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【プロ直伝】ライブ配信の集客方法を伝授

【プロ直伝】ライブ配信の集客方法を伝授
遠藤 優子(LIVE動画集客コンサルタント)

執筆者
遠藤 優子(LIVE動画集客コンサルタント)

スマホ1台から1,000万円のテクニックをご紹介。エステサロン経営時毎月25万円の赤字で店舗経営は火の車となりまるでホームレス生活を経験。新規集客のためスマホでFacebookLIVE配信開始後、わずか3ヵ月で300万円の売上を達成。2020年主催イベントで1,000人集客に成功。現在、年間の受講者は2,000人以上!コミュニティ会員数2,000名を超える。

「副業や起業に興味はあるし、やってみたいけど集客が不安…」「すでに頑張っているけど結果が出ない…」など、ビジネスにおいて大きな悩みのひとつが『集客』です。

私はSNSの発信でビジネスの集客をしている方をサポートしているので、ご本人が気付いていなかった問題点を明確にして、結果を出すという経験の大切さを実感しています。一緒に「できないをできる」に変えていきましょう。

今回は「集客につながるライブ配信のポイント」をテーマに具体的な流れをご紹介したいと思います。集客に結び付けるには、導線の確保が重要です。導線とは商品に辿り着くまでの流れのことです。今までのやり方の、どこに問題があったのか考えながら読んでみてください。

1. 認知してもらう

1-1. 認知とは

よく知らない相手から商品を紹介されたり、「こんなサービスがあります」とすすめられても、商品を購入したいとか、そのサービスを利用したいとは思わないですよね。

恋愛に例えるなら、どういう人物なのかよく分からない相手から「付き合ってください」と告白されても、相手を判断する情報がないですよね。なので好きになるかどうか以前の問題ということになってしまいます。

ビジネスにおいても同様で、あなたがどのような人物なのか相手に知ってもらうことが最も大事なのです。現在世の中には物や情報が溢れています。必要な物も、お金を出せば簡単に手に入る時代ですよね。そして今、より求められているのが「人とのつながり」です。

ですから同じような商品やサービス内容だったとしても「誰から買いたいか」が重要なポイントになります。ライブ配信の場ではリスナーさんと会話したり、やりとりをする中で自然とコミュニケーションが生まれます。

リスナーさんからの質問に直接回答することもできます。コメントをもらった際に「ありがとう」を、その場で伝えることができることもライブ配信の魅力のひとつです。

「誰から買いたいか」が重要なポイントなわけですから、発信者であるあなたの人となりがリスナーさんに、しっかりと伝わるようにしましょう。

そしてまた、どんな伝え方をしたら喜んでもらえるのか発信者であるあなたが、見る側のリスナーさんの立場になって考えてみてくださいね。どのような人物なのかよく分からない相手だったあなたのことを知ってもらい、興味を持ってもらうことから始めましょう。そして信頼関係を築いて、そこから初めて商品の紹介やビジネスにつながる話ができるようになるのです。

1-2.認知の頻度

あなたのライブ配信は、理想の配信頻度と比べてどのくらいできていますか?回数はどうでしょうか。継続して配信していますか。どんな時間帯に、どのようなタイミングで配信していますか。例えばですが、忙しいスケジュールの合間にやっとできた時間帯に、「今からライブ配信しよう」と深夜の時間帯に行ったとします。深夜ではリスナーさんは集まらないし、せっかくのライブ配信も少人数の方にしか見てもらえない可能性が高くなってしまいます。

一般的に夜の配信のゴールデンタイムは20:00〜ですがターゲット層によって異なります。だいたいの基準時間としては、主婦の方なら21:00〜、OLの方なら22:00〜、経営者層の方なら22:30〜などです。

発信者であるあなたが見て欲しいターゲット層の方々に、配信時間を合わせることも大事なポイントです。また、ライブ配信後にアーカイブ(録画)を見てもらえるようにすることで、より多くの方々に視聴してもらうことができます。

私が「Facebook LIVEの女王」と呼ばれるようになった時には、20:00〜20:30(夜の配信のゴールデンタイム)の時間帯をメインに毎日ライブ配信を続けていました。

始めてから3ヵ月が経った時、目標としていた月300万円の売上を達成し6ヵ月後には動画再生回数27万回再生を記録しました。

毎日ライブ配信を続けたことが大きな結果につながったわけです。たまにしか見たことがないレベルのライブ配信では、発信者であるあなたの顔も名前も、なかなか覚えてもらえないのです。

1-3.媒体を選ぶ

ライブ配信の種類も、YouTube LIVE、Facebook LIVE、instaLIVE 、TikTok LIVE、17(ワンセブン)LIVE、ニコニコ生放送などがあります。

