壁の穴は放置せず自分できる!?DIY補修のやり方と修繕会社に任せるポイントとは?

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壁の穴は放置せず自分できる!?DIY補修のやり方と修繕会社に任せるポイントとは?

家具を移動したり、子どもがジャンプしたりした拍子に壁に穴があいてしまったという方は多いと思います。特に賃貸物件にお住まいの方は、壁の穴を見るたびに頭を悩ませていることでしょう。そこで今回は、壁にできた穴をご自身で補修する方法を解説します。あわせて、壁の穴を補修する修繕会社を選ぶ時のコツ費用相場についてもまとめているので、壁の穴を補修したい方はぜひご一読ください。

ご自身で補修することに不安がある方は、最初からプロに任せるのも悩む時間もなくおすすめです。仕上がりがきれいなのはもちろん、結果的に手間やコストを抑えられることもあります。「セゾンの住まい小修繕」では、365日依頼を受け付けており、壁や床にあいた穴の補修や壁紙の補修なども手掛けているので安心して依頼できるでしょう。

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1.壁に穴があく原因をおさらいしよう

壁に穴があくといっても、画びょうサイズの小さなものから、こぶし大のものまで破損状況はさまざまです。まずは、どのような原因で壁に穴があいてしまうのかを見ていきましょう。

1-1.壁に物がぶつかった時

お部屋の模様替えや引っ越しなどで家具や家電などを移動する時に、目測を誤って壁に家具や家電をぶつけたり子どものジャンプ・体当たりなどの衝撃の強さによっては壁に穴があいてしまいます。

その他にも、飼っているペットによる引っ掻きで、穴があいたりすることもあるでしょう。一見して頑丈なように見える壁ではありますが、日常生活のなかの思わぬタイミングで壁に穴があくことは珍しいことではありません

1-2.画びょうやネジの刺し跡

壁に写真やポスター、カレンダーなどを飾る時に画びょうを使用すると小さい穴があきます。画びょうでできた穴は小さいサイズではありますが、白い壁紙に何十ヵ所も刺した穴があると意外に目立つものです。

また、時計や棚など少し重量のあるものを壁に留めるには、ネジやクギなどを使用することもあるでしょう。壁にネジやクギを打ち込むことで、画びょうの穴よりも大きな穴があきます。さらに、壁に取りつけられた棚に重たいものを置いたり、フックなどに引っかけたりすることで、穴は大きく広がります。

1-3.ヒラタキクイムシという虫による被害

日本全国に分布するヒラタキクイムシは、木部を食い荒らす害虫です。体長3~8mmの茶褐色のため気付きにくく、引っ越しの際に家具などに紛れ込むことで家の中に侵入します。壁に穴をあけないよう、画びょうや棚などを使用していなくても、木製の壁材に1~2mmの小さな穴を見つけることがあるでしょう。

ポツポツと複数の穴が壁にあいている時は、穴の下にある床をチェックしてみてください。木くずが落ちているのであれば、ヒラタキクイムシが原因で壁に穴があいている可能性が高いとされています。

2.壁にあいた穴の放置はNG?放置すると危険な理由

壁にあいた穴を補修せずに放置しても、建物の構造全体でみた時には、大きなダメージを与える可能性は少ないかもしれません。しかしながら、壁の穴を補修せずにそのままにしておくことで思わぬトラブルにつながるケースもあるのです。続いては、壁にあいた穴を補修しないとどのようなリスクがあるのかを見ていきましょう。

2-1.虫の侵入口になる可能性が高くなる

壁にあいた穴が家の内側で止まっているのであれば良いのですが、室外とつながるほど穴があいていた場合、壁の穴から室内に以下のような害虫が侵入する可能性があります。害虫によっては、家の中に巣を作り、繁殖をくり返すこともあるため、注意が必要です。

・ヒメアリ

体長が最大1.6mmのアリで、寒冷地を除く日本全土に分布しています。雑食性で甘い物を好みます。エサと巣の間にフェロモンを残すため、1匹でも侵入させると多くのヒメアリが壁の穴から侵入し、群がる可能性があります。

・ルリアリ

体長が最大3.5mm、肉食性のアリで、お腹の部分に光沢があります。四国や九州など、気候が温暖な場所に多く分布しています。電化製品に巣を作ることがあります。電化製品の内部、モーターなどに巣を作られると、アリの分泌成分により電子回路や基板にトラブルが生じるケースもあります。

・ゴキブリ

ゴキブリは網戸に小さな穴があいていると、そのスキマから室内へ侵入します。特に、明るい茶褐色をしたチャバネゴキブリは比較的温暖な場所であれば一年中繁殖できるため、家の中で繁殖をくり返す可能性もあります。

