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車の盗難防止は重要!防犯対策と盗まれた際の対処法を解説

セゾンのくらし大研究 編集部

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車の盗難被害は年々減少しています。ただし盗難の手口が巧妙化していることもあり、新車・中古車ともに盗難対策は必要です。新しく車を購入した方や、盗難された経験がある方であれば、今一度ご自身の車の盗難対策を知りたいのではないでしょうか。 そこでこの記事では、車の盗難対策8つと盗難に遭った際の対処法をわかりやすく解説します。大切な車を守り、被害を最小限にするために、ぜひ参考にしてみてください。

自動車盗難の5つの主な手口

自動車盗難の5つの主な手口

車に搭載されている機能は年々変化し、私たちはより快適なカーライフを送れるようになりました。一方で盗難の手口も機能の変化に合わせて巧妙になっています。

はじめに自動車盗難の主な手口を5つ紹介します。

従来の手口

スタンダードな方法としては、窓ガラスを割り、ドアを開ける手口があります。運転席や助手席の横にある三角窓は割っても大きな音がしないことから、よく使われる手法です。

窓の隙間に針金を入れてドアを開ける犯人もいます。

自宅の敷地内に車があるケースでは家に侵入し、玄関にある鍵を盗難する手口もあります。また鍵をつけたままお店に車を停めていた隙に盗難されるケースも後を絶ちません。

イモビカッター使用による手口

イモビライザーとは車の鍵に搭載されている盗難防止システムで、鍵のIDと車体のIDが一致することでエンジンがかかる仕組みになっています。

一方でイモビカッターとはこのイモビライザーの機能を無効化する措置で、車体のIDを書き換えることができます。犯人は自分の持つ鍵と同じIDを生成することで、車のエンジンをかけ、傷つけることなく盗むことが可能です。

元々は自動車整備会社の方などが作業のために使うものでした。イモビカッターによる盗難が増えたことから、特定の方以外は所有を禁止されています。

コードグラバー使用による手口

コードグラバーとはスマートキーのスペアキーを作成する機器です。この仕組みを悪用し、ドアロックを解除し盗難するケースがあります。運転手が車のドアを締めたタイミングでコードグラバーを使ってスマートキーのIDを読み込み、エンジンを始動させることができます。

この際、犯人は遠くにいても実行可能です。コードグラバーによる方法はひとりで行えるため、リレーアタックよりも犯行に及びやすいのが特徴です。

CANインベーダー

トヨタの高級車を中心に被害が多い手法が、CANインベーダーです。車に搭載されているCANとは、エンジンやバッテリーなどの部品を制御するコンピューター同士をつなぐネットワークのことです。インベーダーはinvader(侵入者)を意味します。

CANインベーダーを使うことで車内にあるコンピューターネットワークに不正に侵入し、エンジンを始動させることが可能です。

CANインベーダーを使えば車のシステムに直接侵入され、いわば乗っ取りの状態になるため、対策が難しくなります。

リレーアタック

リレーアタックとはスマートキーから発せられる微弱な電波を拾い、複数人でリレーのようにつなぎ、車の鍵を開ける手法です。例えば犯人Aが玄関近くで電波を拾い、増幅し、犯人Bが車の近くで電波を受け取り、ロックを解除する仕組みです。

2~3人が1組になって行う手法で、近年増加傾向にあります。

車の盗難防止におすすめしたい8つのアイテム・サービス

車の盗難防止におすすめしたい8つのアイテム・サービス

車の盗難の手口は年々新しいものが出てきており、すぐに情報がネット上に出回ってしまいます。

巧妙化する手口に対抗するためには、できるだけ多くの防犯アイテムやサービスを知っておくことが大切です。次に盗難防止におすすめの8つのアイテム・サービスを紹介します。

イモビライザー

イモビライザーは正規キー以外でエンジンがかかるのを防ぐセキュリティシステムで、キーのIDと車体のIDが一致した場合のみ解錠できます。最近では初めから装備されている車も多くあります。

イモビライザーが搭載されていない車であれば、車専門店で後づけしてもらいましょう。後づけのほうが内蔵型よりも防犯性が高いのが特徴です。お店によって費用は異なるため、あらかじめ問い合わせてみることをおすすめします。

スマホ連動のGPS

スマホ連動のGPS発信機を車に取りつけることで、万が一盗まれた場合でもスマホの専用アプリで現在地を確認できます。GPSによって位置情報の精度の高さ、バッテリー持ちの良さ、取りつけやすさなど、さまざまです。

盗難された時でも場所が特定できれば、車が戻ってくる可能性は高くなります。月々のコストがかかるため、継続的に支払っていけるか計算しましょう。

ハンドルロック

ハンドルロックとはハンドルを長い棒状のような装置で固定するものです。外すのに時間がかかるため、盗難の意欲を下げられるメリットがあります。

ハンドルロックはハンドル内部に標準装備されている車も多くありますが、エンジンがかかってしまうとロックが解除される難点があります。

簡単に、取り外しされないよう、説明書をしっかりと読みましょう。

タイヤロック

タイヤロックとはタイヤのホイール部分に取りつける大型のグッズで、タイヤが動くのを防ぎます。見た目が赤や黄色とインパクトがあるため、ひと目で「防犯対策をしている」とわかり、犯行意欲を失わせられるでしょう。

取り外しに時間がかかるため、普段車を使わない方におすすめです。

ペダルロック

ペダルロック

車のペダルを踏み込めないようにする「ペダルロック」も盗難対策に有効です。ペダルを頑丈な鉄板で物理的に固定し、踏み込めないようにします。ネットで購入しご自身での取りつけも可能です。装着の手間を省きたい方は専門店で取りつけてもらうのも良いでしょう。

