汗が臭いときの対策と原因をわかりやすく解説|足や脇など気になる部位の対処法とは?

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汗が臭いときの対策と原因をわかりやすく解説|足や脇など気になる部位の対処法とは?

汗をかいたとき、気になるのはニオイ。立っているだけでもたくさん汗をかく夏は、特に気になる季節です。こちらの記事では、汗をかく原因や対策などについて詳しく紹介します。今日から実践できる簡単で効果的な汗対策もありますので、ぜひ参考にしてみてください。汗っかきの方、汗のニオイが気になる方は必見です。

1.まずは汗を理解しよう

1.まずは汗を理解しよう

汗対策をするには、まず汗の特徴を理解しましょう。汗の重要な役割は、体温調節です。人の身体は絶えず汗をかいており、皮膚の表面から汗が蒸発する際の気化熱を利用して体温を一定にキープしています。また、皮膚表面で皮脂と混ざって皮脂膜を作り、皮膚を保護する役割もあるのです。以下では、さらに詳しく汗について紹介します。

1-1.汗自体は無臭

汗をかくと、脇や足などが汗臭くなって困っている方も多いでしょう。しかし、汗は無臭なのをご存知ですか。汗を拭き取らずにそのまま放置しておくと、皮脂や垢とニオイ物質を生み出す雑菌が混ざり、汗臭い独特のニオイが出てしまうのです。また、汗には種類があり、暑さや緊張、辛い食べ物などによってかく汗と、目に見えない水分として失う汗があります。目に見えない水分として消失する汗を、不感知性発汗といい、1日に900mLほどの量を失っています。知らず知らずのうちに水分が失われているということも覚えておきましょう。

1-2.汗腺には2つの種類がある

汗が出る汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2つの種類があります。「エクリン腺」と「アポクリン腺」について、詳しく紹介していきましょう。

・エクリン腺

エクリン腺は、唇以外の全身に広く分布している汗腺です。エクリン腺から出る汗のほとんどが水分で、ニオイの原因物質は含まれていません。手のひらと足の裏に最も多くあり、エクリン腺の数は出生地の気候によって左右されるといわれています。

・アポクリン腺

アポクリン腺は、脇の下や耳、おへそなどの身体の一部にあり、思春期に発達する汗腺です。エクリン腺から出る汗と同様に、アポクリン腺から出る汗も無臭です。しかし、アポクリン腺から出る汗は水分が少なめで黄色く粘り気があり、タンパク質や脂質などを多く含んでいます。そのため、細菌に分解されると、ワキガ特有のニオイを発することがあるでしょう。

2.汗が臭いと感じる原因6つ

汗自体は無臭とされているのに、汗が臭いと感じるのは何故でしょうか。ここでは、汗が臭いと感じる原因を6つ紹介していきます。

2-1.アポクリン腺の数が多い・大きい

エクリン腺から出る汗は臭くありませんが、アポクリン腺から出る汗はタンパク質などが含まれているので、細菌などによってスパイシーなニオイを発することがあります。アポクリン腺の数が多い、または大きいと、その分アポクリン腺から出る汗の量が増え、ニオイが強くなるのです。アポクリン腺の数や大きさは、生まれつきのことが多いといわれています。アポクリン腺の多さや大きさ、ニオイの強さによっては「ワキガ」と診断され、治療が必要になる場合もあるでしょう。

2-2.汗腺が衰えている

本来、汗が汗腺から分泌される過程で、ろ過が行われます。汗のもとをろ過し、極めて水分に近い状態になった汗を排出しているのです。しかし、汗腺が衰え、本来のろ過機能が正常に機能しないと、ろ過されずに濃い状態の汗が分泌されます。本来再吸収されるミネラルなどを含んだ汗が分泌されるので、汗が臭くなってしまうのです。

2-3.汗の量が多い

汗が臭いと感じる3つ目の要因は「汗の量が多い」ことです。汗の量が多いと、必然的にニオイも臭く感じます。汗の量は生まれ持った体質なので、ご自身でコントロールすることが難しいでしょう。汗っかきの方は、悪臭が出ないように人より工夫する必要があります。

