今すぐできる花粉症対策は?日常生活に注意して症状を和らげよう

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今すぐできる花粉症対策は?日常生活に注意して症状を和らげよう

くしゃみや鼻水など、さまざまな不調をもたらす花粉症は、早めに対策を行って少しでも症状を軽減したいものです。とはいえ、具体的にはいつごろから花粉症対策を行えば良いのか分からずに、毎年頭を抱えている方も多いでしょう。

そこで今回は、花粉症対策はいつから行えば良いのか、具体的な時期をご紹介します。また、おすすめの花粉症対策法もご紹介するので、早めに行動に移して症状の軽減を目指しましょう!

1.花粉症対策はいつから始めれば良い?

植物の花粉を吸い込むことが原因で起こる花粉症。別名「季節性アレルギー性鼻炎」などと呼ばれることもあり、鼻水やくしゃみ、目のかゆみや充血といった、さまざまな症状をもたらします。そのため、外出することが辛く感じたり、仕事に集中できなくなったりと、なかなか厄介ですよね。

花粉症を引き起こす主な植物はスギやヒノキ、ブタクサなど、およそ60種類あるといわれています。花粉症の原因となる植物が花粉を飛ばし始めると、花粉症の症状が現れます。スギは2~4月、ヒノキは3~5月、ブタクサは初夏から秋にかけて花粉を飛ばします。このように、さまざまな種類がある花粉のなかで、まずはご自身が何の植物によって症状が出るのかを把握することが大切です。

どの植物の花粉に反応しているかは、病院で調べてもらうことができます。何の植物で花粉症になるのかが分かったら、その花粉が飛散し始める時期より前に対策を講じましょう。

花粉症の対策を始める具体的な時期は、花粉が飛び始める2~3週間程度前からがおすすめといわれています。早めに対策を行うことで、症状の軽減や発症を遅らせるなどのメリットがあります。いったん花粉症の症状が出てしまうと、鼻の粘膜などが敏感になり、症状が次第に強くなる場合もあるので、早めの対策が大切です。

2.花粉症対策の基本は?

続いては、花粉症対策の基本をご紹介します。どれも気軽に取り入れられることばかりなので、症状が現れる前に実践してみてください。

2-1.花粉が飛びやすい条件を知っておこう

花粉症の原因である花粉は、ある気象条件を満たすことで飛散しやすくなります。強い風が吹いた日やその次の日はもちろんのこと、日中の気温が高めの日、前日に雨が降った日、湿度が低く乾燥した日なども花粉が飛散しやすくなります。反対に、雨が降っている日などは、花粉の飛散量が少なくなります。

なお時間帯によっても異なります。1日の中でも花粉が飛びやすいといわれているのが、気温が高くなる13時から15時頃です。気象条件や時間帯に気を付けて外出の予定を組むと良いでしょう。

2-2.家の中で気を付けること

では、さっそく気軽にできる花粉症対策をご紹介していきます。まずは、家の中での対策をピックアップしたので、ぜひ取り入れてみてください。

・こまめに掃除する

花粉はとても小さい物質のため、思っている以上に家のなかに入り込んできます。そのため、花粉症対策としてこまめな掃除は欠かせません。毎日隅々まで掃除機をかけたり、フローリングなどの床のふき掃除を行うと良いでしょう。また、カーテンは粘着クリーナーを使って掃除し、畳は編み目にそってゆっくりと掃除機をかけるなど、部分ごとに適した掃除の仕方を取り入れるのがおすすめです。

・ドアや窓・カーテンは閉めておく

花粉症対策では、ドアや窓はもちろんのこと、カーテンをしっかり閉めておくのも大切です。窓が開いていれば、花粉が室内に侵入しやすくなりますが、カーテンを閉めておくことで入ってくる花粉の量を抑制することも可能です。また、ドアや窓の開閉も、最低限にとどめておくのがおすすめです。

