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お金のかからないペット7選!ペットと暮らして生活に癒しを

お金のかからないペット
セゾンのくらし大研究 編集部

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セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

ペットを飼いたいけど、どのくらいお金がかかるか心配…という方は多いと思います。この記事では、ペットを飼うのに何が必要で、どのくらいお金がかかるのかを解説します。また、懐きやすいペットや、手が掛からずお世話しやすいペットもご紹介しますので、ペットを飼いたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

このコラムで分かること

ペットを飼うには、まず、ペット購入時の費用と飼育費用が必要です。そしてペットの種類によっては予防接種や投薬などの医療費が必要になってきます。また、お世話がしやすく、懐きやすいペットは飼いやすくおすすめです。

あまりお金がかからず飼いやすいペットには、ハムスター、ハリネズミ、セキセイインコや文鳥、金魚、フクロモモンガ、デグー、ウサギなどがいます。種類によっては温度管理が必要な場合があるので、そのための設備を準備する必要があります。ペットを飼うときは命を預かっている責任を自覚し、家を留守にする場合は預け先も考慮しましょう。

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お金かからないとはどういうことか

お金がかからないとはどういうことか

そもそも、お金がかからないとはどういうことなのかを説明します。

ペット購入時の費用が安い

ペットショップやブリーダーなどからペットを購入する際に発生する購入費は、動物によってさまざまです。1,000円以内で購入できる場合もあれば、100,000円以上かかる場合もあります。特に珍しい動物や、希少な種類は値が張るものです。ペットの購入費は種類によって大きく異なるため、飼いたいペットの価格相場はしっかり下調べしておくのが良いでしょう。

ブリーダーについて詳しく知りたい方は「ペットショップだけじゃない! ブリーダーから直接子犬・子猫をお迎えする方法」の記事をおすすめします。

飼育に必要な費用が安い

飼育に必要な費用の代表は、餌代です。動物の大きさや種類などにより、餌の値段や食べる量が異なります。餌代がどのくらいかかるのかは、事前に確認しておくことが大切です。また、飼育環境に必要なケージや水槽は最初に購入すれば長く使えますが、暖房器具や水槽のエアレーションなどは電気代がかかります。そして、動物によっては定期的な予防接種が必要です。1回の予防接種や投薬が20,000円前後になる動物もいるので、これらの必要がないペットを選んだ方がお金はかからないといえるでしょう。

お金がかからないペットを選ぶポイント

お金のかからないペットを飼うポイント

いつもの生活にかわいいペットがいれば、それだけで癒されるでしょう。しかし、ペットを飼うにはお金以外の面でも確認しておくべき点があります。それは、なるべく手が掛からず、飼い主に懐きやすいかどうかです。ここではお世話しやすいポイントと、どのようなペットがなつきやすいかを紹介します。

お世話の頻度や内容

毎日ケージの掃除をしたり、毎食餌を用意するのはかなり手間が掛かります。掃除をしたり餌や水を毎回用意することがストレスになってしまっては本末転倒です。ご自身の生活ペースを保ちながら、ペットと楽しく暮らしていくのに大切なポイントとして、掃除や餌やりについてもしっかり確認しましょう。

飼い主に懐きやすいか

ペットがなついてくれると、愛情も深まっていきますが、動物の種類によっては、あまり人に懐かない動物もいます。ウサギ、セキセイインコ、ハムスター、デグーなどは比較的人に懐きやすい傾向があるペットです。

特にウサギは寂しがり屋な一面があり、飼い主に近付いてきて甘えることもあります。芸を覚えたり話したりするセキセイインコを見たことある方も多いでしょう。一方、金魚や熱帯魚はスキンシップが取りづらく、人に懐きにくいとされています。ペットとの暮らしを想像し、ペットとの距離感を考えることも大切です。

ペットにかかる必要な費用とは

では、ペットにかかる費用とは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

購入費

まずペットを購入する代金がかかります。犬や猫に比べると小動物は安く購入することが可能です。ただし、珍しい種類のペットは値段が高くなることがあります。ペットによっては数千~数万円と金額も大きく異なるので、ペットショップのWEBサイトや、店舗などで確認しておくのが良いでしょう。

餌代

餌代は購入時からずっとかかる必要経費です。餌自体の値段の差もありますが、ペットの食べる量によっても変わってきます。ペットショップなどでお店の方に聞いたり、WEBサイトなどで調べたりすることでおおよその餌代が分かるので、調べておくと良いでしょう。

予防接種や治療費

予防接種や治療費

小動物であれば定期的な予防接種や投薬が不要なケースが多いですが、犬や猫のように必要な動物もいます。予防接種によっては1回10,000円を超える場合もあるため、予防接種の必要があるかどうかの差は大きいといえます。また、怪我や病気などで動物病院にかかる場合の費用も、決して安いものではありません。その点から、なるべく病気にかかりにくい丈夫なペットの方が、医療費などがかからないといえます。

