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マンションの鍵を紛失した!対処法や鍵開け・交換の費用相場、対策について解説

マンションの鍵を紛失した!対処法や鍵開け・交換の費用相場、対策について解説
セゾンのくらし大研究 編集部

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マンションの鍵をなくしてしまったことがある方はいませんか?落とし物をよくするため、鍵をなくしてしまわないか心配という方も多いでしょう。今回は、マンションの鍵を紛失してしまった時にどのような行動をすればいいかと、鍵開けや交換作業にかかる費用の一覧をわかりやすく解説。また、鍵をなくすことを未然に防ぐ対策法も5つ紹介しますので、マンションにお住まいの方はぜひご一読ください。

この記事を読んでわかること

  • マンションの鍵をなくしてしまったら、行動を振り返り心当たりのある場所や交番に連絡をする
  • 管理会社に相談し、鍵開けサービスを利用して部屋の鍵を解錠する
  • 入居者サポートや火災保険の適用で解錠費用が免除になる可能性がある
  • 大きなキーホルダーをつけたり、GPS機能のタグをつけたりするなど鍵の紛失防止に役立つ対策法5選を紹介
鍵開け・修理・交換サービス

マンションの鍵を紛失したら?やるべき4つの行動

マンションの鍵を紛失したら?やるべき4つの行動

マンションの鍵をなくした場合、家に入れない焦りや、鍵を悪用されないかといった不安などで動揺してしまうのではないでしょうか。そんな時に、どんな行動をすべきかポイントを4つ紹介します。

自分の行動を振り返って探す

まずは今までの行動を落ち着いて振り返ってみましょう。最後に鍵を見たり触ったりしたのはいつなのか、どこのお店に寄り、どこでカバンの中身を出し入れしたかなど、紛失した可能性のある場所を思い出してみます。施設や駅などであれば、落とし物として届いていることもありますので電話で問い合わせてみましょう。

また、どこかに落としたと思い込んでいたけれど、身近な場所にあったというケースも少なくありません。車中やカバンの奥底、ポケットの中などをくまなく探してみてください。

交番に確認後、遺失届を出す

身の回りや、紛失した可能性のある場所を当たってもマンションの鍵が見つからない時は、最寄りの交番に届いてないか確認しましょう。そして、鍵が届いていなかった場合は遺失届を出します。

遺失届を出しておくと、鍵が見つかったらすぐに連絡がもらえるようになり、その後の手続きがスムーズになりますので、なるべく早く提出しましょう。遺失届はインターネットからの提出も可能です。

また、警察に相談後、万が一マンションの鍵が見つかった際には、遺失届の取り下げを忘れずにしてください。

マンションの管理会社に連絡

警察への確認が済んだら、マンションの管理会社や大家さんにも連絡をして、鍵の紛失を伝えましょう。合鍵がある場合は、部屋の鍵を開けてもらえることがあります。また、提携先の鍵開け専門会社を紹介してくれたり、ご自身で手配する流れを指示してくれたりと、その後の行動がスムーズになりますので迷わず連絡を入れてください。

家族がいる場合、鍵の紛失を知らせる

マンションの鍵の紛失は、プライバシーに関わる問題です。なくしてしまったら家族や同居人に連絡を入れましょう。合鍵を持っている場合は、鍵の受け取りが可能かなど相談してみてください。

鍵をなくして家に入れなくて困った時の対処法

鍵をなくして家に入れなくて困った時の対処法

マンションの鍵をなくして、家に入れなくなってしまった時にはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、賃貸や分譲などマンションの種類別の対応方法や、おすすめの鍵開け専門会社を紹介します。

賃貸マンションの場合

まずは管理会社や警備会社に連絡を入れましょう。合鍵の有無や、解錠方法などを相談してみてください。賃貸マンションの場合、物件の所有権は貸主の大家さんです。そのため、勝手に鍵の交換をするなどは許されないので注意が必要です。

分譲マンションの場合

分譲マンションは、部屋を購入し所有権を持っています。しかし、管理組合や規約内容により勝手な鍵交換は禁止されていることが多いので、賃貸マンションと同様、まずは管理会社などに連絡を入れて確認を取りましょう。

鍵を開けるためには鍵開けサービス会社に連絡

家に入れなくて困った時には、鍵開けサービスに依頼して開けてもらいましょう。マンションの鍵をなくしたことに気づくのは、管理会社の営業時間内とは限りません。

24時間365日応対してくれるセゾンの鍵開けサービスがおすすめです。エリア担当スタッフが365日巡回していますので、最短15分で現場まで到着できる素早い対応が魅力のひとつ。また、出張費と見積もりは無料なので、相談しやすい鍵開けサービスです。

