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【60代からの計画表】一日の過ごし方を有意義に!時間割を作ることで得られるメリットと作り方のコツ

【60代からの計画表】一日の過ごし方を有意義に!時間割を作ることで得られるメリットと作り方のコツ
セゾンのくらし大研究 編集部

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時間割と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、小・中学校で一日をどう過ごすかなどの予定が書かれた時間割ですよね。時間割は子どものものというイメージがありますが、大人になっても時間割を作ることは非常に役に立ちます。時間というのは無限にあるわけではありません。 

歳を重ねても、一日の過ごし方の計画表を作ることで、時間を有効に活用することができるようになるでしょう。このコラムでは、時間割を作ることで得られるメリットや作り方のコツについて紹介します。 

ひとりのミカタ

時間割を作るメリットとは

時間割を作るメリットとは

時間割を作るためには、一週間分の予定や時間の使い方をしっかりと決めていくことが必要です。時間割を作り予定に沿って生活することに、一体どのようなメリットがあるのでしょうか?ここからは、60代から時間割を作ることで得られるメリットについて紹介します。 

行動を習慣化できる 

時間割を作れば、毎日の行動がパターン化されます。例えば「午前6時から30分ジョギング」「午前7時から1時間勉強」「午前10時から30分掃除」など、時間割を作れば毎日同じ時間に行動できるようになるでしょう。大事なのは、良い行動を習慣化することです。掃除を習慣化すれば部屋をいつも綺麗な状態でキープできますし、勉強を習慣化すれば、自身の成長やスキルを磨くきっかけにできます。 

先延ばし癖の解消  

やらないといけないと分かっているのに、ついつい先延ばししてしまっていることはありませんか?例えば、「あの場所を掃除しなくては」と思っているのに、心理的・精神的な疲れが溜まっていて掃除せずに数ヵ月も放置してしまうことなどがあるかもしれません。時間割に掃除の時間を書き込めば、毎日少しずつ掃除をすることができ、先延ばししてしまう癖を改善しやすくなります。 

歳を重ねるほど体感時間が短くなるともいいます。時間のスピードに振り落とされないようにするためには、フットワークを軽くし、時間を味方に付けることが大切です。時間割を生活に組み込めば、「いつかそのうち」「後でやる」を無くすことができます。 

家族や友人と時間をシェアしやすい 

夫婦共働きで、生活時間が合わなかったりすると、家ではそれぞれが一人で過ごすことが多くなりがちです。しかし、そんな時でも少し工夫をしたり歩み寄る努力をしたりすることで、家族と一緒に過ごす時間を増やすこともできます。 

例えば、「毎晩18時は家族と食事する」「休日は家族と出掛ける」と時間割に書いておけば、パートナーや子どもとスケジュールをシェアしやすくなるでしょう。また、友人と過ごす時間を増やしたい時は、「土曜日の夜は友人と遊ぶ時間」などと時間割に書いておけば、定期的に会って食事をしたり、趣味を共有できたりしやすくなるでしょう。 

時間割を組むときのポイント 

全体を把握する 

時間割を作る時に大切なのが、全体を把握することです。「なりたい自分」を明確にしたり、自身の生活習慣を把握したりすることで、より効率的なスケジュールを設定することができます。そして、時間割を作る前に、やりたいこととやらない方が良いことをしっかりとリストアップしましょう。そうすることで、自然と充実した一日を送れるようになります。 

また、予定を詰め込みすぎると義務感が出やすくなるので、できるだけ無理のない範囲でスケジュールを組んでいきましょう。 

一日を無駄にしないような時間割を作ろう 

一日の時間の使い方を見直せば、無駄に過ごしていた時間が確実に減ります。人間誰でも、一日は24時間しかありません。テレビを見る時間や、ネットサーフィンをしている時間が長いなら、時間の使い方を見直してみるのがおすすめです。 

運動を習慣化させれば健康体を維持できますし、趣味の時間を作れば毎日の充実感にもつながるでしょう。自身の本当にやりたいことを時間割に組み込めば時間の主体性を強化でき、よりあなたらしく生きることができます。 

時間割は一週間ごとに 

時間割は月曜日から日曜日までの一週間ごとにし、バランス良く予定を組み込んでいきましょう。そして、気付いたことをメモし、「ここはこうした方が良い」と修正を繰り返すことで理想的な一日の時間割を完成させることができます。掃除や勉強などは、別に毎日する必要はありません。「週に一回」「月、水、金」「週末だけ」など、長期間飽きずに続けられるように、時間割を作成していきましょう。

日課にしよう!時間割に組み込んだ方が良いものは?

日課にしよう!時間割に組み込んだ方が良いものは?