犯人からすると、ペダルが踏めないと車を持ち去るまで時間がかかり、その間に人に見つかってしまうおそれがあります。犯行を諦める効果が期待できるでしょう。

カーセキュリティ

ドアのこじ開けなどの異常を感知すると、ライトや警告音を発する「カーセキュリティ」もおすすめです。犯人にとって、ライトで照らされ、警告音が鳴る中での犯行は及びにくくなります。

後づけできる商品もたくさんあり、外からの見えやすさや音の大きさ、電源タイプなど、さまざまです。

駐車場の環境も踏まえて、ぴったりの商品を探してみましょう。

車用カバー

車用のカバーを被せることで、車種を特定されにくくなります。高級車や希少な車に特におすすめです。カバーを被せるだけなので、簡単に設置できます。

ただしカバーがあることで余計に「高級車かもしれない」と思わせることもあるかもしれません。またカバー内に犯人が入ってしまうと外からわかりづらいのもデメリットです。

車用カバーは他の対策と組み合わせて使うことが大切です。

セキュリティ会社などによる車両追跡サービス

セキュリティ会社の盗難車見守りサービスに加入するのも良いでしょう。車が動くと専門の係員が現場に行き、適切に対処してくれます。旅行中や出張中など、長期間外出するときにぴったりです。

車の位置情報を知らせるサービスを付帯できるプランもあります。月々の費用が高額になるケースもあるため、事前に調べておきましょう。

車の盗難防止対策で重要な3つのポイント

車の盗難防止対策で重要な3つのポイント

大切な車の盗難被害に遭わないためには、複数の対策を組み合わせたり、駐車場の環境を変えたりすることが大切です。また鍵を置いたまま車から離れる癖のある方は要注意です。

次に防犯対策で重要なポイントを詳しく学んでいきましょう。

複数の対応策を組み合わせる

盗難対策グッズには「犯行の時間を長引かせてやる気をなくすもの」や「盗難を妨げるもの」など、さまざまな目的があります。同じ目的のものではなく、別の目的のものと組み合わせることで、盗難を防止できる可能性が高まるでしょう。

具体的には「タイヤロックで犯行の時間を長引かせ、盗難を妨げる」そして「GPS機能を使って万が一、盗難された場合に取り戻せるようにする」といったイメージです。

犯行のスタート時から実際に持ち去られたときの全てをカバーできるような対策を考えてみましょう。

駐車場の環境にも目を向ける

人通りが多く明るい場所に駐車場があれば、盗難されにくいでしょう。自宅の玄関にセンサーライトや防犯カメラを設置していれば、犯人は犯行を諦めるかもしれません。

外出先で車を停める際には、人通りが少なく、暗い場所にはできるだけ駐車しないことをおすすめします。

鍵を付けたまま車を離れない

少しの間でも、鍵を付けたまま車を離れることは避けましょう。盗難に慣れた犯行グループは運転者が鍵をかけたかどうかを遠くから見ている可能性があります。

また鍵をかけずに盗難された場合、運転者の過失で保険金が受け取れないこともあります。

車両盗難に遭った際の対処法

車両盗難に遭った際の対処法

万が一、車の盗難に遭った際には警察署に出向き盗難届を提出しましょう。その後、自動車保険や税関、運輸支局などで手続きを進めます。

最後に具体的な対処法を紹介します。

警察署に盗難届を提出する

盗難被害に遭ったら、すぐに警察署に盗難届(被害届)を提出しましょう。盗難届を出さないと、犯人が車を使って別の被害者を出すなど、その他のトラブルに巻き込まれるおそれがあります。また保険金請求のためには盗難届の提出が必要です。

ナンバーや車種、盗難の日時や状況などを警察に伝えます。届出が終わると、受理番号が交付されます。

加入している保険会社に連絡を入れる

警察署で受理番号を受け取ったら、加入している自動車保険に連絡をしましょう。加入している補償内容によっては盗難で保険金が受け取れます。

税関に連絡を入れる

車の盗難では車を分解し海外に輸出するケースもあります。一度輸出されてしまうと取り戻すのは困難でしょう。税関では盗難車ではないことを確認した上で輸出を許可しますが、タイムラグが生じる可能性もあります。

念の為、税関のホームページに掲載されてある「密輸ダイヤル」に連絡してみましょう

車の一時抹消登録をする

盗難被害に遭った際には、一時抹消登録も検討しましょう。普通自動車は運輸支局で、軽自動車であれば軽自動車検査協会で手続きが可能です。普通自動車の場合、一時抹消登録をすることで、自動車税や自賠責保険料の還付金が受け取れます。

なお、盗難された車が見つかった際には再度車検を受けなければなりません。そのため盗難から少し日数が経ってから手続きをする方もいます。

一時抹消手続きをしない場合、普通自動車であれば都道府県税事務所に申し立てることで、盗難の日の翌月から発見された月まで自動車税の課税が保留されます。

おわりに

車の盗難被害は減少傾向にあります。他方でイモビカッターやコードグラバー、CANインベーダーなどを使った手口が横行しており、対策を講じることが重要です。

盗難防止のアイテムにはイモビライザーやスマホ連動のGPS、ハンドルロック、タイヤロック、ペダルロック、カーセキュリティ、「車用カバー、車両追跡サービスがあります。それぞれ用途や目的は異なるため、複数を組み合わせることで高い効果が期待できます。

盗難被害に遭った際には、まず警察署に盗難届を出し、保険会社で保険金請求をしましょう。税関への連絡や、車の一時抹消登録も念の為検討しましょう。

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分割払の場合、ネット割は年間9,960円となりますので、最大割引額は年間10,560円となります。

SA2023-1124(2023.11)

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