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犬を飼うデメリットって何?メリットも併せて解説|飼いやすい犬種はある?

セゾンのくらし大研究 編集部

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犬を飼いたいと考えた時、あまりの可愛いさに目がくらみ何も考えずに迎え入れてしまうと「何か違う」「こんなはずではなかった」など、飼ってから後悔してしまう方も意外に多いでしょう。この記事では、犬を飼うデメリットについて解説します。

また、犬を飼う心得やメリット、飼いやすい犬種なども紹介します。犬を家族として迎え入れる前に、責任を持って世話ができるのか、今一度考えるためのきっかけになれば幸いです。

この記事のまとめ

犬を飼うことを真剣に考えている場合、飼ってから後悔しないためにも、メリットだけではなくデメリットも把握する必要があります。
犬を飼うデメリットは「長期間家を空けられない」「経済的負担」「毎日の散歩が大変」「抜け毛で掃除が大変」などが挙げられます。こういったデメリットを理解したうえで、犬を家族として迎え入れる準備をしましょう。
そして、初めて犬を飼う方にとっては、どんな犬種が飼いやすいのかを知っておくことも重要です。毛の抜けにくさやしつけのしやすさなどを考えて犬種を選ぶと、比較的スムーズに飼育を開始できるでしょう。ご自身で選ぶのが難しいときは、ブリーダーなどのプロにアドバイスを求めるのもおすすめです。

1.犬を飼うために必要な心構え

犬だけではなく全てのペットに当てはまりますが、ペットとして犬を迎え入れると決めたからには準備や心構えが必要です。まずは、犬を飼うために必要な心構えについて解説します。

1-1.犬が生活できる環境の用意

犬と安心して暮らすためには、犬が生活できる環境の用意が必要です。一軒家ではなく集合住宅の場合は、たとえ「ペット可」であったとしても定められたルールにのっとって犬と一緒に暮らす必要があります。さらに、周辺の住宅への配慮を心がける必要もあるでしょう。

また、犬も人間と同じ命がある動物です。途中で放棄せずに最後まで飼育する覚悟を持たなくてはいけません。犬の平均寿命は14.85歳です。これほど長い期間を犬とともに生活することを考えると、覚悟もなしに飼育するのは無責任といえるでしょう。

1-2.飼うことへの家族の合意

犬を飼うにあたって家族の合意は必須です。間違っても一緒に住む家族の合意なしに勝手に犬を迎え入れるのはおすすめしません。家族構成や生活環境は時間の経過とともに変化します。

転勤や進学などで犬の世話担当に変化があっても、家族全員が「犬も家族の一員」と認識していれば、その時の家庭環境に合った柔軟な対応が可能で、協力し合えます。

また、散歩や餌やりなど、あらかじめ担当やルールを決めておくことでスムーズな飼育ができ、家族間のトラブルも回避できるでしょう。

1-3.世話をするための体力

犬を飼うということは餌やりや散歩、快適な生活空間の維持、毛並みの手入れなど多くの世話をしなくてはいけません。大型犬は力も強く、飼い主の体力消耗は激しくなります。こういった犬の世話をこなすだけの体力と時間が飼い主には必要です。

また、子どもからの希望で犬を飼い始める家庭も多く、子どもが自分で世話をすると約束したのに、数ヵ月たつと犬の世話は親がしているといったケースも少なからずあります。犬が成長したときの大きさや世話について十分考えてから犬を飼うか検討しましょう。

1-4.動物アレルギーの有無

家族の中にアレルギー体質の方がいる場合、犬を飼う前に専門の病院で動物アレルギーの検査をしてもらうのが良いでしょう。

犬を飼い始めてからアレルギーが判明し、飼えなくなるといった事態にならないよう、事前にアレルギーチェックをしておくことが大切です。動物アレルギーを発症する可能性のある時にはどういった対策をするのか、飼う・飼わないも含めて家族みんなで話し合うことが必須といえます。

