更新日
公開日

メモ帳一つで人生が豊かになる!メモ帳活用法やメリットとは

セゾンのくらし大研究 編集部

執筆者

セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

「歳を重ねるごとに時間の経つのが早く感じる」というのは、誰でも身に覚えがあると思います。若い時は全てが新鮮な経験ですが、歳を取ると色々なことを経験し、感動する気持ちや楽しもうとする気持ちが薄れていくのが原因かもしれません。 

人生を充実したものとするためには、一日の中でどれだけ小さな幸せを見つけられるかが大切です。やりたいと思ったこと、「いいな」と思ったアイデアなどを、書いていきましょう。「メモ帳一つとペン一つ」、これだけで、ご自身の人生をより良い方向に導くことができます。この記事では、メモ帳を使った、楽しい生活を送る方法などについて紹介したいと思います。 

1.メモをすることについて  

メモを取る習慣がない人から見れば、「メモはめんどうくさい」「大事なことなんてメモしないでも覚えられる」と、感じるかもしれません。ただ、メモをする習慣は、目標達成や成長へと、ご自身を導いてくれることもあります。たかがメモ、されどメモです。ここからは、メモをするメリットや、上手な取り方について紹介します。 

1-1.成功している人はメモを活用している人が多い 

ビジネスパーソンに最も必要な能力の一つが、アイデア力です。ただ、アイデアはふとした瞬間に出てきて、すぐに消えていってしまいます。仕事で成果を上げるためには、出てきたアイデアをすぐに書き留める癖をつけることが大切です。日本マクドナルドの創業者、藤田田(ふじたでん)氏は、自身の知らないことを聞いたらすぐにメモするなど、頻繁にメモをしていたといいます。 

アカデミー賞など、数々の栄光ある賞を獲得してきたクエンティン・タランティーノ監督は、思いついたアイデアをメモする習慣があったそうです。 

このように、成功している人はメモを習慣にしていることも多く、メモの重要性を説く本などもたくさん出ています。メモを上手に活用することで、より多くのより良い成果を上げることができ、成長スピードも早くなるでしょう。   

写真左: 藤田田(ふじたでん)氏   写真右:クエンティン・タランティーノ監督 

1-2.メモをつけるメリット 

メモをつけることで、周りの人との信頼関係を強化することができます。メモを取りながら相手の話を聞くことで、真面目な印象を与えることができます。また、相手の名前や好きなこと、約束事などをメモしておくことで、その人を敬うことにつながりますし、人脈作りにも役に立つでしょう。 

メモは、他にも備忘や記憶効率を高めることなどのメリットもあります。仕事に役立つことをメモしておけば、打ち合わせや作業もスムーズになるでしょう。手を動かすことで脳が活性化されるので、記憶を定着させやすくもなります。 

1-3.上手なメモの取り方とは  

メモは、余白を贅沢に使いながら取るようにしましょう。ページ全体にびっしりと文字を書くと、何が重要な情報なのか、分かりにくくなってしまいます。余白が多いと、文字が読みやすくなりますし、後から色んな情報を追加するなど、自由にカスタマイズすることもできます。 

また、メモは手書き入力がおすすめです。スマホを活用したメモの取り方では、カメラで撮影したり、テキストを入力したりという方法もあります。 

手や指は大脳と密接につながっているので、手書きは脳の活性化につながり、良いアイデアが浮かんだり、記憶が定着しやすくなったりというメリットもあります。手書きの文字からは感情も伝わってくるため、メモを書いた時の印象や気持ちもよみがえりやすくなるでしょう。スマホのアプリを使ってメモを取りたい場合は、手描き入力ができるタイプのものを選んでみましょう。  

2.メモ帳活用法!どんなことをメモすれば良いの? 

メモの使い方や記入する内容は、人によってさまざまです。一体どんなことをメモすると、自身の人生を良いものに変えることができるのでしょうか?ここからは、メモ帳活用法の案を紹介します。 

2-1.楽しいことを書いていこう  

人間は、良いことよりも悪いことの方が、記憶に残りやすいといわれます。良かった出来事を書きだすことで、ネガティブなことだけでなく、ポジティブなことにも目が向きやすくなります。 

「今日は嫌な日だった」と思うよりも、「今日も充実した一日を過ごせた」と感謝できた方が、素敵だと思いませんか?とんでもない一日だったとしても、思い返して見れば、小さな幸せ、楽しいことは見つかるはずです。一日の中で起きた楽しいこと、嬉しいことをメモする癖をつけることで、何の変哲もない一日を「有意義な一日」へと変化させることができます。 

