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クレカの支払いが遅れたらどうなる?支払えないときの対処法を知りたい!

クレカの支払いが遅れたらどうなる?支払えないときの対処法を知りたい!
セゾンのくらし大研究 編集部

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クレジットカードは利用者とカード会社の信用で成り立っている仕組みのため、支払いが遅れるとカードが使えなくなったり、その他のローンが組めなくなったりするデメリットがあります。この記事では、クレジットカードの支払いについて不安を感じている方向けに、クレジットカードの支払いが遅れたときのリスクや対処法、遅れないようにする方法について解説しています。

この記事のまとめ

クレジットカードは、利用者に代わってカード会社が利用金額を一旦立て替える仕組みで、カード会社と利用者の信用の上に成り立っています。そのためクレジットカードの利用金額の支払いが遅れると、生活のさまざまな面でデメリットが生じる可能性があります。クレジットカードの支払いが遅れたら、速やかにカード会社に連絡し指示を仰ぐことが大切です。また支払日をスケジュール表やカレンダーに記載しておくだけでも、支払いの遅れはある程度防げます。支払日までにお金が準備できないときは、支払方法の変更やローンの活用も有効です。

MONEY CARD
MONEY CARD

クレカの決済の仕組みや支払方法は?

クレカの決済の仕組みや支払方法は?

クレジットカードで決済をすれば、現金がなくても商品やサービスが購入できます。ここでは、クレジットカード決済の仕組みや、主な支払方法について解説します。

クレジットカードの仕組み

カード利用者がクレジットカードで決済をすると、まずクレジットカード会社がカード利用者の利用金額をカード加盟店に立て替え払いをします。次にクレジットカード会社はカード利用者に立て替えた分を請求。カード利用者がクレジットカード会社の請求に基づいて支払い、あるいは口座から引き落とされる仕組みです。

クレジットカード会社が利用者の支払金額を立て替えることができるのは、カード申し込み時に行われるカード会社の審査によって利用者の信用力が認められているためです。

主な支払方法

クレジットカード会社からの請求に対する支払方法の種類はカード会社によってさまざまですが、ここでは1回払い、分割払い、リボ払いについて解説します。

1回払い

クレジットカードの利用金額を、1回で支払う最も一般的な支払い方法です。1回払いは支払時に手数料等がかかることはありません。

分割払い

クレジットカードの利用金額に手数料を上乗せした金額を、ご自身で指定した回数に分けて支払う方法です。クレジットカードで購入した商品やサービスが高額なほど、また支払回数が多いほど、クレジットカード会社の立て替えの負担が大きくなるため、手数料が高くなる傾向があります。

リボ払い

クレジットカードの利用金額や利用回数にかかわらず、毎月一定の金額と手数料を支払う支払方法です。リボ払いは定額方式と、残高スライド方式の2種類があり、定額方式は支払い残高の大きさにかかわらず支払額は一定になります。一方、残高スライド方式は利用残高100,000円未満の場合は支払い額が月10,000円、利用残高100,000円以上から200,000円未満の場合は支払い額が月15,000円など、利用残高に応じて支払い額が変動する支払方法です。

クレカの支払いが遅れたときに発生するリスク

クレカの支払いが遅れたときに発生するリスク

クレジットカードの利用金額は、遅れることなく確実に支払いを済ませましょう。支払いが数日でも遅れると、日常生活にも支障をきたす可能性もあります。ここではクレジットカード支払いの遅れで発生するリスクについて解説します。

カードの利用停止

クレジットカードの利用金額が残高不足で引き落としにならなかった場合、カードが利用できなくなることがあります。公共料金やスマートフォンの利用料金もクレジットカードで支払っているような場合、利用停止になると支払いを延滞したことになるため、注意が必要です。

信用情報に履歴が残ってしまう

おおよその支払い遅れが2ヵ月を超えると、信用情報に傷がつく可能性があります。

また、2ヵ月の滞納に至らなくても、支払い遅れが1回、2回と続いた場合や、利用開始から期間が経たない間に3回以上支払い遅れが生じた場合も、信用情報に傷がつく可能性があります。

信用情報とは、クレジットカードやカードローンなどの申し込みや契約に関する、客観的な取引事実を登録した個人の情報のことです。

遅延損害金の発生

クレジットカードの支払いが遅れると、支払日の翌日から支払いが完了するまで、日割り計算で遅延損害金が発生します。遅延損害金の計算式は以下のとおりです。

遅延損害金=元金×遅延損害金利率(年利)※÷365日(うるう年は366日)×延滞日数※遅延損害金利率はカード会社ごとに定められています。

会員資格の喪失

クレジットカードの利用金額の支払いが遅れ、なおかつカード会社からの連絡にも応じない状態が続くと、カードの会員資格を喪失します。会員資格を喪失すれば、そのカードは利用することができなくなります。