2-4.雑菌が繁殖しやすい肌環境

汗は本来無臭とされていますが、雑菌と混ざったときに悪臭を発します。皮膚の表面には「皮膚常在菌」という菌がおり、皮膚常在菌が繁殖しやすい肌環境の方は、汗臭くなりやすいのです。皮膚常在菌が繁殖しやすい肌環境の場合、少しの汗でも汗臭く感じる可能性があるため、注意が必要です。

2-5.ストレス・疲れがある

ストレスや疲れを溜めていると、血中のアンモニア濃度が高くなるため、汗からツンとしたアンモニアのようなニオイがすることがあります。また、ワキガの原因になるアポクリン腺は、ストレスによって活性化することがあります。汗からアンモニア臭やワキガ臭がする場合は、ストレスや疲れが溜まっている可能性があるため、休息を取るようにしましょう。

2-6.汗のニオイが強くなるものを食べている

汗のニオイは、食べ物からも影響を受けます。特に汗に影響する食べ物は、ニンニクやネギ、タマネギなどです。食べてから48時間ほど経てばニオイは消えますが、日常的に食べていると常に臭い状態が続くでしょう。また、アルコールも、分解されるまでは汗が臭くなりやすいので注意が必要です。

3.気になる脇と足が臭いと感じる理由とは

3.気になる脇と足が臭いと感じる理由とは

汗のニオイが気になる部位のツートップといえば、脇と足でしょう。ここでは、脇と足が臭いと感じる理由について解説していきます。

3-1.脇が臭いと感じる理由とは

脇が臭いと感じるのは、脇の下のアポクリン腺から分泌される汗が原因です。アポクリン腺から出る汗は、脂質などを含んでいるため、雑菌に分解されて臭くなり体臭のもととなります。脇は、体温を一定に保つためのエクリン腺もあるため、エクリン腺から出る汗によって湿気が発生し、細菌が繁殖しやすい環境になるのです。

3-2.足が臭いと感じる理由とは

足が臭いと感じるのは、エクリン腺から分泌される汗が原因です。足の裏にはエクリン腺がたくさん分布しているため、想像以上の量の汗をかきます。特に、靴下や靴を履いていると、蒸発できなくなった汗が微生物などの栄養源となり、分解されて変質しニオイが発生するのです。足の汗は蒸れを起こし不快なだけでなく、強烈なニオイの原因にもなるでしょう。

4.汗が臭いと感じるときの対策を紹介 !

汗が臭いと感じるときはどのような対策を取れば良いのでしょうか。ここでは、汗が臭いと感じるときの対策をいくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

4-1.制汗剤で汗の量をコントロール

汗が臭いと感じる際は、制汗剤で汗の量をコントロールすると良いでしょう。制汗剤とは、汗の出口を塞いで、汗を出にくくする優れものです。肌の表面に出る汗が減ることで、汗のニオイの軽減につながります。制汗剤にはスプレーやクリーム、ロールオン、スティックタイプなどさまざまな種類があるので、汗のニオイが気になる身体の部位ごとに使い分けましょう。背中のように広い範囲ならスプレータイプ、脇のように狭い範囲ならロールオンタイプ、足指のように凸凹している部位ならクリームタイプがおすすめです。

4-2.サラサラの汗をかけるような習慣を身に付ける

汗が臭いときは、サラサラの汗をかけるような習慣を身に付けましょう。汗のタイプは、ベタベタとサラサラの2タイプ。強いニオイの原因になるベタベタタイプの汗は、汗腺の衰えによって分泌されます。そのため、サラサラタイプの汗をかくには、汗腺を衰えさせないことが大切です。汗腺を衰えさせないためには、毎日汗をかいて汗腺を怠けさせないことが有効的だといわれています。汗をかく上で意識したい重要なポイントについても紹介していきましょう。

・水分を充分に取る

汗をしっかりかくには、水分が必要です。身体が脱水状態のときにかく汗は、濃縮されていて濃い状態なので、臭く感じる場合があります。臭くない汗をかくには、水分を充分に取ることが大切なのです。

