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防犯性の高い玄関ドアって?その特徴や自分でできる対策をご紹介

防犯性の高い玄関ドアって?その特徴や自分でできる対策をご紹介
セゾンのくらし大研究 編集部

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玄関ドアの防犯対策はどの程度されていますか?「毎日しっかりと戸締りをしている」だけでは防犯対策として十分でない場合があるのです。このコラムでは、玄関ドアからの不審者の侵入手口を解説しながら、防犯性の高い玄関ドアにする方法をいくつか紹介していきます。安心して暮らすためにも、防犯対策をしっかりとしてご自身やご家族の身を守っていきましょう。

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防犯性の高い玄関ドアにする理由って?

泥棒や不審者の侵入を防ぐためには、防犯性の高い玄関ドアにすることが大切です。令和2年の警察庁による侵入犯罪の情勢の統計によると、玄関ドアが侵入口として使われています。侵入手口は無施錠による侵入だけでなく、工具による玄関ドア錠のこじ開け、ピッキングなど手荒な手法で侵入されてしまっています。

そのため玄関ドアの戸締りをしていれば安心とはいい切れません。泥棒などの不審者から身を守り安心して暮らせる環境を整えるためには、玄関ドアの防犯対策をしっかりと行い、侵入しづらい厄介な家と思わせることが大切なのです。

気を付けて!よくある侵入の手口とは

2.気を付けて!よくある侵入の手口とは

まずは、玄関から泥棒が侵入する代表的な4パターンを紹介していきます。

ドアの隙間を利用したサムターン回し

ドアの隙間からサムターンを回して侵入するサムターン回しという手口があります。サムターンとはドアの内側に付いている鍵を開閉するための金具のこと。ドアの隙間から針金状の特殊工具を差し込んでサムターンのつまみを回して解錠する侵入方法を、サムターン回しといいます。

サムターン回しの手口は、ドアの隙間以外にも、玄関ドアに付いている郵便受けの差し込み口を利用したり、サムターン付近に外側からドリルで穴を空けたりする手荒な手口もあるようです

シリンダーリングを浮かすカム送り

鍵穴周りの部分であるシリンダーリングを浮かし、特殊な工具を使って解錠する手口をカム送りといいます。カム送りで解錠されてしまうのは過去に製造された特定の鍵であり、現在は廃盤になったりマイナーチェンジされたりして入手できないものばかりです。

しかし築年数が古い住宅で、鍵交換を長い間行っていない場合は、対象の鍵に該当する場合がありますので一度自宅の鍵を確認してみましょう。

専門工具を使用したピッキング

ピッキングとは、「ピック」と呼ばれる針金のような専用工具を鍵穴に差し込み、解錠する侵入手口です。とくに、一時期人気のあったディスクシリンダー錠はピッキング被害を受けやすい鍵型といわれています。なぜならディスクシリンダー錠は構造がシンプルで、鍵穴の溝が少なく浅いので、手慣れた泥棒であれば簡単に解錠できしまうからです。

ピッキング事件が多発したことから、ディスクシリンダー錠の国内生産は2000年に終了しました。しかし2000年以前に建てられた家や集合住宅は、鍵交換をしていなければディスクシリンダー錠を使用している可能性が大いにあります。

玄関ドア周辺のガラス破り

玄関ドア周辺にガラスがある場合は注意が必要です。犯人はガラスを割って手や工具を差し込み、解錠して侵入するケースも考えられます。玄関ドアにガラスを設置すれば、自然光が入って明るい玄関を作り出せるのでガラス窓がある家も多いでしょう。しかし侵入手口として使われてしまう場合もあるので気をつける必要があります。

防犯性の高い玄関ドアの特徴

3.防犯性の高い玄関ドアの特徴

防犯性の高い玄関ドアとはどういったものがあるのでしょうか。玄関ドアや周辺環境の特徴について紹介しましょう。

防犯性に優れているドア

ここでは防犯性の高い玄関ドアの特徴を4つ紹介していきます。

サムターン回し対策が施されている

サムターン回しの対策された玄関ドアには、外からサムターンを回されにくい構造になった防犯サムターンを使用したものや、サムターンを覆うためのサムターンカバーが取り付けられたものなどがあります。郵便受けから手を差し込んでサムターンを回されないために、郵便受けにカバーを取り付けている玄関もしっかりと対策がとられているといえるでしょう。

ガードプレートが付いている

玄関ドアからの侵入方法の1つとして、ドアの隙間からバールやドライバーなどを押し込んでこじ開けるといったものも。ガードプレートが付いた玄関ドアはドアの隙間を埋めることができるため、防犯性が高いといえます。

