賃貸物件のハウスクリーニングはどこまできれいにすれば良い?主な内訳や相場などを徹底解説 

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賃貸物件のハウスクリーニングはどこまできれいにすれば良い?主な内訳や相場などを徹底解説 

賃貸物件で暮らして年月が経つと、生活空間に汚れや傷、破損などが生じることがあります。退去後は、次の入居者のためにハウスクリーニングをして部屋をきれいに清掃するのが一般的です。この記事では、賃貸物件でハウスクリーニングを利用する際の注意点や料金相場などをまとめました。引っ越しが決まった後で貸主とのトラブルを避けるためにも、賃貸物件でのハウスクリーニングの利用について理解を深めておきましょう。

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1.賃貸物件の退去後にはハウスクリーニングが必要! 

1.賃貸物件の退去後にはハウスクリーニングが必要! 

賃貸物件を退去した後に利用するハウスクリーニングについて、その目的や概要、費用負担について説明します。

1-1.賃貸物件のハウスクリーニングとは?

賃貸物件では、次の入居者が気持ち良く部屋を使用できるように、退去後にきれいに掃除しておく必要があり、ハウスクリーニングを利用するのが一般的です。ハウスクリーニングとは、プロの清掃会社が、日常的な掃除では落とせなかった生活汚れを徹底的にきれいにすることを指します。

プロの清掃会社は専用の洗剤や道具を使って作業をするため、スピーディーに効率良く掃除を行うのが特徴です。また、普段生活している空間には、たばこや生ごみなどの生活臭が染み付いてしまうことがあります。ハウスクリーニングでは、目に見える汚れだけでなく、こうした生活臭などを取り除くことが期待できます。

1-2.費用は誰が負担する?

賃貸物件のハウスクリーニングは、原則的に管理会社や貸主が費用を負担します。しかし、賃貸契約書に特約として借主負担とする記載があった場合には、借主が費用を負担しなければなりません。退去時に誰がハウスクリーニング代を負担するかでトラブルにならないためにも、契約書の内容はきちんと確認しておきましょう。

賃貸物件を退去する際に、入居時の状態に戻すことを原状回復といいます。経年劣化や通常使用で生じた汚れや損傷については借主に原状回復の義務はありません。しかし、故意に生じさせた損傷などについては借主に責任があるため、原状回復のための費用を借主が負担することがあります。例えばたばこのにおいやヤニ汚れが染みついて取れなかった場合、ハウスクリーニングのための費用を請求されることがあるので注意が必要です。

2.賃貸物件のハウスクリーニングの相場

2.賃貸物件のハウスクリーニングの相場

賃貸物件のハウスクリーニングにはどのくらいの費用が掛かるのでしょうか。部屋の広さや立地、汚れの程度によっても異なりますが、必要以上に高く請求されるなどのトラブルを防ぐためにも、おおよその相場は知っておきましょう。

ハウスクリーニング代のおおよその相場は、下記のとおりです。

部屋の広さの目安ハウスクリーニング代金相場
1R、1K30,000円~40,000円
1LDK、2LDK40,000円~70,000円
3LDK75,000円~100,000円

参照元:引越し前にかかるハウスクリーニングの料金相場 ミサワホーム

表の価格はあくまでも目安です。同じ間取りでも面積の広い場合や汚れがひどい場合などは、この価格よりも高くなることがありますので注意しましょう。また、地域によって価格帯が異なることもあります。

3.ハウスクリーニングはどこまで行う?主な内訳

3.ハウスクリーニングはどこまで行う?主な内訳

賃貸物件のハウスクリーニングはどこまで行うのが一般的なのでしょうか。ハウスクリーニングを請け負う企業によっても異なりますが、主に行われている作業内容を項目別に解説していきましょう。

3-1.玄関周り

玄関周りのハウスクリーニングは、下駄箱の内側と外側、玄関の扉や玄関内部の床面をきれいにします。

下駄箱は湿気が溜まりやすく、カビなどが発生しやすい環境です。また、靴底の汚れやにおいなどが蓄積していることがあります。これらを除菌、消臭するのもハウスクリーニングの一環です。

玄関は人が毎日出入りする場所なので、室内の埃だけでなく外からの砂や泥汚れなどが付着しています。こうした細かい砂や泥など外からの汚れを取り除くために、拭き掃除やブラシで磨くだけでなく、タイル面などには高圧洗浄機を使うこともあるでしょう。

