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借り入れの意味とは?借入方法など基礎知識をわかりやすく解説

借り入れの意味とは?借入方法など基礎知識をわかりやすく解説
セゾンのくらし大研究 編集部

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借り入れとは、お金を借りることです。銀行やクレジットカード会社のキャッシングやカードローンなどを利用することで借り入れができます。このコラムでは借り入れの基礎知識について解説し、借り入れ方法や注意点もご紹介します。合わせてチェックしましょう。

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1.借り入れの基礎知識

借り入れとは、生活資金などが足りないときにお金を借りることです。一般的には、銀行や信販会社、クレジットカード会社、公的機関などからお金を借りることを指します。借り入れと一口にいっても、その内容はさまざまです。借り入れ先に応じて金利が異なり、借り入れる内容によって担保が必要になる場合もあります。ここでは、借り入れの基礎知識についてご紹介します。

1-1.借り入れとはお金を借りること

借り入れとはお金を借りることですが、借りるときは基本的に利子がつきます。借りたお金を返すときは、利子分の金額を加えて返さなければなりません。

利息とはお金を借りたお金に対する手数料のことです。金利とは、利息を求める際の計算レート(利率)です。金利は「%」で表示され、一般には「年利=1年あたりの利率」を意味します。利息は、借入残高に対して金利を乗じて求めます。金利は金融機関ごとに異なり、貸金業法という法律で上限が定められています。金利の上限は借入金額によって異なり、法で定められた上限は以下のとおりです。

借り入れの金額上限金利(年率)
10万円未満20%
10万円以上100万円未満18%
100万円以上の場合15%

上限金利を超えた金利を設定することはできません。超過した部分の金利は無効になります。借り入れには、担保の提供が必要な有担保借り入れと、担保が不要な無担保借り入れがあります。担保とは、借り入れたお金の返済ができなくなった場合、返済の代わりに債権者に対して差し出すものです。

有担保借り入れとして代表的なのが住宅ローンで、購入した不動産が担保になります。万が一、住宅ローンの返済ができない場合には、担保となっている不動産を売却し、売却で得た資金で返済を行うという手段がとられる場合もあります。

また、借り入れが以下のいずれかに該当する場合、「収入を証明する書類」の提出が求められます。「収入を証明する書類」は、源泉徴収票や給与明細書、確定申告書の控えなどです。給与明細書は直近の数ヵ月分が求められる可能性が高いです。

1-2.基本的な借り入れの流れ

申し込みからお金を借りるまでの流れは借入先によって違いはありますが、基本的には以下のとおりです。審査に要する期間は借入先によって異なるため、事前に確認しておきましょう。無担保の借り入れの場合は比較的早く、即日融資される場合もあります。

  1. Webか店頭で借り入れの申し込みをする
  2. 本人確認をする
  3. 審査を受ける
  4. 融資を受ける

2.主な借入先5つの特徴

主な借入先5つの特徴

主な借入先は、銀行やクレジットカード会社、信販会社、消費者金融といった民間会社のほかに、公的機関もあります。それぞれ扱う商品は異なり、借入条件や金利、返済方法などもさまざまです。審査基準も異なります。一つの機関で審査に落ちても、ほかでは通過する可能性があります。主な借入先5つの特徴を見てみましょう。

2-1.銀行

銀行では法人や個人のお金を預かる業務のほかに、貸付業務も行っています。お金の借り入れで銀行が扱うのは住宅ローンなど目的を定めたローンのほか、使い道が自由なフリーローンなどです。限度額の範囲で自由に借り入れや返済ができるカードローンを扱う銀行もあります。金利はローンの種類ごとに設定されているのが一般的です。

2-2.クレジットカード会社

クレジットカード会社では、クレジットカードのキャッシング枠の範囲内で借り入れができます。新規にローン契約をすることなく借り入れできるのがメリットです。コンビニや金融機関のATMからいつでも利用でき、返済は毎月のクレジットカードの利用代金の一部として支払われるため、手間がありません。金利の相場は12〜18%と設定されています。