・有酸素運動をする

毎日汗をかいて汗腺を衰えさせないためには、有酸素運動が有効とされています。30分以上の有酸素運動をして、全身にじんわりとゆっくり汗をかくのがポイントです。激しい運動をして急激に汗をかくと、汗腺をしっかり働かせる前にたくさんの汗が出てしまうので注意しましょう。

4-3.雑菌の繁殖を防ぐ

汗が臭いと感じる際は、雑菌の繁殖を防ぐのも有効です。汗が臭いと感じるのは、雑菌が繁殖しやすい環境が原因になっている場合もあります。雑菌の繁殖を防いで汗のニオイ対策ができる方法をいくつかご紹介します。

・通気性の良い服装を心掛ける

雑菌の繁殖を防ぐためには、通気性の良い服装を選ぶように心掛けましょう。汗を完全に止めることはできませんが、汗と雑菌が反応して悪臭が出るのを防ぐことはできます。雑菌が好む環境は、高温多湿の密閉空間です。できる限り通気性の良い服装を心掛けることで、雑菌の繁殖を防ぐことができるでしょう。身体に密着しにくいふわっとした服や、綿や絹、麻などの素材を使用した服を着るのがおすすめです。また、足のニオイが気になる方は、靴下選びの際にも素材を気にして選ぶと良いでしょう。通気性に優れている綿や麻などが使われている靴下がおすすめです。

・汗をかいたらこまめに拭き取る

汗をかいたらこまめに拭き取るのも、汗の悪臭対策に有効です。汗はこまめに拭き取らないと、どんどん雑菌と反応してニオイが強くなっていきます。通気性の良い服を着るのと同時に、かいた汗を放置しないように心掛けましょう。

例えば、汗だくになったTシャツをそのまま放置しておくと、ニオイが何十倍にも強くなります。逆に、すぐに汗を拭き取れば、汗がTシャツに染み付くことなくニオイを最小限に抑えられるのです。汗をかいたらすぐに拭き取れるように、携帯用の汗拭きシートなどを常備しておくと良いでしょう。

・汗取りインナーや汗取りパッドを取り入れる

汗の量が多い方は、汗取りインナーや汗とりパッドなどを取り入れると良いでしょう。汗の量が多い方は、制汗剤や汗取りシートでは汗の回収が間に合わないかもしれません。そんなときには、汗を内側に吸収して閉じ込める汗取りインナーがおすすめです。上半身用や下半身用、脇用などさまざまなタイプがあるので、汗が気になる部位に合わせて選んでみましょう。また、衣類に貼り付けるタイプの汗取りパッドも便利です。お気に入りの服を汗で汚したくない場合などに活用しましょう。

・こまめに足裏の角質をケアする

足のニオイが気になる方は、こまめに足裏の角質ケアをすることが有効的でしょう。足の裏は、ただでさえ汗をかきやすい部位です。角質があることで雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイの原因にもなります。2~3ヵ月に1度くらいを目安に、ピーリングなどを行うこともおすすめです。

4-4.1日2回入浴する

汗のニオイが気になる方は、12時間に1回以上の頻度で、汗をリセットすると良いでしょう。そのため、1日2回入浴するのがおすすめです。次に、1日2回の詳しい入浴方法を紹介していきます。

・朝は1分間のシャワーがおすすめ

汗のニオイが気になる方は、朝少し早く起きて1分間のシャワーを浴びましょう。朝の1分間のシャワーは寝ている間にかいた汗や垢、皮脂などを洗い流すことができ、日中に悪臭が出るのを防ぐ効果があります。朝にシャワーの時間が取れない方は、汗取りシートなどで全身を拭くことで、シャワーと同様の効果を得られるでしょう。

・夜は湯船に入る

朝はシャワーだけでも、夜は10分ほど湯船に浸かってしっかりと汗をかきましょう。しっかりと汗をかくことで、ニオイの元を流すことができます。また、ゆっくりと湯船に浸かることでリラックスでき、疲労が原因で出る疲労臭の予防にもなります。

