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ペットのお墓を自宅に作りたい!その方法やマンションOKなペットの手元供養をご紹介

セゾンのくらし大研究 編集部

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セゾンのくらし大研究 編集部

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家族の一員としてすぐそばにいたペットが亡くなる悲しみは、計り知れないほど大きいものでしょう。大切な家族だからこそ、一緒に過ごしてくれた時間に感謝して、大切にお見送りしてあげたいものです。今回は大切なペットの供養方法のひとつとして、ペットのお墓を自宅に作る方法をご紹介します。庭にお墓を作れない場合の解決策などもお伝えするので、ペットの供養方法についてお悩みの方は参考にしてください。

この記事を読んでわかること

  • ペットのお墓を自宅に建てるといつでもお参りでき、大切なペットを身近に感じられる
  • 私有地である自宅の庭ではペットのお墓が建てられるが、私有地以外では建てられない
  • 自宅にペットのお墓を建てられない場合はペット霊園や樹木葬を検討する
  • 家に充分なスペースがなくても家族のそばで供養できる手元供養もおすすめ
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亡くなったペットのお墓を自宅に建てる方法

亡くなったペットのお墓を自宅に建てる方法

 

今まで一緒に過ごしてきた大切なペットとの別れは受け入れがたいものです。しかし、愛するペットだからこそ丁寧にお見送りをして、気持ちを整理しながらお別れの準備を進めましょう。

それでは大事なペットが亡くなってしまったら、まず何から始めれば良いのでしょうか。

ペットが亡くなったら

ペットが息を引き取ったら、体をきれいに清めてあげましょう。まずはペットがいつも使っていた毛布やタオルを敷いて寝かせます。鼻や口、お尻などから体液や汚物が出て汚れてしまうこともあるため、毛布の下にはペットシートやビニールシートを敷いておくと良いでしょう。

亡くなって2~3時間ほどすると硬直が始まります。足がつっぱったままでは御棺に入らない場合もあるため、前足・後ろ足をやさしく胸に引き寄せるように畳みましょう。目が開いたままであれば、手のひらでそっと目を閉じてあげます。

姿勢を整えたら、ぬるま湯で濡らしたタオルやガーゼをかたく絞って全身を拭いて清めましょう。毛並みを整えたら、敷いている毛布やタオルごと体の大きさに合う箱に寝かせてあげます。夏は特に腐敗が進みやすいため、タオルの下に氷を入れたビニール袋や保冷材を敷いて、さらに頭とお腹を重点的に冷やしてください。

ペットを安置して、気持ちが落ち着いたらお見送りの方法を考えます。お見送りの方法としては、自宅の庭にそのまま埋葬したり、火葬したりするやり方があります。イオンペット株式会社が2020年に行ったアンケートによると、亡くなったペットのうち7割以上が火葬して供養したという回答結果でした。このように、ペットの火葬も一般的となってきています。

自宅にお墓を建てても問題ないの? 

愛するペットをそばに感じられ、いつでもお線香をあげてお参りできるという理由で庭にお墓を作る方も多くいます。しかし、自宅の庭にペットのお墓を作っても問題ないのでしょうか。

人が亡くなったときには、宗教や公衆衛生、公共福祉の観点から墓地埋葬法というルールが定められています。

そのため、人間の場合は定められた場所以外での火葬や納骨、埋葬ができません。また、定められた施設で埋葬などを行う場合でも、市町村長の許可証が必要になります。

一方で、ペットの埋葬に関する法律はないため、自宅の庭に埋葬しても問題はありません。

自宅に手作りのお墓を建てる方法

自宅に手作りのお墓を建てる方法

自己所有の戸建ての自宅であれば、庭にペットのお墓を作ってあげることが可能です。ここからは実際にお墓を作る方法を確認していきましょう。

1.お墓を建てる場所を決める

まずはお墓を建てる場所を決めます。お墓を建てるのに適している場所は、ある程度の広さや深さが確保でき、なおかつ水はけが良く湿気がたまりにくい場所です。ペットを庭に埋葬する際には、風雨や野生動物によって荒らされてしまわないように充分な深さに埋めてあげる必要があります。

また日当たりや風通しが悪い場所は、カビが発生しやすくなります。心地の良い場所で安らかに眠ってもらうためにも、日の当たる風通しの良い場所を選んであげましょう。

2.穴を掘る

お墓の場所が決まったら、スコップなどを使って穴を掘っていきます。遺骨が露出しないためにもある程度深い穴を掘る必要があります。火葬せずそのまま土葬する場合は、最低1mほどの深さを目安に穴を用意すると安心です。