1-5.しつけをする責任

しつけがされていない犬は問題行動を起こしてしまいます。人間社会の中で犬が生きるには、人間が作ったルールに従わなければなりません。

飼い犬にルールを教えることができるのは飼い主であり、ルールを教える責任があります。犬のしつけはとても根気のいる作業のため、大変と感じる場合も多いでしょう。ご自身でしっかりしつけができているのか不安なときは、ドッグトレーナーなどプロの手を借りるのもひとつの方法です。

人間社会の中で、大切な飼い犬が楽しく暮らせるためにも責任を持ってしつけをしましょう。

2.犬を飼うデメリットは?

ここからは、犬を飼うデメリットについて解説します。

2-1.長期間家を空けられない

毎日世話が必要な犬を飼っている場合、長期間家を空けることはできないでしょう。犬だけでの留守番は安全面などを考えてもおすすめできません。

最近では、犬も一緒に泊まれるホテルもありますが、どうしても連れていけないときにはペットホテルを利用する方法もあります。しかし、犬によっては知らない環境での緊張によりストレスを溜めてしまう場合もあるため、その犬によって対応を考える必要があります。

2-2.飼育費用で経済的な負担が増す

犬を飼うにはドッグフードやおやつなどの餌代をはじめトイレシートやリードなどの日用品まで、身の回りの環境を整えるためにさまざまなものが必要です。

また、ケガや病気の治療費だけでなく、狂犬病予防ワクチンといった予防接種は1年に1回行うことが義務づけられています。これらにかかる費用は経済的な負担が増すといえるでしょう。

2-3.抜け毛で部屋の掃除が大変

室内で犬を飼う場合、室外と違い犬の抜け毛がソファーや洋服について掃除が大変というデメリットも挙げられます。毛が抜けにくい犬種もいますが、基本的には犬は毛が抜けるので掃除が大変です。

そのため、犬の抜け毛に悩むというケースが多くなるでしょう。

2-4.動物臭の染みつき・部屋が汚れる

犬を飼う場合、特有の獣臭がカーテンやソファーにつくことがデメリットといえます。さらに、こぼした餌やよだれ、散歩の時についた土など犬が原因で部屋が汚れるのは日常茶飯事といえるでしょう。

また、かんだり引っかいたりして家具などを傷つけてしまう場合もあり、大切なものは犬の目に入らない場所へ保管するなどの対応が必要です。

2-5.毎日散歩するのが大変

犬を飼ううえで欠かせないのが散歩です。犬は散歩に行けないと運動不足やストレスを溜めてしまいます。飼い主自身が体調を崩していても、天気が悪くとも、基本的に犬の散歩は毎日行いましょう。

散歩の時間は小型犬なら30分程度を目安にします。中型犬や大型犬のようにサイズが大きくなると運動量も増えるため、散歩も30〜60分と長くする必要があるでしょう。

2-6.ボディケアが欠かせない

犬を飼うのに毎日のボディケアが欠かせなくて大変といったデメリットもあります。例えば、ブラッシングは犬の毛や皮膚の健康を維持するために欠かせないお手入れです。お手入れを怠ると毛玉ができたり、皮ふトラブルの原因になったりする場合があります。

また、シャンプーや爪切りといったケアは、飼い主自身で行えれば問題ありませんが、難しい場合は定期的にペットショップなどでお願いする必要があります。そのたびに費用がかかるため、負担と感じる方もいるでしょう。

2-7.犬の鳴き声がうるさい

犬の鳴き声は、大きな音を出す工場と同じレベルの騒音といわれています。犬好きなら気にならなくても、犬が得意ではない方にとっては鳴き声が不快と感じることがあるでしょう。

犬がほえる頻度が明らかに多かったり、10分以上ほえ続けたりする時には注意が必要です。飼い主としての責任が果たせていないため、迷惑がかかると賠償金の支払いを請求されるケースもあります。