また、外で干している洗濯物を取り込む際にも、洗濯物に花粉がついていますので、洗濯物を部屋に入れる前に、外ではらってから取り込みましょう。

2-3.外出時に気を付けること

家のなかにいれば、外にいる時よりも花粉に触れる機会が減ります。しかし、仕事や学校、普段の買い物など、外出するシーンは日々多くあり、避けることができないこともあるでしょう。そこで、花粉症の対策として外出時に気を付けたいポイントをご紹介します。さらに帰宅した際の注意点もご紹介するので、ライフスタイルの一環として習慣化してみてください。

・外出はなるべく控える

外出の機会を減らすことは、手っ取り早い花粉症の対策法の一つです。不要な外出を控える、日用品や食料品はできるだけまとめ買いをするなどして、外出の回数を減らしましょう。特に、外出の際は先ほどご紹介した花粉が飛びやすい気象条件や時間帯を避けると、より効率的に花粉症対策ができるはずです。

天気予報以外に、「花粉情報サイト」など花粉の飛散状況がチェックできるサイトがあるのでお出かけ前に確認しましょう。

・花粉が付きにくい服装で

外出する際には、花粉が付きにくい服装を心掛けることも大切です。例えば、レザーやナイロン、ポリエステルといったツルツルとした生地の洋服は、花粉が付着しにくいため花粉症対策にぴったりです。また、そのような生地は、もしも花粉が付いてもブラシや手ではらうと落ちやすいという特徴もあります。

洋服だけではカバーしきれない部分は、帽子やメガネといった小物類を活用すると良いでしょう。ほかにも、外出時には洋服や小物類に静電気防止スプレーなどを振りかけるのも花粉症対策になります。ウールやファーなど毛足が長い生地は花粉が付着しやすいため、できるだけ避けるようにしましょう。

・事前に花粉情報をチェック

テレビやインターネットの天気予報や気象情報などでは、気軽に花粉情報を知ることができます。毎日こういった情報をチェックして、外出の予定を立てるのもおすすめの対策法です。事前に花粉が多いと分かっていれば外出を取り止める、予定を変更するといったこともできるでしょう。

・玄関に入る前に花粉をはらう

どんなに対策をして外出をしても、花粉は少なからず身体に付着してしまいます。そこで、帰宅したら玄関に入る前に花粉を手などで、はらい落しましょう。バッグとこすれて静電気が発生しやすい腰あたりや、ついつい忘れがちなふくらはぎ、スカートやパンツの裾など、隅々まではらい落とすことが大切です。

また、帽子やマフラーなどの小物類や、髪の毛にも花粉が付いている可能性があるので、しっかりはらうようにしてみてください。キレイに花粉をはらったつもりでも、家のなかに少なからず持ち込んでしまう場合もあります。そのため、帰宅してすぐに触れる玄関マットはこまめに取り替えることも覚えておきましょう。

・帰宅したらうがいと洗顔

洋服の花粉をはらって家のなかに入ったら、うがいや洗顔をしましょう。うがいや洗顔をすることで、のどや顔に付着した花粉を洗い流すことができます。キレイに洗顔をしたあとには、肌のバリア機能を高めるために、しっかり保湿ケアをすることも大切です。肌にたっぷりの潤いを与えることで、細胞と細胞の隙間が小さくなり、花粉が入り込むことで起こる肌トラブルやアレルギー症状を防いでくれるでしょう。

2-4.就寝時の対策

ここでは、就寝時の花粉症対策をご紹介します。帰宅後にしっかり対策を講じたからと油断せず、就寝時の対策もしっかり行って、できるだけ快適な毎日を過ごせるように配慮してみましょう。

・布団の外干しはしない

就寝時に欠かせない布団は、定期的に干してダニ予防をしている方も多いでしょう。しかし、花粉症の方は、外に布団を干さないのが基本です。とはいえ、ずっと干さずにいるのは衛生的にも気が引けますよね。