3-2.部屋全体

ハウスクリーニングで部屋全体を清掃するときは、フローリングや壁の汚れだけでなく、照明器具やカーテンロール、天井にいたるまで全体をきれいにします。

部屋に家具などを置いていない状態と、家具がある状態とでは、料金が変わる場合があります。なるべく家具がない空室の状態でハウスクリーニングをすれば、費用を抑えることが可能です。

和室の場合は高温ドライスチーム洗浄や白木クリーニングなどの特殊な技術を利用して、畳を除菌、掃除するサービスもあります。こちらは別途費用が掛かる可能性がありますので、気になる場合は確認してみると良いでしょう。

3-3.床掃除とワックスがけ

フローリングの床は湿気に弱いため、傷付きやすく、経年による劣化も顕著に現れます。そのため、フローリングをきれいに掃除した後には、再度ワックスがけをして床を保護し、新たな傷を防ぐ必要があるのです。ワックスがけをした床は光沢が増し、美しい状態によみがえります。

手順としては、フローリングをきれいに洗浄した後、水拭きしてから乾燥させます。その後ワックスを塗布するという流れです。

3-4.キッチンや浴室などの水回り

ハウスクリーニングでは、キッチン、浴室、トイレなどの水回りも対象です。キッチンはコンロ周りの油汚れや換気扇の埃、シンクの水垢や排水口などをきれいにします。また、お風呂の水垢やカビ、トイレの黄ばみといった通常の掃除では落としきれない細かい汚れまで洗浄します。

水回りのハウスクリーニングには、さまざまなオプションメニューを提供しているハウスクリーニング会社もあります。浴室の場合は、防カビ仕上げ、浴室乾燥機のクリーニングや風呂釜の追い炊き配管の除菌、エプロン内部の洗浄などです。キッチンの場合は、シンクの研磨や撥水コートをして仕上げることもあるでしょう。

3-5.窓やサッシ

窓やサッシは一見きれいに見えても、車の排気ガスや花粉など、空気中の浮遊物質の影響を受けて汚れていることがあります。手垢や埃などの生活汚れも意外と頑固で、通常の拭き掃除では落ちにくいことが多いです。ハウスクリーニングでは専用の洗剤などでしっかりと汚れを拭き上げ、きれいにしていきます。美しく磨いた窓ガラスからは太陽光がきれいに入るため、部屋の中が明るくなるでしょう。

また、傷んで古くなった網戸は交換する必要があるかもしれません。経年劣化や借主の責任による破損でない場合、交換費用は貸主が負担するのが基本です。そのため、網戸の破損が経年による劣化であるか、自然災害などの影響であるかなどをきちんと把握しておく必要があります。また、故意に破損させた場合は網戸の交換費用を借主に請求される可能性があるので注意しましょう。

3-6.ベランダ

日常生活の中でベランダの掃除をする頻度はあまり高くないかもしれません。しかしベランダは風雨にさらされ、汚れが溜まりやすい場所でもあります。ハウスクリーニングではベランダの掃除も重要な清掃個所のひとつです。入居者がベランダでガーデニングをしていた場合は、枯れ葉や土汚れが蓄積していることもあるので、入念な掃除が必要になります。床や壁面は、主に高圧洗浄機やブラシなどを使って汚れを落としていきます。

ベランダにはエアコンの室外機や給湯器が備え付けられていることがあります。室外機や給湯器の表面、手すりや排水溝の汚れまできれいに清掃します。

3-7.壁紙 

ハウスクリーニングでは壁紙も簡易的に掃除をします。清掃できれいになる場合には問題ありませんが、年数が経っている場合や汚れや破損が酷い場合には壁紙の張替えが必要になることも。例えば、入居者が室内で日常的にたばこを吸っていた場合、壁紙ににおいやヤニ汚れが付着してなかなか取れなくなることがあります。その場合は、張替えに必要な追加費用を別途請求される可能性があるため気を付けましょう。

3-8.エアコン

エアコンは人が吸う空気を排出する機械なので、退去時だけでなく入居中も年に1回程度クリーニング専門会社に依頼するという方も多いのではないでしょうか。

ハウスクリーニングのなかで、エアコンの清掃は重要な項目のひとつです。エアコンは機械なので、室外機と内部の掃除はエアコンクリーニング専門の担当者が細かい部分まで分解して清掃します。この費用はハウスクリーニングとは別途請求されることもありますので、ハウスクリーニングの費用内訳にエアコン清掃が含まれているかどうかをあらかじめチェックしておきましょう。