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鍵を交換する時の3つの注意点

鍵を交換する時の3つの注意点

なくしたマンションの鍵が見つからなければ、防犯上の観点からも鍵交換が必要になります。鍵交換の際の費用負担やリスク、注意点を3つに分けて紹介します。

まずは管理会社に相談する

マンションの鍵をなくしてしまった場合は、防犯上の理由により鍵交換をしなければなりません。賃貸や分譲マンションは、契約書に鍵交換についての禁止事項が記載されていることがあります。そのため、管理会社に連絡を入れず、勝手に鍵交換をするとトラブルになることがありますので注意してください。

鍵交換をする場合は、賃貸や分譲などマンションの種類に関係なく、まずは管理会社に連絡を入れて、相談しましょう。

費用は自己負担になる

鍵の紛失は、個人の過失となるため、交換にかかる費用は原則自己負担です。また、オートロックキーとの連動により、鍵交換する場合は管理会社から専門会社を指定されるケースもあります。指定がない時は、鍵交換専門会社に直接依頼しましょう。

鍵交換の費用をかけたくないからといって、管理会社に鍵の紛失を黙っていればいいという考えが浮かぶ方もいるでしょう。

しかし、賃貸の場合、退去時に鍵を返却する際、本数が足りないということから紛失したことが後からわかってしまいます。その際には、原状復帰費用として結局鍵交換代が請求されますので、鍵を紛失したことは正直に報告しましょう。

オートロックの場合は全戸交換になる可能性も

エントランスのオートロックキーをなくしてしまった場合、鍵を拾った第三者がマンション内に入ることができてしまいます。そのような防犯上の問題から、全戸の鍵交換となり、多額の費用を弁償しなければならないことがありますので注意が必要です。

ただし、賃貸マンションの場合は、費用負担の上限が定められていることがあるため、契約書の内容を確認してみましょう。

鍵開け・鍵交換の費用相場

鍵開け・鍵交換の費用相場

ここまで鍵を紛失した場合の対処法についてご紹介しましたが、では実際に鍵開けや鍵交換を行うと、いくらかかるのでしょうか。鍵開けと鍵交換にかかる費用相場を表にまとめました。

鍵開けの費用相場

鍵開けの費用相場は、鍵の種類によって異なります。一般的な鍵の種類で、金属キー部分がギザギザした形が特徴のディスクキーは、シンプルな作りで解錠作業がスムーズなため、比較的費用がかかりません。

平たい金属キー部分に丸い穴が空いているディンプルキーは、防犯性が高く複雑な作りになっているため、解錠費用がディスクキーより高く設定されています。これらの鍵穴タイプの解錠は、特殊な防犯機能が備わるなど、難易度に比例して費用も上がる仕組みになっています。

また、カードキーの解錠は、専門の機器を使用するIT技術が必要な作業です。そのため、鍵穴タイプより費用相場が高くなっています。

鍵の種類費用相場
ディスクキー約8,000円〜20,000円
ディンプルキー約20,000円
カードキー約30,000円〜

鍵交換の費用相場

鍵交換費用の相場は、交換する部品代と技術料、さらに出張料の3つで算出されます。ドアノブタイプの玉座鍵は、部品が安価なため交換費用が安く済みます。

一方、精密性が高く防犯性に優れているディンプルキーは、部品自体が高価なため交換費用が高くなる傾向にあります。自宅の鍵の種類を把握しておくことで、おおよその鍵交換費用の目安がわかるようになりますので、この際にチェックしてみてはいかがでしょうか。

鍵の種類費用相場
玉座約10,000円〜20,000円
ディスクキー約10,000円〜20,000円
ディンプルキー約15,000円〜30,000円

鍵開け・鍵交換の費用を抑える方法

鍵開け・鍵交換の費用を抑える方法

個人の過失とはいえ、マンションの鍵をなくしてしまったことでの急な出費は避けたいものです。ここからは、鍵開けや鍵交換の費用を抑えられる保険やサポート情報などを紹介します。また、上手な鍵開け・鍵交換専門会社を選ぶポイントも併せて見てみましょう。

