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家庭用サウナを導入したら電気代はどれくらい?ランニングコストをご紹介

家庭用サウナを導入したら電気代はどれくらい?ランニングコストをご紹介
セゾンのくらし大研究 編集部

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近年、「ととのう」と人気を集めているサウナですが、実は家庭用サウナを導入したい方が増加していることをご存じでしょうか。しかし、家庭用サウナを導入したいと思っても、どれを選べば良いのか分からないという方も多いかもしれません。導入費用やランニングコストも気になるところです。

この記事では、家庭用サウナを導入したい人が増えてきている背景や家庭用サウナの種類、導入費やランニングコストについて解説します。家庭用サウナを購入するメリットとデメリットやおすすめの家庭用サウナについてもご紹介しますので、家庭用サウナに興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
(本記事は2024年2月28日時点の情報です)

この記事を読んでわかること
  • サウナの多様な楽しみ方を背景に、家庭用サウナの導入を検討する方が増加傾向
  • 家庭用サウナのストーブは電気式遠赤外線ストーブ、電気式対流ストーブ、薪ストーブの3種類
  • 家庭用サウナの設置には、初期費用の他ランニングコスト、その他維持費がかかることに注意
  • 家庭用サウナを設置するなら、ロウリュも楽しめる国産の後付けサウナの「My Sauna」がおすすめ
家庭用サウナ「マイサウナ」

家庭用サウナを導入したい人が増加中

家庭用サウナを導入したい人が増加中

サウナは健康に良い、リフレッシュできるとサウナ愛好家が増えている近年、サウナ施設に通うだけではなく家庭にサウナを設置する方も増加中です。

家庭用サウナのブーム到来ともいえる背景にはどのようなことがあるのか、詳しく見ていきましょう。

家庭用サウナのブームが到来?

漫画を原作としたテレビドラマをきっかけに「ととのう」(サウナ、水風呂、休憩を繰り返すことによって起きるランナーズハイのような気持ち良い状態)が流行語となるほどのサウナブームが到来し、サウナの楽しみ方が一気に世に広がりました。

しかし、コロナ禍の影響で、密室に複数人がこもって利用するサウナはまさに「密」そのものとされ、感染拡大を防ぐため多くのサウナ施設が長期休業を余儀なくされました。その結果、サウナ愛好者たちは行き場を失いました。このような背景もあり、予約制のプライベートサウナ施設が増加し、アウトドアブームも相まってテントサウナも着実に流行の兆しを見せ始めました。

このようなサウナの楽しみ方が生まれたことから、家庭にサウナを設置する「家庭用サウナ」が人気を集めています。サウナ付きマイホームを建てる方が大手メーカー、地方工務店でも増えてきており、ドライサウナ付き一戸建て住宅の提案を行う会社も増えてきました。家庭用サウナのブームが到来しつつあるといえるでしょう。

関連記事:家にサウナが欲しい!家庭用サウナを屋内や屋外に設置する方法やコストをご紹介

家庭用サウナの導入費やストーブの種類をご紹介

家庭用サウナの導入費やストーブの種類をご紹介

人気を集めつつある家庭用サウナですが、まず気になるのは導入費やランニングコストがどれくらいかかるかという点ではないでしょうか。導入費は家庭用サウナの種類によって異なるので注意が必要です。また、ランニングコストを検討するためにも、家庭用サウナのストーブの種類をあらかじめ把握しておきましょう。

ここでは、家庭用サウナの種類別の導入費用と、ストーブの種類について解説します。

家庭用サウナの種類別の導入費について

一口に家庭用サウナといっても種類は様々です。中には、ロウリュ(サウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させること)が可能なものもあります。家庭用サウナの作り方とかかる導入費の目安は以下の通りです。