そんな時には、花粉の飛散量が比較的少ないとされる日を選び、さらに午前中に干すと良いでしょう。もしも外に布団を干した場合は、取り込む際にしっかりとはたいて布団に付着した花粉を落とし、仕上げに掃除機で吸い取るようにしてみましょう。また、布団掃除機を活用する方法もあります。

・枕元の花粉を拭き取っておく

どんなに注意していても、花粉は少なからず室内に入り込んでいます。ベッドの上も例外ではありません。そのため、就寝時に花粉を吸いこんでしまわないよう、枕元の花粉を拭き取っておくことが大切です。少し湿らせたタオルなどを用意して、枕元の花粉を拭き取るのが良いでしょう。

・寝る前にお風呂・シャワーを

帰宅後に洋服に付いた花粉をはらい、洗顔やうがいをしていても、寝る前にもう1度お風呂やシャワーで花粉をしっかりと落とすことが大切です。疲れているからお風呂は明日にしようなどと後回しにせずに、きちんとお風呂に入ってからベッドや布団に入りましょう。

・空気清浄機を活用しよう

花粉症の方にとって、空気清浄機は心強い味方になってくれるはずです。花粉を取り除いてくれる機能が搭載された機種を選び、部屋の大きさにマッチした空気清浄機を設置しましょう。就寝時に空気清浄機を使用することで、花粉症対策になるだけでなく、風邪予防にもなるため一石二鳥です。

3.花粉症におすすめの食べ物は?

花粉症は、こまめな掃除やうがい、洗顔などだけでなく、食べ物でも対策をすることができます。ここでは、どんな食べ物が花粉症対策になるのかをご紹介していきましょう。

3-1.食物繊維

花粉症対策には、腸の免疫機能を向上させてくれる食物繊維がおすすめです。食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類に分類されます。これら2つの食物繊維は、どちらも花粉症対策にぴったりな食品成分です。

水溶性食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やして腸内環境を整えます。また、便を柔らかくしてお通じを良くしてくれる効果も期待できます。代表的な食材としては、きのこ類や海藻類、イモ類などです。

一方で不溶性食物繊維は、便のかさを増やして腸の動きを活発化させ、便通を良くしてくれる働きが期待できます。この不溶性食物繊維が含まれる代表的な食材は、豆類、ごぼうやブロッコリーなどの野菜類などです

これら水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は、共に腸内環境を整える働きがあります。腸内環境が整うと免疫力がアップし、花粉症の症状軽減が期待できるでしょう。この2種類の食物繊維をバランスよく摂って、花粉症対策をしましょう。

3-2.乳酸菌

腸内には、もともと免疫の働きを担っている細胞や、病原菌などの身体に害を及ぼす物質を撃退するために戦う抗体が多くあります。そのため、腸内環境を整えることで免疫力がアップし、腸内から花粉が身体に入るのを防ぐことができるのです。

その腸内環境を整えてくれる成分として代表的なのが、乳酸菌です。乳酸菌は炭水化物を分解して乳酸を作る菌の一種で、免疫が過剰に反応を起こした際に抑制する力を持っていることから、花粉症の症状を和らげてくれる効果も期待できます。ヨーグルトや納豆といった発酵食品に多く含まれているため、積極的に取り入れて、花粉症対策をしてみるのも良いでしょう。

3-3.ビタミンD

カルシウムの吸収をサポートすることでよく知られるビタミンDですが、実は免疫を調整する働きがあるともいわれています。そのため、ビタミンDが不足することで、まるで花粉症のような症状が現れることもあるといわれています。

ビタミンDは、干しシイタケやイワシ、鮭などに多く含まれている栄養素です。また、太陽の光を浴びることで体内で生成されるため、定期的に室内の窓際などで日光浴をしてみるのも良いでしょう。

4.花粉症が悪化するNG習慣とは?