利用金額の一括請求

クレジットカードの分割払いやリボ払いの支払いを滞納したままにしておくと、利用金額が一括請求されることがあります。これはカード利用者の「期限の利益」が喪失するためです。

本来カード利用金額は一括で支払うものですが、分割払いやリボ払いにすることで、カード利用者は分割で少しずつ支払えば良いというメリットを受けられます。このメリットのことを「期限の利益」といいます。

しかし滞納が続くと、カード利用者はこの期限の利益を失うため、利用金額を一括で支払う必要があるのです。

他のカードやローンの審査にとおらなくなる

クレジットカードの支払いが滞ると、他のカードやカードローンの審査にとおりにくくなります。

個人の信用情報は、CIC、JICC、KSCといった信用情報機関で管理されており、クレジットカード会社やカードローン会社は、利用の申し込みがあった場合、申し込み人の信用情報について信用情報機関に照会をかけます。このとき信用情報に支払いの滞納などの履歴が残っていると、高い確率でクレジットカードやカードローン、住宅ローンなどの審査にとおりにくくなるのです。

またAカード会社に滞納した情報は、信用情報期間を通じてBカード会社、Cカードローン会社なども照会可能で、支払いを滞納した事実を他のカード会社などに隠しておくことはできません。

クレカの支払いが遅れたときの対処法は?

クレカの支払いが遅れたときの対処法は?

クレジットカードの支払いが遅れると、カードの利用停止や他のローンが利用できなくなるなどデメリットも大きいため、すぐに対処する必要があります。支払いが遅れたときの対処法を知っておきましょう。

カード会社にまずは連絡する

カード利用金額の支払いが遅れたときは、まずカード会社に連絡をしましょう。クレジットカード決済という仕組みは、カード会社と利用者の信頼の上に成り立っています。支払いが遅れても、カード会社の信頼を損ねることがないよう、気づいたらすぐに連絡して対処する意思を伝えることが大切です。

銀行振り込みやコンビニで支払う

クレジットカード会社に連絡をして、遅れた分をどのように支払うか指示を仰ぎましょう。銀行振り込みやコンビニ支払いなど、オペレーターが指定する方法で、支払いを済ませましょう。支払いは速やかに済ませることも重要なポイントです。

再引き落とし日までにお金を用意する

クレジットカードの支払いが遅れた場合、毎月の支払日とは別に、再引き落とし日を指定される場合もあります。指定された再引き落とし日直前ではなく、余裕をもって引き落とし口座に入金しておきましょう。またクレジットカードの請求金額の再引き落とし直前に、他のカードや公共料金の支払いなどの引き落としなどがあり、再度残高不足となってしまわないよう注意が必要です。

なおクレジットカードが利用停止になると、利用金額の引き落としがカード会社で確認できるまでカードを利用することができません。支払いをクレジットカードでまとめている方は、クレジットカードが利用停止になることに伴い滞納する支払い先が出てくるかもしれないため、該当する支払い先にはあらかじめ連絡を入れておきましょう。

なるべくカードが利用できない期間を短くしたい方は、銀行振込やコンビニ支払いで極力早めに支払うのがおすすめです。

クレカの支払いに遅れないようにする方法

クレカの支払いに遅れないようにする方法

クレジットカードの支払いに遅れる原因として、支払い日(引き落とし日)を忘れていた、カードを使い過ぎてお金が準備できなかったなどの理由が考えられます。ここではケース別に、クレジットカードの支払いに遅れないようにする方法を紹介します。

支払い日の確認・前日までに入金

クレジットカードの支払い日(引き落とし日)は事前にスケジュール表やカレンダーに書いておきましょう。クレジットカード利用金額の支払い日(引き落とし日)は、利用明細に記載されています。また銀行ATMがメンテナンス時間だった、急用ができて入金する時間がなくなったなど不測の事態も考えられるため、入金は前日までに済ませておくことを心がけてください。

支払方法の変更

クレジットカードを使い過ぎて支払えなくなってしまったときは、分割払いやリボ払いも活用しましょう。ただし分割払いやリボ払いに変更できる日程は決まっていて、引き落とし日の前日では間に合わないため、注意が必要です。

カードローンやフリーローンを利用する

クレジットカードの利用金額が支払い日までに準備できる見通しが立たず、分割払いやリボ払いへの変更が間に合わない方は、カードローンやフリーローンの活用も検討しましょう。カードローンやフリーローンで一旦クレジットカードの利用金額を支払い、収入が入った時点ですぐに返済すれば、ローンの金利負担は抑えられます。