3.遺骨を安置し、土をかける

穴を掘ったら遺骨を安置します。より早く土に還してあげるためにも、遺骨は骨壺から取り出し、綿やシルクなど自然に還る素材の布に包んで埋葬します。骨壺ごと埋めてしまうと内部でカビが発生する原因にもなるので注意しましょう。

4.墓石を建てる

埋葬したところに墓石を建てると、お墓の位置もわかりやすくなるため、お花やお線香を備えるなど日々のお参りもしやすくなります。お墓の周りを石や花で囲むなど手作りをしても良いでしょう。

ペット用の墓石はさまざまな種類がある

ペット専用の墓石は名前などが刻まれたプレートが主流ですが、ペットの姿を思わせる人形型や人間のお墓のように立体的なデザインのものまでさまざまです。石材店で取り扱いがある他、ネットショップでも注文できます。人間のお墓に比べて使用している石材が少ないため、比較的手ごろな値段で手に入るでしょう。

参照元:イオンのペット葬「ペットライフ知恵袋」|ペットが亡くなった後、火葬する人は約76%!? 葬儀屋さん|ペットのお墓を自宅に建てるときの注意点や基本的なマナーについて

ペットのお墓を自宅に建てられる条件とは?

ペットのお墓を自宅に建てられる条件とは?

 

大切なペットをご自身で埋葬して供養できるのが、自宅にお墓を建てるメリットといえます。しかし、条件に合っていない土地にお墓を建ててしまうと、思わぬトラブルにつながりかねません。大事なペットが安らかに眠るためにも、事前にお墓が作れる条件を確認しておきましょう。

ペットのお墓を建てるのに向いている私有地を持っている場合

水はけや日当たり、風通しが良く、充分な広さがある自宅の庭であれば、お墓を建てるのに向いています。しかし自宅であっても、自己所有の戸建てではない場合は状況が異なります。当然、アパートや社宅など借りている物件の敷地内の土地は、大家さんや管理会社のものなので、自由に使える権利はありません。

これは分譲されているマンションであっても同じです。マンションの敷地は区分所有者である他の住人全員との共有部分であるため、たとえペットが飼育できる物件であっても勝手にペットを埋葬することは許されないのです。

私有地を持っていて引っ越しの予定がない場合

自己所有している戸建ての自宅であれば私有地となるため、ペットのお墓を建てることは可能です。しかし、庭に遺骨を埋葬してお墓を作った後に引っ越しの予定ができてしまうと、引っ越し先へお墓を移動することはできません。

大切なペットをその土地に置いていくことになってしまうので、今後引っ越すことにならないか、じっくりと考えましょう。

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自宅にお墓が作れない人はペットの供養をどうすべきか?

自宅にお墓が作れない人はペットの供養をどうすべきか?

それでは、先述した条件に合わない場合はどうしたら良いのでしょうか。ここからは自宅の庭にお墓が作れない場合の解決策についてご紹介します。

ペット霊園や納骨堂に埋葬する

火葬した遺骨を庭に埋葬できない場合は、ペット霊園や納骨堂を利用して供養する方法もあります。ペット霊園では人間の墓地のようにペットのお墓を建てたり、人間と同じように埋葬したりすることが可能です。

2010年に環境省が行った全国ペット霊園協会へのヒアリングによると、全国にあるペット霊園は600ほどにもなるといいます。このように数多くあるペット霊園ですが、霊園ごとに考え方が異なります。そのため、大切なペットを思い描いた方法でお見送りするためにも、供養方法やセレモニーの有無など、比較検討して納得できる霊園を選んでください。

散骨や樹木葬で埋葬する

ペットを自然に還してあげたいと思う飼い主さんも多いでしょう。しかし、軽率に普段の散歩コースに散骨したり、樹木の根元に埋葬したりしてしまうと、さまざまなトラブルの原因になる恐れがあります。

ペットの散骨を規制する法律はありませんが、散骨することを良く思わない方がいるのも事実です。また、自治体の条例によっては環境への配慮から、散骨自体が許されていないケースもあります。そのため、散骨を検討する際には自治体の条例を確認し、マナーや常識を考慮して進めるのが重要です。

