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フリーローンとは?カードローンとの使い分けポイントもわかりやすく解説

フリーローンとは?カードローンとの使い分けポイントもわかりやすく解説
セゾンのくらし大研究 編集部

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豊かなくらしに必要な「お金」「健康」「家族」に関する困りごとや悩みごとを解決するために役立つ情報を、編集部メンバーが選りすぐってお届けします。

フリーローンとは、資金の使い道が原則として自由なローン商品をいいます。使い道が自由なローン商品としてはカードローンも挙げられますが、どのような違いがあるのか、また、どのように使い分けることができるのかについてわかりやすく解説します。

かんたん安心フリーローン
かんたん安心フリーローン

フリーローンとは?わかりやすく解説

フリーローンとは、資金の使い道が限定されないローン商品のことで、金融機関で取り扱われています。一方、フリーローンと同じく使い道が限定されておらず、カードタイプのものをカードローンといいます。

また、フリーローンは借入希望額を決めてから銀行などに借り入れを申し込むため、追加で借りたいときは再度審査を受けなくてはいけません何度も審査をせずに済むように、どの程度の金額が必要か吟味してから申し込むようにしましょう。

1-1.必要な資金をまとめて借りられる

フリーローンは、必要な資金をまとめて借りるローン商品です。50万円必要なときは50万円をまとめて借り、計画的に返済していきます。

一方、カードローンは、審査により利用限度額が決まり、その限度額の範囲内でお金を借りるローン商品です。例えば、旅行費用に10万円、生活費の補てんに5万円というように、必要になったときに必要な金額だけ、限度額内であれば自由に借り入れと返済を繰り返すことができる極度型のローンです。

必要なだけ借りられるという点は便利ですが、追加で借りる度に借入残高が更新されるため、返済計画を立て直さなくてはいけません。フリーローンのよう最初にまとめて借りるローン商品であれば、最初に決めた計画どおりに返済できるため、何度も計画を立て直す必要がないというメリットがあります。

1-2.原則として使い道が自由

例えば、住宅ローンのように借り入れの目的が決まっているローンであれば、別途購入する家電製品や家具の代金、引っ越し代などを含めることはできません。資金が足りないときは、別途、ローンを組まなくてはいけません。

一方、原則としてフリーローンは使い道が自由であるため、家電製品や家具、引っ越し費用だけでなく生活費、旅行費用などのようにさまざまな用途の資金として借りることができます。ただし、事業性資金としての利用が認められていない場合があります。事業資金が必要なときは、どのローン商品が利用できるのか金融機関に問い合わせておきましょう。

1-3.追加で借り入れできない

フリーローンは必要な金額をまとめて借りるローン商品のため、追加で借りる必要が生じたときは、新規にお借り入れを申し込む必要があります。申し込む度に審査が行われるため、1度借りられたとしても、2回目以降は必ずしも借りられるとは限りません。

1-4.担保や保証人は不要

フリーローンは、基本的に担保や保証人は不要です。担保や保証人に対する審査が実施されない分、申し込みに必要な書類が少なく、また、審査にかかる時間が短くなる傾向にあります。

1-5.金利はカードローンよりも低い場合もある

フリーローンは、カードローンと比べると低金利の場合もあります。フリーローン、カードローンをともに取り扱っている先であれば、比較してみましょう。

カードローンよりフリーローンが適しているケース

カードローンかフリーローンかで迷ったときは、次の項目に該当するかどうかチェックしてみましょう。いずれかの項目に該当するときは、フリーローンのほうが向いていると考えられます。詳しく見ていきましょう。

  • まとめてお金を借りたい
  • 金利を抑えたい
  • シンプルにローンを管理したい

2-1.まとめてお金を借りたいとき

住み替えや引っ越し費用など、まとめてお金を借りたいときはフリーローンが適しています。借りたい金額がすでに決まっている場合は、フリーローンへの申し込みを検討してみましょう。

セゾンファンデックスの「かんたん安心フリーローン」は10万円〜300万円のまとまった借り入れに利用できるフリーローンです。ご返済方法は1ヵ月に1回と2ヵ月に1回の2つからお選びいただけます。

かんたん安心フリーローンの詳細はこちら

かんたん安心フリーローン
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2-2.金利を抑えて借りたいとき