最後に、花粉症を悪化させないために、日頃から気を付けておきたいNG習慣をご紹介します。花粉症対策と一緒に実践して、症状の軽減に役立ててみてください。

4-1.アルコールは適度に

疲れた日やストレスがたまった際には、ついついアルコールを飲みたくなるという方も多いでしょう。しかし、アルコールは血管を拡張させるため、花粉症の代表的な症状である目の充血や鼻づまりなどの症状を悪化させてしまうケースがあります。

また、アルコールのお供ともいえるおつまみは、高たんぱく・高脂質の食べ物が多く、これらは食べ過ぎると免疫力を低下させてしまう恐れがあり、より花粉症を悪化させることもあるので注意しましょう。

4-2.喫煙も、喫煙している方の側に居るのもNG

タバコから発せられる煙は鼻の粘膜を刺激するため、花粉症の症状を悪化させる可能性があります。喫煙している本人はもちろん、煙を吸いこむ可能性がある周りの方たちにも影響があるため、自分はタバコを吸っていないという方も油断しないことが大切です。自分自身が喫煙者の方は、これを機に禁煙にトライしてみるのも良いかもしれません。

4-3.運動不足は免疫バランスが崩れる原因に

運動不足は体力の低下を招き、免疫力低下につながる可能性があります。免疫力が低下すれば当然花粉症の症状も悪化してしまうでしょう。花粉症がピークの時期を迎えると、ついつい外出を控えて運動不足になりがちです。ジムやプールといった室内でできる運動を取り入れたり、花粉が飛びにくい気象条件の日を選んで午前中に運動したりと、ちょっとした工夫を凝らして身体を動かしましょう。

4-4.ストレスも花粉症悪化の一因

日々のストレスは、自律神経と免疫のバランスを崩し、花粉症の症状を悪化させることがあります。自律神経と免疫のバランスが崩れると、少しの花粉に過敏に反応しやすくなり、花粉症の症状が辛くなることがあるのです。

花粉症の症状が辛くなれば、さらにまたストレスを感じて、悪循環に陥ってしまうこともあります。そのため、日頃から上手なストレス発散を心掛けることも大切です。無理をせずに休養を取ることはもちろん、楽しめる趣味を見つけて取り組んだり、身体を動かしたりしてストレスを発散してみてください。

4-5.規則正しい生活を心掛けて!

睡眠不足などの不規則な生活も、ストレスと同様に免疫のバランスを崩しやすくなります。また、不規則な生活によってホルモンバランスが悪くなり、花粉症が悪化するケースもあるため注意が必要です。毎日決まった時間に寝て起きることを心掛けてみてください。

また、花粉症の症状が出ると、どうしても寝つきが悪くなりがちです。そんな時のために、寝心地の良いマットレスを選ぶ、寝る前にお風呂でリラックスするというように、眠りやすい環境を整えておくのも良いでしょう。

4-6.家に帰ると即着替え!

外出して帰宅後、玄関前で花粉をはらう、手洗いやうがいをするといった対策を講じても、取り切れていない花粉が残っている場合もあります。帰宅時のままの服装で過ごしてしまうと、室内に花粉を持ち込んで症状が悪化する原因になる可能性もあるため、すぐに着替えることも覚えておきたいポイントです。

4-7.症状が出たら我慢しない!

さまざまな対策を行っていても、花粉症の症状が出てしまうこともあるでしょう。そんな時、放っておくと余計に症状が悪化する恐れがあります。花粉症の症状が出たら、なるべく早めに病院へ行くようにしましょう。

病院へ行って相談することで、自身に合った治療法を提案してもらえるはずです。きちんと治療すれば、症状が軽減されるケースもあるので、快適な毎日を送るためにも、花粉症の症状を放置しないようにしましょう。

おわりに

花粉症は、症状が現れる前から対策を行うことが大切です。花粉を家の中に持ち込まない工夫や、外出時に花粉を寄せ付けない洋服選び、帰宅時や就寝前のひと手間など、できる限りの対策を行って辛い症状を少しでも軽減できるよう努めてみてください。また、食べ物やストレスといったことに配慮することも大切です。それでも花粉症の症状が気になった場合は、きちんと病院へ行って正しい治療を受けるようにしましょう。