・ムカデ

ムカデは攻撃力・生命力ともに強い害虫です。おもに3〜12月に発生し、特に6〜8月は活発になります。攻撃性が強いムカデは、何かに接触した瞬間に牙で噛みつく習性があり、毒を出します。噛まれた箇所が炎症を起こし、しびれや腫れなど人体へ影響があるため大変危険です。最悪の場合、アナフィラキシーショックにつながる恐れもあるため、知らない間に壁の穴から侵入されないよう対策が必要です。

2-2.地震などの小さな振動でも亀裂が入ってしまう

普段の生活で、壁にあいた穴に軽く接触してしまったり、地震が起きた際の振動で壁に亀裂が入ったりすることがあります。その亀裂に沿って壁の穴が広がる危険性もあります。いったん、あいた穴はどんどん広がり、補修費用が高くなる可能性もあるでしょう。

2-3.壁材や壁紙の劣化の一因にもなりえる

壁にあいた穴のまわりは耐久性が低下していることもあるため、壁紙や壁材の劣化につながる可能性が高くなります。さらに、穴のまわりに衝撃が加わったり、壁にあいた穴にフックなどをかけたりすることで、穴が大きくなるケースも少なくありません。

2-4.賃貸の場合、退去時に修繕費がかかることも

アパートなど一般的な賃貸物件は、入居時と同じ状態に戻す原状回復が求められます。原状回復をしなければならない項目として、例えば、子どもによる壁への落書き、タバコのヤニや臭い、拡大したカビやシミによる壁紙の腐食などが挙げられます。壁にあいたクギ穴やネジ穴も含まれることがあります。

そのため、賃貸物件にもかかわらず故意に壁に穴をあけた場合、修繕費がかかることがあるのです。壁にあけた穴をそのまま放置すると、退去時に予定外の出費が請求されトラブルに発展するケースも考えられます。

3.壁にあいた穴はどうすれば良い?自ら直せるかどうかの判断基準

壁にあいた穴は、状態によりDIYで補修することも可能です。DIYできるかどうかの判断基準として参考になる3つのポイントをお伝えします。

3-1.クロス(壁紙)の破れ具合

一般的な住宅では、壁や天井の仕上げ材にクロス(壁紙)を使用していることが多くあります。クロスには、紙や布、ビニールなどさまざまな種類がありますが、クロス自体にダメージが少なければ、ご自身で壁紙の補修をすることも可能です。下地を補修してから破れた部分を貼り合わせることで、壁紙を補修します。

3-2.穴の大きさ

壁にあいた穴のサイズや傷の深さによって補修方法が異なってくるため、まずは、壁にあいた穴のサイズと、あいている場所を確認しましょう。ご自身のこぶしサイズよりも小さめの穴サイズであれば、ほとんどの場合DIYで補修可能です。

3-3.下地(石膏ボード)の破損状況

下地として使用される石膏ボードは石膏を芯材としている板状の建築用内装材です。壁や天井などに広く使われており、下地の破損状況によってはご自身で修繕できるケースがあります。また、石膏ボード自体のダメージが激しい場合でも、補修用の石膏ボードで補修することでDIYが可能です。小さい穴であれば、ホームセンターの補修アイテムを活用するのも良いでしょう。

.意外と簡単!壁の穴を補修する方法

ここからは、補修材の準備の仕方や購入方法を紹介します。合わせて、穴の大きさごとの補修方法の特徴とやり方をお伝えします。

4-1.必要な道具をそろえるには?材料はホームセンターでも手に入る

WEBサイトで必要なアイテムを検索すると、欲しい補修材や関連性の高いアイテムがヒットします。WEB通販であれば自宅にいながら簡単に購入できるため、仕事や家事の合間に必要な道具をチェックするのも良いでしょう。

実物を確認したい方や一日でも早く壁の穴を補修したい場合は、近くのホームセンターや100円均一で道具をそろえるのもありです。ホームセンターの場合は、地域や店舗によって品ぞろえが異なりますが、壁の穴や傷をきれいに補修してくれるアイテムがそろっているので、DIYが初めての方でも選びやすいでしょう。

4-2.【小さい画びょう穴や白い壁】紙粘土やシールで補修

ここからは実際に補修方法を紹介します。小さい画びょう穴の場合は、子どもが使う紙粘土で補修できます。専用の補修材がなくても手軽に補修できるため簡単です。

用意する道具

  • 紙粘土
  • 爪楊枝

やり方

  1. 壁にあいた小さい穴の部分に紙粘土をのせる
  2. よく塗りこみ、はみ出た紙粘土は取り除く
  3. 爪楊枝で形を整える

もっとも簡単な補修方法として、シールもおすすめです。壁紙と同じ柄や色のシールであれば、貼るだけで補修した部分が気にならなくなるでしょう。穴が深く凸凹が気になる場合は、パテを使用すると仕上がりがきれいになります。

