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【スマートフォンを活用して健康管理をしよう】お薬手帳と歩数計がスマートフォンの中に!

【スマートフォンを活用して健康管理をしよう】お薬手帳と歩数計がスマートフォンの中に!
赤木 円香 デジタルコンシェルジュ

執筆者

デジタルコンシェルジュ

赤木 円香

株式会社AgeWellJapan代表 シニア向け暮らしの相棒サービス「もっとメイト」を提供。孫世代の若いスタッフがシニアに寄り添う「相棒」として定期的にシニアの自宅に訪問し、デジタル支援や買い物代行、お話し相手など多岐にわたる暮らしのサポートを実施している。シニアが“明日を楽しみに思える”サービスを届けることを心掛けている。

皆さん、スマートフォンで健康管理はされていますか?実はスマートフォンを持っている方の中でも意外と使っていない方や知らない方が多い、健康にまつわる機能です。日頃、スマートフォンってなんだか怖い!怪しい!と思っていらっしゃる方には「へー!そんな便利なんだー!」と思っていただけるきっかけになったら嬉しいです。

周りの方にもおすすめしてみていただきたいくらい便利な機能ですので、ぜひ最後まで読んで心と身体をスマートフォンで健康に保ってみてください!

1.健康に近づくために

歳を重ねるとやはり、「健康維持」「介護」「認知症予防」といったワードを意識するようになる方が多いと思います。特に、私たちが普段接しているお客様は70代80代の方が多いので、心配されているという声をよく聞きます。

そんな皆様にお伝えすると喜ばれるサービスの中から、代表的かつ簡単に始められる2つのサービスをご紹介します!

2.おすすめアプリ①

2.おすすめアプリ①

最初にご紹介するのは「歩数計アプリ」です。歩数計はその名の通り、歩いた歩数をカウントしてくれるものです。少し難しい話ですがスマートフォン内部の「モーション(加速度)センサー」が「垂直方向の重力加速度」の変化を感知して歩数がカウントされる仕組みです。サービスによっても少し異なるのですが、基本的には、「移動距離」「上った回数(上方向への移動距離)」「歩数」などを確認することができます。

2-1.歩数計アプリ

実はこの歩数計は、AndroidでもiPhoneでも、基本的にすべてのスマートフォンに最初から入っているサービスです。つまり、使ったことがない!と思っている方でも、実はすでに歩数がカウントされている可能性があります。

iPhoneの方は「ヘルスケア」という名前のサービスが、Androidの方は、「歩数計」という名前のサービスを探してみてください。Androidの方はアプリ一覧に隠れている可能性もあるのでぜひ探してみてください。見つけられた方は、「ぽん」とタッチして開いてみてください。どれくらい歩いたのか、時速何キロ位で歩いたのか、歩幅はどれくらいなのかなどが計測されています。万が一計測されていない場合は、位置情報機能がOFFになっている可能性が高いので設定から変更してみましょう。

2-2.その他の使い方

当日の歩数だけでなく歩数項目をもう一度「ぽん」と押すと、別の日の歩数が確認できます。例えば、一日中在宅で仕事をした日は1,000歩、外出をした日、お散歩をした日などは歩数が1万歩を超えている!など、日ごとに歩数を一覧で見ることができます。シニアの方は、健康維持のために朝と夕方などの決まった時間に散歩することを習慣化しているという方も多いですよね?ぜひ、よくお散歩に行く方こそ、このサービスを使って、ご自身の活動を記録できると良いと思います。

実際に可視化されると、「今日はたくさん歩いたなぁ!」という達成感もあると思います。このサービス面白い!と思っていただいたら、歩数に加えて、睡眠時間や身長体重、血圧、心拍数など、他のデータもモニタリングできるサービスがあるのでぜひ使ってみると面白いかもしれません。最近は、歩けば歩くほどポイントが貯まって抽選で賞品が当たったり、安くなるクーポンがもらえたりというサービス(別のアプリなど)もあるので、ぜひ歩くことを楽しんでみてください!

