更新日
公開日

一人暮らしでWi-Fiを利用するメリットとは?格安・無制限のおすすめWi-Fi10選!

一人暮らしでWi-Fiを利用するメリットとは?格安・無制限のおすすめWi-Fi10選!
セゾンのくらし大研究 編集部

執筆者
セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

一人暮らしを始める時、スマホやパソコンのネット回線としてWi-Fiを契約するか迷う方は多いでしょう。光回線やポケット型Wi-Fiなど、Wi-Fiにはさまざまな種類があるため、ご自身の使い方に最適なWi-Fiはどれなのか決めかねている方も少なくありません。

今回のコラムでは、一人暮らしの方がWi-Fiを利用するメリットに加え、利用できるWi-Fiの種類と選び方、おすすめのWi-Fi10選についてご紹介します。一人暮らしではどのWi-Fiを使うのが最もお得なのか、通信制限なしで大容量のギガ数を使えるのはどのサービスなのか知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

※なお、本記事で紹介する料金・費用はすべて税込表記です。

1.一人暮らしでWi-Fiは必要?契約するメリットとは

一人暮らしでWi-Fiは必要?契約するメリットとは

そもそも一人暮らしでは、Wi-Fiの契約は必要になるのでしょうか?ご自身一人だけでWi-Fiを使うのであれば、スマホの大容量プランを契約した方がお得になることもありますが、パソコンやIT家電をネットに接続したいと思った場合には、Wi-Fiを導入した方が便利になることもあります。ここでは一人暮らしでWi-Fiを使うメリットとして、次の3つを解説します。

  • スマホの通信料金を抑えられる
  • パソコンやIT家電をネット接続できる
  • オンラインゲームが快適になる

それぞれ詳しくご紹介しましょう。

1-1.スマホの通信料金を抑えられる

自宅でWi-Fiを契約することで、スマホのギガ数の消費を減らすことができるので、月額料金が安い格安SIMなどを利用して通信料金が節約できます。たとえば、Wi-Fiの月額料金は3,000円〜5,000円ほどが相場なので、月1,000円程度の格安SIMを利用して月額5,000円程度に通信料金を抑えることが可能です。現在スマホ代として6,000円〜1万円以上支払っている方であれば、Wi-Fi+格安SIMに切り替えた方がお得になる可能性が高いです。

また、Wi-Fiであればギガ数の制限なしで使えるサービスも多く、通信制限を気にすることなくWi-Fiを使えるのも大きなメリットです。

1-2.パソコンやIT家電をネット接続できる

一人暮らしの方でWi-Fiを契約することにより、パソコンやIT家電をネット接続して便利に使えるようになるメリットもあります。スマホの大容量プランを使っている場合、テザリングやフリーWi-Fiを使わなければ、パソコンなどをネット接続することが難しくなります。スマホ連係機能がある洗濯機や自動調理器、スマートスピーカーなどを利用したいと思っている場合にも、Wi-Fiを導入しなければ連係機能を使うことはできません。

一人暮らしを始めて、パソコンやIT家電を使いたいと考えているのであれば、Wi-Fiは必須といえるでしょう。

1-3.オンラインゲームが快適になる

スマホや家庭用ゲーム機でオンラインゲームを楽しみたい場合にも、Wi-Fiが活躍してくれます。スマホのキャリア回線でも充分高速なネットが使えることも多いですが、通信の遅延や接続不良を起こす可能性も高く、ゲーム中にストレスが溜まってしまうこともあります。安定した高速なネット回線が使えるWi-Fiを導入すれば、シビアな操作が必要なオンラインゲームでも、ストレスなく遊ぶことができます。

中でも、激しい動きのアクションゲームやFPS(一人称視点シューティングゲーム)、高画質なアニメ風ゲームなど、ゲームの世界に没頭して楽しみたい場合には、早めにWi-Fi契約を検討しましょう。

2.一人暮らしで使えるWi-Fiの4つの種類

一人暮らしで使えるWi-Fiの4つの種類

一人暮らしで契約できるWi-Fiには、いくつかの種類があります。おおまかな分類としては、光回線・ポケット型Wi-Fi・ホームルーター・テザリングの4種類です。それぞれのメリット・デメリット・価格相場を表でまとめると、次の通りとなります。