Facebookでライブ配信を始めた時の私は、超がつくほど無名でしたが、開始から3ヵ月後にはコメントが100件以上つくようになりました。

毎日の配信で1動画の再生は最大4,700回で1,000回を下回ることは、ほとんどありませんでした。Facebookなのでフォロワーさんでもありお友達の方々が多く、ライブ配信の予告や、ほかの情報の投稿も見てもらえます。またライブ配信以外でもフォロワーでありリスナーさんでもあるお友達との情報交換もでき、相手の情報を知ることもできるメリットもあります。

数あるライブ配信のなかでも私がおすすめしたいのは「TikTok」です。どなたでもバズる可能性が高く、他のSNSだとフォロワーさんの数が多い方が、より多くの方に見てもらえる可能性が高いのですが、TikTokはフォロワーさんが100人未満であってもバズらせることができます。

実際に私も1日1本のペースで10秒から20秒の動画を上げてみた結果、3本目のショート動画が11k(11万回再生)しました。その時のフォロワー数は300人未満で、始めてから10日程度でした。ショート動画から始めて一定の基準を超えたら、TikTokで ライブ配信というステップも良いと思います。ご自身に合った媒体を見つけるには、まずはやってみることが大事です。また、配信媒体を増やしてみることも認知の場面を広げることにつながります。

2.興味を持ってもらう

2-1.興味の継続

興味を持ち続けてもらうためには、リスナーさんが飽きないように変化をつける工夫が必要です。新しい情報を取り入れたり、発信者であるあなたの日常ネタを伝えたりすることで、共感を得られることもあるのです。

そしてライブ配信において、どんなテーマで話しているのか、ということもポイントになります。例えばママさん向けなら「子育て」をテーマに、ご自身の経験談を話せば話題も豊富になり、ネタに困ることなく続けられると思います。

「売上アップ」をテーマにする場合も、あなたの経験を生かしながら売上に悩むリスナーさんからのコメントなどから相談に答えれば、リスナーさんとの距離も近くなり次にまたつながっていきます。さらに次回のライブ配信の予告やキャンペーンの告知なども、興味の継続のポイントになります。

2-2.発信者個人の情報

興味を持ってもらいやすい発信者さんには「個性」があります。個性というと目立つことと思われがちですが、そうとは限りません。

歌がうまかったり、漫才師のように話が得意であったり、聴き上手だったり、知識が豊富であることなど自分の得意なことを織り交ぜることで、あなたの独自の個性になります。

物静かでおとなしかったり、元気いっぱいだったり、面白さが売りだったりすることもまた充分な個性です。このような自分らしさという表現が素直にできたら、嘘偽りがない、あなたという個性がそのまま伝わり興味を持ってもらうことができるでしょう。あなたのそのままを、是非伝えてみてほしいと思います。

2-3.商品の情報

サロン経営・店舗の経営・コンサルタント・コーチ・スピリチュアルなど、職業によって商品は異なりますが、情報を伝えるポイントは共通しています。それは顧客となるリスナーさんにとって、どんなメリットがあり効果があるのかを、具体的に分かりやすく伝えているか、ということです。そしてお伝えしている通り「誰から買いたいか」が重要です。あなたの言葉がそのまま商品のイメージとなることを、常に意識しながらリスナーさんに向けて情報を発信してください。

2-4.情報のバランス

発信者であるあなたの人間性を見てもらいながら、商品の魅力も合わせて伝えるという合わせ技の情報のバランス配分を、状況に応じて判断をすることも大事なポイントです。例えば、商品の話ばかりになってしまうと、売りつけられるという印象になってしまう可能性が大きくなってしまいます。その商品のことを、もっと知りたいとリスナーさんが思ってくれるタイミングを見極めることも情報を伝える上で、とても大切です。

3.信頼を得る

3-1.発信者の実績

私はライブ配信を始めたことで、全国各地に顧客ができました。日本国内だけでなく今ではフランス・ドイツ・シンガポール・韓国•ニューヨークなど世界中からも、私の動画配信を視聴していただき、そこから世界中の最新情報をもらうこともできました。

売上など数字の実績も信頼を得ることができますが、ライブ配信によってできた多くの方々とのつながりも、私の大きな実績になっていると思います。ライブ配信を見てくれる方の多くは一般人といわれる方々です。会社員の方の心を掴めるのは同じ立場の会社員の方ですし、主婦の気持ちが分かるのは、やっぱり主婦なのです。あなたの今までの経験が、そのまま実績になり多くの方々に伝える価値が大いにあるのです。

3-2.商品の実績

実際に使ってみたり体験してもらえると、その商品の良さや効果を実感してもらうことができます。また購入者の体験談などを紹介すれば、その商品の実績として伝わります。コミュニティの運営やワークショップであれば、メンバーさんや生徒さんの数や成果などを見てもらうことも実績となります。

おわりに

ライブ配信を含むSNS発信は、集客の間口でありゴールではありません。まずは認知してもらうこと、興味を持ってもらうこと、信頼を得ることの情報のバランスをとりながら繰り返し伝え続けることが集客へとつながります。具体的な行動に結び付けることができれば結果がついてきます。それぞれのポイントを押さえながら、是非実践してもらえたら嬉しいです。

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