入居者サポートに加入していないか確認する

マンションの管理会社により、入居者サポートのサービスが用意されているケースがあります。入居者サポートに加入していると、オプションサービスとして鍵開けの基本作業が無料になる場合があります。オプション内容は、契約期間や条件などがサービスによってさまざまですので、確認しておくといいでしょう。

また、ガス会社などで鍵開けの無料サービスを行っているケースもあります。入居者サポートと併せて、ガス会社等の契約内容も調べておくと、いざという時に便利でしょう。

火災保険を適用する

火災保険というと、火災が起きた時の保険サービスと捉えている方も多いかもしれません。しかし、火災以外の天災による家の破損や、家財に対する補償が保険内容に含まれているのです。

鍵は家財に該当するので、補償の対象になります。火災保険は、年に1回鍵開けのサービスが無料で利用できたり、30分以内の解錠作業であれば、費用が無料になったりする内容が含まれていることが多いです。保険会社や契約内容によりサービスが異なるので、確認しておくといいでしょう。

信頼できる鍵開け・交換サービス会社を選ぶ

鍵開けや鍵交換を依頼する場合は、その会社の実績やサービス内容を確認し、信頼できるところにお願いしましょう。

鍵を紛失した焦りからサービス内容をよく確認せず依頼をすると、悪徳な会社に依頼してしまう可能性もあります。鍵開け・交換サービスを選ぶ際には、アフターサービスや追加料金の有無、運営会社の情報が公開されているかなどを事前によく確認してください。

また、現金以外の支払い方法が選べるかどうかもチェックしておくと安心です。

セゾンの鍵開け・修理・交換のサービスでは、アフターフォローとして1年間の無償工事補償がついています。資格を保有したスタッフが作業してくれるので安心して任せられるでしょう。

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鍵をなくさないためのおすすめ対策5選

鍵をなくさないためのおすすめ対策5選

鍵をなくしてしまった場合には、補償やサービスなどがあるとはいえ、費用や労力がかかるのも事実です。何より、部屋に入れないというストレスや悪用されないかといった不安が大きくのしかかります。

まずはマンションの鍵をなくさないことが大切です。鍵を紛失しないためにできる対策や工夫を5つ紹介しましょう。すぐに取り入れられるものや、鍵自体を持たないという選択もあるので、参考にしてみてください。

鍵に大きめのキーホルダーをつける

鍵に大きめのキーホルダーをつければ、目立つためなくしにくくなります。音が出る鈴などを一緒につけるのも効果的です。鍵を見失っても、カバンなどを振ってみれば音が出るので、すぐにあるかどうかがわかります。自宅にあるキーホルダーをつけたり、手軽に購入できたりするので、今日からでも取り入れられる方法といえるでしょう。

キーケースを活用する

いくつかの鍵を所持している場合は、まとめて収納できるキーケースがおすすめです。ある程度の大きさもあるため、紛失しにくくなるでしょう。キーケースに収納することにより、鍵自体や荷物を傷つけないというメリットもあります。また、鍵の種類が他人に見えないので、防犯上にも役立つアイテムです。

紛失防止アイテムを活用する

鍵が見当たらない時のために、スマホやパソコンから探すことができるGPS機能つきのアイテムを鍵につけておくと安心です。

最近ではシールタイプやカード型などさまざまな形状のものが販売されています。Bluetoothと連携してアプリから操作するものが多く、通知を表示したり、音を鳴らしたりできるのも特徴です。万が一なくしてしまっても、見つかる可能性が高くなるでしょう。

キーレス錠に変更する

玄関のドアに後づけできて、キーレスで解錠できるスマートロックなどに切り替えるという手もあります。

そうすれば、鍵を持ち出す必要がなくなるので、紛失することはありません。スマートロックの種類は、スマホから解錠するものや暗証番号式、指紋認証などさまざまです。取り付けは、工事不要のシールタイプのものもありますので、手軽に取り入れることができます。

信頼できる相手にスペアキーを預けておく

信頼できる家族やパートナーにスペアキーを渡しておけば、もし鍵を紛失してしまった場合でも部屋に入ることができます。スペアキーを作製して預けておくといいでしょう。

おわりに 

マンションの鍵を紛失してしまった場合の対処法を紹介しました。鍵開けや鍵交換が必要になった場合には、専門会社選びの注意点を押さえながら、慎重に選んでみてください。保険やサービスも利用して、なるべく負担が少なく済むように鍵開けや鍵交換を行いましょう。また、マンションの鍵をなくす前にできる対策もぜひ取り入れてみてください。

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