給湯器交換の値段の相場は?本体と工事にかかる費用を徹底解説!

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給湯器交換の値段の相場は?本体と工事にかかる費用を徹底解説!

給湯器の不具合が目立って交換を考えるときは、どうしても値段が気になるのではないでしょうか。10年近く使う給湯器だからこそ、値段の相場を知ってじっくり検討したいものです。 今回は、給湯器や交換工事にかかる値段の目安を紹介します。給湯器本体とリモコンの値段、工事費を加えた値段など、それぞれ見ていきましょう。

1.給湯器交換の内訳と値段の相場

給湯器を交換する際は、給湯器の値段だけではなく、工事費用と合わせて値段をチェックしましょう。内訳、値段の相場は下記のとおりです。

1-1.給湯器の交換にかかる値段の内訳

・給湯器本体
給湯器本体の値段は給湯器メーカーの希望小売価格で「給湯専用の給湯器 17万~20万円」、「追い焚き・お湯はりができるオートタイプの給湯器32万~37万円」、「追い焚き機能に加えて自動足し湯や追い焚き配管自動洗浄機能などが付いたフルオートタイプの給湯器35万~40万円」が値段の目安です(給湯器本体の値段は、一般的にメーカーの希望小売価格の30~60%割引が相場です)。  

・工事費
同機種で同じタイプの交換であれば、交換工事にかかる値段は3万~7万円ほどです。  

・リモコン料金
給湯器にはリモコンが必要です。リモコンの交換工事の値段は1万~3万円ほどです。

1-2.給湯器交換の相場

給湯器の設置方法・燃料・給湯能力(号数)・機能などによって、給湯器の交換にかかる値段に差が生まれます。値段の幅で最も多いのは10万~15万円未満です。最高値の値段で25万~30万円未満、最安値の値段で5万~10万円未満ほどになるでしょう。

2.給湯器とは?設置・燃料・号数・機能別に解説!

設置方法・燃料・給湯能力(号数)・機能によって、給湯器の値段はさまざまです。給湯器のタイプを順番に解説します。

2-1.設置タイプ別

給湯器は住居環境によって、どこに設置できるか決まり、置き方によって値段が変わります。給湯器の設置タイプは、下記のとおりです。

・屋外据置
屋外の地面や床に給湯器を平置きする屋外据置タイプです。スペースがある場合、屋外据置が採用されています。メリットとしては屋外壁掛けタイプに比べて壁への負担が少なく、落下の危険性がないことが挙げられます。デメリットは設置幅が広いためスペースがないと置けないことと、設置費用が他と比較して高めな点が挙げられます。

・屋外壁掛
壁に給湯器を固定する屋外壁掛タイプです。一戸建ての壁、マンションのベランダや壁に給湯器を設置します。メリットは、小スペースでも給湯器を置ける点です。デメリットは壁に負担をかけてしまうことと、落下の危険性があることが挙げられます。  

・隣接設置
浴槽側の屋外に隣接して設置する給湯器です。浴槽内に2つ穴が空いているため、2つ穴や浴室隣接設置型とも呼ばれます。本体の値段が比較的安いことと給湯器の場所を把握しやすいことの2点がメリットです。デメリットは、戸建ての住宅には取り付けられないことと追い焚きの配管工事が必要なため、工事費が高くなりやすいことの2点が挙げられます。  

・PS設置
マンションの玄関横やエレベーター横などのパイプスペースに設置する給湯器です。メリットは、マンションなどの狭いスペースに設置でき、埋め込み式のため外観を損なわないことが挙げられます。デメリットは、埋め込む壁の広さによって、給湯器のサイズが限定されてしまうこと、排気管の方向性にも注意が必要なことが挙げられます。必要な広さを考慮して給湯器のサイズ選びをしないと、工事の値段が上がる恐れがあります。    

2-2.燃料別

お湯をつくるエネルギーを「燃料」といいますが、この燃料によって給湯器の値段が違います。省エネ型の給湯器は初期導入の値が張るため、ランニングコストと比較しましょう。

・ガス
ガスを使って炎を燃焼させる従来型の給湯器です。流通量が多く、他の燃料と比較すると、給湯器の値段は安価です。  

・電気(エコキュート)
ヒートポンプユニットで空気を温め、その熱で水をお湯に変えます。電気代が安い深夜にお湯をつくるのも特徴です。省エネ性が高い給湯器ですが、初期費用の値段は高額です。  

・高効率ガス(エコジョーズ)
少ないガス量でお湯を沸かせて、地球環境にも家計にも嬉しい省エネ型の給湯器です。ガス給湯器よりは値段は高めですが、エコキュートよりは値段が下がります。  

・電気・ガスのハイブリッド(エコワン)
電気とガスの「ハイブリッド式」の給湯器です。ヒートポンプでつくったお湯をタンクにため、お湯の使用時にガスで再加熱します。光熱費が節約できますが、初期導入の値段が高額です。  