2-8.プライベートな時間が減る

犬を飼うのであれば、毎日の世話や散歩をする時間の確保をしなくてはいけません。仕事が終わって疲れていたとしても、飲みに行って帰りが遅くなったとしても、散歩は欠かさず行う必要があります。

また、犬を飼うまでは問題なく取れていた趣味にかける時間も少なくなるため、犬を飼うことでプライベートな時間が減ることを覚悟しましょう。散歩や餌を与えるのに慣れるまでは大変と感じる方も少なくありません。

3.犬を飼うメリット

犬を飼うのにはデメリットがある一方で、もちろんメリットもあります。ここでは犬を飼うメリットについて犬の良さを含めて解説します。

3-1.家族間のコミュニケーションが増える

犬を飼うことで、家族間のコミュニケーションが増えるといったメリットがあります。「今度の休みにドッグランに行こう」「そろそろ餌がなくなる」「トリミングはいつ」など、自然と家族間の会話が多くなるのも犬を飼っている家庭の特徴です。

反抗期の子どもがいる場合でも、犬のことであれば会話を交わすといったケースもあります。ケンカの仲裁をする犬もいるので、家族が仲良くなっていくのも、ごく自然なことといえるでしょう。

愛犬の可愛らしい表情やしぐさで家族が思わず笑顔になり、和やかな雰囲気になるというメリットもあります。

3-2.ストレスが減少する

「アニマルセラピー」という人々の心を癒やすセラピー手法があるほど、動物には癒やしの効果があります。動物と触れ合うことで、ストレスが減ったり心が落ち着いたりした経験のある方もいるでしょう。

家庭で犬を飼うこともアニマルセラピーの一種です。実際にペットを飼っている方は、飼っていない方よりも病院に行く回数が年間で約20%少ないというデータがあります

また、仕事で疲れて帰ってきた時に愛犬が元気よく出迎えてくれるだけでうれしくなり、疲れがとれることもあるでしょう。

参照元:アニマルセラピーとは

3-3.子どもに思いやりの心が育まれる

犬を飼うことで、子どもに思いやりの心が育まれるといわれます。犬と会話することはできないため、犬の表情や行動を見て「何をしたいのか」などをくみ取ることで関係性を構築させるためです。

言葉を持たない犬と接するのは、表情や行動を見て相手の気持ちを察する力や想像する力を育てるのに最適といえるでしょう。

また、犬を飼っている家庭で育った赤ちゃんは、免疫機能が向上し、呼吸器疾患や感染症にかかるリスクが減るという結果が出ているほど、子どもの健康状態を大きく左右します。

3-4.規則正しい生活を送れる

犬を飼うと毎日のお世話や散歩、決まった時間に餌やりをすることで規則正しい生活になるというメリットがあります。

特に、朝の散歩を日課とする場合は自然と早起きになるため、結果的に規則正しい生活が送れます。また、毎日散歩することで、犬だけではなく飼い主が運動不足を解消させたり気分転換になったりする効果も期待できます。

3-5.犬を抱くと幸福ホルモンが増加する 

犬を抱くことで、セロトニンやドーパミン、オキシトシンといった幸福ホルモンが増加するとされています。

母親が生まれたばかりの子どもに母乳を与える時に多量に分泌されるホルモンで、愛情ホルモンや抱擁ホルモンとも呼ばれています。幸福ホルモンは犬を撫でたり犬とアイコンタクトを取ったりすることで、飼い主と犬のどちらにも分泌されることが分かっており、心を落ち着かせて絆を深める作用があるのです。

4.犬を飼うのは室内?室外?