フリーローンは、カードローンと比べると、金利が低めに設定されている場合があります。利息を抑えて借りたいときにも検討してみましょう。ただし、フリーローンはリフォームローンやマイカーローンなどの「目的別ローン」と比べると、金利が高めのことが多いです。資金の使い道が決まっている場合の借り入れには、目的別ローンを検討してみましょう。

2-3.シンプルにローン管理をしたいとき

フリーローンは最初にまとめて借りるため、借入額が途中で増えません。そのため、最初に立てた返済計画どおりに返済でき、シンプルにローンを管理することが可能です。一方、カードローンは追加で借りることができるため、借入額や返済期間、利息が途中で変わる可能性があります。何度も追加で借り入れていると、なかなか返済が終わらず、ローン管理が複雑になってしまうかもしれません。

フリーローンよりカードローンが適しているケース

次のいずれかに該当する場合は、フリーローンよりもカードローンのほうが適しているかもしれません。それぞれの状況がなぜカードローンに適しているのか、詳しく解説します。

  • 必要なときに必要な分だけ借りたい
  • 急な支出に備えたい

3-1.必要なときに必要な分だけ借りたいとき

フリーローンは追加で借りられないため、借りるときには計画性が求められます。借りる金額を見積もり、追加で借りなくてはいけない状況にならないように計画を立てておく必要があるでしょう。

一方、カードローンであれば借り入れを申し込む際に、借りたい金額を厳密に見積もっておく必要はありません審査によって決まる限度額内であれば、借り入れと返済を繰り返すことができるため、返済中に追加でお金が必要になったときも、限度額を超えない範囲であれば審査なしに借りることができます。必要なときに必要な分だけ借りたい方は、カードローンを検討してみましょう

3-2.急な支出に備えたいとき

フリーローンは、借りる必要性があるときのみ申し込むローン商品です。例えば、引っ越し費用を借りたい、家電製品を買いたいなど、借りる必要性と借りる金額が明確なときに金融機関に申し込みます。

一方、カードローンは特に借り入れの必要性がないときでも申し込めるローン商品です。カードローンに申し込み、契約をしておくと、限度額の範囲内であればいつでも借りられるようになるため、急な支出が生じたときも、審査なしにスムーズに対応できるようになります。

例えば、結婚式などの冠婚葬祭や資格取得など頻度が低いイベントが生じたときは、カードローンの限度額以内であればすぐに借りられるでしょう。ATMを使って必要額を借りるだけでなく、口座振込みなどの方法で借りられるカードローンもあるため、必要なときに必要な金額をその場に合う方法で借りられます。

目的や使いやすさに合ったローン商品を選ぼう

人生において、お金を借りる必要性が生じることがあります。住宅やリフォーム、自動車などの高額なものを購入するときや、持ち合わせがないとき、予定外の出費が生じたときなどは、金融機関からの借り入れを検討する必要があるでしょう。

ローンにはさまざまな種類があり、それぞれ使いやすさや借入目的、金利などが異なります。ローン商品ごとの特徴を理解しておくと、借り入れの必要性が生じたときにスムーズに対応できるようになるでしょう。

複数の使い道で利用するときや、目的別ローンでは対応できないまとまった資金を用立てたいときなどは、フリーローンが適していることがあります。カードローンと比べて金利が低めに設定されている場合もありメリットといえるでしょう。また、カードローンと違って自由に追加で借り入れができないため、計画的に返済できるのもフリーローンの特徴です。

その一方で、追加で借りたいときは、新たに審査を受けなくてはいけないという特徴もあります。フリーローンを利用するときは、どの程度の借り入れが必要か事前に見極めてから金融機関に申し込むようにしましょう。

また、どこで借りるかも検討が必要ですフリーローンを取り扱う会社によって、審査結果が分かるまでの時間や金利、借入可能な金額などが異なります。いくつか比較し、ご自身に合う会社から借りるようにしましょう。