ピッキングに負けない鍵

ディスクシリンダー錠やピンシリンダー錠は構造がシンプルなため、ピッキングですぐに解錠される恐れがあります。ピッキングに負けない鍵として挙げられるのが、ディンプルシリンダー錠です。こちらは上下左右斜めと至る場所にピンが仕かけられた複雑な構造の鍵です。ピッキングに強く、鍵穴も強化されているため破壊されにくく防犯性に優れています。また、ロータリーディスクシリンダー錠もピッキングに強い鍵といわれています

錠前が2つ以上ある

玄関ドアに鍵が2つ以上あれば、防犯性に優れた玄関ドアといえます。鍵が多いほど泥棒が侵入しようとしても鍵をあける作業に時間がかかり、侵入を諦める可能性が高いからです。現在発売されている玄関ドアは、元から鍵が2つ付いているものも多く、防犯対策がとられています。鍵が1つしかない玄関ドアでも、後付けで補助鍵が付けられていれば防犯効果は高くなるでしょう。

玄関ドア周辺のガラス

玄関ドアや玄関ドア周辺にガラスが設置されている場合、ガラスを割られて鍵を開けられてしまう可能性もあります。しかし、防犯ガラスや防犯フィルムが貼られていれば防犯対策がしっかりとされているといえます。防犯ガラスは割れにくいガラスであり、叩き割るのに時間がかかるので泥棒は侵入を諦めやすくなるのです。

玄関ドア周辺の見通しの良さ

玄関ドア周辺が庭木や高い塀などで囲われている場合、見通しが悪く人目に付きにくいため侵入されやすくなります。逆をいえば、玄関周辺が見通しの良い環境であれば人目に付きやすく狙われにくくなるのです。 庭木を定期的にカットして低木を保ち、死角を作らないようにしているといった状態は、防犯性が高い玄関ドア周辺の特徴といえます。

防犯性の高い玄関ドアにするためにできること

2.気を付けて!よくある侵入の手口とは

防犯性の高い玄関ドアにするための方法を5つ紹介していきます。

鍵を追加する

まず紹介するのは鍵を追加する方法です。工事不要で付けられる鍵もあるので、簡単に取り付けたい方や賃貸住宅の方はぜひチェックしてください。

シリンダーに差し込むタイプ

シリンダーに差し込むタイプの鍵は、シリンダー自体にカバー状の鍵を付けるようなものです。シリンダー部分を隠すことでピッキングを防止することができます。鍵を施錠したら、本体をシリンダーに差し込むだけなので、加工や工具も不要で賃貸住宅にもおすすめです。外から見てもピッキング防止対策がされていることが分かるので、泥棒にも狙われにくくなるでしょう。

穴をあけて取り付けるタイプ

穴をあけて取り付けるタイプの鍵は、ねじ止めやドアに穴をあけて取り付けるので防犯性が高くなります。ねじで設置するものはご自身で取り付けられるものもありますが、ほとんどは工事が必要です。一戸建ての持ち家であれば工事は可能ですが、分譲マンションは持ち家であっても玄関ドアは共用部に含まれます。また、工事が不要でもねじ穴があいてしまうものもあるため、穴を開けるタイプの鍵を取り付ける場合は管理会社か大家さんに相談をしましょう。

粘着テープで取り付けるタイプ

粘着テープで貼り付けるタイプの鍵は、穴を開けて取り付けるタイプに比べると防犯性は劣りますが、工事が不要な分、賃貸住宅の防犯対策におすすめです。粘着テープで貼り付けるタイプは玄関ドアの外側に貼り付けるものと、内側に貼り付けるものがあります。

外側に貼り付ければ一目で補助鍵が付いているとわかるので泥棒を寄せ付けません。ただし外からしかロックの解除ができないので、家の中に人がいる場合には閉じ込めてしまうため注意が必要です。

ひとり暮らしでない限りは、非常脱出機能の付いた錠を選ぶと良いでしょう。内側に付けるタイプは鍵穴が外側にない分、ピッキングやサムターン回しを防げます。内側から操作してロックする補助鍵なので、外側からは操作できず在宅時に誰かが侵入してくる被害を防げて安心です。

もともと付いている鍵を交換する

もともと付いている鍵を交換して防犯性の高い鍵に変更すれば、防犯効果は高まります。現在使用している鍵がディスクシリンダー錠やピンシリンダー錠である場合、ピッキングや複製をされやすく危険といえます。

おすすめは複雑な構造のディンプルシリンダー錠です。複雑な構造がゆえにピッキングに強く、鍵穴も強化されているので破壊されにくく防犯性に優れています。その分費用が高くなるので、費用を抑えてピッキングを防ぎたい方は、ロータリーディスクシリンダー錠も良いでしょう。