10分でも20分でも、毎日少しずつ積み重ねていけば、人生をより良い方向へ導いていくことができます。「塵も積もれば山となる」、ここからは時間割に組み込んだ方が良いものを紹介しましょう。 

定期的な掃除 

汚れが気になり始めてから掃除をするよりも簡単な掃除を習慣化しておけば、より少ない労力で済みます。心と部屋はリンクしているといいます。つまり、掃除をして部屋をキレイにすれば心もスッキリし、さまざまなことに挑戦しやすくなるでしょう。いつも部屋がピカピカで片づける所がない時は、家族の部屋や近所のゴミ拾いをするのも良いでしょう。そうすることで、周囲の方から感謝され人間関係も良くなっていきます。 

身体を動かす予定を入れる 

高齢者の外出しなくなる「閉じこもり」がニュースなどで取り上げられることも多くなってきているようです。生活が不活発な状態が続くと心身の機能が低下し、フレイル(健康な状態と介護が必要な状態の間の状態)になりやすくなってしまうでしょう。定期的な身体活動や運動は、健康な身体づくりやメンタルの安定へとつながります。 

早朝からの散歩やランニングなど、健康の維持・増進のためにも、時間割にはなるべく身体を動かす予定を入れるようにしてみましょう。 

時間割で外出をする動機付けを作る 

パソコンやスマホがあれば、一日中家で遊んだり副業をしたりすることができます。ただ、家で過ごしてばかりだと老化の進行を早めることにもつながります。時間割に「散歩」「友達に会う」「仲間と趣味のスポーツ」「近くの公園に出掛ける」などを組み込めば、それが外出をする動機付けになります。外出をする動機付けができれば、近所や友人との交流も自然と増え、高齢者の孤立や孤独死を防ぐことにもなるでしょう。 

資格の勉強や読書をする時間を 

誰もが知る通り平均寿命は延び続け、多くの方が100歳まで生きることが可能となってきました。学び続け知識や経験を増やすことが、より良く生きるために必要になってきます。時間割に、資格の勉強や読書、自己啓発の時間などを組み込んでみましょう。自己を磨く努力を怠らないことで、いくつになっても働く能力を維持することができます。 

料理の献立表を作る 

私たちの身体は自身が食べたものでできているわけですから、健康に生きていくためには何を食べるかはとても重要です。献立表を作っておけば、「コンビニのおにぎりやカップラーメンだけで済ませる」「外食ばかりで栄養バランスが乱れる」「めんどうくさいから今日は夜ごはんを抜こう」などを防ぎやすくなります。リストを作っておくことにより、毎日献立を考える手間が省けますし、料理の際のストレスを軽減することにもつながるでしょう。 

献立表を作る時は、「一日3食」そして「主食」「主菜」「副菜」「汁物」の4つを組み合わせ、栄養のバランスを考えていきましょう。「一週間分の献立表」は一度作ってしまえば、ルーティンで何度も使い回すことが可能です。 

上達する過程を楽しむ趣味を 

新たなことを学んだり技術を磨いて成長したりすることは、自己肯定感を増大させ、生きがいへとつながっていきます。例えば「カラオケ」「楽器演奏」「ダンス」「英語学習」「水彩画」「手芸」「ハンドメイド」などが挙げられます。上達する過程を楽しむ趣味を時間割に組み込むことで、自ら学び成長する力を養うことができますし、未来への楽しみを増やすことができます。 

定期的に友達と会うための予定を作る 

他者と関わりを持ったり会話をしたりすることで、脳を働かせ、認知症の予防にもなります。また、さまざまな方から刺激を受けることで、生活にメリハリが出たり心や健康の幸せにつながることもあるでしょう。友人と予定が合わないならば、習い事に参加するのも良いでしょう。習い事に参加すれば、同じ趣味を分かち合えるだけでなく、同じ年代の人たちとも交流ができます。 

気の合った方に「お茶でもどうですか」と声を掛け良好な人間関係を築くことで、心の豊かに楽しく過ごすことができるでしょう。 

おわりに

60代からの貴重な時間、あなたはどう生きたいですか?時間割に自身の好きなことを沢山組み込み、無駄なことややりたくないことを排除していけば、人生はより有意義に、ポジティブなものになってくれるはずです。子どもの頃の時間割は勉強の予定がほとんどですが、大人の時間割は自身で自由に設定することができるので、楽しみながら取り組むことができます。時間割を作り、日常の自身の時間の使い方を把握してみましょう。そうすることで自身の状況を客観的に見ることができるようになり、本当に良い、ご自身に合った時間の使い方が見えるようになるはずです。

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