メリットデメリット月額料金
光回線・通信が高速、安定・ギガ数が完全無制限・スマホセット割が使える・開通工事が必要・外出先では使えない・月額料金が高め約4,000円~6,000円
ポケット型Wi-Fi・外出先でも使える・月額料金が安い・開通工事が不要・通信速度や安定性に劣る・ギガ数に制限がある・本体の充電が必要約3,000円〜5,000円
ホームルーター・ギガ数がほぼ無制限・開通工事が不要・スマホセット割が使える・完全無制限ではない・外出先では使えない・月額料金がやや高め約5,000円〜6,000円
テザリング・手軽にWi-Fiを飛ばせる・Wi-Fiの契約は不要・持ち物を減らせる・スマホの充電を消費する・ギガ数はスマホのプランに依存・毎回つなぎ直す手間がある無料〜

とにかく高速で安定したWi-Fiを利用したいのであれば光回線、安価で持ち運び可能なWi-Fiを使いたいのであればポケット型Wi-Fiが最適な選択肢になります。両方の良いとこ取りをしたWi-Fiを使えるのがホームルーターで、お手持ちのスマホをWi-Fiルーターとして使う機能がテザリングとなります。

下記では、それぞれのWi-Fiの特徴について詳しく解説していきましょう。

2-1.光回線

光回線は、一人暮らしの部屋に物理的な光ファイバーケーブルを引き込むことで、非常に高速で安定したWi-Fiを利用する方法です。4種類のWi-Fiの中では最も通信品質が高いので、在宅勤務でWi-Fiを利用する予定がある場合や、オンラインゲームを快適に楽しみたいという場合には最適なWi-Fiとなるでしょう。

ただし導入の際には開通工事が必要で、特にお住まいのマンション・アパートに光回線の受信設備がない場合には、工事までに数週間〜数ヵ月を要することもあります。また、光回線の受信設備がある自宅専用のWi-Fiとなるため、外出先では使えないことにもご注意ください。

2-2.ポケット型Wi-Fi

ポケット型Wi-Fiは、スマホと同じくらいのサイズのモバイルルーターを利用して、場所を問わずWi-Fiを利用できるサービスです。スマホ向けのキャリア回線を、大容量またはギガ数無制限で利用できるサービスもあり、外出先で高速なネット回線を利用したい場合に便利です。モバイルルーターが届いたらすぐに使えることも大きなメリットで、開通工事や面倒な初期設定も不要です。

一方で、光回線と比べると通信速度や安定性は劣ってしまうほか、完全無制限でWi-Fiが使えるわけではない点にご注意ください。「実質無制限」と謳っているポケット型Wi-Fiの中にも、「1日3GBまで」「1日100GBまで」といった上限が設けられていることが多いので、注意書きや利用規約を充分に確認する必要があります。

2-3.ホームルーター

ホームルーターはポケット型Wi-Fiの改良版といえる存在で、持ち運びができない代わりに、通信速度・安定性を高めたWi-Fiです。ボックス型のWi-Fiルーターをコンセントに挿すだけでWi-Fiが使えることが特徴で、開通工事や端末の充電が必要ないことがメリットといえます。スマホキャリアによっては、月額1,100円のセット割が使えることも多く、スマホ代を含めた通信料金全体を節約できることもあります。

ただしホームルーターは光回線と比べると通信速度・安定性がやや劣ってしまうため、Wi-Fiの通信品質を追求したい方にはおすすめできません。また、ポケット型Wi-Fiよりも月額料金が高い傾向にあり、外出先へ持ち運びできない点もデメリットといえます。

2-4.テザリング

テザリングとは、スマホをWi-Fiルーターとして利用して、スマホからWi-Fiを飛ばす機能のことをいいます。iPhoneでは「インターネット共有」がテザリング機能にあたります。テザリングは、お手持ちのスマホで契約しているスマホキャリアのネット回線をWi-Fiとして飛ばすので、追加のWi-Fi契約や通信料金が必要ないことがメリットです。スマホとは別にWi-Fiルーターを用意する必要もないので、Wi-Fiのための持ち物を減らせることもメリットといえます。

