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【必見】子どもの防犯のポイント3選!おすすめグッズ3選と留守番時の安全対策を紹介

セゾンのくらし大研究 編集部

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セゾンのくらし大研究 編集部

豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

「防犯対策したいが、何から始めれば良いかわからない」「共働きで子どもがひとりの時間が多くて心配」といった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

一日中子どもと一緒に過ごせれば、これほど安心なことはありません。しかし、いつかは必ず子どもが成長するために自立を促さなければならない時がきます。その際、子どもが犯罪に巻き込まれないように、防犯対策を講じて、子どもの安全をできる限り確保する必要があります。

そこでこのコラムでは、以下の3つの内容を解説します。

  • 子どもの防犯への取り組み
  • 子どもの防犯対策のポイント
  • 子どもにおすすめの防犯グッズ

子どもの防犯への取り組み方と防災グッズを知りたい方は、ぜひ最後までご一読ください。

子どもの防犯への取り組みを紹介

まずは、警視庁が公表している情報から、13歳未満の子どもが被害に遭う犯罪の現状と安全対策を紹介します。子どもが犯罪に巻き込まれている現状を知り、少しでも子どもたちを犯罪被害から守りましょう。

子どもが被害者となる犯罪の現状

現在、どこの自治体でも子どもを狙った犯罪が多発しています。犯罪の発生傾向や警察の取り組みを知って、子どもへの防犯対策に役立てましょう。

発生件数

警視庁のデータによると、13歳未満の子どもの犯罪被害件数は、以下のとおりです。

引用元:警察庁 生活安全の確保と犯罪捜査活動

上記表のとおり、被害件数は減少傾向にあります。しかし、「略取誘拐」(りゃくしゅゆうかい)などの件数は減っていないため、引き続き子どもの登下校中の見回りなど対策が必要でしょう。

※略取誘拐」(りゃくしゅゆうかい)とは、他人をその意思に反して、従来の生活環境から自己または第三者の実力支配下に移す罪のことです。

発生場所

子どもが犯罪被害に遭う場所は、駐車場や公園、路上などが多い傾向にあります。人通りの少ない場所は、不審者が待ち伏せしやすいため、子どもをひとり歩きさせないよう気をつけましょう。

発生する季節

子どもが犯罪に巻き込まれる季節は、7~10月が多い傾向にあります。特に、夏休みに外出先で遅い時間まで遊ぶ子どもが狙われています。子どもが遊びに出かける際は、知らない人についていかないなどのルールを決めて、犯罪に巻き込まれないよう注意しましょう。

発生する時間帯

子どもが被害に遭う時間帯は、午後2時から午後6時頃に多い傾向にあります。下校時や公園で遊ぶときなどに狙われる機会があるため、できるだけひとりでの行動は避けさせ、複数人で行動させると良いでしょう。

警察の取組み

ここでは、子どもを犯罪から守るために警察が発信している4つの安全対策を紹介します。警察が実践している対策を知り、子どもにできることを探してみましょう。

学校や通学路の安全対策

警察は子どもが安全に学校に通学できるよう、通学路や通学時間に合わせて見回りを強化しています。学校や地域が警察と連携して、子どもたちが犯罪に巻き込まれない街づくりを行うことが重要です。

被害防止教育の推進

警察では子どもたちに、犯罪被害を回避する能力を身に付けさせることが目的に、学校や教育委員会と連携して防犯教室を行っています。紙芝居や演劇を通して、楽しく子供たちが参加できるよう工夫を凝らしています。

情報発信活動の推進

子どもが被害に遭った事件について、警察は学校や保護者へ迅速に情報が伝わるよう共有体制を整えています。さらに、都道府県警のWEBサイトに情報を掲載して、地域住民へ発信しているので確認しておきましょう。

ボランティアに対する支援

こどもを守る110番の家とは、ボランティア活動の一種であり、子どもたちが街で知らない人から「声かけ」、「痴漢」、「つきまとい」などの被害を受けたときに助けを求めて逃げ込むための場所で、子どもたちを保護し、警察や学校等への通報を行ってくれます。

子どもの防犯対策のポイント3つ

我が子のために、防犯対策は念入りに行なっておきたいと考えている方は多いでしょう。万が一に備えて、子どもの防犯対策を万全にしておくことは親の義務だといえるでしょう。

「もっと防犯対策を徹底していれば」と後悔しないために、万全を尽くしておきましょう。では、子どもの防犯対策で取り組むべきポイントを3つ紹介します。

危険な場所を確認する

子どもと一緒に通学路や公園などの行動範囲を歩いて、危険な場所や助けを求める場所を確認しましょう。最大の防犯対策は、犯人に狙いにくいと思わせることです。たとえば、通学路は交番のある場所や人通りの多い場所を選んだり、街頭が少なく死角が多い場所には近づかせたりしないことが挙げられます。

また、知らない人に声を掛けられた場合に備えて、周辺に「子ども110番の家」があるか確認しておきましょう。危険があったら逃げ込むよう、子どもに伝えておくことが重要です。公共施設や、スーパーなど不特定多数の人がいるところに逃げ込むのも有効です。

子どもが犯人のターゲットから外れる行動を取り続ければ、犯罪に巻き込まれる可能性も低くなるでしょう。

日頃の行動を確認する

犯罪の被害に遭うリスクを下げるため、子どもと以下のような防犯ルールを決めておきましょう。

  • 家族以外の人についていかない
  • 暗くなって人通りが少なくなる前に帰宅する
  • エレベーターに乗る時に周囲を確認する
  • 電車内で死角になりやすい場所に立たない
  • 家族に「どこで、何をするのか」共有してから出掛ける
  • 知らない人に連れて行かれそうになったら防犯ブザーを鳴らす