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3-9.ペストコントロール 

ペストコントロールとは、ゴキブリやネズミ、ダニ、カビなど人体にとって有害で不快な生物を、日常生活に影響を及ぼさないレベルまで制御する技術のことをいいます。ペストコントロールが行われることによって、新しい入居者の健康や生活環境を守るのが目的とされています。

なお、ペストコントロールは消毒費用として別途追加で請求されることがあります。

4.賃貸物件のハウスクリーニングを行う際の注意点

4.賃貸物件のハウスクリーニングを行う際の注意点

引っ越しに際しては、片付けや梱包作業、新しい物件の手続きなどに時間が取られるだけでなく、さまざまな費用が発生し、時間的にも経済的にも余裕がなくなってしまうことがあります。ハウスクリーニングは効率良く短時間で部屋をきれいにすることができますが、それなりの費用が掛かるのも事実です。ここでは、賃貸物件のハウスクリーニングを行う際に気を付けるべき点について解説します。

4-1.ハウスクリーニングはプロにお願いするのが基本

賃貸でハウスクリーニング代を請求されるのであれば、ご自身で部屋を掃除して入居時の状態に戻しておけば退去費用が抑えられるのではないかと考える方がいるかもしれません。しかし、貸主は次の入居者に対してハウスクリーニング済みの部屋であるといえるように、プロのハウスクリーニング会社に発注するケースがほとんどです。したがって、ご自身で部屋をきれいにした場合でもハウスクリーニング代は発生することになります。

また、退去費用にはハウスクリーニング代だけでなく、個人の過失による汚れや破損も追加請求の対象となります。たばこのにおいやヤニ汚れ、ネジなどで開けた壁の穴などについては、退去前にできる限りきれいにしておきましょう。

4-2.ハウスクリーニングを行う際は家主に相談してから

賃貸物件においてハウスクリーニングが必要かどうかは、基本的に貸主が判断します。したがって、個人でハウスクリーニングに依頼することを検討している場合は、必ず貸主または管理会社に相談しましょう。

個人の判断によりハウスクリーニングを依頼して費用を自己負担しても、退去時にクリーニングが不十分であると貸主が判断した場合には、追加でハウスクリーニングに掛かる費用を請求される可能性があります。こうしたトラブルを防ぐためにも、個人でハウスクリーニングを依頼する場合は、あらかじめ管理会社を通して貸主の許可を得ておくことが重要です。

4-3.費用を抑えたいならまとめて複数個所を依頼する 

ハウスクリーニングをプロの専門会社に発注するときは、複数の個所をまとめてひとつの清掃会社に依頼することで費用を安く抑えられる可能性があります。清掃個所ごとに別々の清掃会社に依頼した場合は相場の価格よりも高くなってしまう傾向にあるので、清掃会社のセットプランがおすすめです。

例えば、キッチン、トイレ、お風呂といった水回りの清掃個所をパッケージとして割安に設定している清掃会社などがあります。この場合、費用が安く抑えられるだけでなく、同じ日にまとめて作業をしてもらえるなどのメリットもあります。

4-4.安過ぎるハウスクリーニング会社は避ける!

ハウスクリーニング会社を選ぶ際に注意したい点があります。まず、料金が相場と合っているかに注目しましょう。相場より高過ぎる場合は負担が大きくなるため敬遠されがちですが、注意すべきは相場より極端に安い場合です。他のハウスクリーニング会社より安い場合には仕事が雑であったり、もともとの清掃項目が少なく後から追加請求されたりと、トラブルになる危険性があります。

WEBサイトの一括見積などを参考にして、相場と極端に異なる料金のハウスクリーニング会社は避けたほうが良いでしょう。

5.便利な退去後清掃パックも!おすすめハウスクリーニング会社

5.便利な退去後清掃パックも!おすすめハウスクリーニング会社

賃貸物件のハウスクリーニングを依頼するときは、清掃が必要な個所をしっかりと把握しておきましょう。

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おわりに 

次の入居者に気持ち良く部屋を使ってもらうために、賃貸物件を退去後に行うのが専門の清掃会社によるハウスクリーニングです。ハウスクリーニングの費用は貸主が負担することが基本ですが、例外もあるので賃貸物件の契約内容や規定をきちんと把握しておきましょう。個人でハウスクリーニングを利用する際は必ず貸主に相談し、ハウスクリーニングの相場や作業内容を理解した上で依頼することが大切です。

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