  • ベランダに設置するテントサウナ

特徴:設置が簡単で熱気や蒸気が室内に広がらない。ストーブの種類によってロウリュも楽しめる
導入費の目安:20万円~

  • 屋内据置型ボックスサウナ

特徴:サイズや方式が豊富で、大きく分けて遠赤外線サウナとドライサウナがある。ロウリュができるサウナもある
導入費の目安:40万円~

  • 庭に設置するサウナ小屋

特徴:小型のログハウスキットやバレルサウナを購入して作るタイプ。対応ストーブを選べばセルフロウリュも可能
導入費の目安:100万円~

  • ユニットバスリフォームによるミストサウナ

特徴:自宅のユニットバスをリフォームし、オプションでミストサウナを選ぶ。天井の換気扇とセットなのでスペースが不要
導入費の目安:120万円~

  • リノベーションによる埋込型サウナ

特徴:屋内に本格的なサウナが作れる。間取り変更で水風呂も含めた動線を作ることが可能
導入費の目安:500万円~

家庭用サウナのストーブの種類

続いて、家庭用サウナに使われるストーブの種類とそれぞれの特徴をご紹介します。

【家庭用サウナのストーブの種類】

  • 電気式遠赤外線ストーブ
  • 電気式対流ストーブ
  • 薪ストーブ

電気式遠赤外線ストーブ

電気式遠赤外線ストーブは、放射熱によって温める方式です。設定温度は60℃前後と比較的低めとなっています。比較的安価な家庭用サウナに多いタイプのストーブです。

遠赤外線は人体に直接吸収されやすいので効率的に汗をかくことができますが、サウナ施設のドライサウナに慣れている方にとっては物足りないかもしれません。

電気式対流ストーブ

電気式対流ストーブは、温めた石の輻射熱によってサウナ内の空気を温めるタイプが主流です。室温は80~100℃前後が目安で、サウナ施設の高温ドライサウナと同じような感覚を楽しめるでしょう。

本格的な家庭用サウナで使われることが多く、ロウリュができるストーブを選べるのもメリットです。

なお、電気式サウナストーブを選ぶ場合は、PSEマークを取得しているものを選びましょう。PSEマークとは、電気用品安全法で定められた安全規格を満たしていることを証明するマークです。

薪ストーブ

薪ストーブは木材を燃やして室温を高める方式で、昔ながらの本格的なサウナ室を作りたい方に人気のタイプです。

電源が不要なのが大きなメリットですが、屋内での使用は消防法の規制により難しく、煙が発生するため屋外に設置するテントサウナやバレルサウナで使われます。薪の用意が必要なこと、温度調節が難しいことから運用のハードルは高めです。

家庭用サウナのランニングコストとは?

家庭用サウナのランニングコストとは?

家庭用サウナを導入する場合、導入費だけでなくその後のランニングコストもかかる点に注意が必要です。

ここでは、家庭用サウナのランニングコストについて解説します。

家庭用サウナの種類とそれぞれにかかる光熱費は?

家庭用サウナに使われるストーブは電気式遠赤外線ストーブ、電気式対流ストーブ、薪ストーブの3種類ですが、ここでは種類ごとにかかる電気代や薪代などの光熱費がどのくらいかかるのか見ていきましょう。

10~30代の男女を対象に2023年11月に行われた「サウナの頻度に関するアンケート」では、「どれくらいの頻度でサウナに行きますか?」という問に対し、数か月に1回という回答が約50%、次いで多かったのが週に数回(2~4回)で約14%という結果でした。

そこで、ここでは週2~3回程度利用するケースを想定し、電気代は東京電力の電気料金を用いて算出します。また、サウナに入る時間は5~12分程度が多いため、この点を考慮して光熱費を算出してみましょう。

電気式遠赤外線ストーブ

電気式ストーブの場合、燃焼開始から30分程度で十分な温度まで温まります。200Vで4.5kwの電気ストーブを1時間使用する場合、電気代の目安は電気基本料金を除いて120~140円程度です。週2~3回サウナに入るとすると、週に240~420円、月に960~1,680円となります。

ただし、初期に100Vから200Vへの電気変換工事、配線工事を行う必要があるので、別途10~13万円程度の工事費が必要です。

電気式対流ストーブ

電気式遠赤外線ストーブと同様です。

薪ストーブ

薪ストーブの場合、1時間当たり1~2㎏の薪が必要です。コストは購入先にもよりますが、1時間当たり100~160円程度を目安にすると良いでしょう。ただし、着火剤などの費用は別にかかります。

薪の乾燥度合いや外気温によって変動はありますが、燃焼開始から30~60分程度で十分な温度まで温まります。週に2~3回サウナに入る場合、週に200~400円、月に800~1,600円程度と見積もっておきましょう。