犬の治療費の目安について知りたい方は「犬の治療費の目安は? 犬種ごとに年間治療費をチェック!」の記事がおすすめです。

飼育用品

ペットを飼うにあたって、飼育環境を用意しなければなりません。ケージや餌入れ、給水器、トイレなど、ペットによって必要なアイテムはさまざまです。ペットショップでお店の方に聞くなどして必要なアイテムを確認しておくと、飼い始めるときにスムーズに準備できます。

飼いやすい、お金のかからないペット7選

飼いやすく、お金のかからないペットを7種類ご紹介します。ペットの特徴や、購入する際の価格の目安、必要な飼育用品の参考にしてみて下さい。

ハムスター

ハムスター

小動物のなかでも長年人気なのが、つぶらな瞳やモフモフの毛並み、可愛らしい仕草が特徴のハムスターです。手のひらに収まるほどのサイズで飼育スペースも場所を取らず、鳴き声が気になることもないので、マンションやアパートでも飼いやすいのがポイントです。平均寿命は2~3年で、基本的にはケージの中で過ごす動物なので部屋が汚れる心配もなく、お世話がしやすいペットといえます。

 ・購入価格

平均価格は1,000~3,000円ほどですが、種類によっては10,000円を超える場合もあります。

 ・飼育用品

ペットショップによっては、ハムスターの飼育用品セットを取り扱っている場合もあります。ケージ、給水器、巣箱、餌入れなどが必要で、安いものであればすべて揃えても5,000円以内で購入可能です。また、ハムスターの運動不足を解消するために回し車を設置すると、ハムスター自身で運動できて快適に過ごしてもらうことができるでしょう。

ハリネズミ

ハリネズミ

モグラの仲間であるハリネズミは、ちょうど大人の手のひらほどの大きさで、日中はほとんど寝て過ごしています。夜行性で警戒心が強く臆病なのが特徴です。しかし、慣れてくると抱っこさせてくれたり、お腹を撫でさせてくれたりする場合もあります。平均寿命は約3年といわれており、ハリネズミのペースでゆっくりと、コミュニケーションを取りながら慣らしていくことが大切です。

 ・購入価格

平均10,000~30,000円ほどです。ハリネズミの体の色によって値段が異なり、人気のカラーや珍しいカラーになると値段が上がる場合があります。

 ・飼育用品

ハリネズミは運動量が多いため、動き回れるくらい大きめのケージを用意するのがおすすめです。餌入れ、給水器、巣箱をケージにセットし、スペース的に動き回るのが難しい場合は、回し車を付けると良いでしょう。また、ハリネズミは暑さにも寒さにも弱い動物なので、夏場は涼しい部屋で過ごし、冬場はペットヒーターなどの購入を検討することをおすすめします。

文鳥やセキセイインコなど小型の鳥類

インコ

ピンク色のくちばしが特徴的でかわいい表情の文鳥や、色鮮やかな羽がチャームポイントのセキセイインコは、飼いやすく愛嬌があると人気です。また、人に懐きやすく呼んだら近付いてきたり、手や肩に乗ったりするなど、スキンシップも取りやすいのが魅力です。平均寿命は8年程度で、長く一緒に過ごすことができます。

 ・購入価格

ヒナか成鳥かによって多少値段に違いがありますが、ほとんどの場合は10,000円以内で購入できます。

 ・飼育用品

鳥かごにセットする止まり木と、給水器と餌入れが必要です。ただしヒナの間は止まり木に止まれないので、巣箱に新聞紙やクッション材を入れて、スポイトなどで柔らかい餌を与える必要があります。また、寒さに弱いので、保温カバーやペットヒーターを用意すると良いでしょう。餌代は比較的安く、シードとよばれる種子や、ペレットとよばれる粉末状の穀物に栄養を加えたもの、どちらのタイプでも1ヵ月で1,000円程度になります。

金魚

金魚

金魚は、部屋に置いた水槽の中で優雅にたゆたう姿を眺めているだけで癒されると、人気のペットです。個性ある金魚の模様や、水槽自体のレイアウトを楽しむ方も多く、インテリアの一部にもなっています。ただし、水槽をきれいに保つためのお手入れや、水を替えるなどのお世話が必要です。重いものを持つのが苦手な方にはお世話が大変かもしれないので、あらかじめ考慮しておきましょう。

 ・購入価格

金魚は種類によって金額が大きく異なります。金魚すくいなどで見かける和金とよばれる種類であれば、20円前後で購入できる場合もあります。一方で、希少な種類は10,000円を超えることもあるので、よく調べてから購入しましょう。