自然に還すという方法でおすすめしたいのは、霊園に依頼して行う樹木葬です。霊園での樹木葬は1本のシンボルツリーのもと他の遺骨と一緒に埋葬されるタイプや、それぞれの区画が設けられているものなど、供養方法にも種類があります。

人間の樹木葬に比べるとペットの樹木葬を受け入れている霊園には限りがありますが、専門の施設で埋葬後も管理してくれる方がいるなど安心して供養できるでしょう。

手元供養する

自宅の庭にお墓を作ってあげられない場合は、身近で供養できる手元供養もおすすめです。手元供養とは、自宅に遺骨を祀る祭壇を作ったり、遺骨を納めたアクセサリーを持ち歩いたりする供養方法です。

火葬した遺骨をさらに細かく粉骨し、小さな骨壺やアクセサリーに入れて祀ります。大きなスペースを必要としない供養方法なので、自宅の庭にお墓が作れなくても身近で大切なペットを供養してあげられます。

参照元:環境省|第6回動物愛護管理のあり方検討小委員会ヒアリング結果の概要 (2~3P)

ペットの供養が室内でできる手元供養

ペットの供養が室内でできる手元供養

 

このように、大切なペットをいつでもそばに感じられる手元供養は、マンションやアパートなど自宅に広いスペースがなくても供養してあげられるのが魅力です。

ペットの手元供養を選ぶ人が増えている

冠婚葬祭事業を行っている株式会社サンセルモによる2023年の調査では、ペットの飼育経験のある方のうち、72.9%がペットも人間の家族と同等の存在であると回答しています。

このように、ペットの存在は「飼う」という距離のあるものから、「共に暮らす家族」へと変わってきています。そのため、家族の一員であるペットが亡くなった場合も人間と同様に大切に見送りたい、と考える方が増えてきているのでしょう。

しかし、大切なペットを家族のそばで供養してあげようにも近年の住宅事情から、「自宅に埋葬できる庭がない」「引っ越しするかもしれない」といった悩みも。手元供養はそのような悩みを解決し、大切なペットを身近に感じながら生活できる供養方法として増加傾向にあります。

手元供養のメリット

手元供養の最大のメリットは、大切なペットをいつでもそばに感じられるという点でしょう。特に、大切なペットがいなくなってしまった喪失感から、無気力になってしまう「ペットロス」に陥ってしまう方も少なくありません。

手元供養で毎日話しかけたり大好きだった餌をお供えしたりすることで、いなくなってしまったペットをより身近に感じられるので、その悲しみを少しずつ癒せるのです。

ペットの手元供養にぴったりのメモリアルグッズをご紹介

最近では、お仏壇や骨壺に見えないようなデザインの仏具も多く販売しているため、洋室でも違和感なく供養するスペースを設けることができます。

特に、ペット用のメモリアルグッズは比較的小ぶりなので、スペースも大きく取られません。家族がいつも過ごしているリビングやベッドルームに飾ってもインテリアとなじむので、生活の一部として供養してあげられます。

また、キーホルダーやアクセサリーとして持ち歩けるアイテムも、多数販売されています。小さなカプセルやチャームのなかに遺骨や遺灰を入れ、ふだんのアクセサリーと同じように身につけられるので、大切なペットを身近に感じることが可能です。

大切なペットの供養にペットメモリアルをご活用ください

くらしのセゾンでも、愛するペットとの思い出をかたちにするメモリアルグッズを、バリエーション豊かにご用意しています。和室洋室問わずスタイリッシュに飾れるコンパクトなお仏壇や、小さな庭園のような室内用墓石セットなど、高級感のあるデザインから選ぶことができます。また、場所を取らないミニサイズも販売しています。大切なペットを丁寧に供養してあげるのにおすすめです。

ペットメモリアルの詳細はこちら

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参照元:ペット葬儀はsorae(ソラエ) | ペットの家族化に対する意識調査結果、72.9%がペットは家族と同等と回答 | 

おわりに 

愛するペットを亡くした喪失感のなか、お墓や供養方法をどうするか考えるのは大変なことでしょう。しかし、一緒に過ごしてきた大切な家族だからこそ、感謝を伝えながら丁寧にお見送りできれば、悲しみも少しずつ癒せるのではないでしょうか。ご自身の思い描いた方法でお見送りできるよう、納得できる供養方法を見つけて愛するペットをお見送りしてあげてください。

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