しかしテザリングで使えるWi-Fiのギガ数は、スマホで契約しているプランのギガ数が上限となります。テザリング機能を使ってパソコンで高画質な動画を視聴した場合などは、ギガ数を消費して通信制限がかかってしまい、スマホのネット回線も遅くなってしまいます。また、テザリングで飛ばすWi-Fiは、パソコンやIT家電などで毎回つなぎ直す必要があるほか、スマホのバッテリーを大きく消費してしまうことにもご注意ください。

3.一人暮らしで使うWi-Fiを選ぶポイント

一人暮らしで使うWi-Fiを選ぶポイント

次に、一人暮らしで使うWi-Fiの選び方と向いている人の特徴についてご紹介していきましょう。光回線・ポケット型Wi-Fi・ホームルーターなどのWi-Fiには、それぞれメリット・デメリットがあり、適した使い方も異なります。ここではWi-Fi選びのポイントとして、次の3つを解説します。

  • ネットの使い方に合わせて選ぶ
  • 工事などの契約のしやすさで選ぶ
  • 価格で選ぶ

それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

3-1.ネットの使い方に合わせて選ぶ

Wi-Fiの選び方の基本は、ご自身のネットの使い方に合わせて選択することです。たとえば、高速で安定したWi-Fiを追求したい場合には、光回線一択で考えて良いでしょう。動画視聴やゲームのためにWi-Fiを使うことが少ないのであれば、ポケット型Wi-Fiが最もバランスが良い選択肢となるでしょう。ある程度の通信品質が欲しいけれど光回線の工事や手続きが面倒に感じるのであれば、ホームルーターが向いています。

それぞれのWi-Fiについて、ネットの使い方に関わる部分を抜き出して表にまとめると、次の通りです。

通信速度・安定性ギガ数月額料金
光回線高速・安定完全無制限高い(セット割あり)
ポケット型Wi-Fi中速・やや不安定100GBなど制限あり安い(セット割なし)
ホームルーター中速〜高速・やや不安定ほぼ無制限やや高い(セット割あり)
テザリング中速〜高速・やや不安定スマホの契約プランに依存追加料金なし

なお、有線で引き込む光回線と比べると、無線で電波を受信するポケット型Wi-Fiやホームルーターは通信品質は低下しますが、電波が入る場所であればほとんどWi-Fiトラブルが発生することはありません。そのため遅延・接続不良をゼロにしたい方を除けば、ポケット型Wi-Fi・ホームルーターでも充分快適なWi-Fiを利用することができます。

3-2.工事などの契約のしやすさで選ぶ

Wi-Fi契約の手間を最小限にしたいのであれば、お手持ちのスマホをWi-Fiルーターとして使うテザリングが最もおすすめです。ただしテザリングは使い方に大きな制限があるため、パソコンやIT家電で快適にWi-Fiを使いたい場合には、ポケット型Wi-Fiやホームルーターを検討すると良いでしょう。光回線は物件によって開通工事が必要となるほか、2年縛りなどの契約期間も存在するため、手軽さを求める場合には不向きです。

3-3.価格で選ぶ

Wi-Fi料金をとにかく安く抑えたいならポケット型Wi-Fiが有利ですが、光回線やホームルーターの中には、スマホとのセット割で月額料金の割引を受けられることがあります。そのため低価格と回線品質を両立させたい場合や、開通工事の手間を減らしたい場合にはホームルーターがおすすめです。

また、光回線やポケット型Wi-Fiは、提携するプロバイダの数が多く、会社によってはキャッシュバックキャンペーンや端末代の割引特典などを用意していることがあります。価格を重視する場合には、最新の情報をチェックしながらキャンペーン・特典を活用してみましょう。

4.一人暮らしにおすすめな光回線3選

一人暮らしにおすすめな光回線3選

ここからは一人暮らしにおすすめなWi-Fiについて、具体的なサービス会社をご紹介しながら解説していきます。まずは光回線を検討している方向けに、3つのおすすめWi-Fiを下記の表でまとめています。