4-5.食生活に気を配る

汗のニオイを強くさせる食べ物を避け、汗のニオイを抑える食べ物を選びましょう。バターや肉などに含まれている動物性脂肪は、アポクリン腺や皮脂腺の働きを活発化させるため、控えることがおすすめです。反対に、抗酸化作用のある食品やアルカリ性食品、腸内環境を整えられる食品は、体臭を抑える効果が期待できるため、積極的に摂取しましょう。また、体臭ケアができるサプリもおすすめです。

4-6.ストレスケアを心掛け規則正しい生活を送る

ストレスケアを心掛け規則正しい生活を送ることで、汗のニオイを軽減できるとされています。ストレスは汗のニオイの原因になるアポクリン腺を活性化させるため、日頃のストレスケアが必要です。

また、食事から取ったニオイ物質のスムーズな排出や疲労物質であるアンモニアの抑制は、身体が健康であることが必要です。ストレスを軽減させると同時に、規則正しい生活を心掛けましょう。

5.汗のニオイが気になる衣類のケアも大切!

5.汗のニオイが気になる衣類のケアも大切!

汗のニオイを対策するには、身体だけでなく衣類のケアも大切です。衣類に菌が残っていると、汗と反応して強いニオイを発することがあります。ここでは、衣類のケアについてご紹介します。

5-1.汗をかいた服は漬け置き洗いでスッキリ

普段の洗濯だけでは繊維に入り込んだ菌が残ってしまう場合があるので、つけ置き洗いがおすすめです。40度以上のお湯を用意し、酸素系漂白剤を溶かして衣類を漬けましょう。1~2時間ほどつけ置きしたら、軽くすすぎます。その後はいつも通りに洗濯しましょう。汗のニオイだけでなく、部屋干しが原因の生乾きのニオイにも効果的です。ただし、つけ置き洗いに適さない衣類もあるので洗濯表示を確認してから行いましょう。

5-2.衣類の乾燥は風通しの良い場所で

衣類を洗濯し乾燥させる際は、風通しの良い場所で干しましょう。衣類を室外の風に当てることで、水分と一緒にニオイ成分を飛ばしてくれます。直射日光が当てられないデリケートな衣類は、風通しの良い日陰で干すのがおすすめです。

5-3.アイロンのスチームでニオイ対策ができる場合も

衣類の汗臭さが気になる場合は、アイロンのスチームを使うと良いです。アイロンのスチームを衣類に当てると、スチームの水分がニオイの成分を吸着してくれます。特に、頻繁に洗えないスーツやジャケットなどの消臭におすすめの方法です。

5-4.外出先の衣類ケアならアロマスプレーがおすすめ

外出先で、急に衣類のケアが必要になった場合は、天然アロマ100%のスプレーがおすすめです。アロマスプレーは一時的にニオイを抑えるのではなく、ニオイの元からしっかり分解してくれます。さらに、天然アロマの抗菌・除菌効果によってニオイの発生も予防してくれます。さらに、消臭や抗菌、除菌効果だけでなく、優しい香りでリフレッシュ効果も期待できます。汗のニオイが気になる衣類から10〜15cmほど離してスプレーしましょう。お出掛け前のニオイ予防にもおすすめです。

5-5.夏のスーツは雑菌だらけ?こまめにクリーニングするのがおすすめ

夏のスーツは雑菌だらけなのをご存知ですか?汗をかいてそのまま放置していると、悪臭が発生する可能性があるので、こまめにクリーニングに出すのがおすすめです。くらしのセゾンでは、WEBサイトで頼める宅配クリーニングサービスを提供しています。手軽に利用できるためとてもおすすめです。

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おわりに 

マナーの1つともいえるニオイケア。日常のお風呂や洗濯、食生活を見直し、汗のニオイ対策をしておくことが大切でしょう。また、いざというときのために、汗取りシートやアロマスプレーなどニオイに有効なアイテムを常備しておくと安心です。今すぐできる汗のニオイ対策もあるため、ニオイが気になる方は今日から実践してみましょう。