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【最新版】ガソリン価格の推移は?今後の動向やお得に給油する方法を紹介!

【最新版】ガソリン価格の推移は?今後の動向やお得に給油する方法を紹介!
セゾンのくらし大研究 編集部

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ガソリン価格が高値で推移しており、家計が圧迫されて困っている方も多いのではないでしょうか。お得に給油する方法があれば知りたいところです。

この記事では、ガソリン価格の推移、今後の価格予想、価格が変動する要因、お得に給油する方法、安いガソリンスタンドを探す方法などを解説します。詳しく知りたい方は、是非参考にしてください。

この記事を読んでわかること

  • ガソリン価格は過去10年で最も高い水準にある
  • 原油高と円安による影響で、今後しばらく高値圏で推移する可能性が高い
  • 高値圏にあるうちはお得に入れる方法を取り入れながらコストを抑えることが重要
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これまでのガソリン価格の推移

これまでのガソリン価格の推移

ガソリン価格が高値圏で推移しており、家計を大きく圧迫しています。「これ以上の価格の上昇には耐えられない」と困っている方も多いでしょう。

ガソリン価格がまだ上がるのか気になるところですが、今後のガソリン価格を予想するのは難しいことです。過去のガソリン価格の推移を見て、上がるとすればどこまで上がる可能性があるのかを把握しておくことが大切です。

直近のガソリン価格動向と過去のガソリン価格の変化について詳しく見ていきましょう。

直近のガソリン価格動向

2023年7月時点における直近1年間(2022年8月~2023年7月)のレギュラーガソリンの全国平均価格(円/L)の推移は以下の通りです。なお、価格の基準日は各月の1週目としています。

価格の基準日レギュラーガソリン価格
2022年8月1日169.9円
2022年9月5日169.6円
2022年10月3日169.1円
2022年11月7日168.1円
2022年12月5日168.1円
2023年1月10日168.2円
2023年2月6日167.6円
2023年3月6日167.4円
2023年4月3日168.1円
2023年5月8日167.8円
2023年6月5日168.7円
2023年7月3日172.5円
参照:経済産業省資源エネルギー庁「石油製品価格調査 1.給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)の調査結果一覧

レギュラーガソリンの価格は2022年8月には一度170円台に突入しましたが、その後は160円台後半で推移していました。しかし、2023年の6月後半から再度上昇、7月にはついに170円台前半での推移が常態化しています。

過去のガソリン価格の変化

2023年7月時点における過去10年間(2014年7月~2023年7月)のレギュラーガソリンの全国平均価格(円/L)の推移は以下の通りです。なお、価格の基準日は各月の1週目としています。

価格の基準日レギュラーガソリン価格
2014年7月7日169.7円
2015年7月6日145.2円
2016年7月4日123.8円
2017年7月3日130.3円
2018年7月2日151.8円
2019年7月1日145.6円
2020年7月6日131.3円
2021年7月5日157.5円
2022年7月4日173.6円
2023年7月3日172.5円
参照:経済産業省資源エネルギー庁「石油製品価格調査 1.給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)の調査結果一覧

過去10年のレギュラーガソリン価格の推移を見ると、2014年は160円台後半と高値圏にあるものの、翌年以降は下落に転じ、2016年には110円台に突入するなど安値圏で推移しました。2021年から再度上昇に転じており、このまま高値を更新するのか注目されています。

今後のガソリン価格推移の予測

今後のガソリン価格推移の予測

ガソリン価格推移を予想するのは簡単なことではありません。その理由は、ガソリン価格の変動にはさまざまな要因が影響するためです。

日本はガソリンの原料となる原油を輸入し、国内でガソリンを精製しています。そのため、原油価格と為替相場の2つの観点から価格を予想する必要があります。

原油価格は、原油生産量で上位のロシアがウクライナとの衝突でトラブルを抱えている関係で、原油の調達が不安定になるという考えから、高値圏での推移が続いているのが現状です。トラブルが解決すれば、原油価格が下がる可能性が高いでしょう。

為替相場は米国がインフレを抑制するために金利を引き上げている影響から、円安に振れています。しかし、その効果が見られた後は、金利の引き下げによって今度は円高に振れる可能性が高いため、数年後にはガソリン価格が下がると予想されます。

なぜガソリン価格は変動する?その要因について

なぜガソリン価格は変動する?その要因について

ガソリン価格の推移を予想するには、ガソリン価格がどのように決まるのか、値上げ・値下げされる要因などを把握しておく必要があります。

ガソリン価格の仕組みについて詳しく解説していきます。

ガソリン価格の決め方

ガソリン価格が決まる要因は、税金と原油価格の大きく2つに分かれます。

ガソリン本体の価格はガソリン価格の55%程度で、残りの45%程度は税金です。ガソリン価格には、石油税(2.8円)・ガソリン税(本則税率が28.7円・暫定税率が25.1円)を合算した53.8円、10%の消費税の3つの税金が上乗せされています。

税金は一律なので、ガソリン価格が変動するのは残りの55%を占める原油価格の影響です。

ガソリン価格が値上げされる要因

ガソリンを精製するためには原油が必要です。日本は原油を輸入に頼っているため、原油そのものの価格変動と為替変動の影響を受けます。

世界情勢が不安定になった、供給が制限されたなどの場合は、原油の安定した供給が厳しくなるという理由で価格が上昇します。また、原油価格はそのままでも、昨今のように円安の状況の場合、同じ量の原油を手に入れる際に必要なコストが増えることでガソリン価格が上昇するでしょう。