メリットデメリット月額料金
auひかり・独自回線のため高速・au系のセット割あり・プロバイダが豊富・au系以外だと割高・セット割の条件が複雑・マンションでは速度低下4,180円〜
SoftBank光・SoftBank系のセット割あり・Netflix割引特典あり・無料Wi-Fiレンタルあり・SoftBank系以外だと割高・セット割の条件が複雑・繁忙期は工事日数がかかる4,180円〜
ビッグローブ光・au系のセット割あり・格安SIMとのセット割あり・Wi-Fiルーターレンタルが1年間無料・最安は3年契約プラン・セット割の条件が複雑・繁忙期は工事日数がかかる4,378円〜

SoftBank光やビッグローブ光は、NTTが提供するフレッツ光の光ファイバー網を利用するため、通信品質はどちらも同水準です。一方でauひかりは、au独自の光ファイバー網を利用していることから、通信が高速・安定する傾向にあります。提供エリアや導入できる物件は限られますが、光回線の中でも特に通信品質が良いものを求める場合には、au光が選択肢となるでしょう。

次からはそれぞれの光回線を詳しく解説していきます。

4-1.auひかり

auひかり
引用元:auひかり

独自の光ファイバー網を持つauひかりは、auまたはUQモバイルユーザー向けのセット割を提供しており、最大1,100円が月々のスマホ代から割引を受けられます。特にUQモバイルは大手キャリアよりも月額料金が割安なので、通信料金を抑えながら高速なWi-Fiを導入したい方に向いています。ただしauひかりのマンションプランの場合、物件によっては最大通信速度が100Mbpsと上限があるケースもあるためご注意ください。(月間のギガ数は完全無制限)

提供会社KDDI株式会社
月額料金(マンション)4,180円〜
最大通信速度100Mbps〜
工事費用2,200円~19,800円(実質無料キャンペーンあり)
スマホセット割auUQモバイル

4-2.SoftBank光

SoftBank光
引用元:SoftBank光

SoftBank光は、SoftBank・ワイモバイルユーザー向けのセット割を用意しており、これらのキャリアでスマホを利用している方には最適な光回線となっています。NTTのフレッツ光の光ファイバー網を利用しているため、対応エリアや物件が幅広いこともメリットと言えます。期間ごとに豊富なキャンペーン・特典を提供しているほか、Netflixの月額プラン割引を受けられる特典も用意されているため、普段からNetflixを利用している方にもおすすめです。

提供会社ソフトバンク株式会社
月額料金(マンション)4,180円〜
最大通信速度1Gbps
工事費用2,200円~19,800円(実質無料キャンペーンあり)
スマホセット割SoftBankワイモバイル

4-3.ビッグローブ光

ビッグローブ光
引用元:ビッグローブ光

ビッグローブ光は、au・UQモバイルといったau系のスマホキャリアに加え、格安SIMブランドのBIGLOBEモバイルとのセット割も提供していることが特徴です。BIGLOBEモバイルは、月額1,078円〜の低価格でスマホを利用できるプランを提供しており、ビッグローブ光のセット割と合わせると、業界でも最安水準の通信料金となります。フレッツ光の光ファイバー網を利用するため対応エリアも広く、導入しやすい点もメリットでしょう。

提供会社ビッグローブ株式会社
月額料金(マンション)4,378円〜
最大通信速度1Gbps
工事費用2,200円~19,800円(実質無料キャンペーンあり)
スマホセット割auUQモバイルBIGLOBEモバイル

5.一人暮らしにおすすめなポケット型Wi-Fi4選

一人暮らしにおすすめなポケット型Wi-Fi4選

次に、一人暮らしにおすすめなポケット型Wi-Fiを取り上げていきます。ポケット型Wi-Fiを提供するサービス会社は多く存在しますが、中でもおすすめ4社のメリット・デメリット・価格を次の表でまとめています。