3.おすすめアプリ②

3.おすすめアプリ②

2つ目にご紹介するのは「お薬手帳アプリ」です。

皆さんご自宅にお薬手帳はありますか?お薬手帳とは、患者さんの氏名・生年月日・連絡先・アレルギー・病気の履歴に加えて、処方薬の名前や飲み方、注意事項等がまとまっているノートです。2000年から、全国の薬局で制度化されて2017年には薬局を利用する人の94%が保有するまでにいたっているそうです。

スマートフォンのお薬手帳は、2012年から始まりました。現在、およそ30%の人がスマートフォンのお薬手帳を使っているのですが、これが普及した背景には、2011年の東日本大震災が関係しています。東日本大震災の時に、避難者の多くの方はお薬手帳を所持しておらず、いつも飲んでいる薬の特定や個人に合った処方が難しかったそうです。その一方でみなさんが持っていたのが、携帯電話。そのことから、避難の際に欠かせない携帯電話やスマートフォンで薬を管理できたら、万が一の時も対応しやすいし安心だね!という考えにいたり、スマートフォン版お薬手帳の必要性が高まり普及していったそうです。そんな「お薬手帳」をスマートフォンで見られるようにするととても便利なので、その方法を紹介していきます。

3-1.お薬手帳アプリ

スマートフォン版お薬手帳も基本的には紙のお薬手帳と同じような機能が備わっており、プロフィールや処方薬の特徴、アレルギー反応などがまとまっています。スマートフォン版で便利なのが、処方箋データを送信することができることです。スマートフォンで撮った処方箋の画像を、かかりつけ薬局へ送信することができます。それによって、薬局まで向かっている間に薬を準備してもらえるので、薬局で処方を待つ時間を減らすことができます。

次に、飲み忘れを防ぐアラーム設定ができます。例えば、常用薬や睡眠薬など、忘れずに毎日飲む必要のある薬に対して、アプリ上でアラームを設定することができます。これなら飲み忘れを防ぐことができます。さらに、ご自身だけではなくご家族の情報も一括で管理することができます。ですので、例えば家族が何か緊急事態の時、すぐに健康データをお医者様に伝えることができます。いざというときに便利な機能です。

他にも、サービスによって多少異なりますが、オンライン診療の予約ができたり、薬代をグラフにしてくれる機能があったり、自分の服薬情報を提供することで、ポイント化されてお得なものに交換されるというような機能があるものもあります。

3-2.おすすめ

スマートフォン版お薬手帳はいろいろな会社がサービスを出しています。これからスマートフォンでお薬手帳を始めるという方は、まずはシンプルで見やすいものをおすすめします。加えて、血圧や体温など補足情報のデータも管理できる機能が備わっていると、健康意識が高まるかもしれません。

具体的には、日本調剤薬局が出している「お薬e手帳」「イーパークお薬手帳」というアプリが分かりやすくておすすめです。スマートフォンのお薬手帳を使ってみたい!と思われたら、まずはかかりつけの薬局で聞いてみると良いと思います。初期設定などもお手伝いしてくれると思います。これらのお薬手帳サービスは、基本的に全て無料で利用することができて、紙のお薬手帳を持ち歩くよりも、携帯性や利便性においても優れているのでみなさんぜひ活用してみてください。

おわりに

スマートフォンでの健康管理アプリをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?まずはしっかり歩いてスマートフォンの歩数計で歩数管理。そして、お薬手帳で家族みんなの服薬情報・健康状態をまとめて管理。どちらも手軽に始めることができるので活用していただきたいです。人生100年時代のシニアの方こそ、デジタルで健康管理をしていただければと思います!

シニア向け暮らしのサポートサービス「もっとメイト」では、スマートフォンを使いこなしておうち時間を豊かにするお手伝いをさせていただきます。ご興味をお持ちの方は以下をご覧ください!

もっとメイトの詳細はこちら

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