その他維持費

家庭用サウナには、設置方法やストーブの種類によってメンテナンス費用や部品交換、修理費などがかかります。

例えば、屋外設置型のバレルサウナの場合、定期的な木材パーツの外観チェックや、屋根や壁へ防水防腐処理、ストーブや煙突の掃除が必要です。また、屋内用のサウナの場合も、ストーブの故障などがあれば部品交換修理代がかかります。

こうした維持費がランニングコストとしてかかる点も、家庭用サウナ導入時にあらかじめ把握し、検討材料にしてください。

家庭用サウナを購入することのメリット

家庭用サウナを購入することのメリット

家庭用サウナを購入することには、以下のようなメリットがあります。

【家庭用サウナを購入するメリット】

  • サウナ施設に頻繁に通う方にとっては経済的
  • いつでも好きなときに利用できる
  • 思いっきりくつろげる

それぞれのメリットについて解説します。

サウナ施設に頻繁に通う方にとっては経済的

一般的に、サウナ施設の利用料金は1,000円~2,000円前後が相場です。1回あたりはそれほどでもないと思うかもしれませんが、頻繁にサウナに入りたい方にとっては、月単位・年単位で考えると利用料金が高くつくでしょう。

この点、家庭用サウナなら最初の導入費用はかかりますが、その後のランニングコストはそれほどかからないので経済的です。利用料金を気にせず、朝・夕1日2回入るなど、サウナの楽しみ方も広がります。

いつでも好きなときに利用できる

思い立ったときにサウナに入れないのは、サウナ好きにとってストレスになるでしょう。早朝や深夜などは閉まっているサウナ施設も多いです。中には24時間営業のサウナ施設もありますが、近くにない、深夜料金が高いなど利用しにくいかもしれません。

しかし、家庭用サウナを自宅に設置すれば、24時間いつでも好きなときにサウナを楽しめるのは非常に大きなメリットです。また、サウナ施設が近くにない場合にかかる移動の手間や交通費も気にする必要はありません。

思いっきりくつろげる

サウナ施設では待ち時間が発生することも多く、せっかく気持ちよく汗をかいたのに水風呂の順番を待っている間に身体が冷えてしまうケースも少なくありません。その点、家庭用サウナなら、夜のピークタイムや週末などの混雑も気にせず自分のペースで楽しめます。

また、サウナ施設では、室温が一定に決められていて、自由に調節できないことがほとんどです。人の出入りやマット交換・換気の後などは室温が下がってしまうことも多いです。家庭用サウナなら、その日の体調や気分に合わせて自分好みの温度設定に調節できます。

混雑のストレスもなく自分好みの温度設定で思いっきりくつろげるのは、家庭用サウナならではのメリットです。

関連記事:自宅でサウナ体験!お風呂で“ととのう”方法やおすすめアイテムを紹介

家庭用サウナを購入することのデメリット

家庭用サウナを購入することのデメリット

家庭用サウナには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。導入前にデメリットも把握しておき、総合的に判断することが大切です。

家庭用サウナを購入することのデメリットは、以下の通りです。

【家庭用サウナを購入するデメリット】

  • 導入費がかかる
  • 設置スペースが必要
  • お手入れをする必要がある

それぞれについて解説します。

導入費がかかる

前述のように、家庭用サウナを設置する際には、導入費がかかります。長い目で見れば節約効果を得られますが、ある程度の初期費用がかかることは覚悟しておかなければなりません。

例えば、テントサウナやボックスサウナで数十万円~、リフォームやリノベーションをして設置するなら100~300万円、500万円以上かかるケースもあります。また、電気ストーブ設置のために電気の変換工事や配線工事の費用も想定しておくことが必要です。

設置スペースが必要

家庭用サウナを設置する際には、それなりの設置スペースが必要です。テントサウナならベランダに設置できるなどそれほどスペースを取りませんが、バレルサウナや多人数のサウナ小屋、屋内のサウナ室などは、庭や室内にかなりのスペースがないと設置は難しいでしょう。

また、スペースだけではなく環境を整える手間もかかります。例えば、消防法では天井の温度が110℃を超えてはいけないと定められています。あまり高温になるものだと火災などの恐れがあるため注意しなければなりません。加えて、電気式ストーブを入れる場合は電気用品安全法をクリアしたPSEマークが付いたものを選ぶなど、安全にも配慮する必要があります。

お手入れをする必要がある

家庭用サウナはサウナ施設と異なり、準備や片付け、そしてメンテナンスも自分で行わなければなりません。メンテナンスの内容としては、カビ予防や木材のひび割れ防止などのお手入れが挙げられます。

特に、ロウリュを行うと湿度が上がるため、長期に使用せずに放置するとカビの発生は避けて通れません。また、屋外のバレルサウナの場合は、雨による腐食のための防腐加工やカビ予防のための加工が施されており、加工の種類によっては初期費用が大幅に上がってしまうケースもあるでしょう。

家庭用サウナはMy Sauna(マイサウナ)がおすすめ!