クレディセゾンの「MONEY CARD(マネーカード)」は、キャッシングリボ専用のローンカードです。パソコンやスマホから手続きしてすぐに指定の口座へ振り込みができる振込キャッシングサービスがあり、急に生活費やカード支払いのための資金が足りなくなったときに便利です。

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おわりに 

クレジットカードの支払いが遅れると、カードが利用できなくなったり、信用情報に傷がついて他のローンが組めなくなったりと、生活のさまざまな場面で不都合が生じるおそれがあります。万が一クレジットカードの支払いが遅れたときのために、ここで紹介した対処法を知っておくと良いでしょう。

またスケジュール表やカレンダーにカード利用金額の支払い日を記入しておくと、支払い忘れがある程度防げます。仮に支払い日までにカード利用金額が準備できないときは、支払方法の変更や、ローンの利用も有効です。

【貸付条件】セゾンカードローン/セゾンカードローンゴールド/メンバーズローン(クレディセゾン)

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セゾンカードローン/MONEY CARD(クレディセゾン)
セゾンカードローン ゴールド/MONEY CARD GOLD(クレディセゾン)
ご融資額:1~300万円
ご融資利率:実質年率 8.0%~17.7%
ご返済回数・期間:1~140回/1~140ヵ月
ご返済方式:定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 7.3%~20.00%
担保・保証人:不要
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メンバーズローン(クレディセゾン)
ご融資額:10~300万円
ご融資利率:実質年率8.0%~15.0%
ご返済回数・期間:6回~96回・6ヵ月~96ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式
遅延損害金:年率11.68%~20.00%
担保・保証人:不要
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セゾンカード/ゴールドカードセゾン(クレディセゾン)
ご融資額:1~950万円
ご融資利率:実質年率 2.8%~18.0%
ご返済回数・期間:1~110回/1~110ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 4.08%~20.00%
担保・保証人:不要
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UCカード/UCゴールドカード(クレディセゾン)
ご融資額:1~300万円
ご融資利率:実質年率 15.0%~18.0%
ご返済回数・期間:1回~160回/1ヵ月~160ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、元金定額返済方式・ボーナス月元金増額返済方式・ボーナス月のみ元金定額返済方式
遅延損害金:年率 20.0%
担保・保証人:不要
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ローソンPontaカード・キャッシング(クレディセゾン)
ご融資額:1~100万円
ご融資利率:実質年率 15.0%~18.0%
ご返済回数・期間:1回~45回/1ヵ月~45ヵ月
ご返済方式:一括返済方式、定額リボルビング方式
遅延損害金:年率 20.0%
担保・保証人:不要
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リフォームローン
ご融資額:30~500万円(1万円単位)
ご融資利率:長期プライムレート(みずほ銀行)+2.50%(実質年率 15.0%以内)
ご返済回数・期間:12回~420回/12ヵ月~420ヵ月
ご返済方式:元利均等返済
遅延損害金:年率 14.5%(365日の日割り計算)
融資事務手数料:33,000円(税込) ※消費税は融資日の税率を適用
担保・保証人:不要
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長期固定金利住宅ローン「フラット35」 住宅金融支援機構買取型
ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.911%~2.109% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:180回~420回、180ヵ月~420ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率 14.5%(365日の日割り計算)
融資事務手数料:
<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
<定額タイプ>55,000円以内
担保:融資対象となる土地・建物に、住宅金融支援機構を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要
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長期固定金利住宅ローン「フラット35」 住宅金融支援機構保証型
ご融資額:100万円~8,000万円
ご融資利率:実質年率0.850%~15.000% 固定金利
借入期間、手数料タイプ、融資率、団体信用生命保険の加入の有無及びその種類に応じて融資利率は異なります。
融資利率は毎月見直されます。
ご返済回数・期間:119回~419回、119ヵ月~419ヵ月
ご返済方式:元利均等返済方式、元金均等返済方式
遅延損害金:年率14.5%
融資事務手数料:<定率タイプ>融資額の3.3%以内(税込)、但し最低事務手数料額は220,000円(税込)
担保:融資対象となる土地・建物に、当社を第1順位とする抵当権を設定させていただきます。
保証:原則不要
ーーーーーーーーー
株式会社クレディセゾン
貸金業者登録番号
関東財務局長(14)第00085号
日本貸金業協会会員 第002346号

当社が契約する貸金業務にかかる指定紛争解決機関の名称
日本貸金業協会 貸金業務相談・紛争解決センター

TEL:0570-051-051
(受付時間9:00〜17:00 休:土、日、祝日、年末年始)

※貸付条件をよくご確認のうえ、計画的にご利用ください。
※当社所定の審査がございます。審査によりご希望の意に添えない場合もございますのであらかじめご了承ください。

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