 ・飼育用品

水槽、水草、エアレーション、エアポンプなど、水槽関連のものは少し高価なものもあります。また、毎月の餌代に加え、エアレーションなどの電気代も必要になってきます。

フクロモモンガ

モモンガ

ペットとしては少し珍しいですが、大きな瞳と、木から木へと滑空するための飛膜があるのがフクロモモンガの特徴です。平均寿命は約10年、神経質で臆病な性格のフクロモモンガですが、幼い頃から育てることで飼い主に慣れやすくなります。

 ・購入価格

平均価格は約30,000~90,000円ほどです。フクロモモンガを扱っていないペットショップも多いので、購入する際はWEBサイトで取り扱いのある店舗やブリーダーを探すとスムーズでしょう。

 ・飼育用品

フクロモモンガは木の上で生活するので、ケージにもある程度の高さがあった方が良いでしょう。クッション性のある床材、登り木、餌入れ、給水器をケージに入れます。また、寒さや暑さに弱いため、寒い時期は暖房器具を設置して寒さ対策をします。ある程度慣れてきたら、暗くて狭いモモンガポーチと呼ばれる、モモンガが落ち着いて過ごすためのポーチを用意しましょう。

デグー

デグー

デグーは賢くコミュニケーション能力や学習能力もあり、愛情をもって育てると人に懐きやすくなるといわれています。平均寿命は約5~8年ですが、糖分を代謝しにくい体質のため、適度な運動と食事管理が必要です。また、鳴き声で感情表現をしてくれるので、一緒に過ごしているうちに、飼い主と意思疎通ができるようになるかもしれません。

 ・購入価格

デグーはカラーが豊富で、毛色や年齢によって5,000~20,000円と価格が変わってきます。購入する際はペットショップやWEBサイトでどのような毛色のデグーがいるか、しっかり確認することをおすすめします。

 ・飼育用品

デグーは脚力があり動き回るのが好きなため、高さのあるケージが良いでしょう。餌入れ、給水器、トイレ、ステップ、巣箱を入れて、回し車やハンモックを付けるのもおすすめです。餌のチモシーという牧草に加え、足りない栄養素はペレットで補充するので、合わせて用意しておくと良いでしょう。

ウサギ

うさぎ

人に懐きやすいとされるウサギですが、さまざまな種類があります。ペットショップで見かける「ミニウサギ」はミックス種で、比較的丈夫で健康な個体が多いとされるものです。名前に「ミニ」とついていますが決して小さいという意味ではなく、成長すれば大きく育つ個体もいます。平均寿命は約7~8年といわれており、鳴くこともないので、マンションなどの集合住宅でも飼いやすいでしょう。

 ・購入価格

ウサギは種類によって、20,000~100,000円と大きく異なる場合があります。また、ペットショップやホームセンターで購入する場合と、ウサギ専門店などで購入する場合でも変わってくるので、事前に調べておくと安心です。

 ・飼育用品

ケージ、餌入れ、給水器、トイレなどの飼育環境用品に加え、ブラシや爪切りなど、お手入れに必要なアイテムがあります。ほかにも、病院に行くときなど移動に使うキャリーケースを用意しておくと、いざというときにスムーズに移動することができます。

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ペットを飼う際の注意点

ペットを飼う際の注意点

最後にペットを飼う際の注意点を確認していきましょう。

温度管理が必要な場合がある

ペットによっては寒さに弱い動物もいます。冬場や夜から朝方などに暖房器具が必要な場合もあります。また、金魚などは水温計で水槽内の温度を一定に保つことが必要な場合もあります。温度管理の手間を考えると、暑さや寒さに強いペットを飼うと安心です。

動物の命を預かるという責任を持つ

手が掛からないペットといっても、大切な命であることに変わりありません。一度飼うと決めたペットは、きちんと飼育環境を管理しながら、責任を持って最期までお世話しなければいけません。ペットを飼うことは命を預かることです。

長期留守にする場合は預け先を検討する

長期留守にする場合は預け先を検討する

旅行や出張などで家を空ける際は、預け先を決めておく必要があります。1日空ける程度なら餌と水を用意し、できるだけ普段の飼育環境にしておけば問題ない場合もありますが、長期間留守にする場合は信頼できるところに預けるのがベターです。小動物を預かってくれるペットホテルもあるので、自宅周辺で探しておくと良いでしょう。

おわりに 

ペットのいる暮らしは日常に明るい変化をもたらし、飼い主を癒してくれます。ただし、ペットは命ある大切な存在であるため、お世話のしやすさや必要費用を考慮してからお迎えし、最期まで責任を持って育てましょう。気になる点がある場合は、WEBサイトなどで確認したり、ペットショップに足を運んでお店の方に聞いてみたりすることをおすすめします。

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