2-3.信販会社

信販会社とは信用販売を主な業務とする会社です。信用販売では商品代金を立て替えるだけで、お金の貸付を行うわけではありません。しかし、貸金業の登録を受け、各種ローンやキャッシング機能のついたクレジットカードの発行といった貸付業務を行っている信販会社は多く存在します。

2-4.公的機関

国や地方自治体といった公的機関でも、お金の借り入れができます。低所得世帯や高齢者世帯などを対象にした、生活福祉資金貸付制度をはじめとする公的融資制度を多数設けています。公的な支援のため金利が低く、無利息で借り入れできる場合もあるのが特徴です。融資までには約1週間程度の時間がかかりますが、要件に該当するのであれば利用してみると良いでしょう。

2-5.消費者金融

消費者金融は、貸金業法に基づいて融資を行う事業者です。主にカードローンを扱い、クレジットカードを発行している会社もあります。消費者金融と聞くと良くないイメージを抱くことがあるかもしれませんが、闇金業者と呼ばれるものとは異なります。法律に基づいて融資を行い、借り過ぎなどが起こらない仕組みで適正な運営が行われているため心配はありません。

3.借入方法は主に2種類

借入方法は主に2種類

借入方法は主に、ローンとクレジットカードのキャッシングの2種類です。ローンとはお金を借り入れる商品のことで、カードローンとフリーローンに分けられます。クレジットカードのキャッシングはすべてのクレジットカードに備わる機能ではなく、キャッシング枠が設けられている場合に限り利用できるものです。2つの借り入れ方法について、ご紹介します。

3-1.ローン

ローンとは、お金を借り入れる商品のことです。住宅ローンや教育ローンなど用途が限定されたローンや、カードローンやフリーローンなど、限定されず自由に利用できるローンがあります。住宅ローンは公的機関や保険会社でも取り扱っており、公的機関の場合は、住宅金融支援機構が運営するフラット35を利用することができます。

用途を限定しないカードローンとフリーローンについて、さらに詳しく見てみましょう。

3-1-1.カードローン

カードローンは、銀行や信販会社、クレジットカード、消費者金融など幅広い金融機関で取り扱う商品です。限度額の範囲で自由に借り入れができます。金利や融資までにかかる時間、返済方法などは金融機関ごとに異なるため、利用する際は確認が必要です。

銀行系のカードローンは比較的金利が低めですが、審査には一般的に1〜2週間程度かかってしまいます。なお、そのほかの金融機関では、審査が早いのが特徴です。最短で当日に融資ができるところもあります。

セゾンファンデックスのかんたん安心カードローンなら平日の12時までに申し込みを完了させ、13時までに契約手続きが完了できた場合、当日15時までに登録した口座に融資金が振り込まれます。緊急でお金が必要という場合にも安心して利用できるようになっています。

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3-1-2.フリーローン

フリーローンは、主に銀行や信販会社が扱う商品です。1契約での借り入れは1回までとなり、追加の融資はできません。借り入れをした後は月々の返済を設定するため、返済スケジュールなどの管理をしやすいのが特徴です。基本的に用途の定めはありませんが、事業資金や投資目的の利用はできません。場合によっては用途の申告が必要になることもあります。

セゾンファンデックスのかんたん安心フリーローンも資金使途は原則として自由となっているため、家族の教育資金や冠婚葬祭のための資金、医療費や生活費などに充てることができます。月々の返済金額を柔軟に設定することができ、60歳以上の方なら収入に合わせて隔月での返済も可能です。

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3-2.クレジットカードのキャッシング

クレジットカードに設定されているキャッシング機能を使い、借り入れする方法もあります。すべてのクレジットカードにキャッシングの利用枠があるわけではなく、最初から設定されていないカードもあるため、事前に確認しておきましょう。