メリットデメリット月額料金
BroadWiMAX・ギガ数がほぼ無制限・最大通信速度は光回線以上・初月は1,397円と初期費用を抑えられる・使い方によって通信制限がかかる・最大通信速度が出るエリアは限られる・端末の購入が必要3,883円〜
ぷらすWiFi・プリペイド型で維持費を抑えられる・3キャリア対応のクラウドSIM・3種類の容量プランから選べる・端末の一括購入が必要・ギガ数の上限がある・短期で利用すると割高2,080円~(端末代別途)
AiR-WiFi・30日間お試しモニターあり・100GBの大容量プラン・1年縛りで乗り換えが簡単・お試しプランでも手数料が発生する・解約時は端末返却が必要・ギガ数の上限がある3,278円〜
どこよりもWiFi・初月550円と初期費用を抑えられる・100GBの大容量プラン・ドコモの広い通信エリアに対応・1日4GBの制限あり・2年縛りで途中解約には解約金が発生・端末代は36回分割払い3,058円〜

ポケット型Wi-Fiはサービス会社の数が豊富で、さまざまな独自プランを展開しています。細かなニーズに合わせたご自身に合ったプランを選ぶことができるので、それぞれの特徴を詳しく理解していきましょう。

5-1.Broad WiMAX

Broad WiMAX
引用元:Broad WiMAX

BroadWiMAXは、UQコミュニケーションズが提供するWiMAX +5Gの通信回線を格安で利用できるプロバイダです。月額料金は初月1,397円と割安で、通常の使用ではギガ数無制限でWi-Fiを利用できます。最大通信速度は2.7Gbpsと、理論上は光回線を上回る速度となっています。ただし最大通信速度を使えるエリアは限られており、時間帯やエリアによっては混雑による通信速度低下が起こることもあるのでご注意ください。

提供会社株式会社リンクライフ
月額料金3,883円〜
データ通信量無制限
最大通信速度2.7Gbps
対応エリアWiMAX 2+WiMAX +5Gau 4G LTEau 5G

5-2.ぷらすWiFi

ぷらすWiFi
引用元:ぷらすWiFi

ぷらすWiFiは、業界でも珍しくプリペイド型のポケット型Wi-Fiを提供しています。30GB、60GB、100GBの3種類のプランが存在し、事前に月額料金を支払った期間分だけ、Wi-Fiを利用できます。ドコモ・SoftBank・auの3キャリアから自動で最適な回線を使うクラウドSIM技術が使われており、エリアを問わず安定したWi-Fiが使えるようになります。端末代は別途必要で、19,800円の初期費用が発生する点がデメリットですが、月50GBの3年プラン「しんぷるぷらす」であれば端末代が無料となるキャンペーンを実施しています。

提供会社PreciousLog株式会社
月額料金2,080円~(端末代別途)
データ通信量30GB〜
最大通信速度150Mbps
対応エリアクラウドSIM(ドコモ・SoftBank・au)

5-3.AiR-WiFi

AiR-WiFi
引用元:AiR-WiFi

AiR-WiFiは、30日間のお試し期間が設定されているポケット型Wi-Fiで、初めてポケット型Wi-Fiを利用する方が試しに利用してみるのに向いています。通信回線はクラウドSIM技術を利用しているため、ドコモ・SoftBank・auの幅広い通信エリアを利用できます。1年縛りの契約期間となっており、12ヶ月ごとに解約金無料のタイミングが訪れることも特徴的です。ギガ数の上限は100GBと大容量なので、データ不足に困ることは少ないでしょう。

提供会社株式会社FREEDiVE
月額料金3,278円〜
データ通信量100GB
最大通信速度150Mbps
対応エリアクラウドSIM(ドコモ・SoftBank・au)
height=”1″ width=”1″>

5-4.どこよりもWiFi

どこよりもWiFi
引用元:どこよりもWiFi

どこよりもWiFiは、初月550円、2ヶ月目以降は3,058円の月額料金で、月100GBのギガ数を利用できるポケット型Wi-Fiです。端末代は36回払いで月額料金に含まれているため、長期で利用するほどお得になる計算です。通信回線はドコモの広い通信エリアをカバーしていますが、プラチナバンドと呼ばれる800MHz帯には非対応で、1日4GBまでの上限もあるためご注意ください。