2-2.話のネタをメモ  

話したいことを日常的にメモすることで、考える力や話す力を向上させることができます。ニュースや新聞、駅や電車の中、日常の暮らし中で起ったことなどをメモしておくと、雑談ネタとして有効活用することができます。話のネタをメモする習慣をつけることで、さまざまなことに興味が湧きやすくなり、新しい情報にも敏感になっていくでしょう。たくさんのことを知れば、雑談に困ることも少なくなります。 

2-3.思いついたアイデアを書き留めよう  

アイデアはいつ浮かぶか分からないものですから、常に身構えておく必要があります。近くにメモ帳があれば、アイデアを記録したり、考えをまとめたりすることができます。 

また気付いたことを積極的にメモし、情報同士を結び付けたりして、アイデアを練ることもできるでしょう。ビジネスの場でのメモ帳の活用方法は、アイデアを書き留める以外にもたくさんあります。日々の仕事で上手く行ったことを書きだせば、自己肯定感が高まり、仕事が楽しくなったり、自信がついたりします。 

失敗したことや、アドバイスしてもらったことをメモしておけば、同じようなミスをすることもなくなり、安定した成果を出すことができるようになるでしょう。 

3.メモを有効活用・習慣化させるポイントは? 

人によっては、「メモをあまり有効活用できない」「三日坊主で終わってしまう」というような失敗が発生することもあるでしょう。 

メモを取る習慣を身に付けたり、活用したりするにはどうすれば良いのでしょうか。ここからはメモを有効活用・習慣化させるポイントについて紹介します。 

3-1.スマホアプリが便利です 

毎日メモ帳やペンを持ち歩いたり、カバンから取り出したりするのが面倒ならば、スマホで気軽に記録ができるメモアプリが便利です。 

アプリによっては、文字の大きさを変更したり、テキストだけでなく音声や写真を保存したりできるものもあります。誤字・脱字や図形を間違って書いてしまっても、内容をワンタッチですぐに消すこともできます。ご自身に合ったデザイン、使いやすい機能が多く備わったメモアプリなら、ストレスなく簡単に使い始めることができるでしょう。  

3-2.具体的なアクションへ移そう 

思いついたのに何もしないでは、もったいないです。気付いたこと、やりたいと思ったことを、具体的なアクションへと移す癖をつけることで、人生をより良い方向へ動かすことができます。 

思いついたアイデアも、さまざまな視点から整理や検討を行い、実行したり、さらに磨きをかけたりしていきましょう。 

歳を取るほど、時間が過ぎるのが早く感じるようになります。やりたいと思ったことは「いつかそのうち」ではなく、「なるべく早く、速やかに」行いましょう。フットワークを軽くすることも、メモを有効活用する上で重要です。 

3-3.枕元に置いておく 

寝ている間に、良いアイデアが浮かぶこともあります。実際に、夢から思わぬ発見や発明をした話もたくさんあります。ビートルズのポール・マッカートニーが夢の中で出てきたメロディーを曲にしたのが「イエスタデイ」です。 

ミシンの発明者エリアス・ハウは、夢の中で「針の先端に糸通し穴を開ける」というアイデアを得たそうです。無意識の領域から来る一瞬のひらめきが、誰も思いつかないアイデアを生み出すきっかけになることもあります。夢の出来事を忘れないように、枕元にメモ帳を用意しておきましょう。  

参照元:https://sleep.nemuri-no-sekai.com/great-man/

3-4. 定期的にメモを確認しよう 

3日前の晩御飯、何を食べたか覚えていますか?人間は、忘れる生き物です。貴重な気付き、情報も、忘れてしまってはいけません。定期的に確認することが大切です。 

おわりに

学びが得られるのは、仕事の場だけとは限りません。メモ帳一つ常備すれば、日常が学びの場へと変化します。 

「あっという間に時間が過ぎてしまう」「生活にハリがなく単調な毎日を送っている」。そのような方は、メモ帳を有効活用すれば、充実した毎日を過ごすきっかけを掴めるはずです。 

何気ない日常の中で小さな幸せを探し、暮らしを豊かにするヒントを探していきましょう。もう一度いいますが、人間は忘れやすい生き物です。メモ帳を使い、幸せ、気付き、ひらめき、重要な情報などをしっかりと書き綴っておきましょう。

よく読まれている記事

みんなに記事をシェアする