家庭用サウナはMy Sauna(マイサウナ)がおすすめ!

家庭用サウナに憧れているけれど、どのメーカーのサウナが良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

おすすめなのが、国産家庭用サウナの「My Sauna(マイサウナ)」です。

My Saunaがおすすめの理由

ここでは、My Saunaの具体的なおすすめ理由をご紹介します。

【My Saunaのメリット】

  • 家具のように組み立てて置くだけで利用できる設置型サウナ
  • 設置時間は最短60分~
  • 屋外型・室内型・バレル型など好きなタイプを選べる
  • スペースに合わせて一人用から多人数用まで選択肢が豊富
  • ロウリュも楽しめる本格派のストーブを採用
  • 国内工場で生産された安心の日本製
  • 「くらしのセゾン」によるアフターフォローも充実

それぞれについて解説します。

家具のように組み立てて置くだけで利用できる設置型サウナ

My Saunaは、まさに「置くだけ」で家具のように設置できる後付け家庭用サウナです。賃貸マンションや戸建て、庭や屋上など、どこでも好きな場所に設置できます。旅館やホテルでも人気のサウナです。

設置時間は最短60分~

My Saunaは工事なしで設置できます。そのため、設置時間が最短で60分からと非常に手軽な点も大きなメリットです。エレベーターからの搬送も可能で、湿気も木材から外にあまり出ず、加湿器よりも抑えられます。

屋外型・室内型・バレル型など好きなタイプ選べる

My Saunaは、以下のタイプから好きなものを選べます。

  • 屋外BOX TYPE
  • 屋内BOX TYPE
  • BARREL TYPE(バレル型)

スタンダードな家庭用モデルなら1㎡から展開しており、防腐コーティングと屋根付きで屋外でも使用できるタイプ、バレル型のスタイリッシュなタイプもあります。オーダーカスタマイズも可能です。

ロウリュも楽しめる本格派のストーブを採用

My Saunaは、最高温度110℃のハイパフォーマンスでロウリュも楽しめる本格派のストーブを採用しています。好みによりますが、75℃を目安にロウリュを行い、サウナ施設と遜色なく楽しむことが可能です。

自社開発に成功したことで、メンテナンスや保証体制の強化が可能になりました。8時間オンタイマーと8時間オフタイマーを完備しており、PSEマークも取得しています。

福岡県大川市の木材加工会社と提携した日本製

My Saunaは、福岡県大川市の木材加工技術者と提携し、国内工場で生産された安心の日本製の家庭用サウナです。大川市は家具の生産量日本一のまちで、世界に誇る高い木材加工技術で知られています。

長年の加工技術と感覚を活かし、組み立て後を見据えた設計・加工ができるため、製品の良さに磨きがかかるのもMy Saunaの魅力です。

「くらしのセゾン」によるアフターフォローも充実

安心のアフターフォローサービスも充実しています。セゾンカードでおなじみのクレディセゾングループの「くらしのセゾン」と提携し、全国対応のアフターフォロー体制を構築。電気工事や、その他の付随工事の実施も可能です。

My Saunaの詳細はこちら

家庭用サウナ「マイサウナ」

おわりに 

サウナブームを背景に、自宅に家庭用サウナを設置したいと考える方も増えてきました。家庭用サウナには、頻繁にサウナに通う場合の利用料と比べて経済的で、いつでも好きなときに利用でき、好きなようにくつろげるなど多くのメリットがありますが、初期費用やメンテナンスが必要なことなどデメリットもあります。

ランニングコストも含めて自分に合った家庭用サウナを検討していただき、充実したサウナライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。どのサウナが良いか迷った場合は、後付け可能な国産家庭用サウナ「My Sauna」もぜひ検討してみてください。

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