提供会社株式会社Wiz
月額料金3,058円〜
データ通信量100GB
最大通信速度150Mbps
対応エリアドコモ

6.一人暮らしにおすすめなホームルーター3選

一人暮らしにおすすめなホームルーター3選

光回線とポケット型Wi-Fiの良いとこ取りをしたような性質を持ったホームルーターは、ポケット型Wi-Fiよりも通信が高速・安定しており、光回線よりも手軽に導入できるのが特徴です。スマホのセット割にも対応しているため、ドコモ・SoftBank・auの大手キャリアやサブブランドを利用している場合には、月額料金もお得になります。下記では、3つのホームルーターの特徴を表でまとめています。

メリットデメリット月額料金
WiMAX +5G・ギガ数がほぼ無制限・ポケット型Wi-Fiよりも高性能・au系のセット割あり・au系以外では割高・端末代が必要・公式WEBサイトからの申し込みは割高4,268円〜(端末代別途)
SoftBank Air・ギガ数がほぼ無制限・端末は分割払いとレンタルの2種類が選べる・SoftBank系のセット割あり・SoftBank系以外では割高・時間帯によって低速化する傾向・端末レンタルでは月額料金が上昇分割払い:3,080円(13ヶ月以降5,368円)レンタル:5,907円
ドコモhome5G・ギガ数がほぼ無制限・端末代の月々サポートあり・ドコモのセット割あり・ドコモ以外では割高・端末の購入が必要・割安なプロバイダが少ない4,950円(端末代別途)

それぞれのホームルーターの特徴について、次から詳しくご紹介します。

6-1.WiMAX+5G

WiMAX+5G
引用元:WiMAX +5G

WiMAX +5Gは、ギガ数が無制限かつ通信制限がほぼ発生しないネット回線で、ポケット型Wi-Fi・ホームルーターのどちらにも対応しています。ホームルーターであれば通信が高速・安定化する傾向にあるため、より高い通信品質を求める方に向いています。ただし端末代が別途発生し、初期費用が高額になる点にご注意ください。なお、WiMAX+5Gは数十社のプロバイダと提携しているため、お得なキャンペーン・特典を実施しているサービス会社を選ぶと、月額費用を抑えることが可能です。

提供会社UQコミュニケーションズ株式会社
月額料金4,268円〜(端末代別途)
データ通信量無制限
最大通信速度2.7Gbps
対応エリアWiMAX 2+WiMAX +5Gau 4G LTEau 5G

6-2.SoftBank Air

SoftBank Air
引用元:SoftBank Air

SoftBankAirはギガ数無制限でWi-Fiを利用できるホームルーターで、SoftBank系のセット割を利用できることが特徴です。端末代の支払い方法によって、分割払いとレンタルの2種類があり、長期の利用では分割払いの方が割安となることが多いです。1日あたり・1ヶ月あたりのギガ数の上限はありませんが、夕方〜夜間は通信速度がやや低速になるという口コミが多く、時間帯によってはWi-Fiが遅くなることがあります。

提供会社ソフトバンク株式会社
月額料金分割払い:3,080円(13ヶ月以降5,368円)レンタル:5,907円
データ通信量無制限
最大通信速度2.1Gbps
対応エリアSoftBank 4G LTESoftBank 5G

6-3.ドコモhome5G

ドコモhome5G
引用元:ドコモhome5G

ドコモのhome5Gは、ギガ数無制限かつドコモのセット割が受けられるホームルーターです。月額料金ややや高めで端末代も別途必要になりますが、高速で安定したドコモのキャリア回線を利用するため、通信品質が高いことが特徴です。夜間など時間帯による低速化も少なく、月々サポートのおかげで端末代が実質無料になることも魅力です。ドコモのスマホを利用している場合には、ホームルーターの最適な選択肢となるでしょう。

提供会社株式会社NTTドコモ
月額料金4,950円(端末代別途)
データ通信量無制限
最大通信速度4.2Gbps
対応エリアドコモ 4Gドコモ 5G

7.一人暮らしにおすすめなテザリング機種

一人暮らしにおすすめなテザリング機種

手元に使っていないスマホ本体がある場合や、パソコン・IT家電をほとんど利用しない場合には、スマホのテザリング機能をWi-Fi代わりに使うのもおすすめです。ここではテザリングのために2台目のスマホを購入する場合におすすめの機種について、使用するパソコンのOSごとにご紹介します。