ガソリン価格が値下げされる要因

世界情勢が安定している、供給過多になっている場合には原油の安定供給が可能になるという理由で原油価格が下落します。また、原油価格はそのままでも、円安から円高に振れた場合には、同じ量の原油を手に入れる際に必要なコストが下がるのでガソリン価格が下落するでしょう。

また、ガソリン価格の45%を占める税金の廃止があった場合は、ガソリン価格が下がります。2010年4月には、ガソリン税の暫定税率の見直しがあり、一時的にガソリン価格が下がりました。しかし、同額分の税金が創設されたことで現在は元通りとなっています。

政府がガソリンの販売会社に対して補助金を出すことで、価格が下がるケースもあります。

ガソリン代を抑えるには?お得に給油する方法

ガソリン代を抑えるには?お得に給油する方法

ガソリン代を少しでも抑えるには、お得に給油する方法を押さえておくことが大切です。

お得に給油する方法として、以下の5つが挙げられます。

  • ポイントを貯める
  • クレジットカードやスマホ決済などの決済ツールを活用する
  • ガソリンスタンドのキャンペーンを活用する
  • 頻繁に利用するガソリンスタンドの会員になる
  • フルサービスや高速道路の給油を避ける

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

ポイントを貯める

ガソリンの販売会社の中には、給油時にTポイントやdポイントなどの各種ポイントが貯まるところがあります。

ポイントの貯まる販売会社で給油すれば、ポイント分安くガソリンを入れられるでしょう。

クレジットカードやスマホ決済などの決済ツールを活用する

クレジットカードやスマホ決済などの決済ツールを活用するのもポイントです。その理由は、現金で支払う場合とは異なり、決済ツールに応じたポイントが貯まるためです。

また、ガソリンの販売会社と提携したクレジットカードの場合、割引価格が適用されることでお得に給油できるでしょう。

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ガソリンスタンドのキャンペーンを活用する

ガソリンスタンドによっては独自のキャンペーンを実施しているところもあります。例えば、深夜・休日割、会員割(メルマガ、アプリ)などです。

キャンペーンを活用すれば、割引価格が適用されることによってお得に給油できます。

頻繁に利用するガソリンスタンドの会員になる

利用するガソリンスタンドが決まっている場合、頻繁に利用するガソリンスタンドの会員になるのもおすすめです。

会員になれば会員価格が適用されるので、お得にガソリンを入れられるでしょう。

フルサービスや高速道路の給油を避ける

フルサービスや高速道路のガソリンスタンドはおすすめしません。その理由は、セルフのガソリンスタンドよりもガソリン価格が高いケースが多いためです。

少しでもガソリン価格を抑えたいのであれば、セルフのガソリンスタンドの中から価格の安い場所を選びましょう。

ガソリン車から電気自動車に乗り換える方法も

ガソリン車から電気自動車に乗り換える方法も

ガソリン代を抑えたい方は、電気自動車に乗り換えるという選択肢もあります。同じ走行距離を走るケースでは、ガソリン代よりも電気代のほうが安く抑えられるので、維持コストを抑えられます。

また、電気自動車は災害時の非常電源になり、補助金や減税が適用されることで本体価格や維持費も抑えられるでしょう。

価格が安いガソリンスタンドを探すには?

価格が安いガソリンスタンドを探すには?

ガソリン代を抑えるには、価格の安いガソリンスタンドで給油することが不可欠です。価格の安いガソリンスタンドを探す方法として、以下の2つが挙げられます。

  • 公式サイトのチェック
  • アプリの活用

それぞれの方法について詳しく説明していきます。

公式サイトのチェック

ガソリンスタンドの中には、公式サイトでガソリン価格を公開しているところも多いです。こまめに値段の推移をチェックすれば、お得に給油できるでしょう。

また、会員登録すると、値上げ前に通知をくれるケースもあります。安いタイミングで給油できれば無駄な支出を少しは抑えられるでしょう。

アプリの活用

スマホで提供されているアプリの中には、ガソリン価格を比較できるアプリもあります。エリア別のガソリンスタンドの価格を確認できるため、どこのガソリンスタンドで給油すればお得なのかが一目瞭然です。

更新頻度の低いアプリの場合、実際の価格に乖離が生じる可能性があるため、口コミの良いアプリを選択しましょう。

自動車のお出かけにはガソリンだけでなく保険も大切

自動車のお出かけにはガソリンだけでなく保険も大切

旅行やレジャーを計画するうえで重要なのは、最悪の事態を想定することです。ガソリン価格や宿泊費といった経費にだけ注目するのではなく、事故やケガへの備えが重要です。日常的に自家用車を使用する場合は、駐車場費用や車体のメンテナンス費用が別途掛かります。

自家用車の維持に掛かる家計への負担を少しでも減らしたい場合、変動費(ガソリン代、高速料金等)だけでなく、固定費(税金、車検費用等)の見直しが必要です。

そこで、合理的で割安の保険料や補償内容をえらべるセゾン自動車火災保険 の「おとなの自動車保険」への加入をおすすめします。

「おとなの自動車保険」の特長は、年齢別の事故率や走行距離から納得の保険料や補償内容がえらべる点です。また、損保ジャパンの事故対応サービスと連携しており、全国どこからでもサービスを受けられます。

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文審番号:SA2021-2173(2022.3)

おわりに

ガソリン価格は高値圏で推移しており、生活を大きく圧迫して困っている方も多いでしょう。現在はガソリン価格が上がる要因が揃っているため、なかなか価格が下がってきません。

為替が円高に振れる、ウクライナ問題が解決して原油価格が安定することで、ガソリン価格が下がる可能性がありますが、すぐに下がるものではありません。

ガソリン価格が高値圏にある間は、お得に給油する方法を確認しながら少しでも給油コストを抑えましょう。

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