・ガス(エネファーム)
お湯と電気をつくる家庭用燃料電池のエネファームです。ガスに含まれる水素と酸素で発電し、お湯を温めます。初期導入の値段は高額です。

2-3.ランニングコストとイニシャルコストの比較

ランニングコストとイニシャルコストを比較すると以下のとおりです。

【ランニングコスト】
・電気(エコキュート):年間1.8万
・電気・ガスのハイブリッド(エコワン):年間4.3万
・ガス(都市ガス):年間7.4万
・高効率ガス(エコジョーズ):年間6万(都市ガス)11万(LPガス)
・ガス(エネファーム):年間11万  

【イニシャルコスト】
・ガス(都市ガス):15~20万
・高効率ガス(エコジョーズ):25~40万円
・電気(エコキュート):40~80万
・電気・ガスのハイブリッド(エコワン):60~70万円
・ガス・石油・発電(エネファーム):130~180万円  
(※上から値段が安い順に記載)

2-4.号数別

水温+25℃のお湯が1分間で出る湯量を「号数」で表します。号数が大きいほど、給湯能力が高くなり、給湯器本体の値段がアップ。給湯器の号数は、下記のとおりです。

・【1人向け】
10号 一人暮らしなら10号の給湯器でも十分。ですが、来客が多いなら湯量が少ないと感じるかもしれません。値段は控えめです。

・【1~2人向け】
16号 一人暮らしまたは2人家族向けの給湯器。同時に複数箇所でお湯を使わない家庭に最適です。値段は控えめです。  

・【2~4人向け】
20号 同時に2箇所でお湯を使えます。お湯を使うタイミングが家族で違う場合は、20号の給湯器でも問題ないでしょう。  
・【4~5人向け】
24号 複数箇所でお湯を使う場合は、24号の給湯器がおすすめ。シャワーやキッチンなどで同時に使えます。  

・【5人以上向け】
28号 大家族なら28号の給湯器を。現在24号を使っていて湯量が少ないと感じる場合、28号が良いでしょう。

2-5.機能別

床暖房や浴室暖房乾燥など、多機能な給湯器があります。給湯器は、暖房機能あり・なしでも値段が異なります。

・暖房機能なし
追い焚き機能つきの給湯専用の給湯器。暖房機能を付けないことで、値段は安くなります。  

・暖房機能あり
給湯・追い焚き機能に加えて、暖房機能がついた機種は、床暖房や浴室暖房乾燥機能があることで、ヒートショックのリスクを下げられます。多機能な分、値段は上がります。

2-6.タンクの容量別

エコキュートなどの給湯器内部に貯湯するタンクが付いたタイプは、タンク容量によっても値段が異なります。大きく分けて300L(2~4人家族向け)、370L(3~5人家族向け) 460L以上(4~8人家族向け)の4種類があり、容量が大きくなるほど値段は高くなります。

3.給湯器本体の値段の相場を解説!

給湯器の値段は、タイプ・機能などによって、どれくらいの値段が相場になるのでしょうか。下記で解説します。

3-1.給湯器の値段はタイプと機能で決まる

給湯器は、タイプ・機能などによって、値段が大きく変わります。給湯器の値段が幅広いのは、省エネ性能の高さ・暖房機能の有無などの組み合わせによって、値段が異なるからです。

3-2.【機能】給湯器の値段の相場(号数:20号で比較)

・【暖房機能なし】追い焚きなしタイプ
給湯専用、追い焚き機能なしのシンプルな給湯器(20号)は、リモコンを加えた値段で5万~12万円が相場です。  

・【暖房機能なし】追い焚き付きエコジョーズオートタイプ
追い焚き・お湯はり・保温を自動で行なう給湯器(20号)は、リモコンを加えた値段で7万~24万円が相場です。  

・【暖房機能なし】追い焚き付きエコジョーズフルオートタイプ
追い焚き・お湯はり・保温が自動で、自動足し湯と配管の自動洗浄機能が付いた給湯器(20号)は、リモコンを加えた値段で10万~27万円が相場です。  

・【暖房機能あり】追い焚きなし
床暖房や浴室暖房乾燥などの暖房機能がついた給湯器(20号)は、リモコンを加えた値段で10万~15万円です。  

・【暖房機能あり】追い焚き付きエコジョーズオートタイプ
追い焚き・お湯はり・保温を自動で行なう、暖房機能付きの給湯器(20号)は、リモコンを加えた値段で14万~20万円です。  

・【暖房機能あり】追い焚き付きエコジョーズフルオートタイプ
追い焚き・お湯はり・保温が自動で、自動足し湯と配管の自動洗浄機能が付いた暖房機能付きの給湯器(20号)は、リモコンを加えた値段で15万~24万円が相場です。

3-3.【号数別】給湯器の値段の相場

号数が上がるごとに、値段は1万~3万円ほどアップします。

・【1人向け】10号 10万円~12万円  

・【1~2人向け】16号 16万円~18万円  

・【2~4人向け】20号 20万円~22万円  

・【4~5人向け】24号 24万円~26万円  

・【5人以上向け】28号 26万円~28万円  
(※)追い焚きのリモコン付きの給湯器(オート)の値段の目安です。

4.給湯器工事の内訳と値段は?