用意する道具

  • 壁紙補修用シール
  • 室内壁補修用パテ
  • カッター
  • 紙やすり

やり方

  1. 壁にあいた穴の周りにある壁紙をカッターなどで切り、剥がす
  2. 穴や切れ込み部分にパテを埋め、乾かす
  3. パテが乾いたら紙やすりで表面の凸凹を均一にする
  4. 壁紙補修用シールもしくは既存の壁紙と同じ柄や色の壁紙を貼って完了

4-3.【大き目の画びょう穴やネジ穴】壁穴用の補修材と綿で補修

壁穴用の補修材は白いゴムパッキンのような物で、壁にあいた穴をしっかりと埋められます。

用意する道具

  • 壁穴用の補修材(クロスと同じ色)
  • 瞬間接着剤
  • 爪楊枝
  • 手芸用の綿

やり方

  1. 壁にあいた穴の中に、瞬間接着剤を手芸用の綿に爪楊枝で絡ませながら少しずつ詰める
  2. 壁穴用の補修材を、壁にあいた穴に注入する
  3. 必要であればヘラや定規などで、平らになるようにならす

4-4.【こぶしサイズ程度】リペアプレートとパテで補修

こぶしサイズの大きな穴があいた時は、パテとリペアプレートで補修しましょう。リペアプレートはメーカーによって異なりますが、穴をふさぐアルミ板と、接着剤つきのグラスファイバーシートを合わせた補修アイテムのことです。

必要な道具

  • リペアプレート
  • パテとパテベラ
  • のりつきの補修用壁紙
  • サンドペーパー
  • ローラー
  • 大きめの定規
  • 鉛筆
  • カッター

やり方

  1. 壁にあいた穴の周りの壁紙をめくる
  2. 壁にあいた穴が中心となるように、四角いリペアプレートを当てる
  3. リペアプレートよりも10cmほど大きめの四角となるよう鉛筆で線を描く
  4. 鉛筆でつけた線に沿ってカッターで切り込み、壁紙を剥がす
  5. 壁にあいた穴の部分は、軽くサンドペーパーでならす
  6. リペアシートを貼りつけ、10cm四方の下地にパテを塗り、パテベラで平らにする
  7. パテが乾燥したあとに、サンドペーパーでなめらかに仕上げる
  8. 補修部分より、一回りサイズの大きい壁紙を貼りつける
  9. 既存の壁紙と補修用の壁紙が重なっている部分をカットする
  10. カットしたあと継ぎ目をローラーでならし、最後にスポンジなどで補修用壁紙ののりを拭き取る

5.100円均一アイテムが大活躍!?手軽でおしゃれな壁の穴の補修方法

補修材などで補修をしても穴の程度や状況によってはきれいに直りきらない場合もあります。また、「自ら直すのはハードルが高い」「でも修繕会社に頼むほどの費用は用意できない」という時は100円均一で買えるシールやウォールステッカーを使うと、おしゃれに補修できたり穴を隠したりできる場合も。誰でも簡単にできるうえ、インテリアのワンポイントにもなるので、100円均一アイテムを検討してみるのもおすすめです。

例えば、画びょうなどの小さな穴には、ダイソーの「壁の穴埋めパテ」や「補修速硬タイプ万能エポキシパテ」、セリアの「かべパテ」「カラーパテ」などが使えます。その他にも、小さい穴であれば、100円均一の子ども用の紙粘度や修正テープなども活用できそうです。

6.どうしてもという時はプロにお任せ!修繕会社選びのポイントや費用の相場をチェック

ご自身で補修をすることや仕上がりに不安がある場合は、無理をせずプロに依頼するのも一つの手です。

【修繕会社の選び方のポイント】

  • いくつかの修繕会社に見積もりを依頼して、比較検討する
  • 口コミや修繕工事の実績などを確認する
  • アフターフォローがあるか確認する
  • 壁の穴をプロに依頼した場合の費用相場

壁にあいた穴の破損状況や修理方法によって異なりますが、5cm以内の穴であれば一般的には30,000円以内ほどです。また、壁紙を一緒に張り替える場合には別途壁紙代がかかります。壁紙代は1平方メートルあたり、およそ1,000~2,000円が目安です。

プロであれば専門知識や技術を持っているので、仕上がりがきれいなのはもちろん、結果的に手間やコストを抑えられます。「セゾンの住まい小修繕」では、壁や床にあいた穴の補修や壁紙の補修なども手がけているので安心して依頼できるでしょう。

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おわりに 

日々ていねいに暮らしていても、家具の移動などで壁に穴をあけてしまうことは珍しくありません。故意ではなくても、老朽化や自然災害によって壁に穴があいてしまうこともあるでしょう。小さな穴であれば今回紹介したDIYで壁の穴を補修できますが、こぶしサイズより大きい穴の場合はプロに任せた方が安心です。費用の安さとあわせて、実際の修理実績やアフターフォローなどは良いか、トータルで判断して修繕会社を選ぶようにしましょう。