ただし複製されやすいので防犯性の観点からみるとディンブルシリンダー錠には劣ります。それぞれのメリット・デメリットを考慮してご家庭に合った鍵を選びましょう。

防犯カメラやモニター付きインターホンを設置する

玄関ドア付近に防犯カメラやモニター付きインターホンを設置して、外の様子や訪問者の様子が確認できるようにすると防犯対策になります。防犯カメラの金額はピンキリですが、コストだけ重視するのではなく、撮影範囲や画質、耐久性など機能面も考慮して選ぶようにしましょう。

モニター付きインターホンは玄関ドアを開ける前に訪問者をモニターで確認できるので、不審者と対面するリスクが減り防犯対策におすすめです。なかには人感センサーが付いているモニター付きインターホンもあり、インターホンが押されなくても、人が近づくと録画を開始するので防犯カメラのような役割をしてくれます。

センサー付きライトや門灯を設置する

夜間に玄関周りが暗いと不審者に狙われるリスクが高くなります。人が通ると感知して点灯するセンサー付きライトを取り付けるか、門灯をつけて玄関周りを明るく照らし、不審者を寄せ付けないような対策をしましょう。

センサーライトを取り付ける場合は、点照時間の調整をできるものがおすすめです。センサーが人に反応して明かりを照らしても、すぐに消えてしまっては防犯対策には効果的といえません。また、電球はLED電球かハロゲンライトが使われているものを選びましょう。

LED電球は少ない消費電力で明るく点灯するので、頻繁に電球交換をする必要もなく明るさも申し分ありません。ハロゲンライトは強い光を広い範囲に照らせるので、防犯対策には最適です。

スマートロックを設置する

ICカードや専用のリモコンなどで鍵をあけるスマートロックは、鍵穴がないためピッキング防止に効果的です。オートロック機能が付いた商品を選べば、施錠が自動で行われるので鍵の閉め忘れによる空き巣被害を防げます。

また遠隔で鍵の操作できるものもあるので、鍵を閉めたかどうか不安になる場合や、鍵を忘れた家族が先に帰ってきてしまった場合でも、出先から鍵の開け閉めが可能です。鍵の開閉履歴も残るので防犯対策に優れています。

ホームセキュリティーサービスを利用するのもアリ!

ご自身でできる玄関ドアの防犯対策をいくつか紹介しましたが、自己対策のみでは不安な場合、ホームセキュリティーサービスを利用するのもおすすめです。ここではホームセキュリティーサービスの内容や選ぶ基準について紹介していきます。

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ホームセキュリティーサービスって?

ホームセキュリティーサービスは、不審者の侵入があった場合に警備員が駆け付けて状況の確認や警察への通報を行ってくれます。留守中でも自動的に通報されるサービスもあり、空き巣被害も防げて安心です。また、侵入者の対応だけでなく、外出時の火災やガス漏れに対応しているホームセキュリティーサービスもあります。

ホームセキュリティーサービスの選び方

ホームセキュリティーサービスを提供している企業はいくつかあり、企業やプランによって料金が異なります。まずは工事費や初期費用、月額料金などの基本料金を確認しましょう。その他にも出動料金や機器のレンタル料などが発生する場合があるので、細かい金額については見積もりをしてもらうのがおすすめです。

プラン内容も企業によってさまざまですので、プランの対応範囲は防犯だけなのか火災監視も含まれるのか、機器の修理や交換は補償があるのかなどもしっかりと確認すると失敗がありません。その他にも、知人やWEBサイトの口コミで評判を参考にし、総合的に判断すると良いでしょう。

おすすめのホームセキュリティーサービス

くらしのセゾンでは、ホームセキュリティーサービス「Secual」を提供しています。Wi-Fiゲートウェイ1台、開閉センサー3台、人感センサー1台が付いて初期費用23,000円(税込)で、最初の3ヵ月まで月額利用料0円で、その後の月額料金も1,078円(税込)とお得なサービスです。

面倒な設置工事は不要で、付属のシールやマグネットで付けられるので設置も簡単。窓の閉め忘れや不審な動きがあった場合はアプリに通知が届くので安心です。気になる方は以下のリンクよりお問い合わせください。

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おわりに 

防犯性の高い玄関ドアにするには、補助鍵の設置や鍵の取り替えなどご自身でできる工夫はいくつかあります。築年数が古い住宅でピッキングされやすい鍵が使用されている場合は、防犯性の高い鍵に変更するのも良いでしょう。より防犯性を高めるのであればホームセキュリティーサービスを検討するのもひとつの手です。

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