給湯器交換にかかる工事の値段の目安は、いくらでしょうか?工事の内訳や値段の相場を押さえておきましょう。

4-1.給湯器工事の内訳

給湯器工事費の値段には、取り付けや交換工事、配管工事、リモコン取り付け、点火試験費、出張費、古い給湯器の撤去・廃材処分などの費用が含まれます。

4-2.給湯器工事の値段の相場

給湯器のタイプや場所変えなどが発生せず、既存の給湯器から新しい給湯器に交換工事をする場合、値段の相場は3万~7万円ほどです。

5.給湯器と専門会社の選び方

給湯器交換費の値段を押さえたところで、ここからは給湯器を選ぶポイントや交換工事を依頼する専門会社選びについて見ていきましょう。

5-1.給湯器の選ぶポイント

・設置場所を確認する
給湯器を交換する場合、既存の給湯器の置いてある場所を使うのか、屋外壁掛から屋外据置にするかなどを確認しましょう。設置場所を変更する場合、工事費用の値段が上がります。  

・家に住む人数を加味する
家族の人数によって、給湯器の号数が異なります。人数が減る場合は号数がダウンし、人数が増える場合は号数がアップします。給湯器の号数で値段は変わります。  

・必要な機能・性能・システムを確認する
自動足し湯、配管自動洗浄、床暖房、浴室暖房乾燥など、どのような機能を付けたいのかをチェックしましょう。給湯能力や省エネ性の高いものなど、給湯器の仕様と値段を照らし合わせましょう。  

・予算を決める 給湯器は機能などの組み合わせによって、値段が大きく異なります。交換工事の値段と光熱費も考慮に入れて、予算を決めておきましょう。

5-2.専門会社の選び方

給湯器の交換工事は、給湯器の販売会社・ガス会社・給湯器メーカーに依頼ができます。業者に依頼するときに気をつけたいポイントは下記のとおりです。

・実績が豊富
専門会社ごとの交換工事の施工実績をチェックしましょう。WEBサイトで年間の施工実績数を公表している業者もあります。  

・WEBサイトに口コミや体験談がある
実際の給湯器の使い勝手を知っておきたいものです。WEBサイトで口コミや体験談を確認しましょう。  

・サービス内容や料金の内訳がわかりやすい
内容が不明なまま依頼をしてしまうと、思わぬ落とし穴があるかもしれません。内容や料金の内訳がわかりやすいと安心です。  

・アフターサービスや保証が充実している
アフターサービスや保証の手厚さは重要です。即日修理が可能か、24時間対応か、年中無休で対応しているかなどを確認しましょう。  

・有資格者が所属している
給湯器の交換は資格保有者が工事を行います。液化石油ガス設備士や給水装置工事主任技術者
(※)などの資格保有者が所属しているかどうかを確認しましょう。  
(※) 【液化石油ガス設備士】 LPガス設備工事の作業を行う方は、必ず取得しなければならない国家資格です。給湯器の燃料がLPガスの場合は、スタッフが液化石油ガス設備士であるかどうかを確認した方が良いでしょう。  

【給水装置工事主任技術者】
水道管の工事を行う際には必ず取得しなければならない国家資格です。設置工事で水道管工事が必要な場合は、スタッフが給水装置工事主任技術者であるかどうかを確認した方が良いでしょう。  

・担当者の対応が丁寧で早い
担当者の対応は、業者の顧客に対する姿勢を表します。担当者の受け答えの丁寧さや、返信の早さは、業者を判断する材料になるでしょう。  

・複数の専門会社に見積もりを依頼する 同型の給湯器でも、割引率は販売業者によって異なります。複数の業者に見積もりを依頼し、比較しましょう。

6.住まいに関するトラブルは、くらしのセゾン「セゾンの駆けつけサービス」がおすすめ

くらしのセゾン「セゾンの駆けつけサービス」は、さまざまな暮らしのトラブルを年中無休で解決するサービスです。給湯器に関わるトラブルをはじめ、トイレ・台所・浴室・洗面台といった水まわりのトラブルや電気関連のトラブルにも対応します。給湯器の交換・取付などについてお困りの方は、ぜひ以下のURLよりお問い合わせください。

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おわりに

給湯器本体の値段や工事の値段など、基本の値段はおわかりいただけたでしょうか。給湯器を選ぶ際に、何によって値段の差が生まれているのか、工事費用を含めた値段の総額はいくらかになるのかをあらかじめ確認しておくとスムーズです。