7-1.Macの場合はiPhoneがおすすめ

テザリングで使用するパソコンがMacOSの場合には、iPhoneをテザリング目的で使用するのがおすすめです。MacとiPhoneでは「Instant Hotspot」という機能を使うことで、簡単にテザリング機能を使うことが可能だからです。同じAppleIDでログインしたMacとiPhoneであれば、パスワードなしでMacでテザリング機能を使えるため、非常に相性が良い組み合わせといえます。

一方で、MacとAndroid、WindowsとiPhoneの組み合わせでは、それぞれWi-Fiパスワードやテザリング機能のオン・オフを設定する必要があり、手間が大きく増えるため注意しましょう。

参照元:Instant Hotspot を使ってパスワードを入力せずにインターネット共有で接続する – Apple サポート (日本)

7-2.Windowsの場合はAndroidがおすすめ

テザリングで使用するパソコンがWindowsOSの場合は、Androidをテザリング目的で使用すると良いでしょう。iPhoneのテザリング機能は、一度パソコンをスリープ状態にすると解除され、再接続のためにiPhone側で設定が必要になります。一方でAndroidであれば、スリープ状態から復帰しても自動で再接続してくれます。テザリングの接続の手間を省きたい方は、こちらの組み合わせでテザリング用スマホを用意しましょう。

参照元:Android でアクセス ポイントやテザリングを使用してモバイル接続を共有する

8.一人暮らしのWi-Fi選びでよくある質問

一人暮らしのWi-Fi選びでよくある質問

一人暮らしで初めてWi-Fiを使う方や、Wi-Fiの種類が多すぎてどれがいいかわからない方の中には、Wi-Fi契約に不安を抱いていることも多いでしょう。そこでここからは、Wi-Fi選びでよくある質問について回答していきます。

Q.一人暮らしでWi-Fiって本当に必要?

自宅でほとんどネットを使わない場合や、マンションで無料Wi-Fiが使える場合、スマホのギガ数で不満を感じたことがない場合などは、Wi-Fiは不要なことが多いです。一方で、テレワークやオンライン授業、動画視聴やオンラインゲームなどを行う予定がある場合には、Wi-Fiがあった方が快適になります。ご自身の使い方でWi-Fiが必要なのかどうか迷う場合には、お試し期間を設定しているプランを選ぶと安心です。

Q.一人暮らしのWi-Fi利用料金の相場は?

一人暮らし向けのWi-Fi費用相場は、月額で3,000円〜6,000円ほどです。ポケット型Wi-Fiが最も安くなる傾向にありますが、光回線で提供しているスマホのセット割によって、実質料金が割安となることもあります。また、キャンペーン・特典が適用されることにより、相場よりも安くWi-Fiが利用できることも多いです。

Q.マンションに備え付けの無料Wi-Fiを使っても良い?

お住まいの物件で無料Wi-Fiが利用できる場合には、そちらを利用してWi-Fi契約は申し込まないという形でも問題ありません。ただしマンションの共有Wi-Fiにはセキュリティ上のリスクがあるほか、ほかの入居者の使用状況によって回線が圧迫されることもあります。まずは数ヶ月無料Wi-Fiを試してみて、不満を感じるようであればWi-Fi契約を検討してみましょう。

Q.ポケット型Wi-Fiは通信速度が遅いって本当?

光回線やホームルーターと比較すると、ポケット型Wi-Fiの通信速度はやや遅めとなる傾向にあります。しかし実際に使用する上ではほとんど問題になることはなく、動画やゲームも快適に利用できる速度です。ポケット型Wi-Fiの多くはギガ数に上限があり、通信制限がかかると大幅に速度が低下することから「ポケット型Wi-Fiは遅い」というイメージが定着してしまったと考えられます。また、Wi-Fiルーターの周波数によっては通信速度が低下することがあるため、下記の記事を参考にWi-Fiの周波数設定を見直してみると、速度が改善されることもあります。

関連記事:Wi-Fiのaとgの違いとは?高速・安定したネット接続のために使い分けるコツ

Q.オンラインゲームをするならどのWi-Fiが良い?

