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ペット保険って入ったほうがいいの? ペット保険のしくみと選び方

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提供元:みんなのブリーダー/みんなの子猫ブリーダー

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提供元:みんなのブリーダー/みんなの子猫ブリーダー

日本では一般的なペットショップでの生体販売が、欧米では当たり前ではなかっ たことに深い衝撃を受けた創業スタッフ。子犬・子猫に負担のかかる販売・流通 方法を改め、欧米同様にお客様がブリーダーを直接訪問して子犬を迎える方法 を、日本でも浸透させたいと考えました。 2010年にペットと飼い主のマッチングサイトである『みんなのブリーダー』をオープ ン、翌年2011年には『みんなの子猫ブリーダー』を立ち上げました。子犬・子猫に 優しい販売・流通の改革を目指す当サイトは、多くのお客様の支持を受けて、 2022年7月時点で、犬猫合計で22万件の縁結びを実現しています。

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みなさんは、ペット保険の加入について考えたことはありますか? 近年、大切な家族であるワンちゃん、猫ちゃんのためにペット保険に入る方が増えています!ここではペット保険が必要なのかどうか、また自分に合ったペット保険の選び方などについて、シンプルかつ簡単に解説します!

ペット保険とは

子犬と子猫

ペット保険とは、大切なペットが病気やけがをしたとき、通院・入院・手術などにかかった費用を限度額または一定割合の範囲内で補償する保険です。また主な補償内容に加えて、特約としてペット賠償責任がん手術保険といったオプション契約を選べるというのが、一般的です。

(図)ペット保険の一般的な補償内容

補償対象外●ワクチン接種 ●避妊・去勢手術 ●保険加入前の治療 ●健康診断

ペット保険って必要なの?

診察を受けるミニチュアダックス

ペットの医療には公的な保険制度がなく、医療費はすべて自己負担となります。ペットたちの平均寿命が伸びる一方、高齢化に伴い医療費は増加しています。

ペットの治療にかかる費用はどれくらい?

実際のところ、ペットの治療にかかる費用はどれくらいなのでしょうか。ペット保険シェアNo1のアニコム損害保険株式会社が行った調査によると、病気やケガによる年間治療費は、犬がだいたい40,000~60,000円、猫が20,000~30,000円です。ただし、手術や入院などが必要になった場合には一度に数十万円がかかることも珍しくありません。

(表)犬・猫にかかる1年間の平均治療費

2018年度2019年度
56,691円44,869円
29,631円23,919円

大型犬になるほど治療費はかさむ?

犬の場合、大きさに準じて治療費が高くなる傾向にあります。大型犬特有の疾患や治療の負担、投薬の量などが関係していると考えられます。

(表)犬の大きさ別にみる年間費用(2020年度)

小型犬中型犬大型犬
64,628円79,722円54,943円

参考:ペットにかける年間支出調査2020

年齢によって高まる治療費

ペットはどのくらいの確立で病気になったり、けがをしてしまうのでしょうか。疾病にかかる割合のことを罹患率といいますが、年齢によって大きく差が出ることがわかっています。子犬・子猫である時期、0歳の罹患率が高めですが、成犬・成猫になるといったん下がります。

しかし、中年期に差し掛かる6・7歳ごろからは罹患率が上昇し続ける傾向にあります。それに伴い、年齢が上がるにつれ治療費も上がってしまうのです。

グラフ1 【犬の年齢別の年間治療費】単位=円 

 ※中央値…データを小さい順に並べたとき中央に位置する値 
               出典:「アニコム 家庭どうぶつ白書 2019」より作成
                 

グラフ2 【猫の年齢別の年間治療費】単位=円

                 出典:「アニコム 家庭どうぶつ白書 2019」より作成

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ペット保険選びのポイント

撫でてもらっている犬

愛犬・愛猫に合ったペット保険選びをするには、どうすればいいのでしょうか。「補償内容」と「保険料」のバランスがいい、「加入条件」を満たせる、「加入特典」が充実しているなど、のチェックポイントは人間の保険と同じです。ペットの場合、種類や大きさ、年齢によって罹患率や「かかりやすい病気」が変わってきます。自分の愛犬・愛猫の場合はどうなのか、チェックしたうえで補償内容や特約を選ぶといいでしょう。加入前の病歴やけがの具合によっては、加入条件が設けられていることもあります。