キャッシングはお金が必要になったときにコンビニや銀行のATMで借り入れできるため便利ですが、金利はほかのローンに比べて高めに設定されています。少額を短期間借りるのに適した方法といえるでしょう。

3-2-1.オンラインキャッシング

クレジットカードのキャッシング枠では、オンラインキャッシングも利用できます。インターネットから申し込み、指定の口座に振り込まれるサービスです。ATMに行かなくても自身の口座にお金が振り込まれるため、急いでお金が必要なときに役立ちます。ただし、すべてのクレジットカードが対応しているわけではないため確認が必要です。

4 .借り入れを利用する際の4つの注意点

借り入れを利用する際の4つの注意点

お金を借り入れる方法はさまざまですが、借り入れる際には共通して注意したい点があります。まず、誰でも借り入れできるわけではなく、審査を受けなければなりません。返済するときは利子がかかることも忘れないようにしましょう。

借り入れは目的の範囲にとどめ、借りすぎに注意することが大切です。借り入れには総量規制があることも理解しておく必要があります。ここでは、借り入れを利用する際に注意したい4つの点を見ていきましょう。

4-1.お金を借りる際は審査を受けなければいけない

借り入れの申し込みでは、審査があることに注意が必要です。公的融資の場合にも条件があります。金融機関の審査基準は借入先により異なり、主に勤務先や年収、勤務形態、借入状況などが審査されます。基準に満たない場合や、過去に支払遅延や滞納があった場合、借り入れできない可能性もあることは把握しておきましょう。

4-2.返済するときは利子が発生する

先述したとおり、借り入れには利子が発生します。金利は金融機関やローン、借入金額によって異なり、返済するときは利子分も合わせて支払わなければなりません。また、借入金額や返済期間によっては、金利が高くなる場合もあります。借り入れを利用する際は必ず金利を確認し、返済計画をしっかり立てるようにしましょう。

4-3.目的に合わせて借り入れを行う

目的に合わせて借り入れを行うことが大切です。住宅の購入など明確な目的がある場合には目的別ローンを利用し、遊興費など自由に使いたい場合はカードローンやフリーローンを選びます。最低限の生活費が必要という場合には、公的機関の支援制度を利用すると良いでしょう。利用目的を問わないローンでも何に使うかの目的を明確にし、無理のない返済計画を立てるようにしてください。

4-4.総量規制について理解する

信販会社やクレジットカード会社、消費者金融から借り入れする場合には、貸金業法による総量規制についても理解しておきましょう。総量規制とは借り入れできる金額の制限であり、他社からの借入残高も含めて年収の3分の1を限度とするものです。それ以上の借り入れはできないため、注意してください。なお、銀行は銀行法の下にあり、貸金業法の制限は受けません。総量規制の対象外ですが、ほとんどの銀行で自主的に同じような規制を設けています。

おわりに

借り入れとはお金を借りることで、借りたお金には利子がつきます。借入先は銀行や信販会社などの民間会社があり、公的機関からも借り入れが可能です。主な借入方法にはローンとクレジットカードのキャッシングがあり、ローンは目的別と自由に使えるものに分かれています。自分自身の状況に合わせ、返済計画も立てながら適切な借入先を選びましょう。