防犯ルールは、各家庭によって変わってきます。子どもが犯罪に巻き込まれないためにも、常日頃から子どもに防犯意識を持ってもらえるよう話し合いましょう。

外出時の合言葉「いかのおすし」

事前に犯罪を防ぐためには、親だけでなく子ども自身にも危険を回避する術を学んでもらう必要があります。しかし、小さい子どもが防犯意識を身に付けるのは難しいでしょう。そこで子どもが外出時、不審人物に声を掛けられたときの対応を、簡単な合言葉にして約束しておく方法があります。

たとえば、警視庁が考案した合言葉「いかのおすし」があります。

  • 知らない人について「いか」ない
  • 知らない人の車に「」らない
  • 怖かったら「」おごえで叫ぶ
  • 連れて行かれる前に「」ぐ逃げる
  • 親や近くの大人に「」らせる

「いかのおすし」は、子どもが簡単に覚えられるように構成されている防犯標語です。子どもたちでも知っている「いか」と「おすし」を使うことで、防犯に重要な概念を心に残すよう工夫されています。防犯について、子どもたちと楽しく考えるためのきっかけとしてみましょう。

子どものおすすめ防犯グッズ3選

近年、子どもたちを見守ってきた地域の目が減少傾向にあるため、不審者の目撃情報が後をたちません。子どもたちを守るため、何かしらの対策を親子の間で講じる必要があります。共働き世代が増えて1人で過ごすことが多くなった子どものために、防犯グッズを積極的に利用していきましょう。

ここでは、子どもに持たせるべきおすすめの防犯グッズを紹介します。

防犯ブザー

防犯グッズとして、みなさんが思い付く道具が防犯ブザーでしょう。持ち運びに楽なコンパクトサイズでありながら、遠くまで大音量を響かせることができます。恐怖で声がでない緊急時に、周囲に異常事態を知らせる道具として有効です。子どもだけでなく、大人が持っていても犯罪対策になります。

最近では、面倒な電池交換が不要なUSBタイプの防犯ブザーも販売されています。防犯ブザーは子どもに毎日持たせるものですので、持ち運びやすさや耐久力などの面も考慮して選ぶと良いでしょう。

見守りGPS

見守りGPSは、子どもに小型のGPS端末を持たせることで、いつでもアプリから子どもの位置情報を確認できます。いつもより子どもの帰りが遅く心配になった時、アプリで家に向かっている子どもの様子が分かると安心できるでしょう。

スマホなどの電子機器と異なり学校への持ち込みが可能なため、子どもに持たせる親が増加しています。また、見守りGPSの優れた点として、GPSに搭載されたAIが子どもがよく行く場所を学習し、その場所への到着・出発を自動的に通知してくれる機能が便利です。アプリを開かなくても、通知で子どもの現在地を把握できます。

見守りGPSを子どもに持たせることによって、子どもの行動範囲が移動履歴となって確認可能です。また、子どもが日々ひとりで行動できる範囲が広がって、成長していく姿も実感できるでしょう。

子ども用スマホ

子ども用のキッズフォンなどを持たせれば、通話やメールはもちろん、携帯キャリアの位置情報サービスが利用できます。災害や不慮の事故などの緊急時でも、早急に親と連絡が取れるため、いざというとき重宝されるでしょう。

しかし、学校によっては、スマホの持ち込みを禁止している場合があるため注意が必要です。子ども用スマホを持たせる場合は、事前に学校へ持込可能か確認しておくと、後々のトラブルを防げます。

注意点として、インターネット関連の犯罪に子どもが巻き込まれないようにしましょう。近年は、子どものSNSやゲームへの参入が増えています。誤ったスマホの使い方やトラブルを起こさないよう、必要があれば保護者の方で制限をかけるようにしましょう。

子どもの留守番も安心のホームセキュリティ「Secual(セキュアル)」

家事や仕事の影響で、どうしても子どもをひとりで留守番させるときがきます。そのとき、戸締まり不足で空き巣が入ってしまい、子どもが被害に遭う事態は避けなければいけません。

そこで、家にホームセキュリティの導入を検討しましょう。ホームセキュリティを導入するだけで、防犯対策をした家だとはっきり分かるため、それだけで犯罪の抑止力になります。

特に、ホームセキュリティのなかでも「Secual(セキュアル)」は、工事不要で窓の侵入対策のみを機能させられるので、子どもの留守番時の安全対策に最適です。ネット環境さえ整っていれば、外出先からでもアプリ1つでセキュリティのオンオフ操作ができます。また、窓やドアの閉め忘れを無料のスマートフォン専用アプリが通知してくれるため「鍵を開けっ放しにしたかも」と心配する必要がありません。

初期費用23,000円(税込)と月額1,078円(税込)の費用で子どもたちの安全を買えると思えば安いといえるでしょう。子どもの安全のためにも、被害が起こる前にホームセキュリティの導入を家族で検討してみてください。

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おわりに

防犯対策には、子どもとよく会話をしたり、一緒に危険な場所などを確認したりすることが重要です。さらに、防犯グッズやホームセキュリティを活用して子どもを犯罪から守る取り組みをしましょう。子どもを犯罪から守るには、日々の防犯対策が重要といえるでしょう。

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