check 1.補償の割合で選ぶ

ペット保険の主な補償内容には、通院・入院・手術の3つがあるとお伝えしました。これらの補償において、30%、50%、70%、100%などと補償割合を選べる商品もあります。補償割合が高くなればなるほど保険料も上がりますが、その分治療費が発生する事態では強い味方となるでしょう。

check 2.補償制限の内容で選ぶ

注意しなくてはならないのが、補償内容には支払限度額が定められていることが多く、1回当たりの補償限度額や1年間での日数制限・回数制限などが定められているということです。ここを理解していないと、想定外の自己負担金に戸惑うことにもなりかねませんので、気をつけましょう。

主な補償制限の内容

補償内容単体補償制限日数/回数制限年間補償制限
通院補償1回の通院に対する支払限度額1年間の通院日数1年間の合計額(各補償合算)
入院補償入院1日に対する支払限度額1年間の入院日数1年間の合計額(各補償合算)
手術補償1回の手術に対する支払限度額1年間の手術回数1年間の合計額(各補償合算)

check 3.特約で選ぶ

上記の主な補償に加え、特約をつけることでさらに充実した補償にすることができます。最近ではペットががんを患うケースも増えており、がんに対する補償を厚めにする商品も注目されています。ペットの賠償責任に対する特約のある保険会社は多く、トラブルに備えたい人におすすめです。

ペット保険特約の例

ペット賠償責任他人や物に損害を与えるなどして法律上の賠償責任が生じたとき
所定の保険金が支払われる
がん手術がんで手術を受けたときに手術給付金に上乗せして
所定の保険金が支払われる
葬祭・セレモニーペットがなくなった後の火葬や埋葬の費用、
供養のための仏具購入
に対して所定の保険金が支払われる
高度後遺障害障害によってペット用車いすなどの補助器具を購入したとき
所定の保険金が支払われる
診断書費用保険金を請求するために診断書を作成する費用がかかったとき
所定の保険金が支払われる

check 4.お得な割引制度で選ぶ

家計への負担を少しでも軽くするために、お得な割引制度はぜひ利用したいところ。多頭飼い割引無事故割引のほか、各保険会社で用意している割引制度をチェックするといいでしょう。

継続割引同じペットの保険商品を次年度も継続して契約すると、
次年度の保険料が割引になる
無事故割引前年に保険金の支払いがなかった場合、次年度も継続して契約すると、
次年度の保険料が割引になる
インターネット割引インターネットから契約すると、保険料が割引になる
多頭割引同じ契約者から2頭以上のペットが加入する場合に
保険料が割引になる
マイクロチップ割引保険に加入するペットにマイクロチップを装着している場合に
保険料が割引になる

check 5.付帯サービスで選ぶ

ペット保険各社では、加入者にうれしい付帯サービスを用意していることが多く、その付帯サービスの充実度も、加入を決めるポイントになっています。とくに獣医師に相談できるサービスは通院を迷うときや、愛犬・愛猫が急に体調を崩したときなどに役立ちます。

獣医師の無料相談電話で獣医師への健康相談が受けられる
病院検索サービス動物病院を簡単に検索、評価もチェックできる
健康診断サービス検査キットでペットのうんちを採取し送ることで、健康チェックをしてくれる
ペット関連の施設・店舗の
優待サービス
保険会社と提携している施設やお店で優待サービスが受けられる

まとめ

ここまで、ペット保険の必要性や保険商品の選び方についてご紹介しました。愛するペットには、病気やけががないのが一番ですが、一生の付き合いとなる以上、もしものことも考えなくてはなりません。

ペット保険に入り、気軽に診療に行けるようになることで、少しでも健康寿命を延ばしてあげられたらいいですよね。どの補償・サービスを重視するかを考えて、自分に合ったペット保険を一度検討してみてはいかがでしょうか。

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