いざ、犬を飼うと決めたとして、犬を室内・室外のどちらで飼うべきか悩む方もいるでしょう。ここでは、室内・室外飼いそれぞれのメリットとデメリットについて解説します。

4-1.室内で犬を飼うメリット

室内で犬を飼う最大のメリットは、一緒にいる時間が増えることでしょう。常に一緒にいるので、必然的にコミュニケーションがとれます。また、目の届きやすい範囲に犬がいるため、しつけや世話をしやすくなる点もメリットです。

さらに、室内で犬を飼うと天候に左右されないので安心できるでしょう。

4-2.室内で犬を飼うデメリット

室内で犬を飼うデメリットは、こまめに部屋の掃除が必須という点です。部屋の掃除を怠ると室内が汚れるだけでなく、動物アレルギーになる可能性が高まります。粘着テープで服やカーペットについた毛を取ったり、掃除機を頻繁にかけたりする手間が面倒と感じる場合があるでしょう。

4-3.室外で犬を飼うメリット

室内が汚れないことが、室外で犬を飼う一番大きなメリットです。部屋の汚れだけでなく、特有の臭いがつく心配もありません。また、昔は番犬として犬が飼われることが多くありました。このように、室外で犬を飼うと番犬になるメリットもあります。

4-4.室外で犬を飼うデメリット

室外で犬を飼うと、急に犬の体調が悪くなった時に気づきにくいというデメリットがあります。夏場は注意深くケアを行わないと熱中症になるリスクも高まります。また、犬をつないでいたリードや首輪が外れ脱走するリスクがあるだけでなく、室外犬は誘拐されるケースもあるため注意が必要です。

5.犬選びのポイント

犬を飼うメリットやデメリットを理解したうえで、犬を迎え入れると決めたら次にすることは犬選びです。犬を飼ってから後悔しないためにも、ご自身のライフスタイルや年齢、体力などに合った犬種を選ぶことが大切でしょう。

また、食費や運動量が大きく変わってくるため、小型犬なのか大型犬なのかによっても選ぶポイントは異なるため、そういった部分を考慮しながら慎重に選ぶ必要があります。

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6.飼いやすい犬種5選

ここからは、比較的飼いやすいとされている犬種について紹介します。

6-1.トイプードル

トイプードルは、明るくて人懐っこい性格が特徴の犬です。さまざまな犬種がいる中でトップクラスの賢さを誇り、物覚えが良いのでしつけがしやすいです。また、抜け毛や体臭が少なく動物アレルギーが出にくいとされている犬種のため、初めて犬を飼う方におすすめです。

6-2.シーズー

シーズーは、協調性がありフレンドリーな性格が特徴の小型犬です。トレーニング次第では、無駄にほえなくなり、留守番も得意なため、室内で飼うのに適しています。また、穏やかで飼い主への愛情が深いともいわれています

6-3.キャバリア

キャバリアは優しく穏やかな性格で、耳が長く垂れ下がっているのが特徴の犬です。社交的な犬種とされており、たとえ相手が初対面でも簡単に触れ合うことができます。さらに、飼い主の性格やライフスタイルに合わせる柔軟性も持っています。

6-4.パピヨン

パピヨンは賢く適応力の高さが特徴的な犬です。友好的で人懐っこい面があるため、信頼関係が築きやすく飼いやすい犬種として知られています。また、基本的にトリミングの必要がなく、お手入れに手間がかからないのも飼いやすいポイントです。

6-5.ミニチュア・ダックスフント

ミニチュア・ダックスフントは朗らかさと順応性を持ち、胴長短足な見た目が特徴的な犬です。飼い主に従順な面があり利口でもあるので、比較的しつけがしやすい犬種とされています。

おわりに 

犬を飼うと、毎日が楽しくなり元気になります。しかし、生き物を育てるということは、その動物の生涯に責任を持つことであり、決して楽しいだけではありません。犬を飼うさまざまなデメリットを理解したうえで、犬を家族として迎え入れる準備をする必要があります。犬と飼い主が幸せに暮らすためにも、この記事を参考に犬を飼うことについてぜひ考えてみてください。

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