んでしまわないようにするためです。

食事中

昼食や夕食時などの食事中に白湯を飲むこともおすすめです。白湯によって胃腸が温められると内臓が活発に動くようになり、食事をした際に栄養をより吸収しやすくなります。また、胃腸が活発に動くことで消化機能も高まっているので、食べたものが消化されやすいです。

しかし、食事中に白湯を飲み過ぎてしまうと、胃液が薄まって反対に食べたものが消化されにくくなってしまいます。食事中に白湯を飲む際は、少しずつゆっくりと飲むのがおすすめです。さらに、食事中に白湯を飲み過ぎると、水分と一緒に食べ物を飲み込み、咀嚼が少なくなってしまうこともあります。

ダイエット効果を見込んで白湯を飲んでいた場合、食事中に咀嚼が減ってしまっては逆効果になりかねません。食事中に白湯を飲むのはおすすめですが、飲み過ぎないようにしましょう。

夜寝る前

3-3.夜寝る前

寝る前に白湯を飲むのもおすすめです。白湯を飲むことで内臓が温まり、血行が良くなると副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になると、身体も心もリラックスした状態になり、寝つきが良くなるでしょう。

しかし、寝る前にたくさんの白湯を飲んでしまうと、夜中にトイレに行きたくなる可能性があるので、飲み過ぎには注意が必要です。

白湯の基本の作り方     

白湯は簡単に作ることができます。ここでは白湯の基本的な作り方を「ヤカンで作る場合」「電気ケトルで作る場合」「レンジで作る場合」に分けて紹介していきましょう。

ヤカンで作る場合

使用する水は水道水や浄水器の水、ミネラルウォーターです。水道水を沸かして白湯を作る場合は、水道水に含まれている塩素やトリハロメタンなどの不純物を無くさなければならないため、10〜15分程の長い時間水を沸騰させる必要があります。また、沸騰させることで口当たりがまろやかになり、飲みやすくなります。

この時水分が蒸発することによって量が減ってしまうので、必要な量よりも少し多めに沸かしましょう。しかし、白湯が必要以上に余ってしまった場合、次に飲む時に再加熱すると水に含まれるミネラルが失われてしまうため、注意が必要です。沸騰したらやけどをしない程度まで冷ましてから飲みましょう。冷ますことで飲みやすくなるうえに、水分が身体に吸収されやすくなります。

電気ケトルで作る場合

電気ケトルで白湯を作る場合は、浄水器の水もしくはミネラルウォーターなどの塩素やトリハロメタンを除去した水を使用するのがおすすめです。水をケトルに入れて沸かしたら、冷めてしまわないように、保温できる水筒やポットに移し替えましょう。

レンジで作る場合

レンジでも白湯は作れます。レンジで作る際も、浄水器の水もしくはミネラルウォーターなどの塩素やトリハロメタンを除去した水を使用するのがおすすめです。レンジ対応のコップに水を入れて、600Wであれば1分30秒ほど、500Wであれば2分を目安に温めましょう。

無味で飲みにくい!そんな時はアレンジレシピで飲みやすく     

白湯は無味無臭なので、飲みにくいと感じる方もいるでしょう。さらに、健康や美容のために毎日飲み続けたいけれど、味がないから飽きてしまうという方も多いはずです。そこで以下では、白湯が飲みにくい時に試してほしいアレンジレシピをいくつか紹介していきます。簡単なアレンジレシピばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。

レモン白湯

レモン白湯は、レモン半分をコップ1杯の白湯に絞るだけで完成します。生のレモンを手に入れるのが難しい場合は、レモン果汁でも構いません。レモンにはクエン酸やビタミンCなどが含まれているため、美肌効果や疲労回復効果が期待でき、風邪予防にも効果を発揮するでしょう。無味無臭の白湯がすっきりと爽快感のある白湯になるので、特に寝起きにおすすめです。

ハチミツ白湯

ハチミツ白湯は、コップ1杯の白湯に小さじ1のハチミツを加えて完成です。甘めが好きな方はもう少し多めに入れても良いかもしれません。ハチミツにはカリウムが含まれており、むくみの予防が期待できます。他にも、風邪の予防や腸内環境を整える効果など、さまざまなうれしい効果があるのです。

ほんのり甘いハチミツ白湯は、ほっとリラックスできるため、寝る前に飲むのが良いでしょう。

生姜白湯

身体を温めたい方は、生姜白湯を飲みましょう。生姜を加熱するとジンゲロールという成分が出て、身体を温めるショウガオールという成分に変化します。鍋やヤカンに水を入れて薄くスライスした生姜2〜3枚と一緒に沸かします。

生姜を手に入れにくい場合は、生姜パウダーや生姜チューブなどを利用するのも良いでしょう。生姜パウダーを代用する場合は白湯コップ1杯に対し大さじ1杯程度、生姜チューブを代用する場合は小さじ1杯程度を目安に入れてください。ハチミツを加えて、ハニージンジャー白湯にアレンジするとさらに白湯が飲みやすくなるため、おすすめです。

ミント白湯

ミント白湯は、コップ1杯の白湯にミントの葉を数枚入れて完成です。ミント白湯は爽やかなすっきりとした香りで気分をリフレッシュさせてくれるほか、ストレスを和らげる効果が期待できます。

ミントにはさまざまな種類があるので、お好みのものを見つけるのもおすすめです。ミントは簡単に家でも栽培できますが、スーパーに売っている場合もあります。白湯にミントを入れる際は、ちぎってから入れるとより風味が広がるでしょう。生姜白湯と同様に、ハチミツを追加しても美味しく飲めます。

おわりに 

白湯には、冷え性の改善やデトックス効果、便秘解消など、さまざまなうれしい効果があることが分りました。作り方も簡単で、沸かすだけ、レンジや電気ケトルで温めるだけで完成するので、ぜひ試してください。

白湯が飲みにくい方や毎日飲んでいて飽きてしまった方は、今回紹介したアレンジレシピがおすすめです。白湯が美味しく飲みやすくなるうえに、アレンジに使用した食材の効果を得ることができます。白湯は即効性があるわけではありませんが、お財布にも身体にも負担がかかりません。白湯を毎日の楽しみとして習慣化し、美しく健康的に過ごしましょう。

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