【貸付条件一覧】セゾンファンデックス

【不動産担保ローン(フリーコース)】
ご融資額:100~3,000万円
ご融資年率:6.8%~9.9%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:60回~180回/5年~15年
ご返済方式:毎月元利均等払いまたはボーナス併用払いのいずれか
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
保証:原則不要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【住宅ローン】【親族間売買ローン】【遺産分割ローン】
ご融資額:100万円~5億円
ご融資年率:変動金利 3.75%~5.15%※2023年7月時点(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:60回~360回/5年~30年
ご返済方式:毎月元利均等払いまたはボーナス併用払いのいずれか
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
保証:原則不要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【不動産投資ローン】
ご融資額:100万円~5億円
ご融資年率:変動金利 3.75%~5.15%※2023年7月時点(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:60回~360回/5年~30年
ご返済方式:毎月元利均等払いまたはボーナス併用払いのいずれか
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
保証:原則不要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【不動産担保ローン(リフォームコース)】
ご融資額:100万~1億円
ご融資年率:変動金利 3.75%~4.55%※2023年4月時点(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:60回~360回/5年~30年
ご返済方式:毎月元利均等払い(個人の場合ボーナス併用払い可)
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
保証:法人の場合原則代表者の保証要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【事業者用不動産担保ローン】
ご融資額:100万円~5億円
ご融資年率:変動金利 2.75%~4.55%※2023年4月時点・固定金利4.5%~9.9%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:60回~300回/5年~25年
ご返済方式:毎月元利均等払い
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
保証:原則不要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【不動産売却前提ローン】
ご融資額:100万円~5億円
ご融資年率:固定金利 3.65%~9.9%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:1回~24回/最長2年
ご返済方式:期日一括返済方式(最終返済期日までは毎月利息払い)
遅延損害金:年率 20.00%
担保:不動産
連帯保証人:原則不要
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の1.65%以内(税込)、調査料 融資額の0.55%以内(税込)、収入印紙代相当額、登記費用(実費)、振込手数料(実費)
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【かんたん安心カードローン】
ご融資額:1~500万円
ご融資利率:実質年率6.5%~17.8%
ご返済回数・期間:1~60回/1~60ヵ月
ご返済方式:定額リボルビング方式、1回払い
遅延損害金:年率 9.49%~20.00%
担保・保証人:不要
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【かんたん安心フリーローン】
ご融資額:10~300万円
ご融資利率:実質年率8.8%~17.4%
ご返済回数・期間:6~96回/6~96ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式
1) 毎月1回返済(ボーナス併用あり)
2) 2ヶ月に1回返済(60歳以上の方限定)
遅延損害金:年率 12.84%~20.00%
担保・保証人:不要
***************************************************************
【個人事業主専用カードローン】
ご融資額:1~500万円
ご融資利率:実質年率6.5%~17.8%
ご返済回数・期間:1回~60回・1ヵ月~60ヵ月
ご返済方式:定額リボルビング方式、 1回払い
遅延損害金:年率9.49%~20.00%
担保・保証人:不要
***************************************************************
【リフォームローン】
ご融資額:30~500万円
ご融資利率:実質年率3.8%~10.9%
ご返済回数・期間:6回~96回・6ヵ月~96ヵ月
ご返済方式:毎月元利均等払いまたはボーナス併用払いのいずれか
遅延損害金:年率5.54%~15.91%
担保・保証人:不要
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【POファイナンス】
ご融資額:原則300万円~5億円・電子記録債権金額の範囲内(受注金額が上限)
ご融資利率:固定金利 3.65%~9.9%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:36回以内・3年以内
ご返済方式:期日一括返済方式
遅延損害金:年率 20.00%
担保:原則電子記録債権※ほかに担保として動産もしくは不動産を提供していただく場合があります。
連帯保証人:原則代表者個人の連帯保証
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の2.2%以内(税込)収入印紙代相当額、振込手数料(実費)
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【POファイナンス(補助金対応)】
ご融資額:原則300万円~5億円・電子記録債権金額の範囲内(補助金交付金額が上限)
ご融資利率:固定金利 3.65%~9.9%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:36回以内・3年以内
ご返済方式:期日一括返済方式
遅延損害金:年率 20.00%
担保:原則電子記録債権※ほかに担保として動産もしくは不動産を提供していただく場合があります。
連帯保証人:原則代表者個人の連帯保証
契約時の諸費用:事務手数料 融資額の2.2%以内(税込)収入印紙代相当額、振込手数料(実費)
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【マンション管理組合ローン】
ご融資額:100万円~2億円
ご融資年率:変動金利 2.65%~3.65%※2023年4月1日現在・固定金利4.65%、5.65%、6.65%(実質年率15.0%以内)
ご返済回数・期間:12回~240回/1年~20年(1年単位)
ご返済方式:毎月元利均等払い
遅延損害金:年率 15.00%
担保:不要
連帯保証人:不要
契約時の諸費用:収入印紙代相当額、振込手数料(実費)

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