【貸付条件一覧】セゾンファンデックス

【不動産担保ローン(フリーコース)】
ご融資額:100~3,000万円
ご融資年率:6.8%~9.9%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:60回~180回/5年~15年
ご返済方式:毎月元利均等払いまたはボーナス併用払いのいずれか
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
保証:原則不要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【住宅ローン】【親族間売買ローン】【遺産分割ローン】
ご融資額:100万円~5億円
ご融資年率:変動金利 3.75%~5.15%※2023年7月時点(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:60回~360回/5年~30年
ご返済方式:毎月元利均等払いまたはボーナス併用払いのいずれか
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
保証:原則不要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【不動産投資ローン】
ご融資額:100万円~5億円
ご融資年率:変動金利 3.75%~5.15%※2023年7月時点(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:60回~360回/5年~30年
ご返済方式:毎月元利均等払いまたはボーナス併用払いのいずれか
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
保証:原則不要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【不動産担保ローン(リフォームコース)】
ご融資額:100万~1億円
ご融資年率:変動金利 3.75%~4.55%※2023年4月時点(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:60回~360回/5年~30年
ご返済方式:毎月元利均等払い(個人の場合ボーナス併用払い可)
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
保証:法人の場合原則代表者の保証要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【事業者用不動産担保ローン】
ご融資額:100万円~5億円
ご融資年率:変動金利 2.75%~4.55%※2023年4月時点・固定金利4.5%~9.9%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:60回~300回/5年~25年
ご返済方式:毎月元利均等払い
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
保証:原則不要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【不動産売却前提ローン】
ご融資額:100万円~5億円
ご融資年率:固定金利 3.65%~9.9%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:1回~24回/最長2年
ご返済方式:期日一括返済方式(最終返済期日までは毎月利息払い)
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
連帯保証人:原則不要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【かんたん安心カードローン】
ご融資額:1~500万円
ご融資利率:実質年率6.5%~17.8%
ご返済回数・期間:1~60回/1~60ヵ月
ご返済方式:定額リボルビング方式、1回払い
遅延損害金:年率 9.49%~20.00%
担保・保証人:不要
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【かんたん安心フリーローン】
ご融資額:10~300万円
ご融資利率:実質年率8.8%~17.4%
ご返済回数・期間:6~96回/6~96ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式
1) 毎月1回返済(ボーナス併用あり)
2) 2ヶ月に1回返済(60歳以上の方限定)
遅延損害金:年率 12.84%~20.00%
担保・保証人:不要
***************************************************************
【個人事業主専用カードローン】
ご融資額:1~500万円
ご融資利率:実質年率6.5%~17.8%
ご返済回数・期間:1回~60回・1ヵ月~60ヵ月
ご返済方式:定額リボルビング方式、 1回払い
遅延損害金:年率9.49%~20.00%
担保・保証人:不要
***************************************************************
【リフォームローン】
ご融資額:30~500万円
ご融資利率:実質年率3.8%~10.9%
ご返済回数・期間:6回~96回・6ヵ月~96ヵ月
ご返済方式:毎月元利均等払いまたはボーナス併用払いのいずれか
遅延損害金:年率5.54%~15.91%
担保・保証人:不要
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【POファイナンス】
ご融資額:原則300万円~5億円・電子記録債権金額の範囲内(受注金額が上限)
ご融資利率:固定金利 3.65%~9.9%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:36回以内・3年以内
ご返済方式:期日一括返済方式
遅延損害金:年率 20.00%
担保:原則電子記録債権※ほかに担保として動産もしくは不動産を提供していただく場合があります。
連帯保証人:原則代表者個人の連帯保証
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の2.2%以内(税込)収入印紙代相当額、振込手数料(実費)
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【POファイナンス(補助金対応)】
ご融資額:原則300万円~5億円・電子記録債権金額の範囲内(補助金交付金額が上限)
ご融資利率:固定金利 3.65%~9.9%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:36回以内・3年以内
ご返済方式:期日一括返済方式
遅延損害金:年率 20.00%
担保:原則電子記録債権※ほかに担保として動産もしくは不動産を提供していただく場合があります。
連帯保証人:原則代表者個人の連帯保証
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の2.2%以内(税込)収入印紙代相当額、振込手数料(実費)
***************************************************************
【マンション管理組合ローン】
ご融資額:100万円~2億円
ご融資年率:変動金利 2.65%~3.65%※2023年4月1日現在・固定金利4.65%、5.65%、6.65%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:12回~240回/1年~20年(1年単位)
ご返済方式:毎月元利均等払い
遅延損害金:年率 15.00%
担保:不要
連帯保証人:不要
契約時の諸費用:収入印紙代相当額、振込手数料(実費)

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