シビアな操作が必要とされるアクションゲーム・FPS(一人称視点シューティングゲーム)や、アニメ風の高画質なゲームを楽しみたい場合には、光回線を選ぶことをおすすめします。一方で、データの送受信をあまり行わないパズルゲーム・育成ゲーム・カードゲームなどを楽しむだけであれば、ポケット型Wi-Fiやホームルーターでも充分快適です。

Q.スマホとうまく接続できない場合はどうすれば良い?

契約したWi-Fiをスマホでうまく接続できない場合、まずはWi-Fiルーターの設定を見直してみることをおすすめします。新たに導入したWi-Fiルーターの中には、初期設定を必要とすることもあるため、取扱説明書を参考に設定してみましょう。Wi-Fiルーターのエラーや不具合が発生した場合には、サービス会社のサポート窓口に相談するのがおすすめです。

なお、iPhoneがWi-Fiに接続できない場合の対処方法については、下記の記事でも詳しくまとめているので参照してみてください。

Q.引っ越しする時はどうすれば良い?

光回線を使用していた方が引っ越す場合には、引っ越し先でも光回線の開通工事を行い、「移転手続き」を行う必要があります。ポケット型Wi-Fiは引っ越し時の手続きはほとんど必要なく、引っ越しが落ち着いたタイミングでサービス会社のマイページで住所変更を行えば問題ありません。ホームルーターの場合は、登録した住所でのみ使用可能なWi-Fiとなっているため、引っ越し時には速やかに住所変更を済ませておきましょう。

9.一人暮らしに必要なWi-Fi契約の流れ

一人暮らしに必要なWi-Fi契約の流れ

最後に、一人暮らしの方がWi-Fi契約を行う時の、おおまかな流れについて解説しましょう。光回線・ポケット型Wi-Fi・ホームルーターのいずれのWi-Fiでも、次の流れに沿って契約を進めます。

  1. WEBサイト・電話でご自身で申し込み、または家電量販店で申し込み
  2. (開通工事が必要な場合)工事日程を決めて予約する
  3. 通信機器や契約書類が届く
  4. (開通工事が必要な場合)工事会社が開通工事を実施
  5. 通信機器の初期設定を行う
  6. Wi-Fi利用開始

開通工事が必要な光回線の場合、2月〜3月などの繁忙期は、工事の予約が数週間〜数ヵ月先になることもあるので注意しましょう。Wi-Fiの初期設定は、開通工事の際にスタッフの方が担当してくれることも多いです。

ポケット型Wi-Fiは開通工事が不要で、Wi-Fiルーターが届いたら初期設定を済ませてすぐにWi-Fiを利用できます。ホームルーターは初期設定すら不要で、Wi-Fiルーターをコンセントに挿すだけでWi-Fiが利用可能になります。

おわりに

一人暮らしを始める際には、スマホの通信料金を抑え、パソコンやIT家電をネット接続できるようになるため、Wi-Fi契約を済ませておくことをおすすめします。オンラインゲームを快適に楽しみたい場合にも、Wi-Fiがあると便利です。

また、一人暮らしでWi-Fiを利用する場合、光回線・ポケット型Wi-Fi・ホームルーター・テザリングの4つが選択肢となります。それぞれ通信品質や月額料金、工事の有無などが異なるので、ご自身の使い方に合ったWi-Fiを選ぶことが大切です。

どのWi-Fi・どのプロバイダを選べば良いのか迷った場合には、本記事で解説した10社の中から、公式ホームページをチェックしてお得なキャンペーン・特典を実施しているところを選んでみてください。

よく読まれている記事

みんなに記事をシェアする

ライフイベントから探す

お悩みから探す

執筆者・監修者一覧

執筆者・監修者一覧

セミナー情報

公式SNS

おすすめコンテンツの最新情報をいち早くお届けします。みなさんからのたくさんのフォローお待ちしています。